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title: "景德傳燈錄 · 第十四祖龍樹尊者"
description: "景德传灯录由宋代高僧道原编纂，成书于景德年间（1004-1007年），是中国佛教禅宗重要史传类典籍。全书共三十卷，收录自释迦牟尼至五代末年的禅宗祖师1701人，以法脉传承为脉络，记录历代禅师的机缘语录、公案典故。作为现存最早的传灯体著作，该书系统记载了禅宗五家七宗的传承体系，保存了大量珍贵史料，对研究中国禅宗发展史具有不可替代的价值。景德传灯录与五灯会元并称为禅宗两大灯录，被后世奉为禅门经典，不仅影响了宋明理学的发展，更成为东亚禅佛教传播的重要文献依据。"
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第十四祖龍樹尊者。西天竺國人也。亦名龍勝。始於毘羅尊者得法。後至南印度。彼國之人多信福業。聞尊者為說妙法遞相謂曰。人有福業世間第一。徒言佛信誰能覩之。尊者曰。汝欲見佛性先須除我慢。彼人曰。佛性大小。尊者曰。非大非小非廣非狹。無福無報不死不生。彼聞理勝悉迴初心。尊者復於座上現自在身如滿月輪。一切眾唯聞法音不覩師相。彼眾中有長者子。名迦那提婆。謂眾曰。識此相否。眾曰。目所未覩安能辨識。提婆曰。此是尊者現佛性體相以示我等。何以知之。蓋以。無相三昧形如滿月。佛性之義廓然虛明。言訖。輪相即隱復居本座。而說偈言。

> 第十四祖、龍樹尊者。西インドの国にお生まれになりました。龍勝とも呼ばれます。はじめ毘羅尊者より法を受け継ぎ、後に南インドへと赴かれました。その地の人々は多く、福徳を積む行いを信じていました。尊者が妙なる法を説かれるのを聞き、互いに言い合いました。「人は福徳を積めば、この世で第一の者になれるという。ただ仏の教えを口にするだけで、いったい誰がそれを確かめられようか」と。 尊者は言われました。「あなたがたが仏性を見たいと思うなら、まず我慢の心を取り除かねばならない」。 彼らは尋ねました。「仏性とは、大きいのですか、小さいのですか」。 尊者は答えられました。「大きくもなく、小さくもなく、広くもなく、狭くもない。福徳も果報もなく、死ぬこともなく、生まれることもない」。 彼らはこの優れた道理を聞き、皆、初めの考えを改めました。尊者はさらに座の上に、自在の身を現わされました。それは満月の輪のようで、すべての大衆はただ法の音声を聞くだけで、師のお姿を見ることはできませんでした。 その大衆の中に、長者の子、迦那提婆という者がいて、皆に言いました。「この相を、おわかりになりますか」。 皆は答えました。「目にしたこともないものを、どうして見分けられましょうか」。 提婆は言いました。「これは、尊者が我々に示すために、仏性の本体の相を現わされたのです。どうしてそうわかるかといえば、無相三昧の形は満月のようであり、仏性の意義は広々として、虚ろで明るいからです」。 その言葉が終わると、月輪の相はたちまち消え、尊者はもとの座にお戻りになり、偈を説かれました。

身現圓月相 以表諸佛體說法無其形 用辨非聲色

> 身は円満なる月の相を現じ、もって諸仏の体を表す。 法を説くも形なく、もって声や色にあらざることを弁ず。

彼眾聞偈頓悟無生。咸願出家以求解脫。尊者即為剃髮命諸聖授具。其國先有外道五千餘人。作大幻術眾皆宗仰。尊者悉為化之令歸三寶。復造大智度論中論十二門論垂之於世。後告上首弟子迦那提婆曰。如來大法眼藏今當付汝。聽吾偈言。

> 彼らはこの偈を聞いて、たちまち無生の境地を悟り、皆出家して解脱を求めたいと願いました。尊者はすぐに彼らの髪を剃り、聖者たちに具足戒を授けるよう命じました。その国には以前から五千人以上の外道がいて、大きな幻術を行い、人々から崇拝されていました。尊者は彼らをすべて教化し、三宝に帰依させました。また、『大智度論』『中論』『十二門論』を著して後世に残しました。後に、上首の弟子である迦那提婆に告げて言いました。「如来の大法眼蔵は今、あなたに付嘱する。わが偈を聞け。」

為明隱顯法 方說解脫理於法心不證 無瞋亦無喜

> 隠れたものと現れたものの法を明らかにするために 解脱の道理を説くのである 法に対して心に証しを求めず 怒りも喜びもない

付法訖入月輪三昧廣現神變。復就本座凝然禪寂。迦那提婆與諸四眾。共建寶塔以葬焉。即秦始皇三十五年己丑歲也。

> 法を伝え終えると、月輪三昧に入り、広く神変を現じました。その後、元の座に戻って凝然と禅寂に入られました。迦那提婆は四衆と共に宝塔を建て、そこに葬りました。これは秦の始皇三十五年、己丑の年のことです。

## 景德傳燈錄卷第一

> 景德傳燈録 巻第一