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title: "瑜伽師地論 · 2目 法威力"
description: "瑜伽师地论是佛教大乘瑜伽行派的重要经典，相传由弥勒菩萨口述，无著菩萨记录，唐代高僧玄奘于贞观年间从印度取回并译成汉文。该论共100卷，系统阐述瑜伽行派的教义，内容包括十七地、三性、八识、修行次第等核心理论，被誉为大乘佛教的百科全书。作为唯识学的根本论典，瑜伽师地论奠定了唯识学派的理论基础，对汉传佛教和藏传佛教影响深远，在佛教思想史上具有崇高地位，是研究唯识学和瑜伽行派必读的经典著作。"
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云何法威力？

> 法の力とはどのようなものか。

謂布施威力乃至般若威力。

> 施す力の威力、さらには般若の力の威力について説く。

此布施等諸法威力，應知一一略有四相。一者、斷所對治相，二者、資糧成熟相，三者、饒益自他相，四者、與當來果相。

> この布施などの諸法の力用は、それぞれに四つの相（特徴）があると知るべきです。第一に、対治すべきものを断つ相。第二に、資糧を成熟させる相。第三に、自他を利益する相。第四に、未来に果報をもたらす相。

布施四相者，謂諸菩薩修行惠施，能斷慳悋，施所對治。是名第一。即此惠施，能作自己菩提資糧，亦即能作布施攝事成熟有情。是名第二。施先意悅，施時心淨，施已無悔，於三時中心常歡喜，以自饒益；亦能除他飢渴、寒熱、種種疾病、所欲匱乏、怖畏眾苦，以饒益他。是名第三。於當來世在在生處，恒常富樂，得大祿位、得大財寶、得大朋黨、得大眷屬。是名第四。是名布施威力四相。此外無有若過若增。

> 施与の四相（四つの特徴）とは、菩薩が施しを修行することで、けちや執着を断ち切り、その対治とする。これを第一とする。この施しそのものが、自分の悟りの糧となり、また施しという行為によって他者を成熟させる手段となる。これを第二とする。施す前は心が喜び、施している時は心が清らかであり、施した後に後悔せず、三つの時において常に心が歓喜し、自らを利益する。また、他者の飢えや渇き、寒さや暑さ、様々な病気、望むものの不足、恐れや苦しみを取り除き、他者を利益する。これを第三とする。来世において生まれるところごとに、常に富み栄え、高い地位を得、多くの財宝を得、多くの仲間を得、多くの従者を得る。これを第四とする。これらが施しの力の四つの特徴である。これより他に、これ以上もこれ以上のものもない。

持戒四相者，謂諸菩薩受持清淨身語律儀，能斷犯戒，戒所對治。是名第一。即所受持清淨尸羅，能為自己菩提資糧，亦即能作同事攝事成熟有情。是名第二。受持淨戒，捨離犯戒為緣所生怖畏、眾罪、怨敵等事，寢寤安樂，以自饒益。又由淨戒、無悔、歡喜乃至心定，以自饒益；受持淨戒，不損惱他，普施一切有情無畏，以饒益他。是名第三。由是因緣，身壞已後。生於善趣天世界中。是名第四。是名持戒威力四相。此外無有若過若增。

> 持戒の四つの相とは、菩薩たちが清らかな身と言葉の律儀を受けて守り、戒を破ること、その対治法である煩悩を断ち切ることをいう。これが第一である。 その受けて守る清らかな戒（尸羅）は、自らの菩提のための資糧となり、同時に同僚として共に修行し、有情を成熟させる働きともなる。これを第二とする。 清らかな戒を保つことで、戒を破ることから生じる恐れ、様々な罪、怨敵などの事柄を捨て、安らかに眠り、安らかに目覚め、自らを益する。また、清らかな戒によって、悔いなく、喜び、心が定まるに至り、自らを益する。清らかな戒を保つことで、他者を損なわず悩ませず、一切の有情に安心を与えて、他者を益する。これを第三とする。 このような因縁によって、死後、善趣である天の世界に生まれる。これを第四とする。 これらが持戒の威力の四つの相である。これより他に過ぎるものも、増えるものもない。

忍辱四相者，謂諸菩薩修行忍辱，能斷不忍，忍所對治。是名第一。即此忍辱，能作自己菩提資糧，亦即能作同事攝事成熟有情。是名第二。由此忍辱，濟㧋自他大怖畏事，饒益自他。是名第三。由是因緣，能令菩薩於當來世無多怨敵、無多離隔、無多憂苦；於現法中，臨命終時心無憂悔，身壞已後生於善趣天世界中。是名第四。是名忍辱威力四相。此外無有若過若增。

> 忍辱の四つの相とは、まず第一に、菩薩が忍辱を修することで、忍べない心を断ち、忍耐の対治となることである。 第二に、この忍辱が自らの菩提の資糧となり、また同僚の摂事として有情を成熟させることである。 第三に、この忍辱によって自己と他者の大きな恐怖の事柄を救済・補助し、自他を益することである。 第四に、この因縁により、菩薩は来世において多くの怨敵、多くの離別、多くの憂苦がなくなり、現世においては命終の時に心に憂悔なく、身が壊れた後には善趣の天世界に生まれることである。 これらが忍辱の力の四つの相である。これより過ぎたものも、増したものも存在しない。

精進四相者，謂諸菩薩住勤精進，能斷懈怠，精進所治。是名第一。即此精進，能作自己菩提資糧及所依止，亦即能作同事攝事成熟有情。是名第二。勤精進故，得安樂住。不為一切惡不善法之所雜亂，後後所證轉勝於前，倍生歡喜，以自饒益；勤修善品，不以身語損惱於他，令他發生精進樂欲，以饒益他。是名第三。由此因力，於當來世，愛樂殊勝士夫功業。是名第四。是名精進威力四相。此外無有若過若增。

> 精進の四つの相とは、すなわち諸々の菩薩が精進に励み、懈怠を断ち切ることができ、これが精進によって対治されるものである。これを第一とする。また、この精進が、自らの菩提の資糧およびその拠り所を成し、同時に同僚としての摂事を成し、有情を成熟させるものである。これを第二とする。精進に励むがゆえに、安楽な境地に住することができる。あらゆる悪しき不善の法によって雑染されることがなく、後に証するものが前よりも一層勝れ、倍の歓喜を生じて、自己を益する。善い品々を勤めて修し、身や言葉によって他を損ない悩ますことなく、他に精進の楽欲を生じさせて、他を益する。これを第三とする。この因の力によって、未来の世において、殊勝なる士夫の功業を愛好し楽しむ。これを第四とする。これらを精進の威力の四相という。これより外に過ぎたるものも増したるものもない。

靜慮四相者，謂諸菩薩入靜慮時，能斷煩惱、語言尋、伺、喜、樂、色想等隨煩惱，靜慮所治。是名第一。即此靜慮，能作自己菩提資糧及所依止，亦即能作同事攝事成熟有情。是名第二。現法樂住以自饒益，其心寂靜、最極寂靜，遠離貪愛；於諸有情無損、無惱，以饒益他。是名第三。由此因緣，智得清淨，能發神通，於當來世生淨天處，得靜慮果。是名第四。是名靜慮威力四相。此外無有若過若增。

> 静慮の四つの特徴とは、菩薩が静慮に入るときに、 煩悩・言葉による思考・観察・喜び・楽・色の想いなどの、 静慮が対治する随煩悩（心を悩ますもの）を断じることができること。 これを第一とする。 次に、この静慮が、自らの菩提の資糧（修行の糧）とそのよりどころとなり、 また同僚としての四摂法（他者を導く四つの方法）によって 成熟した有情（生きとし生けるもの）をはぐくむことができること。 これを第二とする。 さらに、現世において法の楽しみに安住して自らの利益とし、 その心は静かであり、極めて静かであり、 貪りの愛着を遠く離れ、 すべての有情に対して損なうことなく悩ますことなく、 他者を利益すること。 これを第三とする。 そして、この因縁によって智慧が清らかになり、 神通力を発現することができ、 未来の世に清らかな天の世界に生まれ、 静慮の果報を得ること。 これを第四とする。 これらを静慮の威力の四つの特徴という。 このほかに、これより優れたものや、これに付け加えるものはない。

般若四相者，謂諸菩薩具足妙慧，能斷無明，慧所對治。是名第一。即此般若，能作自己菩提資糧，能以布施、愛語、利行、同事攝事成熟有情。是名第二。於所知事如義覺了，能引廣大清淨歡喜，以自饒益；普為有情稱理說法，令其獲得現法當來利益安樂，以饒益他。是名第三。由是因緣，攝諸善根，能正所作，於當來世能證二障離繫，謂煩惱障離繫及所知障離繫。是名第四。是名般若威力四相。此外無有若過若增。

> 般若の四つの力相とは、妙なる智慧を備えた菩薩が無明を断ち、智慧がそれに対治するものとなる。これを第一とする。 この般若が自らの菩提の資糧となり、布施・愛語・利行・同事の四攝事によって有情を成熟させる。これを第二とする。 諸法をありのままに覚了し、広大で清らかな歓喜を生み出して自らを益し、またすべての有情にその道理にかなった教えを説き、現世および未来における利益と安楽をもたらして他を益する。これを第三とする。 これらによって諸々の善根を集め、正しき行いをなすことができ、未来世において煩悩障と所知障の二つの障りからの離脱を証得する。これを第四とする。 これらを般若の威力の四つの相という。このほかに、これより勝れたものも、これ以上に増すものもない。