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title: "法句經 · 32 愛欲品"
description: "法句经是佛教重要经典，由古印度高僧法救尊者编纂，三国时期维祇难等译师将其译为汉文。该经属于早期佛教典籍，收录了佛陀在不同场合宣说的偈颂，内容涵盖修行、道德、智慧等核心教义，以简洁诗偈形式阐述佛法真谛。作为佛教基础入门经典，法句经语言通俗易懂，在汉传佛教中具有广泛影响力，是了解原始佛教思想的重要文献。其短小精悍的偈颂便于记诵传播，对佛教伦理观念的形成与普及起到关键作用，至今仍被佛教徒奉为日常修持指南。"
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### 愛欲品法句經第三十二三十有二章

> 愛欲品 第32章

愛欲品者，賤婬恩愛，世人為此，盛生災害。

> 愛欲の章では、汚らわしい情欲や恩愛を戒めています。世の人々はこれに執着するゆえに、大きな災いを招き生み出してしまうのです。

心放在婬行， 欲愛增枝條，分布生熾盛， 超躍貪果猴。以為愛忍苦， 貪欲著世間，憂患日夜長， 莚如蔓草生。人為恩愛惑， 不能捨情欲，如是憂愛多， 潺潺盈于池。夫所以憂悲， 世間苦非一，但為緣愛有， 離愛則無憂。己意安棄憂， 無愛何有世？不憂不染求， 不愛焉得安？有憂以死時， 為致親屬多，涉憂之長塗， 愛苦常墮危。

> 心が欲望の行いに執着すれば、 愛欲という枝葉が伸びていく。 それは燎原の火のように広がり、 果実を貪る猿のように跳ね回る。 愛ゆえに苦しみに耐えると思うが、 貪欲こそがこの世に人を縛りつける。 憂いや悩みは日夜に増え続け、 蔓草が這うように広がっていく。 人は愛執に惑わされ、 情欲を捨てることができない。 そうして愛の悩みは増大し、 水が池に満ちあふれるようだ。 そもそも憂い悲しみ、 世の中の苦しみが一つではないのは、 すべて愛着があるからにすぎない。 愛を離れれば、憂いはない。 自らの心を落ち着け、憂いを捨てれば、 愛がなければ何の世があろうか？ 憂えず、執着して求めず、 愛さなければ、どうして安らぎを得られよう？ 憂いを持ったまま死ぬ時には、 多くの親族を引き連れることになる。 憂いの長い道のりを進む中で、 愛の苦しみは常に危険に陥らせるのだ。

為道行者， 不與欲會， 先誅愛本，無所植根， 勿如刈葦， 令心復生。

> 道を歩む者は、欲とむやみに交わらず、まず愛欲の根を断ち切りなさい。心に根を張らせてはなりません。葦を刈っても再び生えてくるように、執着を断ち切らなければ、心に再び煩悩が生まれてしまうからです。

如樹根深固， 雖截猶復生，愛意不盡除， 輒當還受苦。猨猴得離樹， 得脫復趣樹，眾人亦如是， 出獄復入獄。貪意為常流， 習與憍慢并，思想猗婬欲， 自覆無所見。一切意流衍， 愛結如葛藤，唯慧分別見， 能斷意根原。夫從愛潤澤， 思想為滋蔓，愛欲深無底， 老死是用增。所生枝不絕， 但用食貪欲，養怨益丘塜， 愚人常汲汲。雖獄有鉤鍱， 慧人不謂牢，愚見妻子息， 染著愛甚牢。慧說愛為獄， 深固難得出，是故當斷棄， 不視欲能安。見色心迷惑， 不惟觀無常，愚以為美善， 安知其非真？以婬樂自裹， 譬如蠶作繭，智者能斷棄， 不眄除眾苦。心念放逸者， 見婬以為淨，恩愛意盛增， 從是造獄牢。覺意滅婬者， 常念欲不淨，從是出邪獄， 能斷老死患。以欲網自蔽， 以愛蓋自覆，自恣縛於獄， 如魚入笱口，為老死所伺， 若犢求母乳。離欲滅愛迹， 出網無所弊，盡道除獄縛， 一切此彼解，已得度邊行， 是為大智士。勿親遠法人， 亦勿為愛染，不斷三世者， 會復墮邊行。若覺一切法， 能不著諸法，一切愛意解， 是為通聖意。眾施經施勝、 眾味道味勝、眾樂法樂勝， 愛盡勝眾苦。愚以貪自縛， 不求度彼岸，貪為敗處故， 害人亦自害。愛欲意為田， 婬怒癡為種，故施度世者， 得福無有量。伴少而貨多， 商人怵惕懼，嗜欲賊害命， 故慧不貪欲。心可則為欲， 何必獨五欲？違可絕五欲， 是乃為勇士。無欲無有畏， 恬惔無憂患，欲除使結解， 是為長出淵。欲我知汝本， 意以思想生，我不思想汝， 則汝而不有。

> 木の根が深く張っていると、 切られてもまた芽を出すように、 愛欲の心を完全に絶たなければ、 繰り返し苦しみを受けることになる。 猿が一本の木を離れても、 また別の木に飛び移るように、 人々もまた同じで、地獄を出ても、 再び地獄に入ってしまう。 貪りの心は絶え間なく流れ、 習慣と高慢が結びつき、 思いは欲に溺れ、 自ら覆われて何も見えなくなる。 すべての心の流れは、 愛執の蔓草のように絡み合う。 智慧だけがそれを見分け、 心の根元を断ち切ることができる。 愛欲に潤された思いは さらに茂り広がり、 愛欲は底無しに深く、 老いと死を増大させる。 生じた枝は絶えることなく、 ただ貪欲を糧とし、 怨みを養い、塚を積み、 愚か者は常に慌ただしく動く。 たとえ牢獄に鎖や足枷があっても、 賢い者はそれを確かなものとは見なさない。 しかし愚か者は妻子を見て、 執着の愛に深く囚われる。 賢者は愛を牢獄と言い、 深く固く出難いと説く。 ゆえに、それを断ち捨てよ。 欲望を見つめても安らぎは得られない。 色にとらわれ心迷い、 無常を観じようとせず、 愚か者は美しく善いと思い込む。 それが真実でないとどうして知ろうか。 婬楽に身を包むのは、 まるで蚕が繭を作るようなもの。 賢者はそれを断ち捨て、 見向きもせずに苦しみを除く。 心が放逸に流れる者は、 婬欲を清らかと見なし、 恩愛の想いがますます強まり、 そこから地獄の牢獄を作り出す。 覚った心で婬欲を滅ぼす者は、 常に欲望を不浄と観じ、 そこから邪悪な牢獄を出て、 老いと死の苦しみを断つことができる。 欲望の網で自らを覆い、 愛執の覆いで自らを覆い、 思いのままに獄に縛られる。 まるで魚が筌に入るように、 老いと死に狙われ、 子牛が乳を求めるように。 欲望を離れ、愛執の痕跡を滅ぼし、 網を出れば覆われるものはない。 道を尽くし獄の縛りを解き、 この世もあの世もすべてから解脱し、 すでに彼岸に至った者は、 これこそ大いなる智者の姿である。 遠ざかる人に親しむな。 また、愛執に染まるな。 三世を断ち切らなければ、 再び辺境に堕ちるだろう。 もし一切の法を覚り、 諸々の法に執着しなければ、 すべての愛執の心が解け、 これが聖なる意を悟る道である。 すべての施しの中で経の施しが最も勝れ、 すべての味の中で真理の味が最も勝れ、 すべての楽しみの中で法の楽しみが最も勝れ、 愛欲の滅尽はすべての苦しみに勝る。 愚か者は貪欲に自ら縛られ、 彼岸に渡ることを求めない。 貪りは破滅の原因となるがゆえに、 人を害し、また自らをも害する。 愛欲の心が田畑となり、 婬・怒・痴が種となる。 ゆえに世を度する施しを行う者は、 無量の福徳を得る。 供を連れずに財宝を多く持つ商人が 恐れおののくように、 欲望の盗賊が命を奪う。 ゆえに賢者は欲望を貪らない。 心にかなうものこそ欲望である。 なぜ五つの欲望だけに限ろうか。 かなわぬものを絶つことができれば、 これこそ勇者である。 欲望がなければ怖れはなく、 静かで安らいで憂いもない。 欲望を除き、結びを解くこと、 これが深い淵を脱する道である。 「欲望よ、おまえの根源を知った。 おまえは思いから生まれる。 私がおまえを思わなければ、 おまえは存在しないのだ。」

伐樹忽休， 樹生諸惡， 斷樹盡株，比丘滅度。 夫不伐樹， 少多餘親，心繫於此， 如犢求母。

> 木を切り倒すのをやめてしまえば、 木は（再び）さまざまな悪を生み出す。 （だから）木を根本から完全に断ち切るなら、 その比丘（修行者）は迷いの世界（輪廻）から解脱する。 もし木を断ち切らなければ、 少しばかりの（煩悩の）繋がりが残る。 心がそれ（煩悩の対象）に執着すれば、 それは子牛が母牛を求めるようなものだ。