---
title: "瑜伽師地論 · 2目 受用樂"
description: "瑜伽师地论是佛教大乘瑜伽行派的重要经典，相传由弥勒菩萨口述，无著菩萨记录，唐代高僧玄奘于贞观年间从印度取回并译成汉文。该论共100卷，系统阐述瑜伽行派的教义，内容包括十七地、三性、八识、修行次第等核心理论，被誉为大乘佛教的百科全书。作为唯识学的根本论典，瑜伽师地论奠定了唯识学派的理论基础，对汉传佛教和藏传佛教影响深远，在佛教思想史上具有崇高地位，是研究唯识学和瑜伽行派必读的经典著作。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cma8zgu8900ckib04n3obwfht"
---

又無漏界中，一切麁重諸苦永斷。是故唯此是勝義樂，當知所餘一切是苦。

> また、煩悩のない世界（無漏界）では、あらゆる重苦しい苦しみが永遠に断ち切られています。したがって、この境地こそが真の最高の安らぎ（勝義楽）であり、それ以外のすべてのものは苦しみであると知るべきです。

又於四種那落迦中無有樂受。如那落迦中，三種餓鬼中亦爾。諸大力鬼、傍生、人中，有外門所生資具樂可得，然為眾苦之所相雜。

> さらに、四種の地獄においては、楽しい感覚（楽受）はまったくありません。地獄と同様に、三種の餓鬼の世界でも同じです。大力の鬼、畜生、人間の世界では、外部の対象（外門）から生じる資具による楽を得られることもありますが、それらは様々な苦しみと混ざり合っています。

又人趣中，轉輪王樂最勝微妙。由彼輪王出現世時，有成就七寶自然出現，故說彼王具足七寶。

> また、人間の世界において、転輪聖王の楽しみは最も勝れて微妙なものです。なぜなら、その転輪王が世に現れる時、七つの宝が自然に成就し現れるからです。それゆえ、その王は七宝を具えていると言われます。

何等為七？所謂輪寶、象寶、馬寶、末尼珠寶、女寶、主藏臣寶、主兵臣寶。爾時輪寶等現，其相云何？七寶現相，如經廣說。

> 七つの宝とは何か？それは、車輪の宝、象の宝、馬の宝、宝珠の宝、后の宝、蔵臣の宝、将軍の宝である。では、車輪の宝などが現れるとき、その兆しはどのようなものか。七宝が現れる兆しについては、経典に詳しく説かれている通りである。

若彼輪王王四洲者，一切小王望風順化，各自白言：某城邑聚落，天之所有，唯願大王垂恩教勅，我等皆當為天僕隸。爾時輪王便即勅令：汝等諸王！各於自境以理獎化，當以如法，勿以非法。又復汝等於國於家勿行非法行，勿行不平等行。若彼輪王王三洲者，先遣使往，然後從化。

> もしその転輪聖王が四つの大陸を統治するならば、すべての小国の王たちは風に草がなびくように従順になり、それぞれこう申し出るでしょう——「この町や村々はすべて天の王様のものです。どうか大王様、慈しみをもって命令をお与えください。私たちは皆、王様のしもべとしてお仕えいたします」と。その時、転輪聖王はこう命じます。「あなたがた諸王よ、それぞれ自分の領地で道理をもって人々を導き、善い行いを励行し、悪しき行いをしてはならない。また、国や家において、不正を行うことなく、不平等な行いをしてはならない。」もしその転輪聖王が三つの大陸を統治するならば、先に使者を送り、その後で人々は教えに従うのです。

若彼輪王王二洲者，興師現威，後乃從化。若彼輪王王一洲者，便自往彼，奮戈揮刃，然後從化。

> もしその輪王が二つの洲を治めるのであれば、軍を興して威を示し、その後で従わせる。もしその輪王が一つの洲を治めるのであれば、自らその地へ赴き、戈を奮い刃を振るって、その後で従わせる。

復次，諸天受其廣大天之富樂。形色殊妙，多諸適悅，於自宮中而得久住。其身內外皆悉清潔，無有臭穢。又人身內多有不淨，所謂塵垢筋骨脾腎心肝；彼皆無有。

> さらに、天人は広大な天界の富と楽しみを受けます。姿形は優れて美しく、多くの喜びに満たされ、自らの宮殿で長く留まることができます。その身体は内外ともに清らかで、汚れや臭いは一切ありません。また、人間の身体には多くの不浄なもの、すなわち埃や垢、骨や筋、脾臓や腎臓、心臓や肝臓などがありますが、天人の身体にはそのようなものは全くないのです。

又彼諸天有四種宮殿，所謂金、銀、頗胝、琉璃所成，種種文綵綺飾莊嚴。種種臺閣、種種樓觀、種種層級、種種窓牖、種種羅網，皆可愛樂。種種末尼以為綺鈿，周匝放光，共相照曜。

> さらに、その天人の世界には四種類の宮殿があります。すなわち、金、銀、水晶、瑠璃で造られ、様々な模様や色彩で美しく飾られています。多様な台閣、多様な楼閣、多様な階段、多様な窓や戸、多様な網飾りがあり、どれも愛らしいものです。また、多様な宝玉が細工として嵌め込まれ、周囲から光を放ち、互いに照り映えています。

復有食樹，從其樹裏出四食味，名曰蘇陀，所謂青黃赤白。復有飲樹，從此流出甘美之飲。復有乘樹，從此出生種種妙乘，所謂車輅輦輿等。復有衣樹，從此出生種種妙衣，其衣細軟，妙色鮮潔，雜綵間飾。復有莊嚴具樹，從此出生種種微妙莊嚴之具，所謂末尼、臂印、耳璫、環釧，及以手足綺飾之具。如是等類諸莊嚴具，皆以種種妙末尼寶而間飾之。復有熏香鬘樹，從此出生種種塗香、種種熏香、種種花鬘。復有大集會樹，最勝微妙。其根深固五十踰繕那，其身高挺百踰繕那，枝條及葉遍覆八十踰繕那；雜花開發，其香順風熏百踰繕那，逆風熏五十踰繕那。於此樹下，三十三天雨四月中，以天妙五欲共相娛樂。復有歌笑舞樂之樹，從此出生歌笑舞等種種樂器。

> 食べ物の木があり、その木の中から「蘇陀」という四つの味わいが出てきます。それは青、黄、赤、白の色をしています。また、飲み物の木があり、そこから甘美な飲み物が流れ出ます。乗り物の木があり、そこから様々な素晴らしい乗り物が生まれます。つまり、車や輦、輿などです。衣服の木があり、そこから様々な美しい衣が生まれます。その衣は細かく柔らかく、美しい色で鮮やかに清らかで、様々な模様で飾られています。装身具の木があり、そこから様々な繊細で美しい装身具が生まれます。すなわち、真珠、腕輪、耳飾り、指輪や腕輪、そして手足を飾る装具などです。このような様々な装身具は、すべて様々な美しい宝珠で飾られています。塗香・燻香・花鬘の木があり、そこから様々な塗香、様々な燻香、様々な花の首飾りが生まれます。また、大集会の木があり、それは最も優れて素晴らしいものです。その根は深く固く五十ヨージャナに及び、幹の高さは百ヨージャナ、枝や葉は八十ヨージャナに広がり覆います。様々な花が咲き、その香りは順風には百ヨージャナ、逆風には五十ヨージャナまで漂います。この木の下で、三十三天の神々は四ヶ月もの間、天の素晴らしい五つの欲望の対象をもって共に楽しみ遊びます。また、歌・笑い・舞い・音楽の木があり、そこから歌、笑い、舞いなど、様々な楽器が生まれます。

又有資具之樹，從此出生種種資具，所謂食飲之具、坐臥之具、如是等類種種資具。又彼諸天欲受用時，隨欲隨業，應其所須，來現手中。

> また、そこには資具（生活用品）の木があり、ここから様々な資具が生まれ出ます。すなわち、飲食の道具や、座ったり寝たりするための道具など、このような種類の様々な資具です。さらに、その天の人々がそれらを使おうと思うとき、その望みと過去の行いに応じて、必要なものが手の中に現れます。

又諸非天，隨其所應，受用種種宮殿富樂應知。又北拘盧洲有如是相樹，名曰如意。彼諸人眾所欲資具，從樹而取。不由思惟，隨其所須，自然在手。復有秔稻，不種而穫。無有我所。又彼有情竟無繫屬、決定勝進。

> さらに、天でない者たちも、それぞれにふさわしいさまざまな宮殿や富の楽しみを受けていると知るべきです。 また、北倶廬洲には、如意樹という名の木があります。そこに住む人々は、望む生活に必要な品々を、考えることなく、その木から手に入れます。 さらに、稲や米は、耕さずとも自然に実り、誰の所有物でもありません。 また、そこに住む者たちは、互いに束縛されることなく、確実に悟りへと進む性質を持っています。

又天帝釋有普勝殿，於諸殿中最為殊勝。仍於其處有百樓觀，一一樓觀有百臺閣，一一臺閣有七房室，一一房室有七天女，一一天女有七侍女。

> また、天帝（たいてい）の住む普勝殿（ふしょうでん）は、すべての殿堂の中で最も優れたものです。その場所には百の楼観（ろうかん）があり、それぞれの楼観には百の台閣（だいかく）があります。さらに、それぞれの台閣には七つの房室（ぼうしつ）があり、一つ一つの房室には七人の天女（てんにょ）がいます。そして、一人ひとりの天女には七人の侍女（じじょ）が従っています。

又彼諸天所有地界，平正如掌，竟無高下。履觸之時，便生安樂，下足之時，陷便至膝，舉足之時，隨足還起。於一切時，自然而有曼陀羅華遍布其上。時有微風吹去萎華，復引新者。

> また、その天人の世界には、大地が平らで手のひらのようであり、高低が全くありません。足を踏み降ろすと、心地よさが生まれ、足を下ろすと膝まで沈み、足を上げると自然に元に戻ります。常に、曼陀羅華が自然に大地一面に広がっています。時折、微風が枯れた花を吹き去り、新たな花を運んでくるのです。

又彼天宮四面各有大街。其形殊妙，軌式可觀，清淨端嚴，度量齊整。復於四面有四大門，規模宏壯，色相希奇，觀之無厭，實為殊絕。多有異類妙色藥叉常所守護。

> また、その天の宮殿の四方には立派な大通りがありました。その形は大変美しく、整然として見事であり、清らかで端正、寸法も整っていました。さらに四方には四つの大きな門があり、その規模は大きく立派で、色や姿は珍しく、見ても見飽きることがなく、まことに素晴らしいものでした。多くの、さまざまな姿の美しい夜叉たちが、いつもこれを守っていました。

復於四面有四園苑：一名繢車，二名麁澁，三名和雜，四名喜林。其四園外有四勝地，色相殊妙，形狀可觀，端嚴無比。其宮東北隅，有天會處，名曰善法。

> Then, on each of the four sides, there are four garden groves: the first is called the Forest of Decorated Chariots, the second is called the Forest of Coarseness, the third is called the Forest of Harmony and Mixture, and the fourth is called the Forest of Joy. Outside these four gardens lie four magnificent places. Their colors and shapes are exquisitely beautiful, their forms pleasant to behold, surpassingly elegant and incomparable. And in the northeast corner of the palace, there is a gathering place of the gods, called the Hall of Good Dharma.

諸天入中，思惟、稱量、觀察妙義。近此園側，有如意石，其色黃白，形質殊妙，其相可觀，嚴麗無比。

> 天の人々は、この園の中にあって、深く思惟し、はかり、観察し、妙なる真理を味わいます。この園のそばには、如意石があります。その色は黄白色で、形や質はとりわけ素晴らしく、そのありさまは見るに値し、荘厳で麗しく、比べるものがないほどです。

又彼天身自然光曜。闇相若現，乃知晝去夜分方來。便於天妙五欲遊戲之中，嬾墮睡眠。異類之鳥不復和鳴。由此等相以表晝夜。又彼諸天眾妙五欲甚可愛樂，唯發喜樂。彼諸天眾恒為放逸之所持行。常聞種種歌舞音樂鼓噪之聲，調戲言笑談謔等聲。常見種種可意之色。常齅種種微妙之香，恒甞種種美好之味。恒觸種種天諸婇女最勝之觸。恒為是樂牽引其意，以度其時。

> また、彼の天人の身体は自然に光輝いている。もし暗い相が現れれば、昼が過ぎて夜が来たことを知る。天の五つの欲望の楽しみの中で、怠けて眠りに落ちる。異なる種類の鳥たちももはや鳴き合わない。これらの様子によって昼夜が示される。また、彼の天人の諸々の五つの欲望は非常に愛しく楽しめるものであり、ただ喜びを生じさせる。彼らの天人は常に放逸に従って行動している。常に様々な歌や舞、音楽や太鼓の騒がしい音、からかいや笑い声、冗談の声などを聞く。常に様々な心を楽しませる色を見る。常に様々な微妙な香りをかぐ。常に様々な美好な味を味わう。常に天の様々な女性たちの最上の触れを感じる。常にこの楽しみに心を引かれ、その時を過ごすのである。

又彼諸天多受如是眾妙欲樂，常無疾病，亦無衰老，無飲食等匱乏所作俱生之苦，無如前說於人趣中有餘匱乏之苦。

> また、その天界の者たちは、このような多くの素晴らしい欲望の楽しみを受け、常に病気がなく、老いることもなく、飲食などの不足によって生じる苦しみもありません。先に述べた人間の世界にあるような、その他の欠乏の苦しみもありません。

## 瑜伽師地論卷第四

> 瑜伽師地論 第四巻