---
title: "瑜伽師地論 · 9目 清淨利行"
description: "瑜伽师地论是佛教大乘瑜伽行派的重要经典，相传由弥勒菩萨口述，无著菩萨记录，唐代高僧玄奘于贞观年间从印度取回并译成汉文。该论共100卷，系统阐述瑜伽行派的教义，内容包括十七地、三性、八识、修行次第等核心理论，被誉为大乘佛教的百科全书。作为唯识学的根本论典，瑜伽师地论奠定了唯识学派的理论基础，对汉传佛教和藏传佛教影响深远，在佛教思想史上具有崇高地位，是研究唯识学和瑜伽行派必读的经典著作。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cma8zhrgf04iuib04h0pyp239"
---

云何菩薩清淨利行？當知此行略有十種。謂諸菩薩於諸有情，依外清淨有五利行，依內清淨有五利行。云何菩薩於諸有情依外清淨有五利行？一、無罪利行，二、不轉利行，三、漸次利行，四、遍行利行，五、如應利行。謂諸菩薩，於諸有情雜惡行者、先惡行者、有罪行者、雜染行者，於諸善中能正安處，是名菩薩於諸有情無罪利行。又諸菩薩於諸有情，不於非解脫、非定清淨處，求為真解脫、求為定清淨者，即於其中能正勸導，是名菩薩於諸有情不轉利行。又諸菩薩，於諸有情先審觀察。知劣慧者為說淺法，隨轉麁近教授教誡；知中慧者為說中法，隨轉處中教授教誡；知廣慧者為說深法，隨轉幽微教授教誡。令其漸次修集善品，是名菩薩於諸有情漸次利行。又諸菩薩，於諸四姓乃至天人一切有情，隨力隨能行義利行、求利樂者，即於其中隨類勸導，是名菩薩於諸有情遍行利行。

> ここで、菩薩の清らかな利他行（利益行）について説明しよう。この行には、大きく分けて十の種類があることが知られている。 すなわち、菩薩は、生きとし生けるものに対して、外的な清らかさに基づく五つの利他行と、内的な清らかさに基づく五つの利他行を実践する。 まず、外的な清らかさに基づく五つの利他行とは何か。 一、無罪の利他行　二、退転させない利他行　三、段階的な利他行　四、普遍的な利他行　五、適切な利他行 では、一つずつ見ていこう。 まず「無罪の利他行」とは、菩薩が、悪行を混ぜ合わせて行う者、以前に悪行をした者、罪を犯した者、煩悩に染まった者たちに対して、善いことの中に正しく導き入れることである。 次に「退転させない利他行」とは、菩薩が、真の解脱や真の清らかさを求める者たちを、本当の解脱や清らかさではない場所（誤った教えや修行）に導かないこと。むしろ、そのような者たちを正しく励まし導くことである。 三つ目に「段階的な利他行」とは、菩薩がまず相手をよく観察する。智慧の劣った者には浅い法を説き、粗くて身近な教えや戒めを与える。智慧が中程度の者には中程度の法を説き、中間的な教えや戒めを与える。智慧が広い者には深い法を説き、微細で奥深い教えや戒めを与える。こうして、彼らが少しずつ善い行いを積み重ねられるように導くのである。 四つ目に「普遍的な利他行」とは、菩薩が、四つの姓（カースト）や天人のような、あらゆる生きとし生けるものに対して、自分の力や能力に応じて、真の利益と幸福をもたらす行いをする。そして、利益や楽しみを求める者たちを、それぞれの性質に合わせて励まし導くことである。

又諸菩薩於諸有情，若於自義諸善法品，隨下中上功能差別可勸導者，及由方便功能差別可勸導者，隨其所應，於彼、如彼方便勸導，是名菩薩於諸有情如應利行。是名菩薩於諸有情依外清淨五種利行。云何菩薩於諸有情依內清淨五種利行？謂諸菩薩，於諸有情起廣大悲意樂現前而行利行。又諸菩薩，於諸有情所作義利，雖受一切大苦劬勞，而心無倦，深生歡喜，為諸有情而行利行。又諸菩薩，雖現安處最勝第一圓滿財位，而自謙下，如奴如僕，亦如孝子、旃荼羅子，其心卑屈，離憍離慢及離我執，於諸有情而行利行。又諸菩薩，於諸有情心無愛染、無有虛偽，真實哀憐而行利行。又諸菩薩，於諸有情生起畢竟無復退轉慈愍之心而行利行。

> また、諸菩薩は、有情に対して、自らの義における善法の品について、下・中・上の機能の差別により勧導できる者、および方便の機能の差別により勧導できる者に対し、それぞれに応じて、その者に、そのような方便で勧導する。これを、菩薩の有情に対する応じた利行という。これを、菩薩の有情に対する、外の清浄に基づく五種の利行という。 では、菩薩の有情に対する、内の清浄に基づく五種の利行とは何か。それは、諸菩薩が、有情に対して、広大な慈悲の心を起こし、その心を現前させて利行を行うことである。また、諸菩薩は、有情のために行う義利において、たとえ大きな苦しみや労苦をすべて受けても、心に倦むことなく、深く喜びを生じ、有情のために利行を行う。また、諸菩薩は、たとえ最も勝れた円満な財産や地位に安住していても、自らをへりくだり、奴隷や召使いのように、また孝行な子や旃荼羅の子のように振る舞い、その心は卑しく柔らかで、高ぶりと慢心を離れ、我執を離れて、有情のために利行を行う。また、諸菩薩は、有情に対して、心に愛着や汚れがなく、偽りがなく、真実の哀れみをもって利行を行う。また、諸菩薩は、有情に対して、決して退くことのない慈しみと哀れみの心を起こし、利行を行う。

是名菩薩於諸有情依內清淨五種利行。如是依於內外清淨各五利行，總有十種。是名菩薩清淨利行。

> これが、菩薩が他者に対して内面の清らかさに基づいて行う5つの利他行です。 このように、内面の清らかさと外面の清らかさにそれぞれ5つずつ利他行があるので、合計で10種類となります。以上が、菩薩の清らかな利他行の説明です。