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title: "瑜伽師地論 · 14目 三三摩地"
description: "瑜伽师地论是佛教大乘瑜伽行派的重要经典，相传由弥勒菩萨口述，无著菩萨记录，唐代高僧玄奘于贞观年间从印度取回并译成汉文。该论共100卷，系统阐述瑜伽行派的教义，内容包括十七地、三性、八识、修行次第等核心理论，被誉为大乘佛教的百科全书。作为唯识学的根本论典，瑜伽师地论奠定了唯识学派的理论基础，对汉传佛教和藏传佛教影响深远，在佛教思想史上具有崇高地位，是研究唯识学和瑜伽行派必读的经典著作。"
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云何菩薩空三摩地？謂諸菩薩觀一切事，遠離一切言說自性，唯有諸法離言自性，心正安住。是名菩薩空三摩地。

> 菩薩の空三摩地とは何か。それは、菩薩が全ての事象を観察し、言葉で表現できる性質から離れたものと見なすことである。ただ、言葉を超えた真理としての諸法だけがあり、心がそこに正しく安住する。これを菩薩の空三摩地という。

云何菩薩無願三摩地？謂諸菩薩，即等隨觀離言自性所有諸事，由邪分別所起煩惱，及以眾苦所攝受故，皆為無量過失所污；於當來世不願為先，心正安住。是名菩薩無願三摩地。

> 菩薩の無願三昧とは何でしょうか。それは、菩薩が言葉を超えた本性を持つすべての事象を観察する時、誤った分別によって生じる煩悩や様々な苦しみに覆われているため、それらが無数の過失に汚されていると見なし、未来においてもそれらを願望することなく、心を正しく落ち着けて留まることです。これを菩薩の無願三昧と呼びます。

云何菩薩無相三摩地？謂諸菩薩，即正思惟離言自性所有諸事，一切分別戲論眾相永滅寂靜，如實了知，心正安住。是名菩薩無相三摩地。

> 菩薩の無相三摩地とは何か。それは、言葉を超えた本性を、そのまま正しく見つめること。あらゆる分別や言い争いのさまざまな相が、すっかり静まり、心が確かにそのままに安らうことである。これを菩薩の無相三摩地という。

問：何故唯立三三摩地，無過無增？

> 問：なぜ三三昧だけを立てて、過不足がないのでしょうか。

答：法有二種。謂有、非有。有為、無為名之為有，我及我所名為非有。

> 答え：法には二種類ある。すなわち「有」と「非有」である。因縁によって生じるもの（有為）と、そうではないもの（無為）を「有」と呼び、「我（永遠不変の自我）」と「我がもの（所有）」を「非有」と呼ぶ。

於有為中，有無願故，可厭逆故，當知依此建立無願三摩地。於無為中，願涅槃故，正樂攝故，當知依此建立無相三摩地。於非有事，菩薩不願，亦無無願。然於非有，菩薩如實見為非有。依此見故，當知建立空三摩地。

> \*\*有為の世界においては、「願うことの無意味さ」が存在し、厭うべきものだからです。これを基に「無願三昧」が建てられると知るべきです。 無為の世界においては、涅槃を願い、正しい安らぎを求めるからです。これを基に「無相三昧」が建てられると知るべきです。 「非有（あるがままの無いこと）」については、菩薩はそれを願わず、また「願わない」という概念も持ちません。しかし、菩薩は「非有」を、あるがままに「無い」とありのままに見ます。この見解に基づいて、「空三昧」が建てられると知るべきです。\*\*

如是菩薩於此三種三摩地中精勤修學，於是建立如實了知。於餘行相三三摩地如實悟入，安立理趣如實悟入，修習理趣如實了知。謂於其中，諸聲聞眾精勤修學及圓滿證。

> このように、菩薩はこれら三つの三昧において熱心に学び修行し、その鍛錬によって真理をありのままに理解します。また、他の相を持つ三三昧についても真理を悟り、その体系立てられた道理をありのままに理解し、修行の道理をありのままに知ります。すなわち、そこでは声聞たちが熱心に学び修行し、完全に悟りを証得するのです。

## 瑜伽師地論卷第四十五

> 瑜伽師地論 第四十五巻