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title: "大方廣佛華嚴經 · 之四"
description: "大方廣佛華嚴經，又称华严经，由唐代实叉难陀翻译，是佛教重要经典之一。该经成书于印度，后传入中国，成为华严宗的根本经典。内容主要阐述佛陀证悟的无限境界，强调法界缘起、事事无碍的哲学思想，展现宇宙万物相互融通的华严世界观。经中通过善财童子五十三参的故事，揭示菩萨修行的次第与圆满境界。华严经在大乘佛教中地位崇高，被誉为经中之王，对汉传佛教思想影响深远，尤其为华严宗、禅宗等宗派所重视。其广博深奥的教义，成为研究佛教哲学与修行实践的重要依据。"
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## 大方廣佛華嚴經卷第二十六

> 『大方広仏華厳経』第二十六巻

于闐國三藏實叉難陀奉　制譯

> 于闐国三蔵実叉難陀奉　制訳

### 十迴向品第二十五之四

> 第二十五品 十回向（その四）

「佛子！菩薩摩訶薩以種種車，眾寶嚴飾，奉施諸佛及諸菩薩、師長、善友、聲聞、緣覺，如是無量種種福田，乃至貧窮、孤露之者。此諸人眾，或從遠來，或從近來，或承菩薩名聞故來，或是菩薩因緣故來，或聞菩薩往昔所發施願故來，或是菩薩心願請來。菩薩是時，或施寶車，或施金車，悉妙莊嚴，鈴網覆上，寶帶垂下；或施上妙瑠璃之車，無量珍奇以為嚴飾；或復施與白銀之車，覆以金網，駕以駿馬；或復施與無量雜寶所莊嚴車，覆以寶網，駕以香象；或復施與栴檀之車，妙寶為輪，雜寶為蓋，寶師子座敷置嚴好，百千采女列坐其上，十萬丈夫牽御而行；或復施與玻瓈寶車，眾雜妙寶以為嚴飾，端正女人充滿其中，寶帳覆上，幢幡侍側；或復施與碼碯藏車，飾以眾寶，熏諸雜香，種種妙華散布莊嚴，百千采女持寶瓔珞，駕馭均調，涉險能安；或復施與堅固香車，眾寶為輪，莊嚴巨麗，寶帳覆上，寶網垂下，種種寶衣敷布其中，清淨好香流芬外徹，其香美妙稱悅人心，無量諸天翼從而行，載以眾寶隨時給施；或復施與光明寶車，種種諸寶妙色映徹，眾妙寶網羅覆其上，雜寶瓔珞周匝垂下，散以末香內外芬潔，所愛男女悉載其上。

> 仏の子よ。菩薩摩薩は、様々な種類の車を、多くの宝で美しく飾り、諸仏や諸菩薩、師匠、善き友、声聞、縁覚など、無量の様々な福田に対し、さらには貧しく頼る者のない人々にまで施し与えます。 これらの人々は、遠くから来る者もいれば、近くから来る者もいます。あるいは菩薩の名声を聞いて来る者もいれば、菩薩との縁があって来る者もいます。また、菩薩が過去に施しの誓いを立てたと聞いて来る者もいれば、菩薩が心から招き請うて来る者もいます。 その時、菩薩は宝の車を施すこともあれば、金の車を施すこともあります。それらは皆、見事に飾り立てられ、鈴の網が覆い、宝の帯が垂れ下がっています。あるいは、優れた瑠璃の車を施すこともあり、無量の珍しい宝で飾り立てられています。また、白銀の車を施し、金の網をかけ、駿馬をつなぐこともあります。また、無量の雑宝で飾られた車を施し、宝の網をかけ、香りの良い象をつなぐこともあります。また、栴檀の車を施し、妙なる宝を車輪とし、雑宝を蓋とし、宝の獅子座を設けて美しく整え、百千の采女がそこに並んで座り、十万の丈夫がそれを引いて進みます。また、玻璃の宝の車を施し、様々な妙なる宝で飾り立てられ、端正な女性がその中に満ち、宝の帳が覆い、幢幡が脇に侍ります。また、碼碯の宝庫のような車を施し、諸々の宝で飾り、様々な香を焚き、種々の妙なる華をまき散らして荘厳し、百千の采女が宝の瓔珞を持ち、駕馭を均しく調え、険しい道でも安らかに進みます。また、堅固な香りの車を施し、諸々の宝を車輪とし、荘厳は大きく麗しく、宝の帳が覆い、宝の網が垂れ下がり、種々の宝衣がその中に敷かれ、清らかで良い香りが外にまで流れ漂い、その香りは美妙で人の心を悦ばせ、無量の諸天が翼となって従い進み、諸々の宝を載せて時に応じて施し与えます。また、光明の宝の車を施し、種々の宝の妙なる色が映り透り、多くの妙なる宝の網がその上に被さり、雑宝の瓔珞が周囲に垂れ下がり、末香をまき散らして内外を清らかにし、愛する男女を皆その上に乗せます。

「佛子！菩薩摩訶薩以如是等眾妙寶車奉施佛時，以此善根如是迴向，所謂：『願一切眾生悉解供養最上福田，深信施佛，得無量報；願一切眾生一心向佛，常遇無量清淨福田；願一切眾生於諸如來無所吝惜，具足成就大捨之心；願一切眾生於諸佛所修行施行，離二乘願，逮得如來無礙解脫一切智智；願一切眾生於諸佛所行無盡施，入佛無量功德智慧；願一切眾生入佛勝智，得成清淨無上智王；願一切眾生得佛遍至無礙神通，隨所欲往，靡不自在；願一切眾生深入大乘，獲無量智，安住不動；願一切眾生皆能出生一切智法，為諸天人最上福田；願一切眾生於諸佛所無嫌恨心，勤種善根，樂求佛智；願一切眾生任運能往一切佛剎，一剎那中普周法界而無懈倦；願一切眾生逮得菩薩自在神通，分身遍滿等虛空界一切佛所親近供養；願一切眾生得無比身，遍往十方而無厭倦；願一切眾生得廣大身，飛行迅疾，隨意所往，終無懈退；願一切眾生得佛究竟自在威力，一剎那中盡虛空界，悉現諸佛神通變化；願一切眾生修安樂行，隨順一切諸菩薩道；願一切眾生得速疾行，究竟十力智慧神通；願一切眾生普入法界十方國土，悉盡邊際等無差別；願一切眾生行普賢行無有退轉，到於彼岸成一切智；願一切眾生昇於無比智慧之乘，隨順法性見如實理。』是為菩薩摩訶薩以眾寶車奉施現在一切諸佛及佛滅後所有塔廟善根迴向，為令眾生得於如來究竟出離無礙乘故。

> 「仏子よ！菩薩摩訶薩が、このような様々な妙なる宝車を仏に捧げるとき、この善根を次のように廻向する。すなわち、 『願わくは、一切の衆生が、最も勝れた福田（功德を育てる場）を供養することを全て理解し、仏に施すことを深く信じて、無量の報いを得んことを。 願わくは、一切の衆生が一心に仏に向かい、常に無量の清らかな福田に出会わんことを。 願わくは、一切の衆生が如来に対して何ものも惜しむことなく、完全なる大捨の心を成就せんことを。 願わくは、一切の衆生が諸仏の御もとで布施の行を修行し、二乗（声聞・縁覚）の願いを離れて、如来の障りなき解脱と一切智智を得んことを。 願わくは、一切の衆生が諸仏の御もとで尽きることのない布施を行い、仏の無量の功徳と智慧に入らんことを。 願わくは、一切の衆生が仏の勝れた智慧に入り、清らかで無上の智慧の王となることを得んことを。 願わくは、一切の衆生が仏の、全てに遍く達する障りなき神通力を得て、行きたい所へ自由自在に赴かんことを。 願わくは、一切の衆生が大乗に深く入り、無量の智慧を得て、安住して動かざらんことを。 願わくは、一切の衆生が全ての智慧の法を生み出し、天や人々にとって最も勝れた福田とならんことを。 願わくは、一切の衆生が諸仏の御もとで嫌悪や恨みの心を持たず、勤めて善根を植え、仏の智慧を求めることを楽しまんことを。 願わくは、一切の衆生が自然に全ての仏国土に赴き、一刹那の間に法界に遍く行き渡り、しかも懈らず怠らざらんことを。 願わくは、一切の衆生が菩薩の自在の神通力を得て、分身して、虚空界と等しい全ての仏の御もとに満ち満ちて、親しく近づき供養せんことを。 願わくは、一切の衆生が比類なき身を得て、十方に遍く往き、しかも厭うことなからんことを。 願わくは、一切の衆生が広大な身を得て、飛翔すること速やかに、意のままに赴き、決して懈り退くことなからんことを。 願わくは、一切の衆生が仏の究極の自在なる威力を得て、一刹那の間に虚空界を尽くし、あまねく諸仏の神通変化を現じ得んことを。 願わくは、一切の衆生が安楽の行を修め、一切の菩薩道に随順せんことを。 願わくは、一切の衆生が速疾の行を得て、究極の十力・智慧・神通を成就せんことを。 願わくは、一切の衆生が普く法界・十方の国土に入り、その辺際をことごとく尽くし、等しく差別なからんことを。 願わくは、一切の衆生が普賢の行を修めて退転なく、彼岸に到り、一切智を成就せんことを。 願わくは、一切の衆生が比類なき智慧の乗り物に昇り、法性に随順して如実の理を見んことを。』と。 これをもって、菩薩摩訶薩が、現在の一切の諸仏および仏の滅後にある全ての塔廟に宝車を捧げる善根を廻向するのは、衆生に如来の究極の出離、障りなき乗り物を得させんがためである。」

「佛子！菩薩摩訶薩以眾寶車施菩薩等善知識時，以諸善根如是迴向，所謂：『願一切眾生心常憶持善知識教，專勤守護，令不忘失；願一切眾生與善知識同一義利，普攝一切與共善根；願一切眾生近善知識，尊重供養，悉捨所有，順可其心；願一切眾生得善志欲，隨逐善友，未甞捨離；願一切眾生常得值遇諸善知識，專意承奉，不違其教；願一切眾生樂善知識，常不捨離，無間無雜，亦無誤失；願一切眾生能以其身施善知識，隨其教命靡有違逆；願一切眾生為善知識之所攝受，修習大慈，遠離諸惡；願一切眾生隨善知識聽聞諸佛所說正法；願一切眾生與善知識同一善根清淨業果，與諸菩薩同一行願究竟十力；願一切眾生悉能受持善知識法，逮得一切三昧境界智慧神通；願一切眾生悉能受持一切正法，修習諸行到於彼岸；願一切眾生乘於大乘無所障礙，究竟成就一切智道；願一切眾生悉得上於一切智乘，至安隱處無有退轉；願一切眾生知如實行，隨其所聞一切佛法，皆得究竟，永無忘失；願一切眾生普為諸佛之所攝受，得無礙智，究竟諸法；願一切眾生得無退失自在神通，所欲往詣，一念皆到；願一切眾生往來自在，廣行化導，令住大乘；願一切眾生所行不空，載以智乘到究竟位；願一切眾生得無礙乘，以無礙智至一切處。』是為菩薩摩訶薩施善知識種種車時善根迴向，為令眾生功德具足與佛菩薩等無異故。

> 「仏子よ！菩薩摩ヒサッタが多くの宝で飾った車を菩薩などの善知識に布施する時、その善根を次のように廻向する。すなわち、 『願わくば、一切の衆生が常に善知識の教えを心に留め、専らに勤めて守り、忘れることなからんことを。 願わくば、一切の衆生が善知識と同じ義と利を共有し、全てを広く摂めて共に善根を積まんことを。 願わくば、一切の衆生が善知識に親しみ、敬い供養し、全ての所有を施してその心に従わんことを。 願わくば、一切の衆生が善き志と欲を得て、善友に従い、決して離れることなからんことを。 願わくば、一切の衆生が常に諸々の善知識に出会い、専らに心を尽くして仕え、その教えに背かざらんことを。 願わくば、一切の衆生が善知識を喜び、常に離れることなく、間断も雑ざりもなく、誤り失うことなからんことを。 願わくば、一切の衆生が自らの身を善知識に施し、その教えと命令に従い、背くことなからんことを。 願わくば、一切の衆生が善知識に摂受され、大慈を修習し、諸々の悪を遠く離れんことを。 願わくば、一切の衆生が善知識に従って諸仏の説かれる正法を聴聞せんことを。 願わくば、一切の衆生が善知識と同じ善根と清らかな業の果報を共有し、諸菩薩と同じ行願を以て究極の十力を得んことを。 願わくば、一切の衆生が全て善知識の法を受持し、あらゆる三昧の境界と智慧と神通を獲得せんことを。 願わくば、一切の衆生が全ての正法を受持し、諸々の行を修習して彼岸に到らんことを。 願わくば、一切の衆生が大乗に乗って何の障害もなく、究極的に一切智の道を成就せんことを。 願わくば、一切の衆生が全て一切智の乗り物に上り、安穏な場所に至って退転することなからんことを。 願わくば、一切の衆生が如実の行を知り、その聞くところの一切の仏法を全て究極し、永遠に忘れ失うことなからんことを。 願わくば、一切の衆生が全て諸仏に摂受され、無碍の智慧を得て、諸法を究極せんことを。 願わくば、一切の衆生が退転なき自在の神通を得て、行きたいところへ一念で到らんことを。 願わくば、一切の衆生が往来自在に、広く教化導き、大乗に安住せしめんことを。 願わくば、一切の衆生の行いが空しからず、智慧の乗り物に載せられて究極の位に到らんことを。 願わくば、一切の衆生が無碍の乗り物を得て、無碍の智慧を以て全ての場所に至らんことを。』 これが菩薩摩ヒサッタが善知識に種々の車を施す時の善根の廻向であり、一切の衆生の功徳が円満に具わり、仏や菩薩と等しく異なることなきことを願うためのものである。」

「佛子！菩薩摩訶薩以眾寶車布施僧時，起學一切施心、智善了心、淨功德心、隨順捨心、僧寶難遇心、深信僧寶心、攝持正教心，住勝志樂，得未曾有，為大施會，出生無量廣大功德，深信佛教不可沮壞；以諸善根如是迴向，所謂：『願一切眾生普入佛法，憶持不忘；願一切眾生離凡愚法，入賢聖處；願一切眾生速入聖位，能以佛法次第開誘；願一切眾生舉世宗重，言必信用；願一切眾生善入一切諸法平等，了知法界自性無二；願一切眾生從於如來智境而生，諸調順人所共圍遶；願一切眾生住離染法，滅除一切煩惱塵垢；願一切眾生皆得成就無上僧寶，離凡夫地，入賢聖眾；願一切眾生勤修善法，得無礙智，具聖功德；願一切眾生得智慧心，不著三世，於諸眾中自在如王；願一切眾生乘智慧乘，轉正法輪；願一切眾生具足神通，一念能往不可說不可說世界；願一切眾生乘虛空身，於諸世間智慧無礙；願一切眾生普入一切虛空法界諸佛眾會，成就第一波羅蜜行；願一切眾生得輕舉身殊勝智慧，悉能遍入一切佛剎；願一切眾生獲無邊際善巧神足，於一切剎普現其身；願一切眾生得於一切無所依身，以神通力如影普現；願一切眾生得不思議自在神力，隨應可化，即現其前，教化調伏；願一切眾生得入法界無礙方便，一念遍遊十方國土。』是為菩薩摩訶薩施僧寶車善根迴向；為令眾生普乘清淨無上智乘，於一切世間轉無礙法智慧輪故。

> 「佛子よ！菩薩摩訶薩が、多くの宝を備えた車を僧伽に布施するとき、一切を施す心、智慧をよく知る心、清らかな功徳の心、施しに従い任せる心、僧宝に出会うことの難しさを思う心、僧宝を深く信じる心、正しい教えを保ち持つ心を起こし、勝れた志と楽しみに留まり、未だかつてないものを得て、大いなる施しの会を設け、無量の広大な功徳を生み出し、仏の教えを深く信じて壊すことができません。これらの善根をこのように回向します。すなわち、 『願わくば、一切の衆生がことごとく仏法に入り、憶念して忘れることなく、願わくば、一切の衆生が凡夫の愚かな法を離れ、賢聖の境地に入り、願わくば、一切の衆生が速やかに聖位に入り、仏法をもって順を追って開き導き、願わくば、一切の衆生が世の中に尊ばれ、その言葉は必ず信じ用いられ、願わくば、一切の衆生がすべての諸法の平等に善く入り、法界の自性が二つでないことを了知し、願わくば、一切の衆生が如来の智慧の境地より生まれ、すべての調伏された人々に共に囲まれ、願わくば、一切の衆生が汚れを離れた法に住み、一切の煩悩の塵垢を滅除し、願わくば、一切の衆生が皆、無上の僧宝を成就し、凡夫の地を離れ、賢聖の集まりに入り、願わくば、一切の衆生が善法を勤め修め、障りのない智慧を得て、聖者の功徳を具え、願わくば、一切の衆生が智慧の心を得て、三世に執着せず、諸々の衆の中において自在に王の如くあり、願わくば、一切の衆生が智慧の乗り物に乗り、正法の輪を転じ、願わくば、一切の衆生が神通を具足し、一念にして説くことのできないほどの世界に往き、願わくば、一切の衆生が虚空の身に乗り、諸々の世間において智慧に障りなく、願わくば、一切の衆生がことごとく一切の虚空法界の諸仏の集会に入り、第一の波羅蜜の行を成就し、願わくば、一切の衆生が軽やかな身と殊勝な智慧を得て、ことごとく一切の仏刹に遍く入り、願わくば、一切の衆生が限りない善巧の神足を得て、一切の刹にその身を普く現じ、願わくば、一切の衆生が一切に依るところのない身を得て、神通力をもって影の如く普く現じ、願わくば、一切の衆生が不可思議な自在の神力を得て、応じて教化すべき者に随って、その前に現れて教化し調伏し、願わくば、一切の衆生が法界に入る障りのない方便を得て、一念にして十方の国土を遍く遊ぶことを得んことを。』 これが菩薩摩訶薩が僧宝に車を布施する善根の回向です。一切の衆生がことごとく清らかな無上の智慧の乗り物に乗り、一切の世間において障りのない法の智慧の輪を転ずることを願うがためです。

「佛子！菩薩摩訶薩以眾寶車布施聲聞、獨覺之時，起如是心，所謂：福田心、尊敬心、功德海心、能出生功德智慧心、從如來功德勢力所生心、百千億那由他劫修習心、能於不可說劫修菩薩行心、解脫一切魔繫縛心、摧滅一切魔軍眾心、慧光照了無上法心；以此施車所有善根如是迴向，所謂：『願一切眾生為世所信第一福田，具足無上檀波羅蜜；願一切眾生離無益語，常樂獨處，心無二念；願一切眾生成最第一清淨福田，攝諸眾生令修福業；願一切眾生成智慧淵，能與眾生無量無數善根果報；願一切眾生住無礙行，滿足清淨第一福田；願一切眾生住無諍法，了一切法皆無所作、無性為性；願一切眾生常得親近最上福田，具足修成無量福德；願一切眾生能現無量自在神通，以淨福田攝諸含識；願一切眾生具足無盡功德福田，能與眾生如來十力第一乘果；願一切眾生為能辦果真實福田，成一切智，無盡福聚；願一切眾生得滅罪法，悉能受持所未曾聞佛法句義；願一切眾生常勤聽受一切佛法，聞悉解悟，無空過者；願一切眾生聽聞佛法通達究竟，如其所聞，隨順演說；願一切眾生於如來教信解修行，捨離一切九十六種外道邪見；願一切眾生常見賢聖，增長一切最勝善根；願一切眾生心常信樂智行之士，與諸聖哲同止共歡；願一切眾生聽聞佛名悉不唐捐，隨其所聞，咸得目見；願一切眾生善分別知諸佛正教，悉能守護持佛法者；願一切眾生常樂聽聞一切佛法，受持讀誦，開示照了；願一切眾生信解佛教如實功德，悉捨所有，恭敬供養。』是為菩薩摩訶薩施聲聞、獨覺種種車時善根迴向；為令眾生皆得成就清淨第一智慧神通，精進修行無有懈怠，獲一切智、力、無畏故。

> 「仏子よ！菩薩摩耶は、多くの宝で飾った車を声聞や独覚に布施するとき、このような心を起こします。すなわち、福田（功德を生む田）と思う心、尊敬の心、功徳の海のような心、功徳や智慧を生み出せる心、如来の功徳力から生まれた心、百千億那由他もの劫（長い時間）修行を積んできた心、説き尽くせないほどの劫において菩薩行を修める心、すべての魔の束縛から解き放たれた心、すべての魔軍を打ち砕く心、智慧の光が無上の法を照らし明らかにする心です。この車の布施によるすべての善根を、次のように廻向します。 『願わくば、一切の衆生が世に信頼される第一の福田となり、無上の檀波羅蜜（布施の完成）を具えんことを。願わくば、一切の衆生が無益な言葉を離れ、常に独处を楽しみ、心に二つの思いを持たざらんことを。願わくば、一切の衆生が最も清らかな第一の福田となり、諸々の衆生を摂めて福業を修めさせんことを。願わくば、一切の衆生が智慧の淵となり、無量無数の善根の果報を衆生に与えんことを。願わくば、一切の衆生が妨げのない行いに住し、清らかな第一の福田を満たさんことを。願わくば、一切の衆生が争いのない法に住し、一切の法は作るものなく、無性を性とすると知らんことを。願わくば、一切の衆生が常に最も勝れた福田に親近し、無量の福徳を修め具えんことを。願わくば、一切の衆生が無量の自在神通を現し、清らかな福田をもってすべての衆生を摂めんことを。願わくば、一切の衆生が尽きることのない功徳の福田を具え、衆生に如来の十力と第一の乗果を与えんことを。願わくば、一切の衆生が果を成しうる真実の福田となり、一切智と尽きせぬ福の集まりを成就せんことを。願わくば、一切の衆生が罪を滅する法を得て、未だ聞いたことのない仏法の句義をことごとく受持せんことを。願わくば、一切の衆生が常に精進して一切の仏法を聴聞し、聞いてはすべて悟り、空しく過ぎることがなからんことを。願わくば、一切の衆生が仏法を聞いて究竟に通達し、聞いたままに従って説き示さんことを。願わくば、一切の衆生が如来の教えを信解し修行し、九十六種の外道の邪見をことごとく捨てんことを。願わくば、一切の衆生が常に賢聖に見え、すべての最勝の善根を増長せんことを。願わくば、一切の衆生の心が常に智者の行いを信じ楽しみ、諸々の聖哲と共に止まり共に喜ばんことを。願わくば、一切の衆生が仏の名を聞いてことごとく空しくなく、聞いたままにすべて目に見ることを得んことを。願わくば、一切の衆生が諸仏の正しい教えをよく分別し知り、仏法を護る者をことごとく守護せんことを。願わくば、一切の衆生が常に一切の仏法を聞くことを楽しみ、受持し読誦し、開示し照らし明らかにせんことを。願わくば、一切の衆生が仏教の真実の功徳を信解し、すべての所有を捨てて、恭敬し供養せんことを。』 これが菩薩摩耶が声聞・独覚にさまざまな車を施すときの善根の廻向です。すべての衆生が清らかな第一の智慧と神通を成就し、精進して修行して懈怠なく、一切智・力・無畏を得るためのものです。」

「佛子！菩薩摩訶薩以眾寶車施諸福田乃至貧窮、孤獨者時，隨其所求，一切悉捨，心生歡喜，無有厭倦，仍向彼人自悔責言：『我應往就供養供給，不應勞汝遠來疲頓。』言已拜跪，問訊起居，凡有所須，一切施與；或時施彼摩尼寶車，以閻浮提第一女寶充滿其上；或復施與金莊嚴車，人間女寶充滿其上；或復施與妙瑠璃車，內宮妓女充滿其上；或施種種奇妙寶車，童女充滿，如天采女；或施無數寶莊嚴車，寶女滿中，柔明辯慧；或施所乘妙栴檀車，或復施與玻瓈寶車，悉載寶女，充滿其上，顏容端正，色相無比，袨服莊嚴，見者欣悅；或復施與碼碯寶車，灌頂王子身載其上；或時施與堅固香車，所有男女悉載其中；或施一切寶莊嚴車，載以難捨親善眷屬。

> 「仏子よ。菩薩摩訶薩が、さまざまな宝の車を福田や貧しい人、孤独な人に施すとき、求めるままにすべてを惜しみなく与え、心から喜び、倦むことがありません。そして施した人に向かって、自ら反省しこう言います。『本来は私がそちらに出向いて供養し、お世話をするべきだったのに、遠くからわざわざ来させて疲れさせてしまいました』と。言い終えるとひざまずき、安否を尋ね、必要なものはすべて施し与えます。 ある時は摩尼宝の車を施し、閻浮提で最も優れた女宝をその車に満たします。またある時は金で飾った車を施し、人間界の女宝をその車に満たします。あるいは見事な瑠璃の車を施し、宮廷の妓女たちをその車に満たします。あるいは様々な奇妙な宝の車を施し、天女のような少女たちを満たします。あるいは無数の宝で飾った車を施し、柔和で聡明な宝のような女たちを満たします。あるいは自らが乗っていた栴檀の車を施し、あるいは玻璃の宝の車を施して、いずれも宝の女たちを乗せ、その顔立ちは端正で、比類ない美しさを持ち、見事な衣装で飾られ、見る者を喜ばせます。あるいは玛瑙の宝の車を施し、灌頂を受けた王子をその車に乗せます。ある時は堅固な香りの車を施し、男女をすべてその中に乗せます。あるいはすべての宝で飾った車を施し、手放しがたい親しい眷属を乗せて施します。

「佛子！菩薩摩訶薩以如是等無量寶車，隨其所求，恭敬施與，皆令遂願，歡喜滿足；以此善根如是迴向，所謂：『願一切眾生乘不退轉無障礙輪廣大之乘，詣不可議菩提樹下；願一切眾生乘清淨因大法智乘，盡未來劫，修菩薩行永不退轉；願一切眾生乘一切法無所有乘，永離一切分別執著，而常修習一切智道；願一切眾生乘無諂誑正直之乘，往諸佛剎，自在無礙；願一切眾生隨順安住一切智乘，以諸佛法共相娛樂；願一切眾生皆乘菩薩清淨行乘，具足菩薩十出離道及三昧樂；願一切眾生乘四輪乘，所謂住好國土、依止善人、集勝福德、發大誓願，以此成滿一切菩薩清淨梵行；願一切眾生得普照十方法光明乘，修學一切如來智力；願一切眾生乘佛法乘，到一切法究竟彼岸；願一切眾生載眾福善難思法乘，普示十方安隱正道；願一切眾生乘大施乘，捨慳吝垢；願一切眾生乘淨戒乘，持等法界無邊淨戒；願一切眾生乘忍辱乘，常於眾生離瞋濁心；願一切眾生乘大精進不退轉乘，堅修勝行，趣菩提道；願一切眾生乘禪定乘，速至道場，證菩提智；願一切眾生乘於智慧巧方便乘，化身充滿一切法界、諸佛境界；願一切眾生乘法王乘，成就無畏，恒普惠施一切智法；願一切眾生乘無所著智慧之乘，悉能遍入一切十方，於真法性而無所動；願一切眾生乘於一切諸佛法乘，示現受生遍十方剎，而不失壞大乘之道；願一切眾生乘一切智最上寶乘，滿足普賢菩薩行願而無厭倦。』是為菩薩摩訶薩以眾寶車施諸福田乃至貧窮、孤露之人善根迴向；為令眾生具無量智，歡喜踊躍，究竟皆得一切智乘故。

> 「仏子よ。菩薩摩訶薩は、このような無量の宝の車をもって、求めるままに敬い施し、皆の願いを叶え、喜び満足させ、この善根を以下のように廻向する。すなわち、 『願わくば、一切の衆生が退転することのない障碍なき大乗に乗り、不可思議な菩提樹のもとに至らんことを。 願わくば、一切の衆生が清らかな因による大いなる法の智慧の乗り物に乗り、尽未来劫にわたり菩薩の行を修して決して退転せざらんことを。 願わくば、一切の衆生が一切の法は無所有であるという乗り物に乗り、永遠にあらゆる分別や執着を離れ、常に一切智の道を修行せんことを。 願わくば、一切の衆生が偽りや欺きのない正直な乗り物に乗り、諸仏の仏国土に赴き、自在で障害なきことを。 願わくば、一切の衆生が一切智の乗り物に従い安住し、諸仏の法を共に楽しむことを。 願わくば、一切の衆生が皆、菩薩の清らかな行の乗り物に乗り、菩薩の十の出離の道と三昧の楽しみを具足せんことを。 願わくば、一切の衆生が四つの車輪の乗り物に乗ることを。すなわち、善き国土に住み、善き人に依り、勝れた福徳を集め、大いなる誓いを立てること。これにより、一切の菩薩の清らかな梵行を成就せんことを。 願わくば、一切の衆生が十方を照らす法の光の乗り物を得て、一切の如来の智力を修学せんことを。 願わくば、一切の衆生が仏法の乗り物に乗り、一切の法の究極の彼岸に到らんことを。 願わくば、一切の衆生が無量の福徳と善き法という思議すべからざる乗り物に乗り、 ten方に安穩なる正しい道を示さんことを。 願わくば、一切の衆生が大いなる布施の乗り物に乗り、慳吝の汚れを捨てんことを。 願わくば、一切の衆生が清らかな戒の乗り物に乗り、法界に等しい無辺の清浄な戒を保たんことを。 願わくば、一切の衆生が忍辱の乗り物に乗り、常に衆生に対して瞋りの濁った心を離れんことを。 願わくば、一切の衆生が大いなる精進の退転せざる乗り物に乗り、堅固に勝れた行を修し、菩提の道に向かわんことを。 願わくば、一切の衆生が禅定の乗り物に乗り、速やかに道場に至り、菩提の智慧を証得せんことを。 願わくば、一切の衆生が智慧の巧みな方便の乗り物に乗り、化身が一切の法界、諸仏の境界に満ちんことを。 願わくば、一切の衆生が法王の乗り物に乗り、無畏を成就し、常に普く一切智の法を施さんことを。 願わくば、一切の衆生が執着なき智慧の乗り物に乗り、すべての十方に遍入しながら、真実の法性において動じざらんことを。 願わくば、一切の衆生が一切の諸仏の法の乗り物に乗り、十方の仏国土に遍く受生を示現しながら、大乗の道を失わず損なわざらんことを。 願わくば、一切の衆生が一切智の最上の宝の乗り物に乗り、普賢菩薩の行願を満たして倦むことなからんことを。』 これが菩薩摩訶薩が、もろもろの福田、あるいは貧しく孤露の人々に至るまで、宝の車を施す善根の廻向である。一切の衆生に無量の智慧を具えさせ、歓喜踊躍して、究竟的に一切智の乗り物を得させるがためである。

「佛子！菩薩摩訶薩布施象寶，其性調順，七支具足，年齒盛壯，六牙清淨，口色紅赤猶如蓮華，形體鮮白譬如雪山，金幢為飾，寶網羅覆，種種妙寶莊嚴其鼻，見者欣玩無有厭足，超步萬里曾不疲倦；或復施與調良馬寶，諸相具足猶如天馬，妙寶月輪以為光飾，真金鈴網羅覆其上，行步平正，乘者安隱，隨意所往迅疾如風，遊歷四洲自在無礙。菩薩以此象寶、馬寶，或奉養父母及善知識，或給施貧乏、苦惱眾生，其心曠然，不生悔吝，但倍增欣慶，益加悲愍，修菩薩德，淨菩薩心；以此善根如是迴向，所謂：『願一切眾生住調順乘，增長一切菩薩功德；願一切眾生得善巧乘，能隨出生一切佛法；願一切眾生得信解乘，普照如來無礙智力；願一切眾生得發趣乘，能普發興一切大願；願一切眾生具足平等波羅蜜乘，成滿一切平等善根；願一切眾生成就寶乘，生諸佛法無上智寶；願一切眾生成就菩薩行莊嚴乘，開敷菩薩諸三昧華；願一切眾生得無邊速疾乘，於無數劫淨菩薩心，精勤思惟，了達諸法；願一切眾生成就最勝調順大乘，以善方便具菩薩地；願一切眾生成最高廣堅固大乘，普能運載一切眾生，皆得至於一切智位。』是為菩薩摩訶薩施象、馬時善根迴向；為令眾生皆得乘於無礙智乘，圓滿究竟至佛乘故。

> 「仏子よ！菩薩摩薩は、象の宝を施します。その性質は従順で、七つの支分が完全に備わり、年は盛んにして、六牙は清らかで、口の色は赤く蓮華のよう、身体は真っ白で雪山のごとく、金の幢で飾られ、宝の網が覆い、様々な妙宝がその鼻を荘厳し、見る者は喜び楽しんで飽くことがなく、万里を行くも疲れることがありません。あるいはまた、調順な馬の宝を施します。諸々の相が完全に備わり天馬のよう、妙宝の月輪が光り飾り、真金の鈴の網がその上を覆い、歩みは平らかで、乗る者は安らかであり、思いのままに赴き、疾風のように速く、四つの洲を自由に遊行して妨げがありません。菩薩はこの象宝・馬宝をもって、あるいは父母や善知識に供養し、あるいは貧しく苦しむ衆生に施し与え、その心は広く、悔やんだり惜しんだりせず、かえって喜びを増し、いっそう慈悲を深め、菩薩の徳を修め、菩薩の心を清らかにします。この善根をもって、このように回向します。すなわち、 『願わくば一切の衆生が調順の乗り物に住し、一切の菩薩の功徳を増長せんことを。 願わくば一切の衆生が善巧の乗り物を得て、一切の仏法を随って生み出さんことを。 願わくば一切の衆生が信解の乗り物を得て、如来の妨げない智慧の力を普く照らさんことを。 願わくば一切の衆生が発趣の乗り物を得て、一切の大願を普く発起せんことを。 願わくば一切の衆生が平等の波羅蜜の乗り物を具足し、一切の平等な善根を成就せんことを。 願わくば一切の衆生が宝の乗り物を成就し、諸々の仏法の無上の智慧の宝を生ぜんことを。 願わくば一切の衆生が菩薩行荘厳の乗り物を成就し、菩薩の諸々の三昧の華を開敷せんことを。 願わくば一切の衆生が無辺の速疾の乗り物を得て、無数の劫の間、菩薩の心を清らかにし、精進して思惟し、諸法を了達せんことを。 願わくば一切の衆生が最も勝れた調順の大乗を成就し、善巧の方便をもって菩薩の地を具足せんことを。 願わくば一切の衆生が最も高く広く堅固な大乗を成就し、一切の衆生を普く運載して、皆、一切智の位に至らしめんことを。』 これが、菩薩摩訶薩が象・馬を施す時の善根の回向です。衆生をして皆、妨げのない智慧の乗り物に乗り、円満究極の仏乗に至らしめるためです。」

「佛子！菩薩摩訶薩布施座時，或施所處師子之座。其座高廣殊特妙好，瑠璃為足，金鏤所成，柔軟衣服以敷其上；建以寶幢，熏諸妙香，無量雜寶莊嚴之具以為莊校；金網覆上，寶鐸風搖，出妙音聲；奇珍萬計周匝填飾，一切臣民所共瞻仰。灌頂大王獨居其上，宣布法化，萬邦遵奉。其王復以妙寶嚴身。所謂：普光明寶、帝青寶、大帝青寶、勝藏摩尼寶，明淨如日，清涼猶月，周匝繁布譬如眾星，上妙莊嚴第一無比；海殊妙寶、海堅固幢寶，奇文異表，種種莊嚴，於大眾中最尊最勝。閻浮檀金離垢寶繒以冠其首，享灌頂位，王閻浮提，具足無量大威德力；以慈為主，伏諸怨敵，教令所行，靡不承順。時，轉輪王以如是等百千萬億無量無數寶莊嚴座，施於如來第一福田，及諸菩薩、真善知識、賢聖僧寶、說法之師、父母、宗親、聲聞、獨覺，及以發趣菩薩乘者，或如來塔，乃至一切貧窮、孤露；隨其所須，悉皆施與。以此善根如是迴向，所謂：『願一切眾生坐菩提座，悉能覺悟諸佛正法；願一切眾生處自在座，得法自在，諸金剛山所不能壞，能悉摧伏一切魔軍；願一切眾生得佛自在師子之座，一切眾生之所瞻仰；願一切眾生得不可說不可說種種殊妙寶莊嚴座，於法自在，化導眾生；願一切眾生得三種世間最殊勝座，廣大善根之所嚴飾；願一切眾生得周遍不可說不可說世界座，阿僧祇劫歎之無盡；願一切眾生得大深密福德之座，其身充滿一切法界；願一切眾生得不思議種種寶座，隨其本願所念眾生，廣開法施；願一切眾生得善妙座，現不可說諸佛神通；願一切眾生得一切寶座、一切香座、一切華座、一切衣座、一切鬘座、一切摩尼座、一切瑠璃等不思議種種寶座、無量不可說世界座、一切世間莊嚴清淨座、一切金剛座，示現如來威德自在，成最正覺。』是為菩薩摩訶薩施寶座時善根迴向；為令眾生獲離世間大菩提座，自然覺悟一切佛法故。

> 「仏子よ！菩薩摩ヒサタが座を施す時、あるいは自身が用いる師子座を施します。その座は高く広く、特別に素晴らしく、瑠璃を脚とし、金の細工でできており、柔らかな衣服をその上に敷き、宝幢を立て、様々な妙香を焚き、無量の雑宝で飾られた荘厳な道具で装飾されています。金の網がその上を覆い、宝鐸が風に揺れて妙なる音を奏で、無数の珍しい宝物が周囲を飾り、すべての臣民が共に仰ぎ見るものです。灌頂の大王がただ独りその上に座し、法を宣布して教化し、万邦がこれに従い遵います。その王はさらに妙宝で身を飾ります。すなわち、普光明宝、帝青宝、大帝青宝、勝蔵摩尼宝で、明らかに清らかで太陽のようであり、涼やかで月のようであり、周囲に多く配置されて星のようであり、最も優れた荘厳で比類なきものです。海殊妙宝、海堅固幢宝、奇異な模様と異なる表れがあり、種々に荘厳して、大衆の中で最も尊く最も優れています。閻浮檀金と離垢宝の綺羅をその頭に戴き、灌頂の位を享受し、閻浮提を統治し、無量大威徳力を具足し、慈を主として諸々の怨敵を伏し、教令の行われるところ、従わないものはありません。時に、転輪王はこのような百千万億、無量無数の宝で荘厳された座を、如来という第一の福田、および諸菩薩、真の善知識、賢聖の僧宝、説法の師、父母、宗親、声聞、独覚、さらに発趣する菩薩乗の者、あるいは如来塔、そして一切の貧しく孤独で露わな者に至るまで、その求めに応じてすべてを施し与えます。この善根をもって、このように回向します。すなわち、『願わくば一切の衆生が菩提座に坐し、悉く諸仏の正法を覚悟せんことを。願わくば一切の衆生が自在座に処し、法の自在を得て、諸々の金剛山も壊すこと能わず、悉く一切の魔軍を摧伏せんことを。願わくば一切の衆生が仏の自在なる師子座を得て、一切の衆生の瞻仰するところとならんことを。願わくば一切の衆生が不可説不可説の種々の殊妙なる宝荘厳座を得て、法に自在にて衆生を化導せんことを。願わくば一切の衆生が三種の世間において最も殊勝なる座を得て、広大な善根によって荘厳されんことを。願わくば一切の衆生が周遍して不可説不可説の世界座を得て、阿僧祇劫も嘆じて尽きることなからんことを。願わくば一切の衆生が大いなる深密の福德の座を得て、その身は一切の法界に充満せんことを。願わくば一切の衆生が不可思議なる種々の宝座を得て、その本願に従い念ずる衆生に対して、広く法施を開かんことを。願わくば一切の衆生が善妙なる座を得て、不可説の諸仏の神通を現じんことを。願わくば一切の衆生が一切の宝座、一切の香座、一切の華座、一切の衣座、一切の鬘座、一切の摩尼座、一切の瑠璃等の不可思議なる種々の宝座、無量不可説の世界座、一切の世間荘厳清浄座、一切の金剛座を得て、如来の威徳自在を現示し、最正覚を成就せんことを。』これが菩薩摩ヒサタが宝座を施す時の善根の回向です。衆生に世間を離れた大菩提座を得させ、自然に一切の佛法を覚悟させるがためです。」

「佛子！菩薩摩訶薩施諸寶蓋。此蓋殊特，尊貴所用，種種大寶而為莊嚴，百千億那由他上妙蓋中最為第一；眾寶為竿，妙網覆上，寶繩金鈴周匝垂下，摩尼瓔珞次第懸布，微風吹動，妙音克諧；珠玉寶藏種種充滿，無量奇珍悉以嚴飾，栴檀、沈水妙香普熏，閻浮檀金光明清淨。如是無量百千億那由他阿僧祇眾妙寶物具足莊嚴，以清淨心奉施於佛，及佛滅後所有塔廟，或為法故施諸菩薩及善知識、名聞法師，或施父母，或施僧寶，或復奉施一切佛法，或施種種眾生福田，或施師僧及諸尊宿，或施初發菩提之心乃至一切貧窮、孤露；隨有求者，悉皆施與。以此善根如是迴向，所謂：『願一切眾生勤修善根以覆其身，常為諸佛之所庇廕；願一切眾生功德智慧以為其蓋，永離世間一切煩惱；願一切眾生覆以善法，除滅世間塵垢熱惱；願一切眾生得智慧藏，令眾樂見，心無厭足；願一切眾生以寂靜白法而自覆蔭，皆得究竟不壞佛法；願一切眾生善覆其身，究竟如來清淨法身；願一切眾生作周遍蓋，十力智慧遍覆世間；願一切眾生得妙智慧，出過三世無所染著；願一切眾生得應供蓋，成勝福田，受一切供；願一切眾生得最上蓋，獲無上智，自然覺悟。』是為菩薩摩訶薩布施蓋時善根迴向；為令一切眾生得自在蓋，能持一切諸善法故；為令一切眾生能以一蓋，普覆一切虛空法界一切剎土，示現諸佛自在神通無退轉故；為令一切眾生能以一蓋，莊嚴十方一切世界，供養佛故；為令一切眾生以妙幢幡及諸寶蓋，供養一切諸如來故；為令一切眾生得普莊嚴蓋，遍覆一切諸佛國土盡無餘故；為令一切眾生得廣大蓋，普蓋眾生，皆令於佛生信解故；為令一切眾生以不可說眾妙寶蓋，供養一佛，於不可說一一佛所皆如是故；為令一切眾生得佛菩提高廣之蓋，普覆一切諸如來故；為令一切眾生得一切摩尼寶莊嚴蓋、一切寶瓔珞莊嚴蓋、一切堅固香莊嚴蓋、種種寶清淨莊嚴蓋、無量寶清淨莊嚴蓋、廣大寶清淨莊嚴蓋，寶網彌覆，寶鈴垂下，隨風搖動，出微妙音，普覆法界、虛空界、一切世界諸佛身故；為令一切眾生得無障無礙智莊嚴蓋，普覆一切諸如來故；又欲令一切眾生得第一智慧故；又欲令一切眾生得佛功德莊嚴故；又欲令一切眾生於佛功德生清淨欲願心故；又欲令一切眾生得無量無邊自在心寶故；又欲令一切眾生滿足諸法自在智故；又欲令一切眾生以諸善根普覆一切故；又欲令一切眾生成就最勝智慧蓋故；又欲令一切眾生成就十力普遍蓋故；又欲令一切眾生能以一蓋彌覆法界諸佛剎故；又欲令一切眾生於法自在為法王故；又欲令一切眾生得大威德自在心故；又欲令一切眾生得廣大智恒無絕故；又欲令一切眾生得無量功德普覆一切皆究竟故；又欲令一切眾生以諸功德蓋其心故；又欲令一切眾生以平等心覆眾生故；又欲令一切眾生得大智慧平等蓋故；又欲令一切眾生具大迴向巧方便故；又欲令一切眾生獲勝欲樂清淨心故；又欲令一切眾生得善欲樂清淨意故；又欲令一切眾生得大迴向普覆一切諸眾生故。

> 「仏子よ！菩薩摩訶薩は、様々な宝の蓋を施します。この蓋は特に優れ、尊い方々の用いるもので、様々な大宝で飾り立てられ、百千億那由他もの優れた蓋の中で最も第一のものです。様々な宝を竿とし、見事な網をその上に覆い、宝の紐と金の鈴が周囲に垂れ下がり、摩尼の瓔珞が順に懸けられ、微風が吹けば、美しい音が調和します。珠玉や宝蔵が様々に満ち、無量の珍しい宝物が全てを厳かに飾り、栴檀や沈水の妙なる香りが広く薫り、閻浮檀金の光明は清らかです。このような無量の百千億那由他阿僧祇の様々な妙なる宝物が完全に荘厳されています。清らかな心をもって、仏に、また仏の滅後における全ての塔廟に、あるいは法の為に様々な菩薩や善知識、名高い説法師に施し、あるいは父母に施し、あるいは僧宝に施し、あるいはまた全ての仏法に捧げ、あるいは様々な衆生の福田に施し、あるいは師僧や諸々の尊宿に施し、あるいは初めて菩提心を発した者から、全ての貧しく孤独で露わな者まで。求める者があれば、皆に施し与えます。この善根を以て、次のように廻向します。すなわち、 『願わくば、一切の衆生が善根を勤め修してその身を覆い、常に諸仏の庇護を受けること。 願わくば、一切の衆生が功徳と智慧をその蓋とし、永く世間の一切の煩悩を離れること。 願わくば、一切の衆生が善法で覆われ、世間の塵や垢、熱や悩みを除き滅ぼすこと。 願わくば、一切の衆生が智慧の蔵を得て、衆生に喜んで見られ、心に飽き足ることがないこと。 願わくば、一切の衆生が寂静なる白法で自ら覆い蔭となり、皆、究極の不壊なる仏法を得ること。 願わくば、一切の衆生が善くその身を覆い、究極の如来清浄法身を得ること。 願わくば、一切の衆生が周遍の蓋となり、十力の智慧が遍く世間を覆うこと。 願わくば、一切の衆生が妙なる智慧を得て、三世を超え、何にも染まらず執着しないこと。 願わくば、一切の衆生が応供の蓋を得て、勝れた福田となり、全ての供養を受けること。 願わくば、一切の衆生が最上の蓋を得て、無上の智を獲、自然に覚りを開くこと。』 これが菩薩摩訶薩が蓋を施す時の善根の廻向です。これは、一切の衆生に自在の蓋を得させ、全ての善法を維持させる為であり、一切の衆生が一つの蓋で、普く虚空法界の一切の刹土を覆い、諸仏の自在の神通を示し退転しないようにさせる為であり、一切の衆生が一つの蓋で、十方の一切の世界を荘厳し、仏を供養する為であり、一切の衆生が妙なる幢幡や諸々の宝蓋で、一切の諸如来を供養する為であり、一切の衆生が普く荘厳された蓋を得て、遍く一切の諸仏国土を余すことなく覆う為であり、一切の衆生が広大な蓋を得て、普く衆生を覆い、皆をして仏に於いて信解を生じさせる為であり、一切の衆生が説き尽くせない程の多くの妙なる宝蓋で、一仏を供養し、説き尽くせない一々の仏の所で皆このようにする為であり、一切の衆生が仏の菩提の高く広い蓋を得て、普く一切の諸如来を覆う為であり、一切の衆生が一切の摩尼宝荘厳蓋、一切の宝瓔珞荘厳蓋、一切の堅固香荘厳蓋、種々の宝清浄荘厳蓋、無量の宝清浄荘厳蓋、広大な宝清浄荘厳蓋を得て、宝の網が覆い、宝の鈴が垂れ下がり、風に揺れて微細な音を出し、普く法界・虚空界・一切の世界の諸仏の身を覆う為であり、一切の衆生が障りなく妨げのない智慧の荘厳の蓋を得て、普く一切の諸如来を覆う為です。また、一切の衆生に第一の智慧を得させようとする為であり、一切の衆生に仏の功徳の荘厳を得させようとする為であり、一切の衆生をして仏の功徳に清らかな欲望と願いの心を生じさせようとする為であり、一切の衆生に無量無辺の自在の心の宝を得させようとする為であり、一切の衆生に諸法における自在の智慧を満足させようとする為であり、一切の衆生が諸々の善根で普く一切を覆う為であり、一切の衆生に最勝の智慧の蓋を成就させようとする為であり、一切の衆生に十力を成就させる普遍の蓋を成就させようとする為であり、一切の衆生が一つの蓋で法界の諸仏の刹土を覆い尽くせるようにする為であり、一切の衆生をして法に自在ならしめ、法王たらしめようとする為であり、一切の衆生に大いなる威徳の自在の心を得させようとする為であり、一切の衆生に広大な智慧を得させ、常に絶えることがないようにする為であり、一切の衆生に無量の功徳を得させ、普く一切を覆い、皆究竟させようとする為であり、一切の衆生が諸々の功徳でその心を覆う為であり、一切の衆生が平等の心で衆生を覆う為であり、一切の衆生に大いなる智慧の平等の蓋を得させようとする為であり、一切の衆生に大いなる廻向の巧みな方便を具えさせようとする為であり、一切の衆生に優れた欲望の楽しみと清らかな心を得させようとする為であり、一切の衆生に善い欲望の楽しみと清らかな意を得させようとする為であり、一切の衆生に大いなる廻向を得させ、普く一切の諸衆生を覆わせようとする為です。」

「佛子！菩薩摩訶薩或施種種上妙幢幡。眾寶為竿，寶繒為幡，種種雜綵以為其幢；寶網垂覆，光色遍滿；寶鐸微搖，音節相和；奇特妙寶形如半月，閻浮檀金光逾皦日，悉置幢上；隨諸世界業果所現，種種妙物以為嚴飾。如是無數千萬億那由他諸妙幢幡，接影連輝遞相間發，光明嚴潔周遍大地，充滿十方虛空法界一切佛剎。菩薩摩訶薩淨心信解，以如是等無量幢幡，或施現在一切諸佛及佛滅後所有塔廟，或施法寶，或施僧寶，或施菩薩、諸善知識，或施聲聞及辟支佛，或施大眾，或施別人；諸來求者，普皆施與。以此善根如是迴向，所謂：『願一切眾生皆能建立一切善根福德幢幡，不可毀壞；願一切眾生建一切法自在幢幡，尊重愛樂，勤加守護；願一切眾生常以寶繒書寫正法，護持諸佛菩薩法藏；願一切眾生建高顯幢，然智慧燈普照世間；願一切眾生立堅固幢，悉能摧殄一切魔業；願一切眾生建智力幢，一切諸魔所不能壞；願一切眾生得大智慧那羅延幢，摧滅一切世間慢幢；願一切眾生得智慧日大光明幢，以智日光普照法界；願一切眾生具足無量寶莊嚴幢，充滿十方一切世界供養諸佛；願一切眾生得如來幢，摧滅一切九十六種外道邪見。』是為菩薩摩訶薩施幢幡時善根迴向，為令一切眾生得甚深高廣菩薩行幢及諸菩薩神通行幢清淨道故。

> 「仏子よ、菩薩摩訶薩は、あるいはさまざまな素晴らしい幢幡を施します。多くの宝でできた竿、宝の絹でできた幡、さまざまな色糸で飾られた幢、宝の網が垂れかかり、光の色が満ちあふれ、宝の鈴がかすかに揺れて美しい音を奏で、半月のような形をした不思議な宝、閻浮檀金の光は太陽よりもまばゆく、すべてを幢の上に置きます。世界の業の果報に従って現れた、さまざまな妙なるものを飾りとします。このような無数の幢幡が、影を重ね輝きを連ね、互いに照り映え、その光は清らかに大地を覆い、十方の虚空の法界にあるすべての仏国土に満ち渡ります。菩薩摩訶薩は清らかな心で信解し、このような無量の幢幡を、現在のすべての諸仏や仏の滅後にある塔廟に施し、あるいは法宝、僧宝、あるいは菩薩や善知識、声聞や辟支仏、あるいは大衆や個人に施します。求めて来る者すべてに、余すところなく施し与えます。この善根を次のように回向します。すなわち、 「願わくば、一切の衆生が、すべての善根と福徳の幢幡を建立し、壊されることなきことを。 願わくば、一切の衆生が、すべての法において自在なる幢幡を建立し、尊重し愛好し、努めて守護せんことを。 願わくば、一切の衆生が、常に宝の絹で正法を書き記し、諸仏菩薩の法蔵を護持せんことを。 願わくば、一切の衆生が、高く立つ幢を建立し、智慧の灯を燃やして世間を普く照らさんことを。 願わくば、一切の衆生が、堅固な幢を建立し、あらゆる魔の業をことごとく打ち砕かんことを。 願わくば、一切の衆生が、智力の幢を建立し、すべての諸魔が壊すこと能わざらんことを。 願わくば、一切の衆生が、大いなる智慧の那羅延幢を得て、世間のすべての慢の幢を摧滅せんことを。 願わくば、一切の衆生が、智慧の日・大光明の幢を得て、智慧の日光をもって法界を普く照らさんことを。 願わくば、一切の衆生が、無量の宝の荘厳なる幢を具足し、十方のすべての世界に満ちて諸仏を供養せんことを。 願わくば、一切の衆生が、如来の幢を得て、九十六種の外道の邪見をことごとく摧滅せんことを。」 これが菩薩摩訶薩が幢幡を施す時の善根の回向であり、一切の衆生が甚深広大な菩薩行の幢、およびもろもろの菩薩の神通の行の幢、清らかな道を得るためのものです。

「佛子！菩薩摩訶薩開眾寶藏，以百千億那由他諸妙珍寶，給施無數一切眾生，隨意與之，心無吝惜；以諸善根如是迴向，所謂：『願一切眾生常見佛寶，捨離愚癡，修行正念；願一切眾生皆得具足法寶光明，護持一切諸佛法藏；願一切眾生能悉攝受一切僧寶，周給供養，恒無厭足；願一切眾生得一切智無上心寶，淨菩提心，無有退轉；願一切眾生得智慧寶，普入諸法，心無疑惑；願一切眾生具足菩薩諸功德寶，開示演說無量智慧；願一切眾生得於無量妙功德寶，修成正覺十力智慧；願一切眾生得妙三昧十六智寶，究竟成滿廣大智慧；願一切眾生成就第一福田之寶，悟入如來無上智慧；願一切眾生得成第一無上寶主，以無盡辯開演諸法。』是為菩薩摩訶薩施眾寶時善根迴向，為令一切眾生皆得成滿第一智寶、如來無礙淨眼寶故。

> 「仏子よ！菩薩摩訶薩は、多くの宝の蔵を開き、百千億那由他もの様々な素晴らしい宝をもって、数えきれない全ての衆生に施し与え、心に惜しむことなく、望みのままに与えます。このように善根を廻向して、次のよう願います。 『願わくば、一切の衆生が常に仏宝を見て、愚かさを捨て、正しい念を修行せんことを。 願わくば、一切の衆生が法宝の光明を完全に具え、諸仏の法蔵を護持せんことを。 願わくば、一切の衆生が全ての僧宝を受け入れ、供養し、決して満足することがありませんように。 願わくば、一切の衆生が一切智という無上の心宝を得て、清らかな菩提心を固く持ち、退くことがありませんように。 願わくば、一切の衆生が智慧の宝を得て、あらゆる法に深く入り、心に疑惑がありませんように。 願わくば、一切の衆生が菩薩の諸々の功徳の宝を具え、無量の智慧を説き示さんことを。 願わくば、一切の衆生が無量の素晴らしい功徳の宝を得て、正覚の十力を完成せんことを。 願わくば、一切の衆生が素晴らしい三昧と十六の智慧の宝を得て、ついには広大な智慧を成就せんことを。 願わくば、一切の衆生が第一の福田の宝を成就し、如来の無上の智慧に悟り入れんことを。 願わくば、一切の衆生が第一の無上の宝の主となり、尽きることのない弁才をもって諸々の法を説き示さんことを。』 これが、菩薩摩訶薩が宝を施す時の善根の廻向です。これは、一切の衆生が皆、第一の智慧の宝と、如来の妨げのない清らかな目の宝とを、成就し完成させるためなのです。」

「佛子！菩薩摩訶薩或以種種妙莊嚴具而為布施。所謂：一切身莊嚴具，令身淨妙，靡不稱可。菩薩摩訶薩等觀一切世間眾生，猶如一子，欲令皆得身淨莊嚴，成就世間最上安樂、佛智慧樂，安住佛法，利益眾生。以如是等百千億那由他種種殊妙寶莊嚴具，勤行布施。行布施時，以諸善根如是迴向，所謂：『願一切眾生成就無上妙莊嚴具，以諸清淨功德智慧莊嚴人天；願一切眾生得清淨莊嚴相，以淨福德莊嚴其身；願一切眾生得上妙莊嚴相，以百福相莊嚴其身；願一切眾生得不雜亂莊嚴相，以一切相莊嚴其身；願一切眾生得善淨語言莊嚴相，具足種種無盡辯才；願一切眾生得一切功德聲莊嚴相，其音清淨，聞者喜悅；願一切眾生得可愛樂諸佛語言莊嚴相，令諸眾生聞法歡喜修清淨行；願一切眾生得心莊嚴相，入深禪定，普見諸佛；願一切眾生得總持莊嚴相，照明一切諸佛正法；願一切眾生得智慧莊嚴相，以佛智慧莊嚴其心。』是為菩薩摩訶薩惠施一切莊嚴具時善根迴向；為令眾生具足一切無量佛法，功德智慧圓滿莊嚴，永離一切憍慢放逸故。

> 仏の子よ。菩薩摩訶薩は、あるいは様々な優れた荘厳の道具によって布施を行います。すなわち、あらゆる身を荘厳する道具によって、身を清らかで妙なるものとし、整わないものはありません。菩薩摩訶薩は、一切の世間の衆生を等しく一人の子のように見て、彼らが皆、身の清らかな荘厳を得て、世間で最も優れた安楽と仏の智慧の安楽を成就し、仏法に安住し、衆生に利益をもたらすことを願います。このように百千億那由他の様々な殊妙な宝の荘厳の道具によって、精進して布施を行います。布施を行う時、諸々の善根を次のように廻向します。すなわち、『願わくは一切の衆生が、無上の妙なる荘厳の道具を成就し、諸々の清らかな功徳と智慧によって天や人を荘厳せんことを。願わくは一切の衆生が、清らかな荘厳の相を得て、清らかな福徳によって其身を荘厳せんことを。願わくは一切の衆生が、最上の妙なる荘厳の相を得て、百の福相によって其身を荘厳せんことを。願わくは一切の衆生が、乱れのない荘厳の相を得て、一切の相によって其身を荘厳せんことを。願わくは一切の衆生が、善く清らかな言語の荘厳の相を得て、様々な尽きることのない弁才を具足せんことを。願わくは一切の衆生が、一切の功徳の声の荘厳の相を得て、その音声は清らかで、聞く者を喜ばせんことを。願わくは一切の衆生が、愛されるべき諸仏の言語の荘厳の相を得て、諸々の衆生に法を聞かせて歓喜し、清らかな行いを修せしめんことを。願わくは一切の衆生が、心の荘厳の相を得て、深い禅定に入り、あまねく諸仏を見ることを得んことを。願わくは一切の衆生が、総持の荘厳の相を得て、一切の諸仏の正法を照らし明らかにせんことを。願わくは一切の衆生が、智慧の荘厳の相を得て、仏の智慧によってその心を荘厳せんことを。』これが、菩薩摩訶薩が一切の荘厳の道具を施す時の善根の廻向です。それは、衆生に一切の無量の仏法を具足させ、功徳智慧の円満な荘厳を成就させ、永遠に一切の驕りや放逸を離れさせるためです。

「佛子！菩薩摩訶薩以受灌頂自在王位摩尼寶冠及髻中珠，普施眾生，心無吝惜，常勤修習，為大施主，修學施慧，增長捨根，智慧善巧，其心廣大，給施一切，以彼善根如是迴向，所謂：『願一切眾生得諸佛法之所灌頂，成一切智；願一切眾生具足頂髻，得第一智，到於彼岸；願一切眾生以妙智寶普攝眾生，皆令究竟功德之頂；願一切眾生皆得成就智慧寶頂，堪受世間之所禮敬；願一切眾生以智慧冠莊嚴其首，為一切法自在之王；願一切眾生智慧明珠繫其頂上，一切世間無能見者；願一切眾生皆悉堪受世間頂禮，成就慧頂，照明佛法；願一切眾生首冠十力莊嚴之冠，智慧寶海清淨具足；願一切眾生至大地頂，得一切智，究竟十力，破欲界頂諸魔眷屬；願諸眾生得成第一無上頂王，獲一切智光明之頂，無能映奪。』是為菩薩摩訶薩施寶冠時善根迴向，為令眾生得第一智最清淨處智慧摩尼妙寶冠故。

> 「仏子よ。菩薩摩薩は、灌頂を受けた自在王の位の宝冠や髻の中にある宝珠を、一切の衆生に惜しみなく施し、たゆまず修行に励んで大いなる施主となり、施しの智慧を学び、施しの心を育て、智慧と巧みな心を持ち、広大な心で全てに施します。その善根を次のように廻向します。 『願わくば、一切の衆生が諸仏の教えによって灌頂を受け、一切智を成就せんことを。 願わくば、一切の衆生が頂髻を具え、最上の智慧を得て、彼岸に至らんことを。 願わくば、一切の衆生が妙なる智慧の宝で全ての衆生を包み、皆を功徳の頂きに至らしめんことを。 願わくば、一切の衆生が智慧の宝の頂きを成就し、世間の礼敬を受けるにふさわしからんことを。 願わくば、一切の衆生が智慧の冠で頭を飾り、全ての教えの自在なる王とならんことを。 願わくば、一切の衆生の頂上に智慧の明珠が結ばれ、それを一切世間の者が見ること能わざらんことを。 願わくば、一切の衆生が世間の頂礼を受けるにふさわしく、智慧の頂きを成就して仏法を明らかにせんことを。 願わくば、一切の衆生が十力の荘厳なる冠をいただき、智慧の宝の海を清らかに具足せんことを。 願わくば、一切の衆生が大地の頂きに至り、一切智を得て、十力を究竟し、欲界の頂きにある魔の眷属を破らんことを。 願わくば、一切の衆生が最上の無上の頂王となり、一切智の光明の頂きを得て、それを覆い奪う者なからんことを。』 これが菩薩摩薩が宝冠を施す時の善根の廻向です。一切の衆生に最上の智慧、最も清らかな境地である智慧の摩尼の宝冠を得させるがためです。

「佛子！菩薩摩訶薩見有眾生處在牢獄黑暗之處，杻械、枷鎖檢繫其身，起坐不安，眾苦競集，無有親識，無歸無救，裸露、飢羸，酸劇難忍。菩薩見已，捨其所有一切財寶、妻子、眷屬及以自身，於牢獄中救彼眾生，如大悲菩薩、妙眼王菩薩；既救度已，隨其所須，普皆給施，除其苦患，令得安隱；然後施以無上法寶，令捨放逸，安住善根，於佛教中，心無退轉。佛子！菩薩摩訶薩於牢獄中救眾生時，以諸善根如是迴向，所謂：『願一切眾生究竟解脫貪愛纏縛；願一切眾生斷生死流，昇智慧岸；願一切眾生除滅愚癡，生長智慧，解脫一切煩惱纏縛；願一切眾生滅三界縛，得一切智，究竟出離；願一切眾生永斷一切煩惱結縛，到無煩惱、無障礙地智慧彼岸；願一切眾生離諸動念、思惟、分別，入於平等不動智地；願一切眾生脫諸欲縛，永離世間一切貪欲，於三界中無所染著；願一切眾生得勝志樂，常蒙諸佛為說法門；願一切眾生得無著、無縛解脫，心廣大如法界，究竟如虛空；願一切眾生得菩薩神通，一切世界調伏眾生，令離世間，住於大乘。』是為菩薩摩訶薩救度牢獄苦眾生時善根迴向，為令眾生普入如來智慧地故。

> 「仏子よ！菩薩摩訶薩は、衆生が牢獄の暗闇の中におり、手枷、足枷、鉄鎖によって身体を縛られ、座ったり立ったりすることもままならず、あらゆる苦しみが競い集まり、親しい知人もなく、帰依する者も救う者もなく、裸で飢えやせ細り、その苦しみは耐え難いほどのものであるのを見ます。菩薩はこれを見て、自らのすべての財宝や、妻、子、眷属、そして自らの身さえも惜しみなく捨て、牢獄の中に入ってその衆生を救い出します。それは大悲菩薩や妙眼王菩薩のようにです。救い出した後は、その者の必要に応じてすべてを施し、苦しみや災いを取り除き、安らかで穏やかな境遇に導きます。そしてその後、最高の法の宝を施し、放逸な心を捨てさせ、善根に安住させ、仏の教えにおいて退転する心がないようにします。 仏子よ！菩薩摩訶薩が牢獄の中で衆生を救うとき、このように様々な善根を回向します。すなわち、 『願わくば、一切の衆生が貪りの愛執の束縛から究竟的に解脱せんことを。 願わくば、一切の衆生が生死の流れを断ち切り、智慧の岸に昇らんことを。 願わくば、一切の衆生が愚痴を滅し、智慧を育て、あらゆる煩悩の束縛から解脱せんことを。 願わくば、一切の衆生が三界の束縛を滅し、一切智を得て、究竟的に出離せんことを。 願わくば、一切の衆生があらゆる煩悩の結び目を永遠に断ち切り、煩悩なく障りない智慧の彼岸の境地に至らんことを。 願わくば、一切の衆生が動揺する想念や思惟、分別を離れ、平等にして動くことのない智慧の境地に入らんことを。 願わくば、一切の衆生が欲望の束縛を脱し、世間のあらゆる貪欲を永遠に離れ、三界の中で何にも染まらざらんことを。 願わくば、一切の衆生が勝れた志と歓喜を得て、常に諸仏より法門を説かれんことを。 願わくば、一切の衆生が執着なく束縛なき解脱を得て、その心は法界のように広大であり、虚空のように究竟なるものたらんことを。 願わくば、一切の衆生が菩薩の神通力を得て、一切の世界において衆生を調伏し、世間を離れて大乗に安住せしめんことを。』 これがすなわち、菩薩摩訶薩が牢獄の苦しみにある衆生を救うときの善根の回向であり、衆生をして広く如来の智慧の境地に入らしめるためなのである。」

「佛子！菩薩摩訶薩見有獄囚五處被縛，受諸苦毒；防衛驅逼，將之死地，欲斷其命，捨閻浮提一切樂具，親戚、朋友悉將永訣，置高碪上以刀屠割，或用木槍豎貫其體，衣纏油沃以火焚燒，如是等苦，種種逼迫。菩薩見已，自捨其身而代受之；如阿逸多菩薩、殊勝行王菩薩及餘無量諸大菩薩，為眾生故，自捨身命，受諸苦毒。菩薩爾時語主者言：『我願捨身以代彼命，如此等苦可以與我。如治彼人，隨意皆作；設過彼苦阿僧祇倍，我亦當受，令其解脫。我若見彼將被殺害，不捨身命救贖其苦，則不名為住菩薩心。何以故？我為救護一切眾生，發一切智菩提心故。』佛子！菩薩摩訶薩自捨身命救眾生時，以諸善根如是迴向，所謂：『願一切眾生得無斷盡究竟身命，永離一切災橫逼惱；願一切眾生依諸佛住，受一切智，具足十力，菩提記別；願一切眾生普救含識，令無怖畏，永出惡道；願一切眾生得一切命，入於不死智慧境界；願一切眾生永離怨敵，無諸厄難，常為諸佛、善友所攝；願一切眾生捨離一切刀劍兵仗、諸惡苦具，修行種種清淨善業；願一切眾生離諸怖畏，菩提樹下摧伏魔軍；願一切眾生離大眾怖，於無上法心淨無畏，能為最上大師子吼；願一切眾生得無障礙師子智慧，於諸世間修行正業；願一切眾生到無畏處，常念救護諸苦眾生。』是為菩薩摩訶薩自捨身命救彼臨刑諸獄囚時善根迴向；為令眾生離生死苦，得於如來上妙樂故。

> 「仏子よ、菩薩摩ヒコツは、獄舎に囚われて五つの縄に縛られ、さまざまな苦しみを受けている者たちを見ます。監視され追い立てられ、死の場へと連れて行かれ、その命を絶とうとしています。彼は閻浮提の一切の楽しいものを捨て、親戚や友人とも永遠の別れを告げ、高いまないたの上に置かれ、刃で切り裂かれ、あるいは木の槍を体に突き立てられ、衣に油を染み込ませて火で焼かれるなど、様々な苦しみで苛まれています。菩薩はこれを見て、自ら身を投げ出して代わりに受けようとします。これは阿逸多菩薩や殊勝行王菩薩、その他数え切れない大菩薩たちが、衆生のために自らの身命を捨て、苦しみを受けたのと同じです。その時、菩薩は刑の執行者にこう言います。『どうか私が身を捨てて、その人の代わりになりましょう。このような苦しみはすべて私に与えてください。あの者を処刑するように、お好きなように行ってください。たとえその苦しみが何倍にも増そうとも、私は受け入れ、彼を救い出しましょう。もし私が、彼が殺されようとしているのを見ながら、身命を捨ててその苦しみから救わなければ、それは菩薩の心を保つ者とは言えません。なぜなら、私はすべての衆生を救護するために、一切智の菩提心を起こしたからです。』 仏子よ、菩薩摩ヒコツが自ら身命を捨てて衆生を救う時、すべての善根を次のように回向します。すなわち、 『願わくは、一切の衆生が尽きることのない真実の命を得て、あらゆる災難や苦悩から永遠に離れんことを。 願わくは、一切の衆生が諸仏に依り住し、一切智を受け、十力を具え、菩提の記別を得んことを。 願わくは、一切の衆生がすべての生きとし生けるものを救い、恐れなくして、永遠に悪道を出でんことを。 願わくは、一切の衆生が完全なる命を得て、不死の智慧の境地に入らんことを。 願わくは、一切の衆生が永遠に怨敵を離れ、あらゆる苦難なく、常に諸仏や善き友に護られんことを。 願わくは、一切の衆生がすべての刀剣や武器、あらゆる苦しみの道具を捨て去り、様々な清らかな善業を修行せんことを。 願わくは、一切の衆生がすべての恐怖を離れ、菩提樹の下で魔軍を打ち負かさんことを。 願わくは、一切の衆生が群衆への恐れを離れ、無上の法において心清らかにして畏れず、最も優れた大師子吼をなさんことを。 願わくは、一切の衆生が障りなき獅子の智慧を得て、あらゆる世間において正しい業を修行せんことを。 願わくは、一切の衆生が畏れなき境地に至り、常に苦しむ衆生を救護することを念じんことを。』 これが、菩薩摩ヒコツが自ら身命を捨てて、刑に臨む獄囚たちを救う時の善根の回向です。これは、衆生を生死の苦しみから離れさせ、如来の至上の楽を得させるためなのです。」

## 大方廣佛華嚴經卷第二十六

> 『大方広仏華厳経』第二十六巻