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title: "大方廣佛華嚴經 · 4 世界成就品"
description: "大方廣佛華嚴經，又称华严经，由唐代实叉难陀翻译，是佛教重要经典之一。该经成书于印度，后传入中国，成为华严宗的根本经典。内容主要阐述佛陀证悟的无限境界，强调法界缘起、事事无碍的哲学思想，展现宇宙万物相互融通的华严世界观。经中通过善财童子五十三参的故事，揭示菩萨修行的次第与圆满境界。华严经在大乘佛教中地位崇高，被誉为经中之王，对汉传佛教思想影响深远，尤其为华严宗、禅宗等宗派所重视。其广博深奥的教义，成为研究佛教哲学与修行实践的重要依据。"
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### 世界成就品第四

> 世界成就品第四

爾時，普賢菩薩摩訶薩以佛神力，遍觀察一切世界海、一切眾生海、一切諸佛海、一切法界海、一切眾生業海、一切眾生根欲海、一切諸佛法輪海、一切三世海、一切如來願力海、一切如來神變海；如是觀察已，普告一切道場眾海諸菩薩言：「佛子！諸佛世尊知一切世界海成壞清淨智不可思議，知一切眾生業海智不可思議，知一切法界安立海智不可思議，說一切無邊佛海智不可思議，入一切欲解根海智不可思議，一念普知一切三世智不可思議，顯示一切如來無量願海智不可思議，示現一切佛神變海智不可思議，轉法輪智不可思議，建立演說海不可思議，清淨佛身不可思議，無邊色相海普照明不可思議，相及隨好皆清淨不可思議，無邊色相光明輪海具足清淨不可思議，種種色相光明雲海不可思議，殊勝寶焰海不可思議，成就言音海不可思議，示現三種自在海調伏成熟一切眾生不可思議，勇猛調伏諸眾生海無空過者不可思議，安住佛地不可思議，入如來境界不可思議，威力護持不可思議，觀察一切佛智所行不可思議，諸力圓滿無能摧伏不可思議，無畏功德無能過者不可思議，住無差別三昧不可思議，神通變化不可思議，清淨自在智不可思議，一切佛法無能毀壞不可思議。如是等一切法，我當承佛神力，及一切如來威神力故，具足宣說。為令眾生，入佛智慧海故；為令一切菩薩，於佛功德海中得安住故；為令一切世界海，一切佛自在所莊嚴故；為令一切劫海中，如來種性恒不斷故；為令於一切世界海中，顯示諸法真實性故；為令隨一切眾生無量解海，而演說故；為令隨一切眾生諸根海，方便令生諸佛法故；為令隨一切眾生樂欲海，摧破一切障礙山故；為令隨一切眾生心行海，令淨修治出要道故；為令一切菩薩，安住普賢願海中故。」

> その時、普賢菩薩摩訶薩は、仏の神力によって、一切の世界海、一切の衆生海、一切の諸仏海、一切の法界海、一切の衆生業海、一切の衆生根欲海、一切の諸佛法輪海、一切の三世海、一切の如来願力海、一切の如来神変海を遍く観察しました。このように観察し終えてから、一切の道場に集う多くの菩薩たちに広く告げて言いました。 「仏子よ、諸仏世尊は、一切の世界海の成壊清浄を知る智慧は計り知れず、一切の衆生業海を知る智慧は計り知れず、一切の法界安立海を知る智慧は計り知れず、一切の無辺仏海を説く智慧は計り知れず、一切の欲解根海に入る智慧は計り知れず、一念にして一切の三世を普く知る智慧は計り知れず、一切の如来無量願海を示す智慧は計り知れず、一切の仏神変海を示現する智慧は計り知れず、法輪を転ずる智慧は計り知れず、演説海を建立することは計り知れず、清浄な仏身は計り知れず、無辺の色相海を普く照らすことは計り知れず、相および随好は皆清浄で計り知れず、無辺の色相光明輪海が具足して清浄であることは計り知れず、種々の色相光明雲海は計り知れず、殊勝な宝焰海は計り知れず、成就した言音海は計り知れず、三種の自在海を示現して一切の衆生を調伏成熟させることは計り知れず、勇猛に諸々の衆生海を調伏して空しく過ごすことがないことは計り知れず、仏地に安住することは計り知れず、如来の境界に入ることは計り知れず、威力をもって護持することは計り知れず、一切の仏智の行くところを観察することは計り知れず、諸力が円満で誰も摧伏できないことは計り知れず、無畏の功徳に超えるものがないことは計り知れず、無差別の三昧に住することは計り知れず、神通変化は計り知れず、清浄自在の智慧は計り知れず、一切の仏法は誰も毀壊できないことは計り知れません。 このような一切の法を、私は仏の神力と一切の如来の威神力によって、具足して宣説しようと思います。それは、衆生を仏の智慧の海に入らせるためであり、一切の菩薩が仏の功徳の海の中に安住を得るためであり、一切の世界海が一切の仏の自在によって荘厳されるためであり、一切の劫海の中で如来の種性が恒に絶えることのないためであり、一切の世界海の中で諸法の真実性を示すためであり、一切の衆生の無量の解海に随って演説するためであり、一切の衆生の諸根海に随って方便をもって諸々の仏法を生じさせるためであり、一切の衆生の楽欲海に随って一切の障礙の山を摧破するためであり、一切の衆生の心行海に随って清浄に修治し、出要の道を修めさせるためであり、一切の菩薩が普賢の願海の中に安住するためです。」

是時，普賢菩薩復欲令無量道場眾海生歡喜故，令於一切法增長愛樂故，令生廣大真實信解海故，令淨治普門法界藏身故，令安立普賢願海故，令淨治入三世平等智眼故，令增長普照一切世間藏大慧海故，令生陀羅尼力持一切法輪故，令於一切道場中盡佛境界悉開示故，令開闡一切如來法門故，令增長法界廣大甚深一切智性故，即說頌言：

> その時、普賢菩薩はさらに、無量の道場に集う大衆の海に歓喜を生じさせたいと願い、あらゆる法への愛着と楽しみを増やしたいと願い、広大で真実の信解の海を生じさせたいと願い、普門法界蔵の身を清らかに治めたいと願い、普賢の願いの海を安立させたいと願い、三世平等の智眼を清らかに治め、入らせたいと願い、一切の世間蔵を普く照らす大慧の海を増長させたいと願い、陀羅尼の力を生じさせ、あらゆる法輪を保持させたいと願い、すべての道場において仏の境界を尽くし、ことごとく開示させたいと願い、一切の如来の法門を開闡させたいと願い、法界の広大で甚深なる一切智性を増長させたいと願い、即ち頌を説いて言った。

「智慧甚深功德海， 普現十方無量國，隨諸眾生所應見， 光明遍照轉法輪。十方剎海叵思議， 佛無量劫皆嚴淨，為化眾生使成熟， 出興一切諸國土。佛境甚深難可思， 普示眾生令得入，其心樂小著諸有， 不能通達佛所悟。若有淨信堅固心， 常得親近善知識，一切諸佛與其力， 此乃能入如來智。離諸諂誑心清淨， 常樂慈悲性歡喜，志欲廣大深信人， 彼聞此法生欣悅。安住普賢諸願地， 修行菩薩清淨道，觀察法界如虛空， 此乃能知佛行處。此諸菩薩獲善利， 見佛一切神通力，修餘道者莫能知， 普賢行人方得悟。眾生廣大無有邊， 如來一切皆護念，轉正法輪靡不至， 毘盧遮那境界力。一切剎土入我身， 所住諸佛亦復然，汝應觀我諸毛孔， 我今示汝佛境界。普賢行願無邊際， 我已修行得具足，普眼境界廣大身， 是佛所行應諦聽。」

> 智慧は甚深なる功徳の海、 十方無量の国に普く現じ、 諸の衆生の見るべきに随って、 光明は遍く照らして法輪を転ず。 十方の刹海は思議すべからず、 仏は無量劫に皆厳浄し、 衆生を化して成熟せしめんがため、 一切の諸国土に出興する。 仏の境は甚深にして思うべからず、 普く衆生に示して入らしめんとす。 その心は小を楽しみ諸有に著すれば、 仏の悟るところを通達すること能わず。 もし浄信堅固の心有らば、 常に善知識に親近するを得、 一切の諸仏はその力を与え、 これ乃ち如来の智に入ることを能う。 諸の諂誑を離れて心清浄、 常に慈悲を楽み性歓喜、 志欲広大なる深信の人、 彼はこの法を聞きて欣悦を生ず。 普賢の諸願の地に安住し、 菩薩の清浄道を修行し、 法界を観察すること虚空の如く、 これ乃ち仏の行処を知ることを能う。 この諸の菩薩は善利を獲、 仏の一切の神通力を見る。 余の道を修する者は能く知ること莫く、 普賢の行人のみ方に悟ることを得。 衆生広大にして辺有ること無く、 如来は一切を皆護念し、 正法輪を転ずること至らざる無く、 毘盧遮那の境界の力なり。 一切の刹土は我が身に入り、 住する所の諸仏もまた復然り。 汝応に我が諸の毛孔を観るべし、 我今汝に仏の境界を示さん。 普賢の行願は辺際無く、 我已に修行して具足を得、 普眼の境界広大の身、 是れ仏の行ずるところ、応に諦聴すべし。

爾時，普賢菩薩摩訶薩告諸大眾言：

> その時、普賢菩薩摩訶薩は、大衆に向かって言われた。

「諸佛子！世界海有十種事，過去、現在、未來諸佛，已說、現說、當說。何者為十？所謂：世界海起具因緣，世界海所依住，世界海形狀，世界海體性，世界海莊嚴，世界海清淨，世界海佛出興，世界海劫住，世界海劫轉變差別，世界海無差別門。諸佛子！略說世界海，有此十事；若廣說者，與世界海微塵數等，過去、現在、未來諸佛，已說、現說、當說。

> 諸仏の子たちよ。世界の海には、過去・現在・未来の諸仏が、すでに説き、今説き、これから説くであろう、十種類の事柄があります。それは何でしょうか。すなわち、 一、世界の海が起こる根本の因縁 二、世界の海が依って立つところ 三、世界の海の形状 四、世界の海の本質 五、世界の海の荘厳 六、世界の海の清浄 七、世界の海における仏の出現 八、世界の海の劫（長い期間）における住み方 九、世界の海の劫における転変の差別 十、世界の海の無差別の門 諸仏の子たちよ。世界の海について、大まかに言えば、この十の事柄があります。もし詳しく説くならば、それは世界の海の微塵の数ほどもあり、過去・現在・未来の諸仏が、すでに説き、今説き、これから説くことでしょう。

「諸佛子！略說以十種因緣故，一切世界海已成、現成、當成。何者為十？所謂：如來神力故，法應如是故，一切眾生行業故，一切菩薩成一切智所得故，一切眾生及諸菩薩同集善根故，一切菩薩嚴淨國土願力故，一切菩薩成就不退行願故，一切菩薩清淨勝解自在故，一切如來善根所流及一切諸佛成道時自在勢力故，普賢菩薩自在願力故。諸佛子！是為略說十種因緣；若廣說者，有世界海微塵數。」

> 諸仏の子よ、簡潔に申し上げれば、十種の因縁によって、すべての世界海が過去に成立し、現在に成立し、未来に成立するのです。その十とは何か。すなわち、 如来の神力によること、 法が本来そうあるべきこと、 すべての衆生の業行によること、 すべての菩薩が一切智を成就して得たことによること、 すべての衆生と諸菩薩が共に善根を積み集めたことによること、 すべての菩薩が国土を荘厳清浄にする願力によること、 すべての菩薩が不退転の行願を成就したことによること、 すべての菩薩が清浄な勝解と自在を得たことによること、 すべての如来の善根が流れ出で、またすべての諸仏が成道の時に示す自在の勢力によること、 普賢菩薩の自在なる願力によること。 諸仏の子よ、これが簡潔に説く十種の因縁です。もし広く説くならば、世界海の微塵の数ほどの因縁があるのです。

爾時，普賢菩薩欲重宣其義，承佛威力，觀察十方而說頌言：

> その時、普賢菩薩は、仏の威神力に支えられて、その意味をさらに詳しく説こうと、十方世界を見渡して、次のような偈を唱えられた。

「所說無邊眾剎海， 毘盧遮那悉嚴淨，世尊境界不思議， 智慧神通力如是。菩薩修行諸願海， 普隨眾生心所欲，眾生心行廣無邊， 菩薩國土遍十方。菩薩趣於一切智， 勤修種種自在力，無量願海普出生， 廣大剎土皆成就。修諸行海無有邊， 入佛境界亦無量，為淨十方諸國土， 一一土經無量劫。眾生煩惱所擾濁， 分別欲樂非一相，隨心造業不思議， 一切剎海斯成立。佛子剎海莊嚴藏， 離垢光明寶所成，斯由廣大信解心， 十方所住咸如是。菩薩能修普賢行， 遊行法界微塵道，塵中悉現無量剎， 清淨廣大如虛空。等虛空界現神通， 悉詣道場諸佛所，蓮華座上示眾相， 一一身包一切剎。一念普現於三世， 一切剎海皆成立，佛以方便悉入中， 此是毘盧所嚴淨。」

> 説かれる無辺の衆刹の海、 毘盧遮那はことごとく荘厳し浄める。 世尊の境界は思議すべからず、 智慧と神通の力はかくの如し。 菩薩は修行し諸願の海に、 普く衆生の心の欲するに随う。 衆生の心行は広く無辺にして、 菩薩の国土は十方に遍く満つ。 菩薩は一切智に向かい、 勤めて種々の自在力を修め、 無量の願の海は普く生じ出で、 広大な刹土は皆な成就す。 諸行の海を修むること辺無く、 仏の境界に入ることもまた無量なり。 十方の諸国土を浄めんが為に、 一々の土に無量劫を経る。 衆生は煩悩に乱され濁り、 分別し欲楽は一相にあらず。 心に随って業を造ること思議すべからず、 一切の刹海はここに成立す。 仏子よ、刹海の荘厳蔵は、 垢離れたる光明の宝より成る。 これは広大なる信解の心による、 十方に住するもの皆なかくの如し。 菩薩は普賢の行を能く修め、 法界の微塵の道を遊行す。 塵の中に悉く無量の刹を現じ、 清浄にして広大なること虚空の如し。 虚空界に等しく神通を現じ、 悉く道場の諸仏の所に詣で、 蓮華の座上に衆相を示し、 一々の身は一切の刹を包む。 一念に普く三世に現じ、 一切の刹海は皆な成立す。 仏は方便を以て悉く其中に入る、 これは毘盧遮那の荘厳し浄めたる所なり。

爾時，普賢菩薩復告大眾言：「諸佛子！一一世界海有世界海微塵數所依住。所謂：或依一切莊嚴住，或依虛空住，或依一切寶光明住，或依一切佛光明住，或依一切寶色光明住，或依一切佛音聲住，或依如幻業生大力阿脩羅形金剛手住，或依一切世主身住，或依一切菩薩身住，或依普賢菩薩願所生一切差別莊嚴海住。諸佛子！世界海有如是等世界海微塵數所依住。」

> その時、普賢菩薩は再び大衆に向かって言われました。「諸仏の子たちよ、それぞれの世界海には、世界海の微塵の数ほどの依りどころがあるのです。すなわち、あるものは一切の荘厳に依って住み、あるものは虚空に依って住み、あるものは一切の宝の光明に依って住み、あるものは一切の仏の光明に依って住み、あるものは一切の宝の色と光明に依って住み、あるものは一切の仏の音声に依って住み、あるものは幻のような業によって生じた大力の阿修羅の形をした金剛手に依って住み、あるものは一切の世の主の身に依って住み、あるものは一切の菩薩の身に依って住み、あるものは普賢菩薩の願いによって生じた一切の差別ある荘厳の海に依って住むのです。諸仏の子たちよ、世界海にはこのような世界海の微塵の数ほどの依りどころがあるのです。」

爾時，普賢菩薩欲重宣其義，承佛威力，觀察十方而說頌言：

> その時、普賢菩薩は、この意味を重ねて説こうと、仏の威神力に支えられ、十方世界を観察して、次の偈を説かれました。

「遍滿十方虛空界， 所有一切諸國土，如來神力之所加， 處處現前皆可見。或有種種諸國土， 無非離垢寶所成，清淨摩尼最殊妙， 熾然普現光明海。或有清淨光明剎， 依止虛空界而住，或在摩尼寶海中， 復有安住光明藏。如來處此眾會海， 演說法輪皆巧妙，諸佛境界廣無邊， 眾生見者心歡喜。有以摩尼作嚴飾， 狀如華燈廣分布，香焰光雲色熾然， 覆以妙寶光明網。或有剎土無邊際， 安住蓮華深大海，廣博清淨與世殊， 諸佛妙善莊嚴故。或有剎海隨輪轉， 以佛威神得安住，諸菩薩眾遍在中， 常見無央廣大寶。或有住於金剛手， 或復有住天主身，毘盧遮那無上尊， 常於此處轉法輪。或依寶樹平均住， 香焰雲中亦復然；或有依諸大水中， 有住堅固金剛海。或有依止金剛幢， 或有住於華海中，廣大神通無不周， 毘盧遮那此能現。或脩或短無量種， 其相旋環亦非一，妙莊嚴藏與世殊， 清淨修治乃能見。如是種種各差別， 一切皆依願海住；或有國土常在空， 諸佛如雲悉充遍。或有在空懸覆住， 或時而有或無有；或有國土極清淨， 住於菩薩寶冠中。十方諸佛大神通， 一切皆於此中見，諸佛音聲咸遍滿， 斯由業力之所化。或有國土周法界， 清淨離垢從心起，如影如幻廣無邊， 如因陀網各差別。或現種種莊嚴藏， 依止虛空而建立，諸業境界不思議， 佛力顯示皆令見。一一國土微塵內， 念念示現諸佛剎，數皆無量等眾生， 普賢所作恒如是。為欲成熟眾生故， 是中修行經劫海，廣大神變靡不興， 法界之中悉周遍。法界國土一一塵， 諸大剎海住其中，佛雲平等悉彌覆， 於一切處咸充滿。如一塵中自在用， 一切塵內亦復然，諸佛菩薩大神通， 毘盧遮那悉能現。一切廣大諸剎土， 如影如幻亦如焰，十方不見所從生， 亦復無來無去處。滅壞生成互循復， 於虛空中無暫已，莫不皆由清淨願， 廣大業力之所持。」

> 十方の虚空界に満ち広がる、 あらゆる国土のすべてに、 如来の神力が加わり、 どこでも目の前に現れ見ることができる。 ある種々の国土は、 離垢の宝によって成り、 清らかな摩尼は最も殊妙で、 燃え盛る光の海を広く現している。 ある清らかな光明の国土は、 虚空界に依って住み、 あるいは摩尼宝の海の中にあり、 また光明の蔵に安住している。 如来はこの衆会の海の中に在り、 巧みな法輪を演説し、 諸仏の境界は広大無辺で、 衆生は見て心に歓喜する。 摩尼で飾られたものは、 華や灯火のように広く分布し、 香りと炎と光の雲は色鮮やかに燃え、 妙宝の光明の網で覆われている。 ある国土は果てしなく広がり、 蓮華の深い大海に安住し、 広大で清らかで世に類なく、 諸仏の妙なる善き荘厳による。 ある国土の海は輪に従って転じ、 仏の威神によって安住を得、 諸菩薩の衆は遍く在り、 常に限りない広大な宝を見る。 あるものは金剛手に住み、 あるものは天主の身に住み、 毘盧遮那の無上の尊は、 常にここで法輪を転じる。 あるいは宝樹に依って均等に住み、 香りと炎の雲の中にもまた然り。 あるいは諸々の大いなる水に依り、 あるいは堅固な金剛の海に住む。 あるいは金剛の幢に依止し、 あるいは華の海の中に住み、 広大な神通は至らぬ所なく、 毘盧遮那がこれを現す。 長きも短きも無量の種あり、 その相は旋環し一つにあらず、 妙なる荘厳の蔵は世に類なく、 清らかに修治して初めて見える。 このように種々に各々違い、 すべては願いの海に依って住む。 ある国土は常に空に在り、 諸仏は雲のように悉く充満する。 あるものは空に懸かって覆い住み、 ある時はあり、ある時はなし。 ある国土は極めて清らかで、 菩薩の宝冠の中に住む。 十方の諸仏の大いなる神通は、 すべてこの中に見ることができ、 諸仏の音声は遍く満ち、 これは業力によって化現される。 ある国土は法界に周り、 清らかで離垢で心から起こり、 影の如く幻の如く広大無辺で、 因陀羅網のように各々違う。 あるいは種々の荘厳の蔵を現し、 虚空に依って建立され、 諸業の境界は思議できず、 仏力が示しすべてに見させる。 一一の国土の微塵の内に、 念念に諸仏の国土を示現し、 その数は無量で衆生に等しく、 普賢の行いは常にこのようである。 衆生を成熟させんがために、 ここで修行し劫の海を経て、 広大な神変は興らぬことなく、 法界の中に悉く周遍する。 法界の国土の一一の塵に、 諸々の大いなる国土の海が住み、 仏の雲は平等に悉く覆い、 すべての処に遍く充満する。 一つの塵の中の自在の用い、 すべての塵の中もまた然り、 諸仏菩薩の大いなる神通は、 毘盧遮那が悉く現すことができる。 すべての広大な諸国土は、 影の如く幻の如く炎の如く、 十方に見えずどこから生じたか、 また来ることも去ることもない。 滅び壊れ生じ成るは互いに循り返し、 虚空の中に暫しも止むことなく、 すべて清らかな願いによって、 広大な業力によって支えられている。

爾時，普賢菩薩復告大眾言：「諸佛子！世界海有種種差別形相。所謂：或圓，或方，或非圓方，無量差別；或如水漩形，或如山焰形，或如樹形，或如華形，或如宮殿形，或如眾生形，或如佛形……。如是等，有世界海微塵數。」

> その時、普賢菩薩は再び大衆に向かって言われました。 「諸仏の子たちよ、世界の海にはさまざまな形と姿の違いがあります。 すなわち、円いもの、四角いもの、円くも四角くもないもの、数限りない違いがあります。 水の渦のような形、山の炎のような形、樹木のような形、花のような形、宮殿のような形、生き物のような形、仏のような形……。 このように、世界の海の微塵の数ほどの違いがあるのです。」

爾時，普賢菩薩欲重宣其義，承佛威力，觀察十方而說頌言：

> その時、普賢菩薩はこの意味をさらに詳しく説こうと、仏の威神力に支えられ、十方世界を観察して偈を説かれました。

「諸國土海種種別， 種種莊嚴種種住，殊形共美遍十方， 汝等咸應共觀察。其狀或圓或有方， 或復三維及八隅，摩尼輪狀蓮華等， 一切皆由業令異。或有清淨焰莊嚴， 真金間錯多殊好，門闥競開無壅滯， 斯由業廣意無雜。剎海無邊差別藏， 譬如雲布在虛空，寶輪布地妙莊嚴， 諸佛光明照耀中。一切國土心分別， 種種光明而照現，佛於如是剎海中， 各各示現神通力。或有雜染或清淨， 受苦受樂各差別，斯由業海不思議， 諸流轉法恒如是。一毛孔內難思剎， 等微塵數種種住，一一皆有遍照尊， 在眾會中宣妙法。於一塵中大小剎， 種種差別如塵數，平坦高下各不同， 佛悉往詣轉法輪。一切塵中所現剎， 皆是本願神通力，隨其心樂種種殊， 於虛空中悉能作。一切國土所有塵， 一一塵中佛皆入，普為眾生起神變， 毘盧遮那法如是。」

> 諸々の国土の海は様々に別れ、 様々な荘厳に様々に住まう。 特別な形が共に美しく十方に遍く、 あなた方は皆共に観察すべきである。 その姿は円かったり四角かったり、 あるいは三角や八角形もあり、 摩尼宝の輪や蓮華などの形も、 すべては業によって異なるのである。 あるいは清らかな炎で荘厳され、 純金が交じり合って美しく、 門戸は競って開き妨げなく、 これは業が広く心が乱れぬためである。 国土の海は無辺の差別の蔵、 まるで虚空に雲が広がるように。 宝の輪が大地を覆い妙なる荘厳、 諸仏の光明が輝き照らしている。 すべての国土は心の分別により、 様々な光明をもって照らし現れる。 仏はこのような国土の海の中に、 それぞれ神通力を示しておられる。 あるいは雑染、あるいは清浄、 苦を受け楽を受ける違いもそれぞれ。 これは業の海の不思議な力による、 諸々の流転する法は常にこのようである。 一つの毛穴の中に不思議な国土、 微塵の数ほどの様々な住み処。 その一つ一つに遍く照らす尊がおられ、 大衆の中で妙なる法を説いておられる。 一つの塵の中の大小の国土、 様々な差別は塵の数ほど。 平らな所も高い所も低い所もそれぞれ、 仏はことごとく赴き法輪を転じられる。 すべての塵の中に現れる国土は、 すべて本願の神通力による。 それぞれの心の楽しみに応じて様々に、 虚空の中にことごとく作り出すことができる。 すべての国土のすべての塵、 その一つ一つの塵に仏は入られる。 広く衆生のために神通変化を起こされる、 毘盧遮那仏の法はこのようである。

爾時，普賢菩薩復告大眾言：「諸佛子！應知世界海有種種體。所謂：或以一切寶莊嚴為體，或以一寶種種莊嚴為體，或以一切寶光明為體，或以種種色光明為體，或以一切莊嚴光明為體，或以不可壞金剛為體，或以佛力持為體，或以妙寶相為體，或以佛變化為體，或以日摩尼輪為體，或以極微細寶為體，或以一切寶焰為體，或以種種香為體，或以一切寶華冠為體，或以一切寶影像為體，或以一切莊嚴所示現為體，或以一念心普示現境界為體，或以菩薩形寶為體，或以寶華蘂為體，或以佛言音為體。」

> その時、普賢菩薩は再び大衆に向かって言われた。 「仏子たちよ、知るべきである。世界海にはさまざまな本体がある。 すなわち、 ・一切の宝で荘厳されたものを本体とするもの、 ・一つの宝に種々の荘厳を施したものを本体とするもの、 ・一切の宝の光明を本体とするもの、 ・種々の色の光明を本体とするもの、 ・一切の荘厳の光明を本体とするもの、 ・壊れざる金剛を本体とするもの、 ・仏の力によって支えられることを本体とするもの、 ・妙なる宝の相を本体とするもの、 ・仏の変化を本体とするもの、 ・日輪摩尼を本体とするもの、 ・極めて微細な宝を本体とするもの、 ・一切の宝の焔を本体とするもの、 ・種々の香りを本体とするもの、 ・一切の宝華の冠を本体とするもの、 ・一切の宝の影像を本体とするもの、 ・一切の荘厳によって示し現わされることを本体とするもの、 ・一念の心によってあまねく境界を示し現わすことを本体とするもの、 ・菩薩の形をした宝を本体とするもの、 ・宝華の蕊を本体とするもの、 ・仏の言葉の音声を本体とするものがある。」

爾時，普賢菩薩欲重宣其義，承佛威力，觀察十方而說頌言：

> その時、普賢菩薩は、この教えの意味をさらに深く説き明かそうと、仏の威神力に支えられ、十方世界を見渡して、次のような偈を述べられた。

「或有諸剎海， 妙寶所合成，堅固不可壞， 安住寶蓮華。或是淨光明， 出生不可知，一切光莊嚴， 依止虛空住。或淨光為體， 復依光明住，光雲作嚴飾， 菩薩共遊處。或有諸剎海， 從於願力生，猶如影像住， 取說不可得。或以摩尼成， 普放日藏光，珠輪以嚴地， 菩薩悉充滿。有剎寶焰成， 焰雲覆其上，眾寶光殊妙， 皆由業所得。或從妙相生， 眾相莊嚴地，如冠共持戴， 斯由佛化起。或從心海生， 隨心所解住，如幻無處所， 一切是分別。或以佛光明， 摩尼光為體，諸佛於中現， 各起神通力。或普賢菩薩， 化現諸剎海，願力所莊嚴， 一切皆殊妙。」

> ある世界の海は、妙なる宝によって成り、 堅固で壊れることなく、宝の蓮華の上に安らかに住む。 あるいは清浄な光明であり、その生じる様は知りがたく、 あらゆる光で荘厳され、虚空を依り所として住する。 あるいは清浄な光を本体とし、さらに光明を依り所とし、 光の雲で飾られ、菩薩たちが共に遊行する。 ある世界の海は、願いの力から生まれ、 あたかも映像のように存在し、形を捉えて語ることはできない。 あるいは摩尼宝によって成り、あまねく日蔵の光を放ち、 珠の輪で大地を飾り、菩薩たちが満ちている。 ある世界は宝の炎で成り、炎の雲がその上を覆い、 多くの宝の光が殊に妙であり、すべては業によって得られたもの。 あるいは妙なる相から生じ、多くの相で大地を飾り、 冠のように共に戴き、これは仏の教化によって起こる。 あるいは心の海から生じ、心の解するままに住し、 幻のごとく確かな場所なく、すべては分別である。 あるいは仏の光明を、摩尼宝の光を本体とし、 諸仏がその中に現れ、それぞれ神通力を起こす。 あるいは普賢菩薩が、諸々の世界の海を化現し、 願いの力によって荘厳され、すべてが殊に妙である。

爾時，普賢菩薩復告大眾言：「諸佛子！應知世界海有種種莊嚴。所謂：或以一切莊嚴具中出上妙雲莊嚴，或以說一切菩薩功德莊嚴，或以說一切眾生業報莊嚴，或以示現一切菩薩願海莊嚴，或以表示一切三世佛影像莊嚴，或以一念頃示現無邊劫神通境界莊嚴，或以出現一切佛身莊嚴，或以出現一切寶香雲莊嚴，或以示現一切道場中諸珍妙物光明照耀莊嚴，或以示現一切普賢行願莊嚴……。如是等，有世界海微塵數。」

> その時、普賢菩薩は再び大衆に向かって言われました。「仏弟子たちよ、知るべきです。世界の海にはさまざまな荘厳があることを。すなわち、あらゆる荘厳具の中から最上の妙なる雲が現れて荘厳するものもあり、あらゆる菩薩の功徳を説き明かして荘厳するものもあり、あらゆる衆生の業とその報いを説き明かして荘厳するものもあります。あるいは、あらゆる菩薩の願いの海を示現して荘厳し、あらゆる三世の仏の姿を表して荘厳し、一瞬のうちに無辺の劫にわたる神通の境界を示現して荘厳するものもあります。また、あらゆる仏の御身を出現させて荘厳し、あらゆる宝の香りの雲を出現させて荘厳し、あらゆる道場の中にある珍妙な物の光明が輝き照らす様を示現して荘厳するものもあり、あらゆる普賢の行いと願いを示現して荘厳するものもあります。このように、世界の海の微塵の数ほど、さまざまな荘厳があるのです。」

爾時，普賢菩薩欲重宣其義，承佛威力，觀察十方而說頌言：

> その時、普賢菩薩は、この意義をさらに明らかにしようと、仏の威神力を受け、十方世界を観察して、次のような偈を説かれた。

「廣大剎海無有邊， 皆由清淨業所成，種種莊嚴種種住， 一切十方皆遍滿。無邊色相寶焰雲， 廣大莊嚴非一種，十方剎海常出現， 普演妙音而說法。菩薩無邊功德海， 種種大願所莊嚴，此土俱時出妙音， 普震十方諸剎網。眾生業海廣無量， 隨其感報各不同，於一切處莊嚴中， 皆由諸佛能演說。三世所有諸如來， 神通普現諸剎海，一一事中一切佛， 如是嚴淨汝應觀。過去未來現在劫， 十方一切諸國土，於彼所有大莊嚴， 一一皆於剎中見。一切事中無量佛， 數等眾生遍世間，為令調伏起神通， 以此莊嚴國土海。一切莊嚴吐妙雲， 種種華雲香焰雲，摩尼寶雲常出現， 剎海以此為嚴飾。十方所有成道處， 種種莊嚴皆具足，流光布逈若彩雲， 於此剎海咸令見。普賢願行諸佛子， 等眾生劫勤修習，無邊國土悉莊嚴， 一切處中皆顯現。」

> 広大なる仏国土の海は限りなく、 すべて清らかな行いによって成り立ち、 さまざまな荘厳、さまざまなすみかは、 すべて十方の世界に満ちわたっている。 限りない色と形、宝の炎の雲は、 広大な荘厳は一種類にあらず、 十方の仏国土の海に常に現れ、 妙なる音を響かせて教えを説く。 菩薩の限りない功徳の海は、 さまざまな大願によって荘厳され、 この国土からは同時に妙音が起こり、 十方の諸仏国土の網を震わす。 衆生の業の海は広く限りなく、 その報いに応じてそれぞれ異なり、 あらゆる場所の荘厳の中に、 すべて諸仏が説き示される。 三世のすべての如来は、 神通力をあまねく現して諸仏国土の海に、 一つ一つの事柄の中にすべての仏がおり、 このように清らかに荘厳されているのを観るべし。 過去・未来・現在の劫、 十方のすべての国土において、 そこにあるすべての大いなる荘厳を、 一つ一つ仏国土の中に見ることができる。 あらゆる事柄の中に無量の仏が、 衆生の数ほど世間に満ちており、 調伏させるために神通を起こし、 このようにして国土の海を荘厳する。 すべての荘厳は妙なる雲を吐き、 さまざまな華の雲、香りの炎の雲、 摩尼宝の雲が常に現れ、 仏国土の海はこれによって飾られる。 十方のすべての成道の場所には、 さまざまな荘厳がことごとく備わり、 流れる光は彩雲のように広がり、 この仏国土の海にことごとく見せしめる。 普賢の願と行の諸仏子は、 衆生の劫の数だけ勤め修め、 限りない国土をことごとく荘厳し、 あらゆる場所にことごとく顕れる。

爾時，普賢菩薩復告大眾言：「諸佛子！應知世界海有世界海微塵數清淨方便海。所謂：諸菩薩親近一切善知識同善根故，增長廣大功德雲遍法界故，淨修廣大諸勝解故，觀察一切菩薩境界而安住故，修治一切諸波羅蜜悉圓滿故，觀察一切菩薩諸地而入住故，出生一切淨願海故，修習一切出要行故，入於一切莊嚴海故，成就清淨方便力故……。如是等，有世界海微塵數。」

> その時、普賢菩薩は再び大衆に向かって言われました。 「仏の子たちよ、知るべきです。世界の海には、世界の海の微塵の数ほどの清らかな方便の海があるのです。 それはつまり、すべての菩薩が、あらゆる善知識に親しみ、同じ善根を結ぶことによって、広大な功徳の雲が法界に満ちるほどに増長するからです。広大な勝解を清らかに修めることによって、一切の菩薩の境地を観察し、そこに安住するからです。すべての波羅蜜を修め整え、ことごとく円満にすることによって、一切の菩薩の諸地を観察し、そこに入り住むからです。清らかな願いの海をすべて生み出すことによって、一切の解脱の行いを修習し、あらゆる荘厳の海に入ることによって、清らかな方便の力を成就するからです……。 このように、世界の海の微塵の数ほどの清らかな方便の海があるのです。」

爾時，普賢菩薩欲重宣其義，承佛威力，觀察十方而說頌言：

> その時、普賢菩薩は、この意味をさらに明らかにしようと、仏の威神力を受け、十方の世界を見渡して偈を説かれました。

「一切剎海諸莊嚴， 無數方便願力生，一切剎海常光耀， 無量清淨業力起。久遠親近善知識， 同修善業皆清淨，慈悲廣大遍眾生， 以此莊嚴諸剎海。一切法門三昧等， 禪定解脫方便地，於諸佛所悉淨治， 以此出生諸剎海。發生無量決定解， 能解如來等無異，忍海方便已修治， 故能嚴淨無邊剎。為利眾生修勝行， 福德廣大常增長，譬如雲布等虛空， 一切剎海皆成就。諸度無量等剎塵， 悉已修行令具足，願波羅蜜無有盡， 清淨剎海從此生。淨修無等一切法， 生起無邊出要行，種種方便化群生， 如是莊嚴國土海。修習莊嚴方便地， 入佛功德法門海，普使眾生竭苦源， 廣大淨剎皆成就。力海廣大無與等， 普使眾生種善根，供養一切諸如來， 國土無邊悉清淨。」

> すべての国土の海のさまざまな荘厳は、 数知れぬ方便と願力から生まれ出る。 すべての国土の海は常に光り輝き、 はかり知れぬ清らかな業の力によって現れる。 久遠の昔から善知識に親しみ、 共に善い行いを修め、すべてが清らかである。 慈悲は広大にすべての衆生に及び、 これによってすべての国土の海を荘厳する。 すべての法門と三昧など、 禅定と解脱の方便の境地は、 すべての仏のもとで清らかに治められ、 ここからすべての国土の海が生まれ出る。 無量の確固たる理解が起こり、 如来と等しく異なることなく理解できる。 忍耐の海の方便をすでに修め治めたゆえに、 辺りなき国土を清らかに荘厳することができる。 衆生を利するために勝れた行いを修め、 福徳は広大で常に増長する。 あたかも雲が虚空に満ちるがごとく、 すべての国土の海は成就される。 すべての波羅蜜は国土の塵の数ほど無量であり、 ことごとく修行して具足させた。 願の波羅蜜は尽きることがなく、 清らかな国土の海はここから生まれる。 比類なきすべての法を清らかに修め、 際限なき解脱への行いを生じさせる。 さまざまな方便で多くの衆生を教化し、 このように国土の海を荘厳する。 荘厳の方便の境地を修習し、 仏の功徳の法門の海に入る。 普く衆生の苦の源を尽くさせ、 広大な清らかな国土はことごとく成就される。 力の海は広大で比べるものなく、 普く衆生に善根を植えさせ、 すべての如来を供養し、 国土は辺りなくことごとく清らかである。

爾時，普賢菩薩復告大眾言：「諸佛子！應知一一世界海有世界海微塵數佛出現差別。所謂：或現小身，或現大身，或現短壽，或現長壽，或唯嚴淨一佛國土，或有嚴淨無量佛土，或唯顯示一乘法輪，或有顯示不可思議諸乘法輪，或現調伏少分眾生，或示調伏無邊眾生……。如是等，有世界海微塵數。」

> その時、普賢菩薩は再び大衆に向かって言われました。 「仏の子たちよ、知るべきです。それぞれの世界海には、世界海の微塵の数ほどの仏が現れる違いがあります。 つまり、ある仏は小さな姿で現れ、ある仏は大きな姿で現れます。 ある仏は短い寿命で現れ、ある仏は長い寿命で現れます。 ある仏はただ一つの仏国土を荘厳清浄にし、ある仏は無量の仏土を荘厳清浄にします。 ある仏はただ一乗の法輪を示し、ある仏は計り知れないほどの諸乗の法輪を示します。 ある仏はわずかな衆生を調伏し、ある仏は無辺の衆生を調伏することを示します。 このように、世界海の微塵の数ほどの違いがあるのです。」

爾時，普賢菩薩欲重宣其義，承佛威力，觀察十方而說頌言：

> その時、普賢菩薩は、仏の威神力に支えられ、十方世界を観察しながら、この意味をさらに明らかにするために偈を説かれました。

「諸佛種種方便門， 出興一切諸剎海，皆隨眾生心所樂， 此是如來善權力。諸佛法身不思議， 無色無形無影像，能為眾生現眾相， 隨其心樂悉令見。或為眾生現短壽， 或現住壽無量劫，法身十方普現前， 隨宜出現於世間。或有嚴淨不思議， 十方所有諸剎海；或唯嚴淨一國土， 於一示現悉無餘。或隨眾生心所樂， 示現難思種種乘；或有唯宣一乘法， 一中方便現無量。或有自然成正覺， 令少眾生住於道；或有能於一念中， 開悟群迷無有數。或於毛孔出化雲， 示現無量無邊佛，一切世間皆現覩， 種種方便度群生。或有言音普周遍， 隨其心樂而說法，不可思議大劫中， 調伏無量眾生海。或有無量莊嚴國， 眾會清淨儼然坐，佛如雲布在其中， 十方剎海靡不充。諸佛方便不思議， 隨眾生心悉現前，普住種種莊嚴剎， 一切國土皆周遍。」

> 諸仏はさまざまな方便の門を開き、 あらゆる国土の海に出現されるが、 それはすべて衆生の心の願いに従っており、 これが如来の巧みな自在力である。 諸仏の法身は思いはかられず、 色も形も影もないが、 衆生のためにさまざまな姿を現し、 それぞれの心の願いのままに見せてくださる。 ある時は衆生のために短命を現じ、 ある時は無量劫の寿命を現じられる。 法身は十方に遍く現前し、 世間にふさわしく出現される。 ある時は思議を超えた荘厳清浄な、 十方すべての国土の海を現じ、 ある時はただ一つの国土を荘厳し、 その一つの中にすべてを余すところなく示される。 ある時は衆生の心の願いに従い、 思いもよらない種々の乗り物（教え）を示し、 ある時はただ一乗の法を説き、 その一つの中に無量の方便を現される。 ある時は自然に正覚を成じ、 少ない衆生を道に住まわせ、 ある時は一瞬のうちに、 数えきれない迷える群れを悟りに導かれる。 ある時は毛穴から化現の雲を出し、 無量無辺の仏を示現して、 すべての世間に現れ見せ、 種々の方便で多くの衆生を救われる。 ある時は言葉の音声が遍く周り、 衆生の心の願いに従って説法し、 思いはかれぬ長い劫の間、 無量の衆生の海を調伏される。 ある時は無量の荘厳な国土に、 清浄な衆会が整然と座し、 仏が雲のように広がっておられ、 十方の国土の海に満ちあふれる。 諸仏の方便は思いはかられず、 衆生の心に従って悉く現前し、 あらゆる荘厳な国土に遍く住み、 すべての国々に周遍しておられる。

爾時，普賢菩薩復告大眾言：「諸佛子！應知世界海有世界海微塵數劫住。所謂：或有阿僧祇劫住，或有無量劫住，或有無邊劫住，或有無等劫住，或有不可數劫住，或有不可稱劫住，或有不可思劫住，或有不可量劫住，或有不可說劫住……。如是等，有世界海微塵數。」

> その時、普賢菩薩は再び大衆に告げて言われた。 「仏弟子たちよ、知るべきである。世界海には、世界海の微塵の数ほどの劫の住まいがある。 すなわち、あるものは阿僧祇劫の住まいがあり、あるものは無量劫の住まいがあり、あるものは無辺劫の住まいがあり、あるものは無等劫の住まいがあり、あるものは不可数劫の住まいがあり、あるものは不可称劫の住まいがあり、あるものは不可思劫の住まいがあり、あるものは不可量劫の住まいがあり、あるものは不可説劫の住まいがある……。 このように、世界海の微塵の数ほどの住まいがあるのだ。」

爾時，普賢菩薩欲重宣其義，承佛威力，觀察十方而說頌言：

> その時、普賢菩薩は、仏の威神力に支えられて、もう一度その意味を明らかにしようと、十方を見渡し、偈を説いた。

「世界海中種種劫， 廣大方便所莊嚴，十方國土咸觀見， 數量差別悉明了。我見十方世界海， 劫數無量等眾生，或長或短或無邊， 以佛音聲今演說。我見十方諸剎海， 或住國土微塵劫，或有一劫或無數， 以願種種各不同。或有純淨或純染， 或復染淨二俱雜，願海安立種種殊， 住於眾生心想中。往昔修行剎塵劫， 獲大清淨世界海，諸佛境界具莊嚴， 永住無邊廣大劫。有名種種寶光明， 或名等音焰眼藏，離塵光明及賢劫， 此清淨劫攝一切。有清淨劫一佛興， 或一劫中無量現，無盡方便大願力， 入於一切種種劫。或無量劫入一劫， 或復一劫入多劫，一切劫海種種門， 十方國土皆明現。或一切劫莊嚴事， 於一劫中皆現覩，或一劫內所莊嚴， 普入一切無邊劫。始從一念終成劫， 悉依眾生心想生，一切剎海劫無邊， 以一方便皆清淨。」

> 世界の海にさまざまな劫あり、 広大な方便によって荘厳され、 十方の国土すべてが見渡せ、 その数と違いがはっきりとわかる。 私は十方の世界の海を見る、 劫の数は無量で衆生に等しく、 或いは長く或いは短く或いは果てしなく、 仏の声によって今、説き明かされる。 私は十方の諸々の国土の海を見る、 或いは国土に微塵の劫を住み、 或いは一劫、或いは無数の劫、 願いの種々によってそれぞれ異なる。 或いは純粋に清らか、或いは純粋にけがれ、 或いはまたけがれと清らかが混ざり合う、 願いの海はさまざまに立ち現れ、 衆生の心の思いの中に住している。 かつて修行した国土の塵ほどの劫を経て、 大いなる清らかな世界の海を得た、 諸仏の境涯は荘厳に満ち、 無辺の広大な劫に永遠に住する。 名はさまざまな宝の光明といい、 或いは等しい音の炎の眼蔵といい、 塵を離れた光明と賢劫といい、 この清らかな劫がすべてを包み込む。 清らかな劫には一仏が現れ、 或いは一劫の中に無量の仏が現れる、 尽きることのない方便と大願の力によって、 すべてのさまざまな劫に入り込む。 或いは無量の劫が一劫に入り、 或いはまた一劫が多くの劫に入る、 すべての劫の海のさまざまな門は、 十方の国土にみな明らかに現れる。 或いはすべての劫の荘厳な事柄が、 一劫の中にすべて現れて見え、 或いは一劫の内に荘厳されたものが、 あまねくすべての無辺の劫に入り込む。 一念から始まってついに劫を成すまで、 すべて衆生の心の思いによって生じ、 すべての国土の海の劫は無辺であるが、 一つの方便によってすべて清らかとなる。

爾時，普賢菩薩復告大眾言：「諸佛子！應知世界海有世界海微塵數劫轉變差別。所謂：法如是故，世界海無量成壞劫轉變；染污眾生住故，世界海成染污劫轉變；修廣大福眾生住故，世界海成染淨劫轉變；信解菩薩住故，世界海成染淨劫轉變；無量眾生發菩提心故，世界海純清淨劫轉變；諸菩薩各各遊諸世界故，世界海無邊莊嚴劫轉變；十方一切世界海諸菩薩雲集故，世界海無量大莊嚴劫轉變；諸佛世尊入涅槃故，世界海莊嚴滅劫轉變；諸佛出現於世故，一切世界海廣博嚴淨劫轉變；如來神通變化故，世界海普清淨劫轉變……。如是等，有世界海微塵數。」

> その時、普賢菩薩は再び大衆に告げて言われました。「諸仏の子たちよ、知るべきです。世界海には、世界海の微塵の数ほどの劫において、様々な転変と違いがあるのです。 すなわち、 法がそのようなものであるがゆえに、世界海は無量の成壊劫の転変を起こします。 汚れた衆生が住むがゆえに、世界海は汚れの劫の転変を起こします。 広大な福徳を修める衆生が住むがゆえに、世界海は染浄の劫の転変を起こします。 信解する菩薩が住むがゆえに、世界海は染浄の劫の転変を起こします。 無量の衆生が菩提心を発するがゆえに、世界海は純粋に清浄な劫の転変を起こします。 諸菩薩がそれぞれ諸世界を遊行するがゆえに、世界海は辺りなき荘厳の劫の転変を起こします。 十方一切の世界海から諸菩薩の雲が集うがゆえに、世界海は無量大荘厳の劫の転変を起こします。 諸仏世尊が涅槃に入られるがゆえに、世界海は荘厳が滅する劫の転変を起こします。 諸仏が世に出現されるがゆえに、一切の世界海は広博で厳かに清浄な劫の転変を起こします。 如来の神通変化があるがゆえに、世界海は普く清浄な劫の転変を起こします……。 このように、世界海の微塵の数ほどの転変があるのです。」

爾時，普賢菩薩欲重宣其義，承佛威力，觀察十方而說頌言：

> その時、普賢菩薩は、仏の威神力に支えられ、十方世界を観察しながら、その意味をさらに詳しく説くために、次のような偈を述べられました。

「一切諸國土， 皆隨業力生，汝等應觀察， 轉變相如是。染污諸眾生， 業惑纏可怖，彼心令剎海， 一切成染污。若有清淨心， 修諸福德行，彼心令剎海， 雜染及清淨。信解諸菩薩， 於彼劫中生，隨其心所有， 雜染清淨見。無量諸眾生， 悉發菩提心，彼心令剎海， 住劫恒清淨。無量億菩薩， 往詣於十方，莊嚴無有殊， 劫中差別見。一一微塵內， 佛剎如塵數，菩薩共雲集， 國土皆清淨。世尊入涅槃， 彼土莊嚴滅，眾生無法器， 世界成雜染。若有佛興世， 一切悉珍好，隨其心清淨， 莊嚴皆具足。諸佛神通力， 示現不思議，是時諸剎海， 一切普清淨。」

> すべての国土は、 業の力に従って生じる。 あなたがたは観察すべきだ、 その変転のありさまを。 汚れた心の衆生は、 業と煩悩に絡みつかれ恐ろしい。 その心が、無数の世界の海を、 ことごとく汚染させるのだ。 もし清らかな心があれば、 福徳の行いを修める。 その心が、世界の海を、 染まりも清まりもさせる。 信じ解った菩薩たちは、 その劫の中に生まれる。 それぞれの心のありようで、 染められたり清められたりを見る。 無量の衆生が、 ことごとく菩提心を発する。 その心が、世界の海を、 劫の間ずっと清浄に保つ。 無量億の菩薩が、 十方の世界へと赴く。 荘厳に違いはないのに、 劫の中では差別として見える。 ひとつひとつの微塵の中に、 塵の数ほどの仏国土がある。 菩薩たちが雲のように集い、 国土はみな清らかである。 世尊が涅槃に入られると、 その土の荘厳は滅びる。 衆生に法を受ける器がなければ、 世界は染まってしまう。 もし仏が世に現れれば、 すべてが珍しく良くなる。 それぞれの心の清らかさに従って、 荘厳はことごとく備わる。 諸仏の神通力は、 思議しがたいことを示現する。 その時、諸々の世界の海は、 すべてが普く清浄となる。

爾時，普賢菩薩復告大眾言：「諸佛子！應知世界海有世界海微塵數無差別。所謂：一一世界海中，有世界海微塵數世界無差別；一一世界海中，諸佛出現所有威力無差別；一一世界海中，一切道場遍十方法界無差別；一一世界海中，一切如來道場眾會無差別；一一世界海中，一切佛光明遍法界無差別；一一世界海中，一切佛變化名號無差別；一一世界海中，一切佛音聲普遍世界海無邊劫住無差別；一一世界海中，法輪方便無差別；一一世界海中，一切世界海普入一塵無差別；一一世界海中，一一微塵，一切三世諸佛世尊廣大境界皆於中現無差別。諸佛子！世界海無差別，略說如是；若廣說者，有世界海微塵數。」

> その時、普賢菩薩は再び大衆に向かって告げられた。 「仏の子たちよ、知るべきである。世界海には、世界海の微塵の数ほどの無差別がある。 すなわち、それぞれの世界海の中には、世界海の微塵の数ほどの世界が無差別に存在する。 それぞれの世界海の中には、諸仏が出現する際のすべての威力が無差別に存在する。 それぞれの世界海の中には、すべての道場が十方の法界に遍く無差別に存在する。 それぞれの世界海の中には、すべての如来の道場の衆会が無差別に存在する。 それぞれの世界海の中には、すべての仏の光明が法界に遍く無差別に存在する。 それぞれの世界海の中には、すべての仏の変化と名号が無差別に存在する。 それぞれの世界海の中には、すべての仏の音声が世界海に普遍し、無辺の劫に住する無差別が存在する。 それぞれの世界海の中には、法輪の方便が無差別に存在する。 それぞれの世界海の中には、すべての世界海が一つの塵に普遍に入る無差別が存在する。 それぞれの世界海の中には、それぞれの微塵の中に、すべての三世の諸仏世尊の広大な境界が現れる無差別が存在する。 仏の子たちよ、世界海の無差別は、このように略して説かれた。もし広く説くならば、世界海の微塵の数ほどの無差別があるのである。」

爾時，普賢菩薩欲重宣其義，承佛威力，觀察十方而說頌言：

> その時、普賢菩薩はこの意味をさらに明らかにしようと、仏の威神力を受け、十方の世界を観察して偈を説かれました。

「一微塵中多剎海， 處所各別悉嚴淨，如是無量入一中， 一一區分無雜越。一一塵內難思佛， 隨眾生心普現前，一切剎海靡不周， 如是方便無差別。一一塵中諸樹王， 種種莊嚴悉垂布，十方國土皆同現， 如是一切無差別。一一塵內微塵眾， 悉共圍遶人中主，出過一切遍世間， 亦不迫隘相雜亂。一一塵中無量光， 普遍十方諸國土，悉現諸佛菩提行， 一切剎海無差別。一一塵中無量身， 變化如雲普周遍，以佛神通導群品， 十方國土亦無別。一一塵中說眾法， 其法清淨如輪轉，種種方便自在門， 一切皆演無差別。一塵普演諸佛音， 充滿法器諸眾生，遍住剎海無央劫， 如是音聲亦無異。剎海無量妙莊嚴， 於一塵中無不入，如是諸佛神通力， 一切皆由業性起。一一塵中三世佛， 隨其所樂悉令見，體性無來亦無去， 以願力故遍世間。」

> ひと粒の塵の中に無数の仏国土の海があり、 それぞれの場所はことごとく荘厳で清らかである。 このように無量のものが一つのものの中に入り、 一つひとつが区別され、混ざり合うことはない。 ひと粒の塵の中には計り知れぬ仏がおられ、 衆生の心に応じて普く現れ出でる。 すべての仏国土の海に遍く満ちており、 このような方便に差別はない。 ひと粒の塵の中のすべての樹王には、 さまざまな荘厳がことごとく垂れ飾られ、 十方の国土に皆同じく現れ出でる。 このようなすべてのことに差別はない。 ひと粒の塵の中の微塵のごとき衆生は、 皆ともに人中の主（仏）を取り囲み、 すべてを超えて世間に遍く満ちながら、 互いに押し合うことも乱れることもない。 ひと粒の塵の中の無量の光は、 十方の諸国土に普く満ち、 諸仏の菩提行をことごとく現じ、 すべての仏国土の海に差別はない。 ひと粒の塵の中の無量の身は、 雲のように変化して普く周遍し、 仏の神通力をもって衆生を導かれる。 十方の国土にもまた差別はない。 ひと粒の塵の中で多くの法が説かれ、 その法は清らかで車輪のように回転する。 さまざまな方便自在の門は、 すべてを演説することに差別はない。 ひと粒の塵が普く諸仏の音声を演じ、 法を受ける器である衆生を満たす。 仏国土の海に遍く住する無央劫の間も、 このような音声に異なることはない。 無量の妙なる荘厳を持つ仏国土の海は、 ひと粒の塵の中にことごとく入り込む。 このような諸仏の神通力はすべて、 業の性質から起こるのである。 ひと粒の塵の中の三世の諸仏は、 それぞれの喜びに応じてことごとく見せ給う。 その体性は来ることもなく去ることもないが、 願力のゆえに世間に遍く満ちている。

## 大方廣佛華嚴經卷第七

> 大方広仏華厳経 巻第七