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title: "中阿含經 · 136 商人求財經"
description: "中阿含经是佛教重要经典之一，由东晋时期译经师瞿昙僧伽提婆翻译。该经属于原始佛教阿含部经典，收录于汉传佛教大藏经中，与长阿含经、杂阿含经、增一阿含经并称四阿含。内容主要记载佛陀与弟子们的对话，涵盖佛教基本教义如四谛、八正道、十二因缘等核心思想。经文以中篇形式呈现，结构严谨，是研究早期佛教教理的重要文献。作为原始佛教经典，中阿含经在佛教史上具有重要地位，为后世各宗派共同尊奉，对理解佛陀原始教法具有不可替代的价值。"
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## 中阿含經卷第三十四

> 中阿含経　第三十四巻

東晉罽賓三藏瞿曇僧伽提婆譯

> 東晋・罽賓三蔵・瞿曇僧伽提婆 訳

### （一三六）大品商人求財經第二十第三念誦

> （一三六）大品商人求財経 第二十<note>第三念誦</note>

我聞如是：

> 私はこのように聞きました。

一時，佛遊舍衛國，在勝林給孤獨園。

> ある時、お釈迦さまは舎衛国に滞在され、勝林給孤独園におられました。

爾時，世尊告諸比丘：「乃往昔時，閻浮洲中諸商人等皆共集會在賈客堂，而作是念：『我等寧可乘海裝船，入大海中取財寶來，以供家用。』復作是念：『諸賢入海，不可豫知安隱、不安隱，我等寧可各各備辦浮海之具，謂羖羊皮囊、大瓠、押栰。』彼於後時各各備辦浮海之具，羖羊皮囊、大瓠、押栰，便入大海。彼在海中為摩竭魚王破壞其船，彼商人等各各自乘浮海之具，羖羊皮囊、大瓠、押栰，浮向諸方。

> かつて、世尊は比丘たちにこう告げられた。「昔々、閻浮洲（えんぶしゅう）の商人たちが集まって、こう話し合いました。『さあ、船を用意して海に出かけ、宝物を手に入れて家計の助けにしよう。』また、こうも言いました。『皆さん、海に出れば無事かどうかはわかりません。ですから、それぞれ、羊の皮袋や大きなひょうたん、いかだなど、海を渡る道具を準備しましょう。』その後、彼らはそれらを用意して海に出ました。ところが、大海で摩竭魚（まかつぎょ）の王に船を壊されてしまいました。商人たちはそれぞれ、羊の皮袋や大きなひょうたん、いかだに乗って、四方八方へと漂い始めました。」

「爾時，海東大風卒起，吹諸商人至海西岸，彼中逢見諸女人輩，極妙端正，一切嚴具以飾其身。彼女見已，便作是語：『善來，諸賢！快來，諸賢！此間極樂最妙好處，園觀浴池、坐臥處所、林木蓊欝，多有錢財、金銀、水精、琉璃、摩尼、真珠、碧玉、白珂、車𤦲、珊瑚、虎珀、馬瑙、瑇瑁、赤石、旋珠，盡與諸賢，當與我等共相娛樂，莫令閻浮洲商人南行，乃至於夢。』彼商人等皆與婦人共相娛樂。彼商人等因共婦人合會，生男或復生女。彼於後時，閻浮洲有一智慧商人獨住靜處，而作是念：『以何等故？此婦人輩制於我等不令南行耶？我寧可伺共居婦人，知彼眠已，安徐而起，當竊南行。』

> さて、その時、大海の東から強い風が突然吹き起こり、商人たちを海の西岸に吹き寄せました。そこで彼らは、非常に優美で端正な女たちに出会いました。彼女たちは身に着けるあらゆる装飾品で身を飾っていました。女たちは商人たちを見ると、こう言いました。「ようこそ、諸賢よ。さあ、おいでください、諸賢よ。ここはこの上なく楽しく、最も素晴らしい場所です。庭園や池、座ったり横になったりする場所、木々が生い茂り、多くの財宝――金、銀、水晶、琉璃、如意宝珠、真珠、碧玉、白い瑪瑙、貝、珊瑚、琥珀、瑪瑙、玳瑁、赤石、旋珠――があります。これらすべてを諸賢に差し上げましょう。私たちと共に楽しみ、閻浮洲の商人が南へ行くことのないようにしてください。たとえ夢の中でさえも。」すると、商人たちは皆、女たちと共に楽しみました。やがて、商人たちは女たちと交わり、男子や女子をもうけました。 その後、閻浮洲に一人の賢い商人がいました。彼は一人静かな所にいて、こう考えました。「いったい何の理由があって、この女たちは私たちを南へ行かせまいとするのだろうか。私は、共に暮らす女たちが眠るのを待ち、静かに起き上がって、ひそかに南へ行ってみよう。」

「彼閻浮洲一智慧商人則於後，伺共居婦人，知彼眠已，安徐而起，即竊南行。彼閻浮洲一智慧商人既南行已，遙聞大音高聲喚叫，眾多人聲啼哭懊惱，喚父呼母，呼喚妻子及諸愛念親親朋友，好閻浮洲安隱快樂，不復得見。彼商人聞已，極大恐怖，身毛皆竪，莫令人及非人觸嬈我者。於是，閻浮洲一智慧商人自制恐怖，復進南行。彼閻浮洲一智慧商人進行南已，忽見東邊有大鐵城，見已，遍觀不見其門，乃至可容猫子出處。

> そこで、閻浮提の一人の賢い商人は、後に機会を見つけて、一緒に暮らしていた女性が眠っているのを確かめると、静かに起き上がり、こっそり南へ向かいました。閻浮提の一人の賢い商人が南へ進みますと、遠くから大きな叫び声や、多くの人々の泣き悲しむ声が聞こえてきました。父親や母親、妻や子、愛する親族や友人たちを呼び、「安らかで幸せな閻浮提よ、もう二度と見ることができないのか」と嘆き悲しむ声でした。商人はこれを聞いて大変恐ろしくなり、鳥肌が立ちました。「どうか人であれ、人でないものであれ、私に害を加えませんように」と願いました。そこで、閻浮提の一人の賢い商人は自らの恐怖を飲み込み、さらに南へと進みました。閻浮提の一人の賢い商人が南へ進みますと、突然東の方に大きな鉄の城が見えました。よく見渡しましたが、門は見つからず、猫が通れるほどの隙間さえも見当たりませんでした。

「彼閻浮洲一智慧商人見鐵城北有大叢樹，即往至彼大叢樹所，安徐緣上，上已，問彼大眾人曰：『諸賢！汝等何故，啼哭懊惱，喚父呼母，呼喚妻子及諸愛念親親朋友？好閻浮洲安隱快樂，不復得見耶？』時，大眾人便答彼曰：『賢者！我等是閻浮洲諸商人也，皆共集會在賈客堂，而作是念：「我等寧可乘海裝船，入大海中取財寶來以供家用。」賢者！我等復作是念：「諸賢！我等入海，不可豫知安隱、不安隱，我等寧可各各備辦浮海之具，謂羖羊皮囊、大瓠、押栰。」賢者！我於後時各各備辦浮海之具，謂羖羊皮囊、大瓠、押栰，便入大海。賢者！我等在海中，為摩竭魚王破壞其船。賢者！我等商人各各自乘浮海之具，羖羊皮囊、大瓠、押栰，浮向諸方。爾時，海東大風卒起，吹我等商人至海西岸，彼中逢見諸女人輩，極妙端正，一切嚴具以飾其身。彼女見已，便作是語：「善來，諸賢！快來，諸賢！此間極樂最妙好處，園觀浴池、坐臥處所、林木蓊欝，多有錢財、金銀、水精、琉璃、摩尼、真珠、碧玉、白珂、車𤦲、珊瑚、虎珀、馬瑙、瑇𤦛、赤石、旋珠，盡與諸賢，當與我等共相娛樂，莫令閻浮洲商人南行，乃至於夢。」

> ある時、閻浮提の賢い商人が、鉄城の北に大きな樹林があるのを見つけました。彼はそこへ行き、ゆっくりと木に登り、上から人々に尋ねました。「諸君よ、なぜあなたがたは泣き叫び、父母を呼び、妻子や愛する親しい人々を呼ぶのか。素晴らしく安らかで楽しい閻浮提をもう見ることができないというのか。」 すると、大勢の人々が答えました。「賢者よ、私たちは閻浮提の商人たちです。皆で商館に集まり、『海に出て船に乗り、財宝を取り寄せて家計の足しにしよう』と考えました。また、『海へ出れば、無事かどうかは予測できない。だからこそ、それぞれ浮海の道具、すなわち山羊の皮袋や大きな瓢箪、筏を用意しよう』と思いました。後に、私たちはそれらを準備して海へ出ました。ところが、海中で摩竭魚王に船を壊されてしまいました。私たち商人は、それぞれ山羊の皮袋や瓢箪、筏に乗って四方へ流されました。その時、東の海から突然大風が起こり、私たちを海の西岸へ吹き寄せました。そこで美しく装った女たちに出会いました。彼女たちは言いました。『ようこそ、諸君、早くこちらへ。ここは極めて楽しく素晴らしい場所です。庭園や浴池、座臥所、豊かな木々、そして多くの財宝――金、銀、水晶、瑠璃、摩尼、真珠、碧玉、白珂、車渠、珊瑚、琥珀、瑪瑙、瑇瑁、赤石、旋珠――すべてあなたがたに差し上げましょう。私たちと共に楽しみ、閻浮提の商人が南へ行くことのないように。夢の中でさえも。』」

「『賢者！我等與彼婦人共相娛樂。我等因共婦人合會，生男或復生女。賢者！若彼婦人不聞閻浮洲餘諸商人在於海中，為摩竭魚王破壞船者，則與我等共相娛樂。賢者！若彼婦人聞閻浮洲有諸商人在於海中，為摩竭魚王破壞船者，便食我等，極遭逼迫。若食人時，有餘髮毛及爪齒者，彼婦人等盡取食之。若食人時，有血渧地，彼婦人等便以手爪掘地深四寸，取而食之。賢者！當知我等閻浮洲商人本有五百人，於中已噉二百五十，餘有二百五十，今皆在此大鐵城中。賢者！汝莫信彼婦人語，彼非真人，是羅剎鬼耳。』

> 「賢者よ、我々はその女たちと共に楽しんでいたのです。我々は女たちと交わり、男の子や女の子をもうけました。賢者よ、もしあの女たちが、閻浮洲の他の商人たちが海中で摩竭魚王に船を破壊されたことを知らなければ、彼女たちは我々と共に楽しみ続けていたでしょう。賢者よ、しかしもしあの女たちが、閻浮洲の商人たちが海中で摩竭魚王に船を破壊されたことを聞けば、我々を食べてしまい、ひどい苦しみを与えるのです。人を食べる時、残った髪や毛、爪や歯があると、彼女たちはそれらをことごとく拾って食べます。人を食べる時、血が地面に滴ると、彼女たちは手の爪で地面を四寸の深さに掘り、それを拾って食べるのです。賢者よ、知ってください。我々閻浮洲の商人は元々五百人いましたが、その中で既に二百五十人が食べられ、残りの二百五十人全員が今この大きな鉄の城の中にいるのです。賢者よ、あなたはあの女たちの言葉を信じてはいけません。彼女たちは人間ではなく、羅刹の鬼なのです。」

「於是，閻浮洲一智慧商人於大叢樹安徐下已，復道而還彼婦人所本共居處，知彼婦人故眠未寤，即於其夜，彼閻浮洲一智慧商人速往至彼閻浮洲諸商人所，便作是語：『汝等共來！當至靜處，汝各獨往，勿將兒去，當共在彼，密有所論。』彼閻浮洲諸商人等共至靜處，各自獨去，不將兒息。

> そこで、閻浮洲（インド世界）の賢い商人の一人が、大樹林の中に静かに降り立ち、再び道を戻ってあの女性がもといた住まいに行った。女性がまだ眠っていて目覚めていないのを知ると、その夜のうちに、その閻浮洲の賢い商人は急いで閻浮洲の他の商人たちのところへ行き、こう言った。「あなたたち、こちらへ来なさい。静かな場所に行こう。各自一人で来て、子供を連れてはいけない。そこで秘密の話をしよう。」すると、閻浮洲の商人たちは皆、静かな場所に集まり、各自、一人で来て、子供を連れて行かなかった。

「於是，閻浮洲一智慧商人語曰：『諸商人！我則獨住於安靜處，而作是念：「以何等故？此婦人輩制於我等不令南行耶？我寧可伺共居婦人，知彼眠已，安徐而起，當竊南行。」於是，我便伺共居婦人，知彼眠已，我安徐起，即竊南行。我南行已，遙聞大音高聲喚叫，眾多人聲啼哭懊惱，喚父呼母，呼喚妻子及諸愛念親親朋友，好閻浮洲安隱快樂，不復得見。我聞是已，極大恐怖，身毛皆竪，莫令人及非人觸嬈我者。於是，我便自制恐怖，復進南行，進南行已，忽見東邊有大鐵城，見已，遍觀不見其門，乃至可容猫子出處。

> そこで、閻浮州（えんぶしゅう）の智慧ある商人が言いました。「皆さま、私は一人静かな場所にいて、こう考えました。『なぜこの女たちは、私たちを南へ行かせないのだろう。彼女たちが眠ったのを見計らって、静かに起き上がり、南へ抜け出そう。』こうして私は、一緒にいた女が眠ったのを確かめて、静かに起き上がり、南へと向かいました。南へ進んでいくと、遠くから大きな叫び声が聞こえてきました。多くの人々が泣き叫び、嘆き悲しみ、父や母、妻や子、愛しい親しい人々を呼ぶ声でした。『ああ、安らかで幸せな閻浮州（えんぶしゅう）に、もう二度と戻れない』と。それを聞いて、私は極度の恐怖に襲われ、全身の毛が逆立ちました。『人が来るのか、それとも人ならざるものが触れてくるのか』と。そこで私は恐怖を押し殺し、さらに南へ進みました。すると、東の方角に大きな鉄の城が見えました。近づいてよく見渡しましたが、猫が通り抜けられるほどの小さな入り口すら見当たりませんでした。」

「『我復見於大鐵城北有大叢樹，即往至彼大叢樹所，安徐緣上，上已，問彼大眾人曰：「諸賢！汝等何故，啼哭懊惱，喚父呼母，呼喚妻子及諸愛念親親朋友？好閻浮洲安隱快樂，不復得見耶？」彼大眾人而答我曰：「賢者！我等是閻浮洲諸商人，皆共集會在賈客堂，而作是念：『我等寧可乘海裝船，入大海中取財寶來以供家用。』賢者！我等復作是念：『諸賢！我等入海，不可豫知安隱、不安隱，我等寧可各各備辦浮海之具，謂羖羊皮囊、大瓠、押栰。』賢者！我等後時各各備辦浮海之具，謂羖羊皮囊、大瓠、押栰，便入大海。賢者！我等在海中，為摩竭魚王破壞其船。賢者！我等商人各各自乘浮海之具，羖羊皮囊、大瓠、押栰，浮向諸方。爾時，海東大風卒起，吹我等商人至海西岸，彼中逢見諸女人輩，極妙端正，一切嚴具以飾其身，彼女見已，便作是語：『善來，諸賢！快來，諸賢！此間極樂最妙好處，園觀浴池、坐臥處所、林木蓊欝，多有錢財、金銀、水精、琉璃、摩尼、真珠、碧玉、白珂、車𤦲、珊瑚、虎珀、馬瑙、瑇瑁、赤石、旋珠，盡與諸賢，當與我等共相娛樂，莫令閻浮洲商人南行，乃至於夢。』賢者！我等與彼婦人共相娛樂。我等因共婦人合會，生男或復生女。賢者！若彼婦人不聞閻浮洲更有商人在於海中，為摩竭魚王破壞船者，則與我等共相娛樂。賢者！若彼婦人聞閻浮洲更有商人在於海中，為摩竭魚王破壞船者，便食我等，極遭逼迫。若食人時，有餘髮毛及爪齒者，彼婦人等盡取食之。若食人時，有血渧地，彼婦人等便以手爪掘地深四寸，取而食之。賢者！當知我等閻浮洲商人本有五百人，於中已噉二百五十，餘有二百五十，今皆在此大鐵城中。賢者！汝莫信彼婦人語，彼非真人，是羅剎鬼耳。」』

> 「さて私はさらに、大きな鉄の城の北に大きな木の群れがあるのを見て、そこへ行き、ゆっくりとその木によじ登りました。そして登った後、そこにいた大勢の人々に尋ねました。『皆さん、なぜあなたがたは泣き叫び、嘆き悲しみ、父や母、妻や子、そして愛する親族や友人の名を呼んでいるのですか。かの楽しい閻浮洲（人間界）は安らかで幸せだったのに、もう二度と見ることができないというのですか。』 すると、その大勢の人々は私に答えました。『あなた様、私たちは閻浮洲の商人たちで、皆で商館に集まり、「さあ、海に出る船を用意して、財宝を取りに行き、家計の足しにしよう」と考えました。そしてさらに、「大海原は危険が予測できない。だから各自、浮かぶ道具、つまり山羊の皮袋や大きな瓢箪、組み立ていかだを準備しよう」と相談したのです。その後、実際にそれらを用意して大海原へ出ました。ところが私たちは海中で、大きな摩竭魚（伝説上の巨魚）の王に船を壊されてしまいました。そこで商人たちは各自、山羊の皮袋や瓢箪、いかだに乗って、四方へ散らばって泳ぎ去りました。 その時、海の東から突然強い風が吹き荒れ、私たち商人を海の西岸へと吹き寄せました。そこでは極めて美しく、あらゆる装飾品で身を飾った女性たちに出会いました。彼女たちは私たちを見ると、こう言いました。「おいでなさい、皆さん。さあ、早くこちらへ。ここはとても楽しく、素晴らしい場所です。庭園や浴場、座る場所、寝る場所があり、木々は生い茂り、多くの財産、金銀、水晶、琉璃、瑪瑙、真珠、碧玉、白い貝、車渠（チャクラ貝）、珊瑚、琥珀、瑪瑙、玳瑁、赤い石、旋珠（渦巻き模様の真珠）が揃っています。すべて皆さんに差し上げますから、私たちと共に楽しみましょう。どうか閻浮洲の商人たちが、夢の中でさえ南へ行こうなどと考えませんように。」 私たちはこうして彼女たちと共に楽しみました。彼女たちと結ばれ、男の子や女の子も生まれました。ところが、もし彼女たちが閻浮洲からさらに別の商人たちが海中で摩竭魚の王に船を壊されたと知ると、私たちを食べてしまい、大変な苦しみを与えました。人を食べる時、髪の毛や毛、爪や歯の残りがあると、それらも残らず食べ尽くしました。また、血が一滴でも地面に落ちると、手の爪で地面を深さ四寸（約12センチ）掘り、それを取って食べました。皆様、おわかりでしょう。私たち閻浮洲の商人は元々五百人いましたが、その中で既に二百五十人が食べられ、残りは二百五十人となり、今この大きな鉄の城の中にいるのです。あなた様、どうかあの女たちの言葉を信じてはいけません。彼女たちは人間などではなく、羅刹鬼（悪鬼）なのです。』」

「於是，閻浮洲諸商人問彼閻浮洲一智慧商人曰：『賢者！不問彼大眾人，諸賢！頗有方便令我等及汝等從此安隱度至閻浮洲耶？』閻浮洲一智慧商人答曰：『諸賢！我時脫不如是問也。』於是，閻浮洲諸商人語曰：『賢者！還去至本共居婦人處已，伺彼眠時，安徐而起，更竊南行。』復往至彼大眾人所問曰：『諸賢！頗有方便令我等及汝等從此安隱度至閻浮洲耶？』於是，閻浮洲一智慧商人為諸商人默然而受。

> そこで、閻浮洲の商人たちは、その閻浮洲の一人の智慧ある商人に尋ねました。「賢者よ、あの大衆に尋ねなかったのですか。『皆さん、私たちとあなた方がここから無事に閻浮洲へ渡る方法はあるのでしょうか？』と。」すると、その智慧ある商人は答えました。「皆さん、私はその時、そうは尋ねませんでした。」そこで、閻浮洲の商人たちは言いました。「賢者よ、あの共同の住まいの女性のところへ戻り、彼女が眠るのを待って、静かに起き上がり、こっそりと南へ向かいなさい。」そして、再びあの大衆のところへ行き、尋ねました。「皆さん、私たちとあなた方がここから無事に閻浮洲へ渡る方法はあるのでしょうか？」すると、その閻浮洲の一人の智慧ある商人は、商人たちのために黙って受け入れました。

「是時，閻浮洲一智慧商人還至共居婦人處已，伺彼眠時，安徐而起，即竊南行，復往至彼大眾人所，問曰：『諸賢！頗有方便令我等及汝等從此安隱度至閻浮洲耶？』彼大眾人答曰：『賢者！更無方便令我等從此安隱度至閻浮洲。賢者！我作是念：「我等當共破掘此牆，還歸本所。」適發心已，此牆轉更倍高於常。賢者！是謂方便令我等不得從此安隱度至閻浮洲。賢者！別有方便可令汝等從此安隱度至閻浮洲，我等永無方便。諸賢！我等聞天於空中唱曰：「閻浮洲諸商人愚癡不定，亦不善解。所以者何？不能令十五日說從解脫時而南行，彼有䭷馬王，食自然粳米，安隱快樂，充滿諸根，再三唱曰：『誰欲度彼岸，誰欲使我脫，誰欲使我將從此安隱度至閻浮洲耶？』汝等可共詣䭷馬王而作是語：『我等欲得渡至彼岸，願脫我等，願將我等從此安隱度至閻浮洲。』」賢者！是謂方便令汝等從此安隱度至閻浮洲。商人汝來！可往至彼䭷馬王所，而作是語：「我等欲得渡至彼岸，願脫我等，願將我等從此安隱度至閻浮洲。」』

> その時、閻浮洲から来た一人の賢い商人は、一緒に暮らしていた女のもとへ戻りましたが、彼女が眠っているのを待ち、静かに起き上がって、こっそりと南へ向かいました。そして再びあの大勢の人々のところへ行き、こう尋ねました。「皆さん、私たちとあなた方が、ここから無事に閻浮洲へ渡る方法はあるのでしょうか？」 すると、その大勢の人々は答えました。「賢者よ、私たちがここから無事に閻浮洲へ渡る方法は、もはやありません。私たちはこう考えました。『皆でこの壁を掘り崩して、元の場所に帰ろう』と。そう心に決めた途端、この壁は以前よりさらに高くなってしまいました。賢者よ、これが私たちがここから無事に閻浮洲へ渡れない理由なのです。しかし、賢者よ、あなた方がここから無事に閻浮洲へ渡る方法は別にありますが、私たちには永遠にその方法はありません。皆さん、私たちは天の声が空中でこう告げるのを聞きました。『閻浮洲の商人たちは愚かで心が定まらず、正しい理解もできない。なぜなら、十五日に解脱の時を説くのを待たずに南へ向かおうとしたからだ。そこには、自然に育った粳米を食べ、安らかに満ち足りて、すべての感覚が健全な、たてがみのある馬の王がいる。その馬の王は三度叫ぶ。「誰か向こう岸へ渡りたい者はいるか。誰か私に救ってほしい者はいるか。誰か私に導かれて、ここから無事に閻浮洲へ渡りたい者はいるか」と。あなた方は、そのたてがみのある馬の王のもとへ行き、こう言いなさい。「私たちは向こう岸へ渡りたいのです。どうか私たちを救ってください。どうか私たちを導いて、ここから無事に閻浮洲へ渡らせてください」と。』賢者よ、これがあなた方がここから無事に閻浮洲へ渡る方法なのです。商人よ、さあ、そのたてがみのある馬の王のもとへ行き、こう言いなさい。「私たちは向こう岸へ渡りたいのです。どうか私たちを救ってください。どうか私たちを導いて、ここから無事に閻浮洲へ渡らせてください」と。」

「於是，閻浮洲有一智慧商人語曰：『諸商人！今時往詣䭷馬王所，而作是語：「我等欲得渡至彼岸，願脫我等，願將我等從此安隱度至閻浮洲。」諸商人隨諸天意，諸商人若使十五日說從解脫時，䭷馬王食自然粳米，安隱快樂，充滿諸根，再三唱曰：「誰欲渡彼岸，誰欲從我脫，誰欲使我將從此安隱度至閻浮洲耶？」我等爾時即往彼所，而作是語：「我等欲得渡至彼岸，願脫我等，願將我等從此安隱度至閻浮洲。」』

> そこで、閻浮洲に一人の智慧ある商人が言いました。「商人たちよ、今から私たちは䭷馬王のもとへ行き、こう申し上げよう。『私たちを彼岸へ渡らせてください。私たちを救い出し、ここから安らかに閻浮洲へ導いてください。』と。商人たちは天の意に従い、もし十五日に解脱の時が説かれるなら、䭷馬王は自然の粳米を食べ、安らかで幸せに満ち、諸根が充実し、三度叫びます。『誰か彼岸へ渡りたい者はいるか。誰か私に救われたい者はいるか。誰か私に導かれて、ここから安らかに閻浮洲へ至りたい者はいるか。』と。その時、私たちは彼のもとへ行き、こう申し上げよう。『私たちを彼岸へ渡らせてください。私たちを救い出し、ここから安らかに閻浮洲へ導いてください。』と。」

「於是，䭷馬王後十五日說從解脫時，食自然粳米，安隱快樂，充滿諸根，再三唱曰：『誰欲得度彼岸？我當脫彼，我當將彼從此安隱度至閻浮洲。』時，閻浮洲諸商人聞已，即便往詣䭷馬王所而作是語：『我等欲得度至彼岸，願脫我等，願將我等從此安隱度至閻浮洲。』時䭷馬王語曰：『商人！彼婦人等必當抱兒共相將來而作是語：「諸賢！善來還此，此間極樂最妙好處，園觀浴池、坐臥處所、林木蓊欝，多有錢財、金銀、水精、琉璃、摩尼、真珠、碧玉、白珂、車𤦲、珊瑚、虎珀、馬瑙、玳瑁、赤石、旋珠，盡與諸賢，當與我等共相娛樂，設不用我者，當憐念兒子。」若彼商人而作是念：「我有男女，我有極樂最妙好處，園觀浴池、坐臥處所、林木蓊欝，我多有錢財、金銀、水精、琉璃、摩尼、真珠、碧玉、白珂、車𤦲、珊瑚、虎珀、馬瑙、玳瑁、赤石、旋珠。」者，彼雖騎我正當背中，彼必顛倒，落墮於水，便當為彼婦人所食，當遭逼迫。若食人時，有餘髮毛及爪齒者，彼婦人便當盡取食之。復次，若食人時，有血渧地，彼婦人等便以手爪掘地深四寸，取而食之。若彼商人不作是念：「我有男女，我有極樂最妙好處，園觀浴池、坐臥處所、林木蓊欝，我多有錢財、金銀、水精、琉璃、摩尼、真珠、碧玉、白珂、車𤦲、珊瑚、虎珀、馬瑙、玳瑁、赤石、旋珠。」者，彼雖持我身上一毛，彼必安隱度至閻浮洲。』」

> さて、その馬王（駿馬の王）は、十五日ごとに戒律を説いて解脱を促す時が来ると、自然に実る米を食べ、安らかで楽しく、五感（諸根）が充ち満ちていました。そして、こう三度叫びました。 「誰か、彼岸（向こう岸）に渡りたい者はいるか。私はその者を救い出そう。この安らかな場所から、閻浮洲（インド世界）へと連れて行こう。」 すると、閻浮洲の商人たちはこれを聞いて、すぐに馬王のもとへ行き、こう言いました。 「私たちを彼岸へ渡らせてください。私たちを救い出し、この安らかな場所から閻浮洲へと連れて行ってください。」 そこで馬王は言いました。 「商人たちよ。必ずや、あの女たちが子を抱いてやって来て、こう言うだろう。『皆さま、どうかこちらへお戻りください。ここは、この上なく素晴らしい場所です。庭園や池、横になって休む場所、生い茂る林、そして多くの財宝――金、銀、水晶、瑠璃、摩尼、真珠、碧玉、白珂、車渠、珊瑚、琥珀、瑪瑙、玳瑁、赤石、旋珠――がございます。それらをすべて差し上げますから、私たちと共に楽しみましょう。もし私たちがお気に召さなくても、せめて子供たちだけは憐れんでください。』と。 もし商人が、『私には子供がいる。私にはこの上なく素晴らしい場所がある。庭園や池…多くの財宝がある。』と考えるなら、たとえ私の背中にしっかりと乗っていても、その者は必ず逆さまに落ちて水の中に落ちてしまい、あの女たちに食べられてしまうでしょう。そして迫り来る苦しみに遭うでしょう。人を食べる時、髪の毛や爪や歯が残っていれば、女たちはそれもすべて拾って食べます。また、血が一滴地面に落ちれば、女たちは手の爪で地面を深さ四寸（約12cm）掘り、その血のついた土まで食べてしまいます。 しかし、もし商人が、『私には子供がいる。私にはこの上なく素晴らしい場所がある…多くの財宝がある。』と考えなければ、たとえ私の体の一本の毛に掴まっているだけでも、その者は必ず安らかに閻浮洲へと渡り着くことができるのです。」

於是，世尊告諸比丘：「彼婦人等抱兒子來，而作是語：『諸賢！善來還此，此間極樂最妙好處，園觀浴池、坐臥處所、林木蓊欝，多有錢財、金銀、水精、琉璃、摩尼、真珠、碧玉、白珂、車𤦲、珊瑚、虎珀、馬瑙、玳瑁、赤石、旋珠，盡與諸賢，當與我等共相娛樂。』若彼商人而作是念：『我有男女，我有極樂最妙好處，園觀浴池、坐臥處所、林木蓊欝，我多有錢財、金銀、水精、琉璃、摩尼、真珠、碧玉、白珂、車𤦲、珊瑚、虎珀、馬瑙、玳瑁、赤石、旋珠。』者，彼雖得騎䭷馬王脊正當背中，彼必顛倒，落墮於水，便當為彼婦人所食，當遭逼迫。若食人時，有餘髮毛及爪齒者，彼婦人等盡取食之。復次，食彼人時，有血渧地，彼婦人等便以手爪掘地深四寸，取而食之。若彼商人不作是念：『我有男女，我有極樂最妙好處，園觀浴池、坐臥處所、林木蓊欝，我多有錢財、金銀、水精、琉璃、摩尼、真珠、碧玉、白珂、車𤦲、珊瑚、虎珀、馬瑙、玳瑁、赤石、旋珠。』者，彼雖持䭷馬王一毛者，彼必安隱度至閻浮洲。

> そこで世尊は比丘たちに告げました。 「あの女たちは子供を抱いてやって来て、こう言うだろう。『さあ、こちらへおいでください。ここはとても楽しく、素晴らしい場所です。庭園や池、休息する場所、木々が生い茂り、多くの財宝——金、銀、水晶、琉璃、摩尼、真珠、碧玉、白珂、車渠、珊瑚、琥珀、瑪瑙、玳瑁、赤石、旋珠——があります。これらすべてをあなたがたに差し上げましょう。どうか私たちと一緒に楽しみましょう。』 もし商人が『私には子供がいる。私にはこの上なく楽しく素晴らしい場所がある。庭園や池、休息する場所、木々が生い茂り、多くの財宝——金、銀、水晶、琉璃、摩尼、真珠、碧玉、白珂、車渠、珊瑚、琥珀、瑪瑙、玳瑁、赤石、旋珠——がある』と考えるならば、たとえあの馬王の背中の真ん中に乗っても、必ず転落して水に落ち、あの女たちに食べられ、苦しめられるだろう。そして女たちは人を食べる時、もし髪の毛や爪、歯の残りがあれば、それをすべて拾って食べる。さらに、人を食べる時に血が地面に滴れば、女たちは手の爪で地面を四寸ほど掘り、その血を取って食べるのだ。 もし商人が『私には子供がいる。私にはこの上なく楽しく素晴らしい場所がある。庭園や池、休息する場所、木々が生い茂り、多くの財宝がある』と考えないならば、たとえ馬王の毛一本だけに掴まっていても、必ず安らかに閻浮洲に渡り着くことができる。」

「諸比丘！我說此喻，欲令知義，此說是義，我法善說，發露極廣，善護無有空缺，如橋栰浮具，遍滿流布，乃至天、人。如是我法善說，發露極廣，善護無有空缺，如橋栰浮具，遍滿流布，乃至天、人。

> 比丘たちよ、私はこのたとえを、その意味を理解させようとして説くのです。このたとえの意味は次の通りです。私の教えはよく説かれ、明らかに示され、十分に守られ、欠けるところがありません。それは橋や筏（いかだ）のようなものであり、至る所に行き渡り、天や人々にまで及んでいます。まさにこのように、私の教えはよく説かれ、明らかに示され、十分に守られ、欠けるところがなく、橋や筏のように、天や人々にまで行き渡っているのです。

「若有比丘作如是念：『眼是我，我有眼，耳、鼻、舌、身、意是我，我有意。』者，彼比丘必被害，猶如商人為羅剎所食。我法善說，發露極廣，善護無有空缺，如橋栰浮具，遍滿流布，乃至天、人。如是我法善說，發露極廣，善護無有空缺，如橋栰浮具，遍滿流布，乃至天、人。若有比丘作如是念：『眼非是我，我無有眼，耳、鼻、舌、身、意非是我，我無有意。』者，彼比丘得安隱去，猶如商人乘䭷馬王安隱得度。我法善說，發露極廣，善護無有空缺，如橋栰浮具，遍滿流布，乃至天、人。如是我法善說，發露極廣，善護無有空缺，如橋栰浮具，遍滿流布，乃至天、人。

> 「もし比丘が、『眼は私である。私には眼がある。耳、鼻、舌、身、意も私である。私にはこれらがある』と考えるなら、その比丘は必ず害を受けます。ちょうど商人が羅刹に食われるのと同じです。私の教えはよく説かれ、広く明らかにされ、欠けることなくよく守られ、橋や筏、浮き具のように、天や人々の間にまで満ち渡っています。このように、私の教えはよく説かれ、広く明らかにされ、欠けることなくよく守られ、橋や筏、浮き具のように、天や人々の間にまで満ち渡っています。 もし比丘が、『眼は私ではない。私には眼はない。耳、鼻、舌、身、意も私ではない。私にはこれらはない』と考えるなら、その比丘は安らかに去ることができます。ちょうど商人が駿馬王に乗って安らかに渡るのと同じです。私の教えはよく説かれ、広く明らかにされ、欠けることなくよく守られ、橋や筏、浮き具のように、天や人々の間にまで満ち渡っています。このように、私の教えはよく説かれ、広く明らかにされ、欠けることなくよく守られ、橋や筏、浮き具のように、天や人々の間にまで満ち渡っています。」

「若有比丘作如是念：『色是我，我有色，聲、香、味、觸、法是我，我有法。』者，彼比丘必被害，猶如商人為羅剎所食。我法善說，發露極廣，善護無有空缺，如橋栰浮具，遍滿流布，乃至天、人。如是我法善說，發露極廣，善護無有空缺，如橋栰浮具，遍滿流布，乃至天、人。若有比丘作如是念：『色非是我，我無有色，聲、香、味、觸、法非是我，我無有法。』者，彼比丘得安隱去，猶如商人乘䭷馬王安隱得度。我法善說，發露極廣，善護無有空缺，如橋栰浮具，遍滿流布，乃至天、人。如是我法善說，發露極廣，善護無有空缺，如橋栰浮具，遍滿流布，乃至天、人。

> 「もし比丘が、『色（物質的なもの）は私であり、私は色を持っている。音、香り、味、触れるもの、心の対象は私であり、私はそれらを持っている』と考えるなら、その比丘は必ず害を受けるでしょう。それはちょうど商人が羅刹（悪鬼）に食われてしまうようなものです。私の教えはよく説かれ、広く明らかにされ、欠けるところなく守られています。それは橋や筏、浮き具のように、天や人々の間にまで広く行き渡っています。このように、私の教えはよく説かれ、広く明らかにされ、欠けるところなく守られています。それは橋や筏、浮き具のように、天や人々の間にまで広く行き渡っています。 もし比丘が、『色は私ではなく、私は色を持たない。音、香り、味、触れるもの、心の対象は私ではなく、私はそれらを持たない』と考えるなら、その比丘は安らかに去ることができるでしょう。それはちょうど商人が立派な馬に乗って安全に渡るようなものです。私の教えはよく説かれ、広く明らかにされ、欠けるところなく守られています。それは橋や筏、浮き具のように、天や人々の間にまで広く行き渡っています。このように、私の教えはよく説かれ、広く明らかにされ、欠けるところなく守られています。それは橋や筏、浮き具のように、天や人々の間にまで広く行き渡っています。」

「若有比丘作如是念：『色陰是我，我有色陰，覺、想、行、識陰是我，我有識陰。』者，彼比丘必被害，猶如商人為羅剎所食。我法善說，發露極廣，善護無有空缺，如橋栰浮具，遍滿流布，乃至天、人。如是我法善說，發露極廣，善護無有空缺，如橋栰浮具，遍滿流布，乃至天、人。若有比丘作如是念：『色陰非是我，我無有色陰，覺、想、行、識陰非是我，我無有識陰。』者，彼比丘得安隱去，猶如商人乘䭷馬王安隱得度。我法善說，發露極廣，善護無有空缺，如橋栰浮具，遍滿流布，乃至天、人。如是我法善說，發露極廣，善護無有空缺，如橋栰浮具，遍滿流布，乃至天、人。

> たとえ比丘が、こう思ったとする。「この色の集まり（色陰）が私であり、私にはこの色の集まりがある。同様に、感受（受陰）・表象（想陰）・形成作用（行陰）・認識（識陰）も私であり、私にはそれらがある。」と。その比丘は、必ず害されることになる。まるで商人が羅刹（らせつ）に食い尽くされるように。私の教えは善く説かれ、明らかに示され、十分に守られていて、欠けるところがない。それは橋やいかだ、渡し舟のように、あまねく流布し、天界や人間界にまで及んでいる。このように、私の教えは善く説かれ、明らかに示され、十分に守られていて、欠けるところがない。それは橋やいかだ、渡し舟のように、あまねく流布し、天界や人間界にまで及んでいる。 たとえ比丘が、こう思ったとする。「この色の集まりは私ではなく、私には色の集まりはない。感受・表象・形成作用・認識も私ではなく、私にはそれらはない。」と。その比丘は、安穏に去ってゆく。まるで商人が駿馬（しゅんめ）に乗って安穏に渡りきるように。私の教えは善く説かれ、明らかに示され、十分に守られていて、欠けるところがない。それは橋やいかだ、渡し舟のように、あまねく流布し、天界や人間界にまで及んでいる。このように、私の教えは善く説かれ、明らかに示され、十分に守られていて、欠けるところがない。それは橋やいかだ、渡し舟のように、あまねく流布し、天界や人間界にまで及んでいる。

「若有比丘作如是念：『地是我，我有地，水、火、風、空、識是我，我有識。』者，彼比丘必被害，猶如商人為羅剎所食。我法善說，發露極廣，善護無有空缺，如橋栰浮具，遍滿流布，乃至天、人。如是我法善說，發露極廣，善護無有空缺，如橋栰浮具，遍滿流布，乃至天、人。若有比丘作如是念：『地非是我，我無有地，水、火、風、空、識非是我，我無有識。』者，彼比丘得安隱去，猶如商人乘䭷馬王安隱得度。」

> 「もし比丘が、『地は我である、我は地を持つ。水や火や風や空や識も我であり、我はそれらを持つ』というふうに考えるならば、その比丘は必ず害される。ちょうど商人が羅刹に食われるようにである。 私の法はよく説かれ、広く明かされ、しっかり守られて欠けるところがない。あたかも橋や筏や浮き具のように、至るところに広がり、天や人々にまで及んでいる。このように私の法はよく説かれ、広く明かされ、しっかり守られて欠けるところがない。あたかも橋や筏や浮き具のように、至るところに広がり、天や人々にまで及んでいる。 もし比丘が、『地は我ではない、我は地を持たない。水や火や風や空や識も我ではなく、我はそれらを持たない』というふうに考えるならば、その比丘は安らかに去ることができる。ちょうど商人が優れた駿馬に乗って安らかに川を渡るように。」

於是，世尊說此頌曰：

> そこで、世尊は次の偈を説かれました。

「若有不信於， 佛說正法律，彼人必被害， 如為羅剎食。若人有信於， 佛說正法律，彼得安隱度， 如乘䭷馬王。」

> もし、仏が説く正しい教えと掟を信じない人がいるなら、 その人は必ずや害を受け、 まるで羅刹に食われるかのようになるでしょう。 もし、仏が説く正しい教えと掟を信じる人がいるなら、 その人は安らかに度（わたり）を得、 まるで立派な馬王に乗るかのようなのです。

佛說如是。彼諸比丘聞佛所說，歡喜奉行。

> このように仏は説かれました。比丘たちは仏の説かれたことを聞き、喜んでお受け取りになりました。

商人求財經第二十竟四千二百七十三字

> 商い人が財を求める経　第二十 終わり<note>四、二七三字</note>