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title: "瑜伽師地論 · 10目 止觀"
description: "瑜伽师地论是佛教大乘瑜伽行派的重要经典，相传由弥勒菩萨口述，无著菩萨记录，唐代高僧玄奘于贞观年间从印度取回并译成汉文。该论共100卷，系统阐述瑜伽行派的教义，内容包括十七地、三性、八识、修行次第等核心理论，被誉为大乘佛教的百科全书。作为唯识学的根本论典，瑜伽师地论奠定了唯识学派的理论基础，对汉传佛教和藏传佛教影响深远，在佛教思想史上具有崇高地位，是研究唯识学和瑜伽行派必读的经典著作。"
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此中菩薩即於諸法無所分別，當知名止。若於諸法勝義理趣如實真智，及於無量安立理趣世俗妙智，當知名觀。

> ここでいう「止」とは、菩薩があらゆる現象に対して分別を起こさないことです。 また「観」とは、現象の究極的な真理をあるがままに悟る智慧と、無数の世俗的な道理を正しく理解する巧みな智慧のことを指します。

此中菩薩略有四行，當知名止。一、勝義世俗智前行；二、勝義世俗智果；三、普於一切戲論想中無功用轉；四、即於如是離言唯事，由無有相無所分別，其心寂靜，趣向一切法平等性、一味實性。由此四行，是諸菩薩止道運轉，漸次乃至能證無上正等菩提智見圓滿。

> ここで、菩薩には大きく分けて四つの修行があり、これを「止（し）」という名前で知るべきです。 第一に、勝義（しょうぎ）と世俗（せぞく）の智慧を前進させること。 第二に、勝義と世俗の智慧の結果を得ること。 第三に、あらゆる虚構の考えに向かって、努力なく自然に進むこと。 第四に、言葉を離れた、ただあるがままの事柄に対して、形がなく、分別もない状態で、心が静まり、すべてのものごとの平等な性質、ただ一つの本質へと向かうこと。 この四つの修行によって、菩薩たちの「止」の道が進み、徐々に、ついには無上なる正しい悟りの智慧と見解を完全に得ることができるのです。

此中菩薩略有四行，當知名觀。謂即四行止道前行，於一切法遠離增益不正執邊，遠離損減不正執邊，及與隨順無量諸法，差別安立理趣妙觀。由此四行，是諸菩薩觀道運轉，漸次乃至能證無上正等菩提智見圓滿。

> ここで、菩薩には大きく分けて四つの修行がある。これを観（かん）の行（ぎょう）と名づけるべきである。すなわち、四つの修行は、止（し）の道の前段階であり、あらゆるものごとに対して、本来ないものを付け加える誤った執着（しゅうじゃく）の極端を離れ、本来あるものを減らす誤った執着の極端を離れ、さらには無数のものごとに従って、その違いに応じて秩序立てて見極める、巧みな観察の智慧である。この四つの修行によって、菩薩の観の道は進み、徐々に段階を経て、ついには最高の完全な悟り（無上正等菩提）を証（あか）し、智慧と見解が円満に至るのである。

是名略說菩薩止觀。

> これが、菩薩（ぼさつ）の止観（しかん）についての簡略な説明です。