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title: "瑜伽師地論 · 2"
description: "瑜伽师地论是佛教大乘瑜伽行派的重要经典，相传由弥勒菩萨口述，无著菩萨记录，唐代高僧玄奘于贞观年间从印度取回并译成汉文。该论共100卷，系统阐述瑜伽行派的教义，内容包括十七地、三性、八识、修行次第等核心理论，被誉为大乘佛教的百科全书。作为唯识学的根本论典，瑜伽师地论奠定了唯识学派的理论基础，对汉传佛教和藏传佛教影响深远，在佛教思想史上具有崇高地位，是研究唯识学和瑜伽行派必读的经典著作。"
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## 瑜伽師地論卷第十

> 『瑜伽師地論』 巻第十

彌勒菩薩說

> 弥勒菩薩の教え

三藏法師玄奘奉　詔譯

> 三蔵法師玄奘奉詔訳

### 本地分中有尋有伺等三地之七

> 有尋有伺等三地 第七

欲愛云何？謂欲界諸行為緣所生，於欲界行染污希求，由此能生欲界苦果。色愛云何？謂色界諸行為緣所生，於色界行染污希求，由此能生色界苦果。無色愛云何？謂無色界諸行為緣所生，於無色界行染污希求，由此能生無色界苦果。

> 欲の愛着とは何か？それは、欲界の様々な行いを因として生じ、欲界の行いに対して汚れた執着を起こし、それによって欲界の苦しみの結果を生み出すものを言う。 色界の愛着とは何か？それは、色界の様々な行いを因として生じ、色界の行いに対して汚れた執着を起こし、それによって色界の苦しみの結果を生み出すものを言う。 無色界の愛着とは何か？それは、無色界の様々な行いを因として生じ、無色界の行いに対して汚れた執着を起こし、それによって無色界の苦しみの結果を生み出すものを言う。

欲取云何？謂於諸欲所有欲貪。見取云何？謂除薩迦耶見，於所餘見所有欲貪。戒禁取云何？謂於邪願所起戒禁所有欲貪。我語取云何？謂於薩迦耶見所有欲貪。初唯能生欲界苦果，餘三通生三界苦果。

> 「欲望への執着（欲取）とは何か。それは、様々な欲望に対する欲しがりや執着のことをいいます。 「見解への執着（見取）とは何か。それは、自己という固定した見解（サッカーヤ・ディッティ）を除いた、その他の見解に対する欲しがりや執着のことをいいます。 「戒律や行いへの執着（戒禁取）とは何か。それは、誤った願望によって行われる戒律や修行に対する欲しがりや執着のことをいいます。 「自我への執着（我語取）とは何か。それは、自己という固定した見解（サッカーヤ・ディッティ）そのものに対する欲しがりや執着のことをいいます。 最初の執着（欲取）は、欲望の世界（欲界）で苦しみの

欲有云何？謂欲界前時有、業有、死有、中有、生有，及那落迦、傍生、餓鬼、人、天有，總說名欲有。此復由先所作諸行煩惱攝受之所熏發。

> 欲有とは何か？それは欲界における前世の生存、業による生存、死の瞬間の生存、中間状態の生存、生まれた後の生存、ならびに地獄、畜生、餓鬼、人間、天界の生存をすべてまとめて欲有という。これはさらに、過去に行った様々な業や煩悩によって影響を受け、はぐくまれたものである。

色有云何？謂除那落迦、傍生、餓鬼、人有，所餘是色有應知。

> 色とは何か？地獄、畜生、餓鬼、人間の四つの生存状態を除いた、残りの生存状態を色有という、と知るべきである。

無色有云何？謂復除中有，所餘是無色有應知。

> 無色有（むしきう）とは何か。それは、中有（ちゅうう）を除いた残りのものを無色有と知るべきである。

問：依何義故建立七有，所謂那落迦、傍生、餓鬼、人、天有，業有、中有？

> 質問：どのような意味で、地獄・畜生・餓鬼・人・天の五趣と、業有・中有の七つの「有」を立てるのですか？

答：依三種所作故。一、能引有，謂一；二、趣有有，謂一；三、受用果有，謂五。

> 答え：三種の働きがあるからです。第一に「有」を引き寄せるもの（一つ）、第二に「有」へと向かわせるもの（一つ）、第三に結果を受け取らせるもの（五つ）です。

生云何？謂於胎、卵二生，初託生時。等生云何？謂即於彼身分圓滿，仍未出時。趣云何？謂從彼出。起云何？謂出已增長。出現云何？謂於濕、化二生，身分頓起。蘊得云何？謂即於彼諸生位中五取蘊轉。界得云何？謂即彼諸蘊因緣所攝性。處得云何？謂即彼諸蘊餘緣所攝性。諸蘊生起云何？謂即彼諸蘊日日飲食之所資長。命根出現云何？謂即彼諸蘊餘壽力故得相續住。

> 「生」とは何か。胎生と卵生において、最初に宿るときのことである。 「等生」とは何か。その身体が完全に形成され、まだ生まれ出ていない状態である。 「趣」とは何か。そこから出てくることである。 「起」とは何か。出た後に成長することである。 「出現」とは何か。湿生と化生において、身体が瞬間的に現れることである。 「蘊得」とは何か。これらの生存の各段階において、五取蘊がはたらくことである。 「界得」とは何か。それらの蘊が因縁によってまとめられる性質のことである。 「處得」とは何か。それらの蘊が他の縁によってまとめられる性質のことである。 「諸蘊生起」とは何か。それらの蘊が日々の飲食物によって成長することである。 「命根出現」とは何か。それらの蘊が残された寿命の力によって、続けて存在しつづけることである。

此生支略義者，謂若生自性、若生處位、若所生、若因緣所攝、若任持所引、若俱生依持，是名略義。

> この「生」という支分の要点をまとめると、生そのものの性質、生まれる場所と段階、生まれるもの、それを支える原因と縁、生を維持し引き起こすもの、そして同時に生じる支えとなるもの、これらを「生の要点」と呼びます。

衰云何？謂依止劣故，令彼掉動。老云何？謂髮色衰變。襵云何？謂皮膚緩皺。熟云何？謂火力衰減，無復勢力受用欲塵。氣力損壞云何？謂性多疾病故，無有勢力能作事業。黑黶間身云何？謂黯黑出現，損其容色。身脊傴曲、喘息奔急云何？謂行步威儀身形所顯，由此發起極重喘嗽。形貌僂前云何？謂坐威儀位，身首低曲。憑據杖策云何？謂住威儀位，依杖力而住。昏昧云何？謂臥威儀位，數重睡眠。羸劣云何？謂即於此位，無力速覺。損減云何？謂念慧衰退。衰退云何？謂念慧劣故，至於善法不能現行。諸根耄熟云何？謂身體尫羸。功用破壞云何？謂彼於境不復明利。諸行朽故云何？謂彼於後將欲終時。其形腐敗云何？謂壽量將盡，身形臨壞，於諸事業無復功能。

> 衰えとは何か？弱い基盤に依存するため、心身が落ち着かず揺れ動くことである。 老いとは何か？髪の色が衰え変わることである。 しわとは何か？皮膚が緩み、しわが寄ることである。 熟（老熟）とは何か？体内の火力が衰え、欲望の対象を享受する力が失われることである。 気力の損傷とは何か？多くの病気がちで、物事を成し遂げる力がないことである。 黒い斑点が全身に現れるとは何か？暗い斑点が現れ、容貌の美しさを損なうことである。 腰が曲がり、息が荒くなるとは何か？歩くときの態度や姿勢に現れ、激しい咳や息切れを引き起こすことである。 前かがみの姿形とは何か？座っているときの姿勢で、頭と体が低く曲がっていることである。 杖にすがることとは何か？立っているときの姿勢で、杖の力に頼って立っていることである。 ぼんやりしているとは何か？寝ているときの姿勢で、頻繁に深い眠りに落ちることである。 やせ衰えるとは何か？まさにこの状態で、目覚める力が弱いことである。 減退するとは何か？記憶力や知恵が衰えることである。 衰退するとは何か？記憶力や知恵が劣るため、善い行いを実践できなくなることである。 諸根（感覚器官）が老化するとは何か？身体が弱くやせ細ることである。 機能が損なわれるとは何か？感覚器官が対象をはっきりと捉えられなくなることである。 諸行（現象）が朽ちるとは何か？命の終わりが近づくときである。 形が腐敗するとは何か？寿命が尽きようとし、身体が壊れかけ、あらゆる活動を行う力がなくなることである。

此老略義者，謂依止變壞、鬚髮變壞、充悅變壞、火力變壞、無病變壞、色相變壞、威儀變壞、無色諸根變壞、有色諸根變壞、時分已過、壽量將盡，略義應知。

> 老いの概要とは、次のことを指す。 - 身体の衰え - 髪が白くなり、抜けること - 体力の衰えによる気力の低下 - 消化力・体力の衰え - 健康だった状態が失われること - 肌や顔つきの衰え - 動作や姿勢に老いが見えること - 感覚器官（嗅覚・聴覚など）の衰え - 視覚などの感覚器官の衰え - 寿命の時期が過ぎたこと - 余命が少なくなったこと 以上の状態を、老いの概要として知るべきである。

彼彼有情云何？謂那落迦等。有情種類云何？謂即彼一切。終云何？謂諸有情離解支節而死。盡云何？謂諸有情由解支節而死。壞云何？謂識離身。沒云何？謂諸色根滅。捨壽云何？謂氣將盡位。捨煖云何？謂不動位。棄捨諸蘊命根謝滅云何？謂時死。死云何？謂遇橫緣，非時而死。時運盡云何？謂初死未久位。又死魔業名時運盡。

> 各々の生存者とは何か？地獄などにいる者たちのことである。生存者の種類とは何か？あらゆる生きとし生けるものすべてを指す。 終わりとは何か？身体の節々が解けて離れるようにして死ぬことである。 尽きるとは何か？身体の節々が解け離れることによる死である。 壊れるとは何か？意識が身体から離れることである。 没するとは何か？視覚などの感覚器官がその機能を失うことである。 寿命を捨てるとは何か？呼吸がまさに絶えようとする状態である。 温もりを捨てるとは何か？身体が動かなくなる状態である。 すべての構成要素を捨て、命の基盤が消え去るとは何か？寿命による自然死のことである。 死とは何か？不慮の出来事に遭い、寿命が尽きる前に死ぬことである。 寿命の尽きる時とは何か？死んで間もない状態である。また、死の魔の働きを「寿命の尽きる時」とも言うのである。

此死略義者：謂若死、若死法、若死差別、若死後位，是名略義。

> この「死」の簡略な意味とは、すなわち、死そのもの、死すべき性質、死の種類、そして死後の状態を指します。これが死の簡略な定義です。

如是名為緣起差別應知。

> これが縁起の違いとして知られるべきものです。