---
title: "大莊嚴論經 · 86"
description: "大莊嚴論經是古印度著名佛教論師馬鳴菩薩所造的一部重要佛教經典，由後秦時期高僧鳩摩羅什翻譯為漢文。該經成書於公元1-2世紀，屬於大乘佛教早期論典，以詩偈與散文相間的形式闡述佛法要義。內容主要圍繞佛陀本生故事與菩薩修行展開，通過生動譬喻闡明因果業報、六度波羅蜜等核心教義，強調發菩提心與積累功德的重要性。作為大乘佛教重要論著，該經對漢傳佛教思想發展產生深遠影響，被歷代高僧視為修學菩薩道的重要指南，在佛教典籍中具有崇高地位。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cm9u0sn0j0883lb0v4qermti1"
---

### （八六）

> 八六

復次，我昔曾聞，有一國王多養好馬，會有隣王與共鬪戰，知此國王有好馬故即便退散。爾時國王作是思惟：「我先養馬規擬敵國，今皆退散養馬何為？當以此馬用給人力，令馬不損於人有益。」作是念已，即勅有司令諸馬群分布與人，常使用磨經歷多年。其後隣國復來侵境，即勅取馬共彼鬪戰，馬用磨故旋轉而行不肯前進，設加杖捶亦不肯行。眾生亦爾，若得解脫，必由於心，謂受五欲，後得解脫。死敵既至，心意戀著五欲之樂，不能直進得解脫果。即說偈言：

> むかし、私は次のような話を聞いたことがある。 ある国の王が多くの良い馬を飼っていた。ところが、隣国の王が戦をしかけてきたが、この国に良い馬がいることを知ると、すぐに退却してしまった。そのとき、王はこう考えた。 「私はもともと、敵国に備えて馬を飼っていたのだが、今や敵は退散してしまった。これ以上馬を飼って何の役に立つのか。ならば、この馬を人々の労力に使い、馬を傷つけずに人のためにもなるようにしよう。」 こう考えた王は、役人に命じて、すべての馬を人々に分配し、日常的に粉引き（うすひき）に使わせた。それから長い年月が過ぎた。 その後、隣国が再び侵略してきたので、王は馬を集めて戦いに向かわせた。ところが、馬は粉引きに使われていたため、ぐるぐると回ることに慣れてしまい、前に進もうとしなかった。鞭で打っても、やはり進もうとはしなかった。 衆生（すべての生きとし生けるもの）もまた、これと同じである。 もし解脱（苦しみからの解放）を得ようとするならば、そのためのもとになるのは心である。だが人々は、まず五欲（五官の快楽）にふけってから、後で解脱を得ようとする。しかし、死という敵が迫ってきたときには、心は五欲の楽しみに執着していて、真っ直ぐに進んで解脱の果実を得ることができないのである。 これを偈（うた）で示そう。

「智慧宜調心，勿令著五欲，本不調心故，臨終生愛戀。心既不調順，云何得寂靜？心常耽五欲，迷荒不能覺，心既不調順，云何得寂靜？心常耽五欲，迷荒不能覺，如馬不習戰，對敵而旋行。」

> 智慧をもって心を調えよ。五つの欲に執着させるな。 心を調えなかったからこそ、命終の時に愛執が生じるのだ。 心がすでに調えられていないなら、どうして静けさを得られるだろうか。 心は常に五欲にふけり、迷い惑うて覚めることがない。 心がすでに調えられていないなら、どうして静けさを得られるだろうか。 心は常に五欲にふけり、迷い惑うて覚めることがない。 それはあたかも、戦いを訓練していない馬が、敵と向かい合って逃げ回るようなものだ。