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title: "瑜伽師地論 · 1目 二斷二智"
description: "瑜伽师地论是佛教大乘瑜伽行派的重要经典，相传由弥勒菩萨口述，无著菩萨记录，唐代高僧玄奘于贞观年间从印度取回并译成汉文。该论共100卷，系统阐述瑜伽行派的教义，内容包括十七地、三性、八识、修行次第等核心理论，被誉为大乘佛教的百科全书。作为唯识学的根本论典，瑜伽师地论奠定了唯识学派的理论基础，对汉传佛教和藏传佛教影响深远，在佛教思想史上具有崇高地位，是研究唯识学和瑜伽行派必读的经典著作。"
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云何菩提？謂略說二斷、二智，是名菩提。二斷者，一、煩惱障斷，二、所知障斷。

> 菩提とは何か。簡潔に言えば、二つの断ち切りと二つの智慧である。これを菩提という。二つの断ち切りとは、第一に煩悩障を断ち切ること、第二に所知障を断ち切ることである。

二智者，一、煩惱障斷故，畢竟離垢，一切煩惱不隨縛智；二、所知障斷故，於一切所知無礙無障智。

> 二つの智慧があります。第一に、煩悩の障りを断ち切ることで、ついに汚れから離れ、あらゆる煩悩に縛られない智慧。第二に、知るべきことへの障りを断ち切ることで、すべての知るべきことに対して妨げや障りのない智慧です。

復有異門。謂清淨智、一切智、無滯智。一切煩惱并諸習氣無餘永害，遍一切種不染無明無餘永斷，是名無上正等菩提。

> さらに別の見解がある。清らかな智慧、すべてを知る智慧、滞りのない智慧。あらゆる煩悩とその残り香（習気）を余すことなく断ち尽くし、あらゆる種類の汚れなき無明を完全に断ち切ること。これを無上正等菩提（最高の完全な悟り）という。

一切煩惱并諸習氣畢竟斷故，名清淨智。於一切界、一切事、一切品、一切時智無礙轉，名一切智。界有二種。一者、世界，二者、有情界。事有二種。一者、有為，二者、無為。即此有為、無為二事無量品別，名一切品。謂自相展轉種類差別故，共相差別故，因果差別故，界趣差別故，善、不善、無記等差別故。時有三種。一、過去，二、未來，三、現在。即於如是一切界、一切事、一切品、一切時如實知故，名一切智。無滯智者，暫作意時，遍於一切無礙速疾無滯智轉。不由數數作意思惟，依一作意遍了知故。

> あらゆる煩悩とその潜在的な習気が完全に断ち切られることから、これを「清浄智」と名付ける。あらゆる領域、あらゆる事柄、あらゆる種類、あらゆる時において、智慧が妨げられることなくはたらくことから、これを「一切智」と名付ける。 領域には二種類ある。第一に世界、第二に有情の世界である。 事柄には二種類ある。第一に有為、第二に無為である。 この有為・無為という二つの事柄には無数の種類の違いがあり、それを「あらゆる種類」と呼ぶ。すなわち、それぞれのもの自体が相互に分類される違い、共通の性質による違い、原因と結果による違い、世界と生存の場所による違い、善・不善・無記などによる違いのことである。 時には三種類ある。第一に過去、第二に未来、第三に現在である。 このように、あらゆる領域、あらゆる事柄、あらゆる種類、あらゆる時をあるがままに知ることから、これを「一切智」と名付ける。 「無滞智」とは、ひとたび心を向けたならば、あらゆるものに対して妨げられることなく、速やかに滞りなく智慧がはたらくことである。度重なる意図的な思惟によらず、一度の心の集中によってすべてを遍く知り尽くすからである。

復有異門。謂百四十不共佛法，及如來無諍願智、無礙解等。是名無上正等菩提。百四十不共佛法者，謂三十二大丈夫相、八十隨好、四一切種清淨、十力、四無所畏、三念住、三不護、大悲、無忘失法、永害習氣、一切種妙智。是諸佛法，建立品中當廣分別。如是菩提名為最勝。

> さらに別の教えがあります。それは、百四十の不共(仏だけが持つ独自の)の仏法、そして如来の無諍(争いのない)の境地、願智(願いに基づく智慧)、無礙解(妨げのない理解)などです。これを無上正等菩提(この上ない正しい悟り)と呼びます。 百四十の不共の仏法とは、三十二の大丈夫相(すぐれた身体的特徴)、八十の随好(細かな美しい相)、四つの一切種清浄(全ての面での清らかさ)、十力(十の力)、四無所畏(四つの恐れのなさ)、三念住(三つの心の落ち着き)、三不護(三つの守る必要のなさ)、大悲(大きな慈悲)、無忘失法(忘れることのない法)、永害習氣(習気を完全に断ち切ること)、一切種妙智(あらゆる素晴らしい智慧)です。これらの仏法については、『建立品』の中で詳しく説明されるでしょう。 この