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title: "中阿含經 · 68 大善見王經"
description: "中阿含经是佛教重要经典之一，由东晋时期译经师瞿昙僧伽提婆翻译。该经属于原始佛教阿含部经典，收录于汉传佛教大藏经中，与长阿含经、杂阿含经、增一阿含经并称四阿含。内容主要记载佛陀与弟子们的对话，涵盖佛教基本教义如四谛、八正道、十二因缘等核心思想。经文以中篇形式呈现，结构严谨，是研究早期佛教教理的重要文献。作为原始佛教经典，中阿含经在佛教史上具有重要地位，为后世各宗派共同尊奉，对理解佛陀原始教法具有不可替代的价值。"
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### （六八）中阿含王相應品大善見王經第四第二小土城誦

> （六八）中阿含王相応品 大善見王経 第四<note>第二小土城誦</note

我聞如是：

> 私はこのように聞きました。

一時，佛遊拘尸城，住惒跋單力士娑羅林中。

> ある時、お釈迦さまはクシナガラという町を訪れ、和跋単という力士たちのサーラ林に滞在されました。

爾時，世尊最後欲取般涅槃時，告曰：「阿難！汝往至雙娑羅樹間，可為如來北首敷床，如來中夜當般涅槃。」

尊者阿難受如來教，即詣雙樹，於雙樹間而為如來北首敷床。敷床已訖，還詣佛所，稽首禮足，却住一面，白曰：「世尊！已為如來於雙樹間北首敷床，唯願世尊自當知時。」於是，世尊將尊者阿難至雙樹間，四疊鬱多羅僧以敷床上，襞僧伽梨作枕，右脇而臥，足足相累，最後欲取般涅槃。

> 尊者アーナンダは、如来の教えを受け、双樹のもとへ向かい、その木々の間で如来のために北向きの床を整えました。 床を整え終えると、仏のもとへ戻り、頭を地につけて仏の足に礼拝し、脇に立ってこう申し上げました。 「世尊よ、すでに双樹の間にて如来のために北向きの床を整えました。どうか世尊よ、お心のままにお過ごしください。」 そこで、世尊は尊者アーナンダを連れて双樹の間へ向かわれました。 衣を四つに折り重ねて床の上に敷き、大衣をたたんで枕とし、右脇を下にして横たわり、両足を重ね合わせました。これが、最後に入滅されようとする時のご様子でした。

時，尊者阿難執拂侍佛，尊者阿難叉手向佛，白曰：「世尊！更有餘大城，一名瞻波，二名舍衛，三名鞞舍離，四名王舍城，五名波羅㮈，六名加維羅衛。世尊不於彼般涅槃，何故正在此小土城，諸城之中此最為下？」

> その時、尊者アーナンダは払子を持って仏に仕えていた。尊者アーナンダは合掌して仏に向かい、申し上げた。「世尊よ、他にも大きな都があります。第一に瞻波、第二に舎衛、第三に毘舎離、第四に王舎城、第五に波羅奈、第六に迦毘羅衛です。世尊はそれらの都で般涅槃なさらず、なぜこの小さな土の城で、諸々の城の中で最も劣るこの地で涅槃に入られるのですか？」

是時，世尊告曰：「阿難！汝莫說此為小土城，諸城之中此最為下。所以者何？乃過去時，此拘尸城名拘尸王城，極大豐樂，多有人民。阿難！拘尸王城長十二由延，廣七由延。阿難！造立樓櫓，高如一人，或二、三、四，至高七人。阿難！拘尸王城於外周匝有壍七重，其壍則以四寶塼壘金、銀、琉璃及水精，其底布以四種寶沙金、銀、琉璃及水精。阿難！拘尸王城周匝外有垣墻七重，其墻亦以四寶塼壘金、銀、琉璃及水精。阿難！拘尸王城周匝七重，行四寶多羅樹金、銀、琉璃及水精，金多羅樹銀葉華實，銀多羅樹金葉華實，琉璃多羅樹水精葉華實，水精多羅樹琉璃葉華實。

> その時、世尊はお告げになりました。 「アーナンダよ、汝はこの地を小さな土の城と言ってはならない。諸々の都市の中でも、これは最も下等なものではない。なぜなら、過去の世において、このクシナガラの都は『クシ王の都』と呼ばれ、非常に豊かで繁栄し、多くの人々が住んでいたからである。 アーナンダよ、クシ王の都は長さ十二由旬、幅七由旬あった。 アーナンダよ、楼櫓（物見やぐら）は一人の高さから、二、三、四、そして七人の高さに至るまで建てられた。 アーナンダよ、クシ王の都の周囲には七重の堀が巡らされ、その堀は金、銀、瑠璃、水晶の四種の宝石で積まれた煉瓦で築かれていた。その底には金、銀、瑠璃、水晶の四種の宝石の砂が敷き詰められていた。 アーナンダよ、クシ王の都の周囲には七重の城壁が巡らされ、その壁もまた金、銀、瑠璃、水晶の四種の宝石で積まれた煉瓦で築かれていた。 アーナンダよ、クシ王の都の周囲七重には、四種の宝石で作られた多羅樹（タラの木）が立ち並んでいた。金、銀、瑠璃、水晶の木々が植えられ、金の多羅樹には銀の葉と花と実が、銀の多羅樹には金の葉と花と実が、瑠璃の多羅樹には水晶の葉と花と実が、水晶の多羅樹には瑠璃の葉と花と実がなっていたのである。」

「阿難！彼多羅樹間作種種華池，青蓮華池，紅蓮、赤蓮、白蓮華池。阿難！其華池岸四寶塼壘金、銀、琉璃及水精，其底布以四種寶沙金、銀、琉璃及水精。阿難！彼池中有四寶梯陛金、銀、琉璃及水精，金陛銀蹬，銀陛金蹬，琉璃陛水精蹬，水精陛琉璃蹬。阿難！彼池周匝有四寶鉤欄金、銀、琉璃及水精，金欄銀鉤，銀欄金鉤，琉璃欄水精鉤，水精欄琉璃鉤。阿難！彼池覆以羅網，鈴懸其間，彼鈴四寶金、銀、琉璃及水精，金鈴銀舌，銀鈴金舌，琉璃鈴水精舌，水精鈴琉璃舌。

> 阿難よ、あの多羅樹々の間には、様々な花の池があるのです。青い蓮の池、紅い蓮、赤い蓮、白い蓮の池があります。 阿難よ、その花の池の岸は、金、銀、瑠璃、水晶の四種の宝で積み上げられており、底には同じく金、銀、瑠璃、水晶の四種の宝の砂が敷かれています。 阿難よ、その池の中には、金、銀、瑠璃、水晶の四種の宝でできた階段があります。金の階段には銀の踏み段、銀の階段には金の踏み段、瑠璃の階段には水晶の踏み段、水晶の階段には瑠璃の踏み段が備わっています。 阿難よ、その池の周りには、金、銀、瑠璃、水晶の四種の宝でできた手すりがあります。金の手すりには銀の支柱、銀の手すりには金の支柱、瑠璃の手すりには水晶の支柱、水晶の手すりには瑠璃の支柱が用いられています。 阿難よ、その池の上には網が張られ、鈴が吊るされています。その鈴もまた、金、銀、瑠璃、水晶の四種の宝でできており、金の鈴には銀の舌、銀の鈴には金の舌、瑠璃の鈴には水晶の舌、水晶の鈴には瑠璃の舌が付いているのです。

「阿難！於彼池中殖種種水華，青蓮華，紅蓮、赤蓮、白蓮華，常水常華，無守視者，通一切人。阿難！於彼池岸殖種種陸華，修摩那華、婆師華、瞻蔔華、修揵提華、摩頭揵提華、阿提牟哆華、波羅頭華。

> 阿難よ、その池には様々な水の花が植えられている。青い蓮、紅い蓮、赤い蓮、白い蓮。それらは常に水と共にあり、花を守る者はいない。すべての人に開かれている。阿難よ、その池の岸には様々な陸の花が植えられている。ジャスミン、バラ、クチナシ、サンダルウッドのような香りの花、高貴な香りの花、アーティムッタ花、パラッタ花。

「阿難！其華池岸有眾多女，身體光澤，曒潔明淨，美色過人，少不及天，姿容端正，覩者歡悅，眾寶瓔珞，嚴飾具足。彼行惠施，隨其所須，飲食、衣被、車乘、屋舍、床褥、氍氀、給使、明燈，悉以與之。

> 阿難よ、その花の池のほとりには多くの女性たちがいる。 その身体は輝き、清らかで明るく、その美しさは人々をはるかに超え、天のものにもわずかに及ばない程度である。姿かたちは整っていて、見る者は皆喜びを感じる。 彼女たちは様々な宝の瓔珞で全身を飾り、十分に装飾されている。 彼女たちは布施を行い、相手が必要とするままに、食べ物や飲み物、衣服や敷物、車や家、寝床や敷物、召使いや灯りに至るまで、すべてを惜しみなく与えるのである。

「阿難！其多羅樹葉，風吹之時，有極上妙音樂之聲，猶五種妓工師作樂，極妙上好諧和之音。阿難！其多羅樹葉，風吹之時，亦復如是。阿難！拘尸城中設有弊惡極下之人，其有欲得五種妓樂者，即共往至多羅樹間，皆得自恣，極意娛樂。阿難！拘尸王城常有十二種聲，未曾斷絕，象聲、馬聲、車聲、步聲、吹螺聲、鼓聲、薄洛鼓聲、伎鼓聲、歌聲、舞聲、飲食聲、惠施聲。

> 「阿難よ、あの多羅樹の葉が風に揺れるとき、そこには極めて優れた音楽の音が響き渡ります。それはまるで五種類の楽器の名手たちが奏でる、素晴らしく調和のとれた音のようです。阿難よ、多羅樹の葉が風に揺れるとき、まさにそのような音が生まれるのです。 阿難よ、たとえクシナガラの町に卑しく悪しき者たちがいたとしても、もし五種類の楽器の音を楽しみたいと願うなら、彼らは皆、あの多羅樹林へと向かうでしょう。そしてそこでは、思いのままに満足するまで、心ゆくまで楽しむことができるのです。 阿難よ、クシナガラの都では、常に十二種類の音が絶えることなく響いています。象の声、馬の声、車の音、歩く音、法螺貝の音、太鼓の音、革張りの太鼓の音、舞楽の太鼓の音、歌声、舞の音、飲食の音、施しを与える声、これらの音です。」

「阿難！拘尸城中有王，名大善見，為轉輪王，聰明智慧，有四種軍整御天下，由己自在，如法法王成就七寶，得人四種如意之德。云何成就七寶，得人四種如意之德？如前所說七寶、四種人如意之德。阿難！於是，拘尸王城梵志、居士，多取珠寶、鉗婆羅寶，載詣大善見王，白曰：『天王！此多珠寶、鉗婆羅寶，天王當為見慈愍故，願埀納受。』大善見王告梵志、居士曰：『卿等送獻，我所不須，吾亦自有。』

> 「阿難よ。コーラヴァ都には、大善見王という名の、輪廻転輪王がいた。聡明で智慧があり、四種の軍勢をもって天下を統べ治め、自らの思いのままに、法に従った法王として、七宝を成就し、人間としての四つの自在の徳を得ていた。どのように七宝を成就し、人間としての四つの自在の徳を得たのかは、先に述べた七宝と四種の人間の自在の徳の通りである。 阿難よ。さて、コーラヴァ都のバラモンや在家信者たちは、多くの宝玉や金剛珠宝を取り集め、大善見王のもとへ持参し、申し上げた。 『天王よ、こちらには多くの宝玉や金剛珠宝がございます。天王がお慈悲をもって、どうかお受け取りくださいませ。』 これを聞いて大善見王は、バラモンや在家信者たちに告げた。 『あなた方は差し出しているが、私にそれは必要ない。私自身もすでに持っているのだ。』」

「阿難！復有八萬四千諸小國王詣大善見王，白曰：『天王！我等欲為天王作殿。』大善見王告諸小王：『卿等欲為我作正殿，我所不須，自有正殿。』八萬四千諸小國王皆叉手向，再三白曰：『天王！我等欲為天王作殿，我等欲為天王作殿。』於是，大善見王為八萬四千諸小王故，默然而聽。爾時，八萬四千諸小國王知大善見王默然聽已，拜謁辭退，繞三匝而去，各還本國，以八萬四千車載金自重，并及其錢作以不作，復以一一珠寶之柱載往拘尸城，去城不遠，作大正殿。

> 「阿難よ。また、八万四千の小国の王たちが大善見王のもとに参上して申し上げた。『大王様、私たちは大王のために神殿を建てたいと望みます。』 大善見王は諸国の王たちに告げられた。『あなた方が私のために神殿を建てようとすることは、私には必要ない。私にはすでに立派な神殿があるのだから。』 八万四千の小国の王たちは皆、手を合わせて、二度三度と重ねて申し上げた。『大王様、私たちは大王のために神殿を建てたいのです。私たちは大王のために神殿を建てたいのです。』 そこで、大善見王は八万四千の小国の王たちの願いのために、黙って聞き入れることにされた。 その時、八万四千の小国の王たちは、大善見王が黙って許可されたことを知ると、拝礼して辞去し、三度その周りを巡ってから、それぞれ自分の国に帰った。そして、八万四千台の車に金を満載し、その貨幣や、加工されたものもされていないものも共に積み、さらに一つ一つの宝石の柱を載せて、拘尸城へと運んだ。そして都からさほど離れていない場所に、大きな立派な神殿を建てたのである。」

「阿難！彼大正殿長一由延，廣一由延。阿難！彼大正殿四寶塼壘金、銀、琉璃及水精。阿難！彼大正殿四寶梯陛金、銀、琉璃及水精，金陛銀蹬，銀陛金蹬，琉璃陛水精蹬，水精陛琉璃蹬。阿難！大正殿中有八萬四千柱，以四寶作金、銀、琉璃及水精，金柱銀櫨磉，銀柱金櫨磉，琉璃柱水精櫨磉，水精柱琉璃櫨磉。阿難！大正殿內立八萬四千樓，以四寶作金、銀、琉璃及水精，金樓銀覆，銀樓金覆，琉璃樓水精覆，水精樓琉璃覆。

> 「アーナンダよ、その大正殿は、長さが一由旬、幅も一由旬ありました。アーナンダよ、その大正殿は、金、銀、瑠璃、水晶の四種の宝で瓦のように積み重ねて造られていました。アーナンダよ、その大正殿には、金、銀、瑠璃、水晶でできた四つの階段があり、金の階段には銀の踏み段、銀の階段には金の踏み段、瑠璃の階段には水晶の踏み段、水晶の階段には瑠璃の踏み段が備えられていました。アーナンダよ、大正殿の中には八万四千本の柱があり、それらは金、銀、瑠璃、水晶の四種の宝で作られ、金の柱には銀の梁や土台、銀の柱には金の梁や土台、瑠璃の柱には水晶の梁や土台、水晶の柱には瑠璃の梁や土台が使われていました。アーナンダよ、大正殿の内部には八万四千の高楼が建ち並び、金、銀、瑠璃、水晶の四種の宝で作られ、金の高楼には銀の覆い、銀の高楼には金の覆い、瑠璃の高楼には水晶の覆い、水晶の高楼には瑠璃の覆いが施されていました。」

「阿難！大正殿中設八萬四千御座，亦四寶作金、銀、琉璃及水精，金樓設銀御座，敷以氍氀、毾𣰆，覆以錦綺羅縠，有襯體被，兩頭安枕，加陵伽波惒邏、波遮悉多羅那，如是銀樓設金御座，琉璃樓設水精御座，水精樓設琉璃御座，敷以氍氀、毾𣰆，覆以錦綺羅縠，有襯體被，兩頭安枕，加陵伽波惒邏、波遮悉多羅那。阿難！彼大正殿周匝繞有四寶鈎欄金、銀、琉璃及水精，金欄銀鉤，銀欄金鉤，琉璃欄水精鉤，水精欄琉璃鉤。阿難！彼大正殿覆以羅網，鈴懸其間，彼鈴四寶金、銀、琉璃及水精，金鈴銀舌，銀鈴金舌，琉璃鈴水精舌，水精鈴琉璃舌。

> 「アーナンダよ、その大正殿には八万四千の御座が設けられていた。それらは金、銀、琉璃、水晶の四宝で作られていた。金の楼閣には銀の御座があり、それは上質の織物や敷物で覆われ、錦や綾絹の掛け布がかけられ、体に添う敷物が敷かれ、両端には枕が置かれていた。また、加陵伽波惒邏や波遮悉多羅那という優れた布地も用いられていた。同様に、銀の楼閣には金の御座、琉璃の楼閣には水晶の御座、水晶の楼閣には琉璃の御座が設けられ、それぞれ同じように上質の敷物や掛け布で荘厳されていた。 アーナンダよ、その大正殿の周囲には、金、銀、琉璃、水晶の四宝で作られた欄干が巡らされていた。金の欄干には銀の鉤、銀の欄干には金の鉤、琉璃の欄干には水晶の鉤、水晶の欄干には琉璃の鉤が取り付けられていた。 アーナンダよ、その大正殿の上には網が張り巡らされ、その間に鈴が吊るされていた。それらの鈴もまた金、銀、琉璃、水晶の四宝で作られ、金の鈴には銀の舌、銀の鈴には金の舌、琉璃の鈴には水晶の舌、水晶の鈴には琉璃の舌が付けられていた。」

「阿難！彼大正殿具足成已，八萬四千諸小國王去殿不遠，作大華池。阿難！彼大華池長一由延，廣一由延。阿難！彼大華池四寶塼壘金、銀、琉璃及水精，其底布以四種寶沙金、銀、琉璃及水精。阿難！彼大華池有四寶梯陛金、銀、琉璃及水精，金陛銀蹬，銀陛金蹬，琉璃陛水精蹬，水精陛琉璃蹬。

> 阿難よ、その大いなる正殿が完全に成就した後、その遠くない場所に、八万四千の小王たちが一つの大きな花の池を造りました。阿難よ、その大きな花の池は、長さ一由旬、幅一由旬ありました。阿難よ、その大きな花の池の縁は、金、銀、瑠璃、水晶の四宝で積み上げられ、その底には同じ四種の宝の砂、すなわち金、銀、瑠璃、水晶が敷き詰められていました。阿難よ、その大きな花の池には、金、銀、瑠璃、水晶でできた四つの階段がありました。金の階段には銀の踏み段、銀の階段には金の踏み段、瑠璃の階段には水晶の踏み段、水晶の階段には瑠璃の踏み段が備えられていました。

「阿難！彼大華池周匝繞有四寶鉤欄金、銀、琉璃及水精，金欄銀鉤，銀欄金鉤，琉璃欄水精鉤，水精欄琉璃鉤。阿難！彼大華池覆以羅網，鈴懸其間，彼鈴四寶金、銀、琉璃及水精，金鈴銀舌，銀鈴金舌，琉璃鈴水精舌，水精鈴琉璃舌。

> 「阿難よ、その大きな蓮池の周りには、金、銀、瑠璃、水晶の四種の宝でできた欄干が巡らされていた。金の欄干には銀の鉤、銀の欄干には金の鉤、瑠璃の欄干には水晶の鉤、水晶の欄干には瑠璃の鉤がついていた。また、その池の上には網が張り巡らされ、その網の間には鈴が吊るされていた。この鈴もまた、金、銀、瑠璃、水晶の四種の宝でできており、金の鈴には銀の舌、銀の鈴には金の舌、瑠璃の鈴には水晶の舌、水晶の鈴には瑠璃の舌がついていた。」

「阿難！彼大華池其中則有種種水華，青蓮華，紅蓮、赤蓮、白蓮華，常水常華，有守視者，不通一切人。阿難！彼大華池其岸則有種種陸華，修摩那華、婆師華、瞻蔔華、修揵提華、摩頭揵提華、阿提牟哆華、波羅賴華。

> 阿難よ、その大きな蓮池の中には、様々な水の花が咲いています。青い蓮の花、紅い蓮、赤い蓮、白い蓮の花があり、水も花も絶えることなく、番人が見張っていて、誰でも自由に入れるわけではありません。阿難よ、その大きな蓮池の岸辺には、様々な陸の花が咲いています。スーマナの花、ヴァルシカの花、チャンパカの花、シュラガンディカの花、マトゥランガンディカの花、アティムクタカの花、パータラの花があります。

「阿難！如是大殿及大華池具足成已，八萬四千諸小國王去殿不遠，作多羅園。阿難！彼多羅園長一由延，廣一由延。阿難！多羅園中殖八萬四千多羅樹，則以四寶金、銀、琉璃及水精，金多羅樹銀葉華實，銀多羅樹金葉華實，琉璃多羅樹水精葉華實，水精多羅樹琉璃葉華實。阿難！彼多羅園周匝有四寶鉤欄金、銀、琉璃及水精，金欄銀鉤，銀欄金鉤，琉璃欄水精鉤，水精欄琉璃鉤。阿難！彼多羅園覆以羅網，鈴懸其間，彼鈴四寶金、銀、琉璃及水精，金鈴銀舌，銀鈴金舌，琉璃鈴水精舌，水精鈴琉璃舌。

> 「阿難よ、このようにして大いなる大殿と大いなる蓮池が完全に整えられた後、八万四千の小国の王たちがその大殿から遠くない場所に、多羅（タラ）の園林を作りました。阿難よ、その多羅の園林は、長さ一由旬（ゆじゅん）、広さも一由旬ありました。阿難よ、その多羅の園林の中には八万四千本の多羅の木が植えられており、それらは四種の宝、すなわち金、銀、瑠璃（るり）、水晶でできていました。金の多羅の木には銀の葉と銀の花と実が、銀の多羅の木には金の葉と金の花と実が、瑠璃の多羅の木には水晶の葉と水晶の花と実が、水晶の多羅の木には瑠璃の葉と瑠璃の花と実がなっていました。阿難よ、その多羅の園林の周囲には四種の宝（金、銀、瑠璃、水晶）でできた手すりが巡らされており、金の手すりには銀の支柱が、銀の手すりには金の支柱が、瑠璃の手すりには水晶の支柱が、水晶の手すりには瑠璃の支柱がついていました。阿難よ、その多羅の園林の上には宝の網が張り巡らされ、その網の間には鈴（すず）が懸けられていました。その鈴もまた、金、銀、瑠璃、水晶の四種の宝でできており、金の鈴には銀の舌が、銀の鈴には金の舌が、瑠璃の鈴には水晶の舌が、水晶の鈴には瑠璃の舌がついていました。」

「阿難！如是大殿華池及多羅園具足成已，八萬四千諸小國王即共往詣大善見王，白曰：『天王！當知大殿華池及多羅園悉具足成，唯願天王隨意所欲。』阿難！爾時，大善見王便作是念：『我不應先昇此大殿，若有上尊沙門、梵志，依此拘尸王城住者，我寧可請一切來集坐此大殿，施設上味極美餚饌，種種豐饒食噉含消，手自斟酌，皆令飽滿，食竟收器，行澡水訖，發遣令還。』

> 「阿難、このようにして大広殿、蓮池、多羅園がすべて完成した時、八万四千の小国の王たちが大善見王のもとに訪れて申し上げました。『大王よ、ご承知ください。大広殿、蓮池、多羅園はすべて完成いたしました。どうか大王の思し召しのままにお使いください。』 阿難、その時、大善見王はこう考えました。『私はまずこの大殿に上るべきではない。この拘尸那掲羅の都に住んでおられる尊い修行者や聖者たちがいるならば、私は彼ら全てをお招きし、この大殿に集まっていただこう。そして極上の味わいと美しい料理、様々に豊かな食べ物や飲み物を用意し、自らの手で食べ物を盛りつけて皆が満腹するまで給仕しよう。食事が終わったら器を片付け、手洗いの水を用意し、終わってからお帰りいただこう。』」

「阿難！大善見王作是念已，即請上尊沙門、梵志，依彼拘尸王城住者，一切來集昇大正殿，都集坐已，自行澡水，便以上味極美餚饌，種種豐饒食噉含消，手自斟酌，皆令飽滿，食竟收器，行澡水訖，受呪願已，發遣令還。

> 阿難よ、大善見王はそう思ってから、かの拘尸王城に住む高貴な沙門や梵志たちを招き、彼ら全員が集まって大正殿に上がり、皆が座り終えると、自ら手を洗う水を用意し、最も美味な料理や様々な豊かな食べ物や飲み物を自らの手で注ぎ分けて、皆が満腹するまで給仕した。食事が終わり、器を片付け、手を洗う水を施し終え、祈りの言葉を受け入れた後、彼らを送り帰したのである。

「阿難！大善見王復作是念：『今我不應大正殿中而行於欲，我寧可獨將一侍人昇大殿住。』阿難！大善見王則於後時，將一侍人昇大正殿，便入金樓，坐銀御床，敷以氍氀、毾𣰆，覆以錦綺羅縠，有襯體被，兩頭安枕，加陵伽波惒邏、波遮悉多羅那，坐已，離欲、離惡不善之法，有覺、有觀、離生喜、樂，逮初禪成就遊。從金樓出，次入銀樓，坐金御床，敷以氍氀、毾𣰆，覆以錦綺羅縠，有襯體被，兩頭安枕，加陵伽波惒邏、波遮悉多羅那，坐已，離欲、離惡不善之法，有覺、有觀，離生喜、樂，逮初禪成就遊。從銀樓出，入琉璃樓，坐水精御床，敷以氍氀、毾𣰆，覆以錦綺羅縠，有襯體被，兩頭安枕，加陵伽波惒邏、波遮悉多羅那，坐已，離欲、離惡不善之法，有覺、有觀，離生喜、樂，逮初禪成就遊。從琉璃樓出，入水精樓，坐琉璃御床，敷以氍氀、毾𣰆，覆以錦綺羅縠，有襯體被，兩頭安枕，加陵伽波惒邏、波遮悉多羅那，坐已，離欲、離惡不善之法，有覺、有觀，離生喜、樂，逮初禪成就遊。

> 「阿難よ、そこで大善見王はこう考えました。『今、私は大正殿の中で欲望にふけるべきではない。一人の従者だけを連れて、大殿に上がろう。』そうして後日、大善見王は一人の従者を連れて大正殿に上がりました。まず金の楼閣に入り、銀の寝台に座りました。その寝台には、毛織物の敷物が敷かれ、美しい錦や絹の覆いが掛けられ、体にぴったりと合う掛け布団があり、両端には枕が置かれていました。そして座ると、欲望から離れ、悪しき心の働きから離れ、思惟と考察を伴い、離欲によって生じる喜びと楽を体得し、初禅の境地に達しました。 次に、金の楼閣から出て銀の楼閣に入り、金の寝台に座りました。そこでも同様に、毛織物の敷物が敷かれ、美しい錦や絹の覆いが掛けられ、体にぴったりと合う掛け布団があり、両端に枕が置かれていました。座ると、同じように欲望から離れ、悪しき心の働きから離れ、思惟と考察を伴い、離欲によって生じる喜びと楽を体得し、初禅の境地に達しました。 さらに、銀の楼閣から出て瑠璃の楼閣に入り、水晶の寝台に座りました。そこでも同様の寝具が整えられ、座るとやはり欲望から離れ、悪しき心の働きから離れ、思惟と考察を伴い、離欲によって生じる喜びと楽を体得し、初禅の境地に達しました。 そして最後に、瑠璃の楼閣から出て水晶の楼閣に入り、瑠璃の寝台に座りました。そこでもまた、同じように毛織物の敷物が敷かれ、美しい錦や絹の覆いが掛けられ、体にぴったりと合う掛け布団があり、両端に枕が置かれていました。座ると、全く同じように欲望から離れ、悪しき心の働きから離れ、思惟と考察を伴い、離欲によって生じる喜びと楽を体得し、初禅の境地に達しました。」

「阿難！爾時八萬四千夫人及女寶並久不見大善見王，各懷飢虛，渴仰欲見。於是，八萬四千夫人共詣女寶，白曰：『天后！當知我等並久不覲天王。天后！我等今欲共見天王。』女寶聞已，告主兵臣：『汝今當知！我等並久不覲天王，今欲往見。』主兵臣聞，即送八萬四千夫人及女寶至大正殿，八萬四千象、八萬四千馬、八萬四千車、八萬四千步、八萬四千小王亦共侍送至大正殿，當去之時，其聲高大，音響震動。大善見王聞其聲高大，音響震動，聞已，即問傍侍者曰：『是誰聲高大，音響震動？』侍者白曰：『天王！是八萬四千夫人及女寶，今悉共來詣大正殿，八萬四千象、八萬四千馬、八萬四千車、八萬四千步、八萬四千小王亦復共來詣大正殿。是故其聲高大，音響震動。』大善見王聞已，告侍者曰：『汝速下殿，可於露地疾敷金床，訖還白我。』侍者受教，即從殿下，則於露地疾敷金床訖，還白曰：『已為天王則於露地敷金床訖，隨天王意。』

> 「阿難よ。その時、八万四千の夫人と女宝は、長い間 大善見王にお目にかかっていなかったので、皆それぞれ飢えと渇きを覚え、王を慕い会いたいと切に願っていました。そこで、八万四千の夫人たちは共に女宝のもとへ行き、申し上げました。『后様、どうかお聞きください。私どもは皆、長い間 大王にお目にかかっておりません。后様、私どもは今、共に大王にお目にかかりたく存じます。』これを聞いた女宝は、主兵の臣に告げました。『あなたは今、知るがよい。私どもは皆、長い間 大王にお目にかかっておらず、今、参上してお目にかかりたいと思う。』主兵の臣はこれを聞き、すぐに八万四千の夫人と女宝を大正殿へお送りしました。そして八万四千の象、八万四千の馬、八万四千の車、八万四千の歩兵、八万四千の小王たちもまた共に付き従い、大正殿へとお送りしました。その出発の時、その物音は大きく、響き渡りました。大善見王はその大きな物音と響きをお聞きになり、傍らに仕える者に尋ねられました。『これは誰の声が大きく、響き渡っているのか。』侍者は申し上げました。『大王様、それは八万四千の夫人と女宝が、今まさに皆そろって大正殿に参られております。また八万四千の象、八万四千の馬、八万四千の車、八万四千の歩兵、八万四千の小王たちもまた共に大正殿に参られております。それゆえに、物音が大きく響き渡っているのでございます。』大善見王はこれを聞かれ、侍者に命じられました。『あなたは急いで大殿から下り、露地に急いで金の床を敷きなさい。敷き終わったら、戻って私に報告しなさい。』侍者は教えを受け、すぐに大殿から下りると、露地に急いで金の床を敷き終え、戻って申し上げました。『すでに大王様のために、露地に金の床を敷き終えました。どうか大王様のお心のままに。』」

「阿難！大善見王即共侍者從殿來下，昇金床上，結跏趺坐。阿難！彼時八萬四千夫人及女寶皆悉共前，詣大善見王。阿難！大善見王遙見八萬四千夫人及女寶，見已，則便閉塞諸根。於是，八萬四千夫人及女寶見王閉塞諸根已，便作是念：『天王今必不用我等。所以者何？天王適見我等，便閉塞諸根。』

> 「阿難よ。大善見王は侍女たちと共に宮殿から降り、金の寝台に上って結跏趺坐されました。阿難よ。その時、八万四千人の后たちと女官たちが皆、王のもとに集まってきました。阿難よ。大善見王は遠くから、八万四千人の后たちと女官たちをご覧になると、すぐに諸根を閉ざされました。すると、八万四千人の后たちと女官たちは、王が諸根を閉ざされたのを見て、こう考えました。『今や天王は、私たちを必要とされていないに違いない。なぜなら、王は私たちを見るやいなや、諸根を閉ざされたのだから』」

「阿難！於是，女寶則前往詣大善見王，到已，白曰：『天王！當知彼八萬四千夫人及女寶盡是天王所有，唯願天王常念我等，乃至命終。八萬四千象、八萬四千馬、八萬四千車、八萬四千步、八萬四千小王，盡是天王所有，唯願天王常念我等，乃至命終。』

> 「阿難よ。そこで、女宝は大善見王のもとへ赴き、到着してからこう申し上げた。『天王様、どうかご存知ください。あの八万四千人の妃たちと女宝は、すべて天王様のものです。どうか天王様が、私たちのことを常に心にかけてくださいますように、命が終わるその時まで。八万四千の象、八万四千の馬、八万四千の車、八万四千の歩兵、八万四千の小王たちも、すべて天王様のものです。どうか天王様が、私たちのことを常に心にかけてくださいますように、命が終わるその時まで。』」

「彼時大善見王聞斯語已，告女寶曰：『妹！汝等長夜教我為惡，不令行慈。妹！汝等從今已後，當教我行慈，莫令為惡。』阿難！八萬四千夫人及女寶却住一面，涕零悲泣，而作此語：『我等非是天王之妹，而今天王稱我等為妹。』

> その時、大善見王はこれを聞いて、女宝にこう言った。「妹よ。あなたがたは長い間、私に悪を教え、慈しみの行いをさせなかった。今より後は、私に慈しみを行うよう教え、悪をさせないでほしい。」 阿難よ、八万四千の夫人たちと女宝は、しりぞいて一方に立ち、涙を流して悲しみ、こう言った。「私たちは天王の妹などではございません。それなのに、今、天王は私たちを『妹』と呼びました。」

「阿難！彼八萬四千夫人及女寶各各以衣抆拭其淚，復前往詣大善見王，到已，白曰：『天王！我等云何教天王行慈，不為惡耶？』大善見王答曰：『諸妹！汝等為我，應如是說：「天王知不？人命短促，當就後世，應修梵行。生無不終，天王！當知彼法必來，非可愛念，亦不可喜，壞一切世，名曰為死。是以天王於八萬四千夫人及女寶有念有欲者，唯願天王悉斷、捨離，至終莫念。於八萬四千象、八萬四千馬、八萬四千車、八萬四千步、八萬四千小王，天王有欲有念者，唯願天王悉斷、捨離、至終莫念。」諸妹，汝等如是教我行慈，不令為惡。』

> 「阿難よ、その八万四千の夫人と女宝たちは、それぞれ衣で涙をぬぐい、再び大善見王のもとへ向かい、こう申し上げた。『天王よ、私たちはどのようにして天王に慈しみの行いを教え、悪を行わせないようにすればよいのでしょうか。』すると大善見王は答えた。『皆の者よ、あなたがたは私に対して、このように言うべきだ。「天王はご存知でしょうか。人の命は短く、やがて来世へと向かうものです。ゆえに清らかな行い（梵行）を修めるべきです。生まれたものは必ず終わりを迎えます。天王、どうかお知りください。あの法（死）は必ず訪れ、愛しくもなく、喜ばしくもなく、全ての世を壊すもの、その名を死といいます。ですから天王よ、八万四千の夫人と女宝たちに対して、もし想いや欲望をお持ちでしたら、どうか天王はそれらを全て断ち切り、手放し、最期まで心にとどめないでください。また八万四千の象、八万四千の馬、八万四千の車、八万四千の歩兵、八万四千の小王に対して、もし欲望や想いをお持ちでしたら、どうか天王はそれらを全て断ち切り、手放し、最期まで心にとどめないでください。」と。皆の者よ、あなたがたはこのようにして私に慈しみの行いを教え、悪を行わせまいとしているのだ。』」

「阿難！彼八萬四千夫人及女寶白曰：『天王！我等從今已後，當教天王行慈，不令為惡。天王！人命短促，當就後世，彼法必來，非可愛念，亦不可憙，壞一切世，名曰為死。是以天王於八萬四千夫人及女寶有念有欲者，唯願天王悉斷、捨離，至終莫念。於八萬四千象、八萬四千馬、八萬四千車、八萬四千步、八萬四千小王，天王有欲有念者，唯願天王悉斷、捨離，至終莫念。』阿難！大善見王為彼八萬四千夫人及女寶說法，勸發渴仰，成就歡喜，無量方便為彼說法，勸發渴仰，成就歡喜已，發遣令還。阿難！彼八萬四千夫人及女寶知大善見王發遣已，各拜辭還。

> 「アーナンダよ、その八万四千人の妃や女官たちはこう言った。『天王よ、私たちはこれより後、天王に慈しみの心を行うよう教え、悪を為させません。天王よ、人の命は短く、やがて来世へと向かいます。あの死という法は必ず訪れ、愛すべきものではなく、喜ばしいものでもありません。すべての世を壊すもの、それを死と言います。ゆえに天王よ、八万四千人の妃や女官たちに対して、想いや欲望をお持ちならば、天王よ、どうかそれらをすべて断ち切り、捨て去り、最期まで想いにとどめないでください。また、八万四千の象、八万四千の馬、八万四千の車、八万四千の歩兵、八万四千の小王に対して、天王に欲望や想いがあるならば、どうかそれらをすべて断ち切り、捨て去り、最期まで想いにとどめないでください。』 アーナンダよ、大善見王はその八万四千人の妃や女官たちに法を説き、敬う心を起こさせ、喜びを成就させた。無数の方便を用いて彼らに法を説き、敬う心を起こさせ、喜びを成就させた後、彼らを帰らせた。 アーナンダよ、その八万四千人の妃や女官たちは、大善見王が帰ることを許したと知り、それぞれ礼をして辞し、帰っていった。」

「阿難！彼八萬四千夫人及女寶還去不久，大善見王即共侍者還昇大殿，則入金樓，坐銀御床，敷以氍氀、毾𣰆，覆以錦綺羅縠，有襯體被，兩頭安枕，加陵伽波惒邏、波遮悉多羅那，坐已，作是觀：『我是最後邊，念欲、念恚、念害、鬪諍、相憎、諛諂、虛偽、欺誑、妄言，無量諸惡不善之法是最後邊。』心與慈俱，遍滿一方成就遊。如是二三四方、四維上下，普周一切，無結無怨，無恚無諍，極廣甚大，無量善修，遍滿一切世間成就遊。

> 「アーナンダよ。その八万四千人の妻と女宝たちが去って間もなく、大善見王は従者と共に大殿に戻った。そして金の楼閣に入り、銀の寝台に座った。その寝台は、絨毯や敷物が敷かれ、美しい錦や絹の織物で覆われ、肌に触れる布団があり、両端には枕が置かれ、上等な敷布団が重ねられていた。座った王はこう観じた。『これが私の最後である。欲望の思い、怒りの思い、害そうとする思い、争い、憎しみ、お世辞、偽り、欺き、虚言、その他数え切れないほどの悪しき善からざる法は、これが最後である。』と。 心を慈しみと共にし、一つの方向を満たして成就して過ごした。同様に、第二、第三、第四の方向、そして上下四方、すべてのものへと広げた。結びつきなく、恨みなく、怒りなく、争いなく、極めて広く大きく、無量に善く修め、すべての世間を満たして成就して過ごした。」

「從金樓出，次入銀樓，坐金御床，敷以氍氀、毾𣰆，覆以錦綺羅縠，有襯體被，兩頭安枕，加陵伽波惒邏、波遮悉多羅那，坐已，作是觀：『我是最後邊，念欲、念恚、念害、鬪諍、相憎、諛諂、虛偽、欺誑、妄言，無量諸惡不善之法是最後邊。』心與悲俱，遍滿一方成就遊。如是二三四方、四維上下，普周一切，無結無怨，無恚無諍，極廣甚大，無量善修，遍滿一切世間成就遊。

> 金の楼閣を出て、次に銀の楼閣に入り、金の御座に座った。そこには、毛織りの敷物や厚い織物が敷かれ、その上に錦や綺羅の薄絹が掛けられ、体にぴったり沿う肌着があり、両端には枕が置かれていた。また、カーリンカ・パヴァーラ（美しい敷物）やパーチャ・サッタラーナ（豪華な掛け布）も整えられていた。座ってから、このように観じた。 「これが最後の境涯である。欲望の思い、怒りの思い、害そうとする思い、争い、憎しみ、へつらい、偽り、欺き、騙すこと、虚偽の言葉、その他無数の不善な悪しき法は、これが最後の境涯である。」 心に慈しみ（悲）を伴わせて、一方の方向に遍く満たして安住した。同様に、二方、三方、四方、そして四つの隅々、上下の全ての方向にも、満ち渡らせた。全ての方向に及んで、執着なく、怨みなく、怒りなく、争いなく、極めて広大で、計り知れないほどに善く修められ、全ての世間に遍く満たして安住した。

「從銀樓出，入琉璃樓，坐水精御床，敷以氍氀、毾𣰆，覆以錦綺羅縠，有襯體被，兩頭安枕，加陵伽波惒邏、波遮悉多羅那，坐已，作是觀：『我是最後邊，念欲、念恚、念害、鬪諍、相憎、諛諂、虛偽、欺誑、妄言，無量諸惡不善之法是最後邊。』心與喜俱，遍滿一方成就遊。如是二三四方、四維上下，普周一切，無結無怨，無恚無諍，極廣甚大，無量善修，遍滿一切世間成就遊。

> 銀の楼閣を出て、瑠璃の楼閣に入り、水晶の御床に座る。そこには毛織物の敷物が敷かれ、錦や綺羅の絹布で覆われ、身に添う布団があり、両端には枕が置かれ、ガリンガ・パハーラ（迦陵伽波惒邏）やパチャ・サトラ（波遮悉多羅那）という上等の敷物も備えられている。座って、こう観じる。『これが最後の境地である。欲望の想い、怒りの想い、害そうとする想い、争い、憎しみ合い、お世辞、偽り、欺き、嘘など、無量の悪しき不善の法は、これで最後とする。』心は喜びと共にあり、一つの方向に満ち渡って、安らかに遊行する。同様に第二、第三、第四の方角、さらに四隅と上下、あらゆる方向に普遍的に行き渡り、滞りなく、怨みなく、怒りなく、争いなく、極めて広大で計り知れず、善く修められ、全ての世間に満ち渡って安らかに遊行する。

「從琉璃樓出，入水精樓，坐瑠璃御床，敷以氍氀、毾𣰆，覆以錦綺羅縠，有襯體被，兩頭安枕，加陵伽波惒邏、波遮悉多羅那，坐已，作是觀：『我是最後邊，念欲、念恚、念害、鬪諍、相憎、諛諂、虛偽、欺誑、妄言，無量諸惡不善之法是最後邊。』心與捨俱，遍滿一方成就遊。如是二三四方、四維上下，普周一切，無結無怨，無恚無諍，極廣甚大，無量善修，遍滿一切世間成就遊。

> 琉璃の楼閣から出て、水晶の楼閣に入り、瑠璃の寝台に座ります。その上に敷物を敷き、錦や綺羅の織物を覆い、身体に沿う布団を置き、両端には枕を据えます。坐った後、こう観じます。「これが私の最後の境地である。欲望の思い、怒りの思い、害心の思い、争い、憎しみ、お世辞、偽り、欺き、虚言、無数の悪しき善からぬ法――これらは全て最後のものとなる。」心を平等な捨の心と共に保ち、一つの方向に充満させて、その境地で安住します。同様に、二方、三方、四方、四隅、上下、あらゆる場所において、結びつきなく、恨みなく、怒りなく、争いなく、限りなく広く大きく、無量の善をよく修め、全ての世界に充満させて安住します。

「阿難！大善見王於最後時生微微死痛，猶如居士或居士子，食極妙食，生小微煩。阿難！大善見王於最後時生微微死痛亦復如是。阿難！爾時大善見王修習四梵室，捨念欲已，乘是命終，生梵天中。

> 「アーナンダよ、大善見王は最後の時に、かすかな死の苦しみを感じました。それはちょうど、在家の方やその子弟が最高の料理を食べた後に、ほんのわずかな不快感を覚えるようなものでした。アーナンダよ、大善見王が最後の時に感じたかすかな死の苦しみもまた、その通りでした。アーナンダよ、その時、大善見王は四つの清らかな修行（四梵住）を修め、心に執着の思いを置き去りにして、その生涯を終え、梵天の世界に生まれました。」

「阿難！在昔異時大善見王者，汝謂異人耶？莫作斯念，當知即是我也。阿難！我於爾時為自饒益，亦饒益他，饒益多人，愍傷世間，為天、為人求義及饒益，求安隱快樂。爾時說法不至究竟，不究竟白淨，不究竟梵行，不究竟梵行訖。爾時不離生老病死、啼哭憂慼，亦未能得脫一切苦。

> 「阿難よ。昔々の大善見王というのは、あなたは別人だと思うかもしれないが、そう考えてはならない。知っておきなさい、それは私自身なのだ。阿難よ。その時、私は自らの利益のため、また他者の利益のため、多くの人々の利益のため、世の中を哀れみ、天の人々や人間たちのために意義と利益を求め、安らぎと幸せを求めていた。しかし、その時に説いた教えは完全なものではなかった。清らかさは完全ではなく、修行の道は完全ではなく、修行の完成には至らなかった。その時、私は生・老・病・死、嘆き悲しみの苦しみから離れておらず、一切の苦しみから解脱することもできなかったのである。」

「阿難！我今出世，如來、無所著、等正覺、明行成為、善逝、世間解、無上士、道法御、天人師，號佛、眾祐。我今為自饒益，亦饒益他，饒益多人，愍傷世間，為天、為人求義及饒益，求安隱快樂。我今說法得至究竟，究竟白淨，究竟梵行，究竟梵行訖。我今得離生老病死、啼哭憂慼，我今已得脫一切苦。

> 「阿難よ、私は今この世に現れ、如来であり、執着なく、正しく目覚め、智慧と行いを完成させ、善き場所へ赴き、世間を理解し、比類なき方であり、道を説く調御者であり、天と人の師であり、仏、衆生の利益となる方と称される。 私は今、自らのためにも、また他の者のためにも、多くの人々の利益のために行動し、世の中を哀れみ、天と人のために真の意味と利益を求め、安らぎと平安と喜びを求める。 私が今説く教えは、究極に至り、究極の清らかさに至り、究極の清らかな行いに至り、究極の清らかな行いを完成するものである。 私は今、生・老・病・死、嘆き悲しみ、憂いや苦しみから離れ、私は今、すべての苦しみから解脱したのである。」

「阿難！從拘尸城，從惒跋單力士娑羅林，從尼連然河，從求求河，從天冠寺，從為我敷床處，我於其中間七反捨身，於中六反為轉輪王，今第七如來、無所著、等正覺。

> 「阿難よ、この拘尸（クシナガラ）の町から、力士たちが住むサーラの林、そしてネーランジャナー川、またゴーターリー川、天冠寺（天の冠が安置された堂）、そして私のために床が用意された場所に至るまで——その間で、私は七度もこの身を捨ててきました。そのうちの六度は、世界を治める転輪聖王として生まれ、そして七度目である今、私は如来・阿羅漢・正等覚者（完全に目覚めた者）としてこの世に現れたのです。」

「阿難！我不復見世中天及魔、梵、沙門、梵志，從天至人，更復捨身者，是處不然。阿難！我今最後生、最後有、最後身、最後形、得最後我，我說是苦邊。」

佛說如是。尊者阿難及諸比丘，聞佛所說，歡喜奉行。

> このように仏は説かれました。尊者アーナンダと諸々の比丘たちは、仏の説かれたことを聞き、歓喜してこれを行いました。

大善見王經第四竟四千六百一十五字

> 大善見王経 第四 終了<note>四千六百十五字</note>

## 中阿含經卷第十四九千三百五十四字第二小土城誦

> 中阿含経 巻第十四