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title: "瑜伽師地論 · 2項 徵破"
description: "瑜伽师地论是佛教大乘瑜伽行派的重要经典，相传由弥勒菩萨口述，无著菩萨记录，唐代高僧玄奘于贞观年间从印度取回并译成汉文。该论共100卷，系统阐述瑜伽行派的教义，内容包括十七地、三性、八识、修行次第等核心理论，被誉为大乘佛教的百科全书。作为唯识学的根本论典，瑜伽师地论奠定了唯识学派的理论基础，对汉传佛教和藏传佛教影响深远，在佛教思想史上具有崇高地位，是研究唯识学和瑜伽行派必读的经典著作。"
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今應問彼：汝何所欲？現法方便所招之苦，為用宿作為因？為用現法方便為因？

> 今、あなたに問いましょう。あなたはどう考えますか？現在の行いによって引き起こされる苦しみは、過去の行いを原因とするのでしょうか？それとも、現在の行いそのものを原因とするのでしょうか？

若用宿作為因者，汝先所說，由勤精進吐舊業故，現在新業由不作因之所害故，如是於後不復有漏，乃至廣說，不應道理。

> もし過去の業を原因とするなら、あなたが先に述べた「勤め励んで精進し、古い業を吐き出すので、現在の新しい業は『不作の因』によって害される。だから以後、煩悩をもたらすことはない」という説明は、どのように広げて論じても、理にかなっていません。

若用現法方便為因者，汝先所說，凡諸世間所有士夫補特伽羅所受，皆由宿作為因，不應道理。

> もしあなたが「現在の行為や努力が原因になる」と言うならば、先にあなたが言った「世の中の全ての人々が受けるものは、すべて過去の行いが原因である」という主張は、道理に合わないことになります。

如是現法方便苦宿作為因故，現法士夫用為因故，皆不應道理，是故此論非如理說。

> このように、現世における苦しみの原因を方便や過去の行いに求めること、また現世における人の努力に原因を求めることは、どちらも道理にかなっていません。したがって、この論は正しい理に適ったものとは言えません。

我今當說如實因相。或有諸苦唯用宿作為因。

> では、いまから「事実に基づく原因の姿」についてお話ししましょう。 ある種の苦しみは、過去の行いだけを原因として現れます。

猶如有一，自業增上力故，生諸惡趣或貧窮家。

> 例えば、ある人が自分の業の力によって、悪い世界や貧しい家に生まれることがあります。

或復有苦雜因所生。謂如有一，因邪事王，不獲樂果而反致苦。

> あるいは、苦しみには様々な要因が混ざり合って生じるものがある。例えば、ある人が王様に間違った仕え方をしたため、幸せな結果を得られず、かえって苦しみを受けるようなものである。

如事於王如是，由諸言說商賈等業、由事農業、由劫盜業、或於他有情作損害事，若有福者，獲得富樂，若無福者，雖設功用而無果遂。

> 例えば、王に仕えることについても同じです。商人や農業、盗み、あるいは他の生き物に害をなす行いによっても、福徳のある者は富み栄え、福徳のない者は、どんなに努力しても結果が得られません。

或復有法，純由現在功用因得。

> また、ある法は、単に現在の作用（働きかけ）という原因によって生じるものもある。

如新所造引餘有業；或聽聞正法，於法覺察；或復發起威儀業路，或復修學工巧業處；如是等類，唯因現在士夫功用。

> 新たに作られたものは、それ以外の行為を引き起こす。あるいは正しい教えを聞き、その教えを理解する。あるいはまた、立ち居振る舞いの行為を起こす。あるいはまた、工芸技術の修学を行う。このような種類のものは、ただ現在の人間の働きかけだけに依存している。