---
title: "楞嚴經集註 · 五樂變化天"
description: "楞嚴經集註是宋代高僧思坦對《楞嚴經》的重要註解，成書於北宋時期，反映了當時佛教義學研究的深度。該註疏以天台宗思想為基礎，系統闡釋了《楞嚴經》中「常住真心」的核心教義，詳細解說了二十五圓通、五十陰魔等關鍵內容，並融合了禪淨思想。作為漢傳佛教的重要註釋典籍，它不僅保存了宋代佛教的詮釋傳統，更為後世研究《楞嚴經》提供了權威範本，在中國佛教史上具有承先啟後的地位，至今仍是研習楞嚴思想的重要參考文獻。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cmab09t7y03ujl9046mun2a9i"
---

我無欲心，應汝行事。於橫陳時味如嚼蠟，命終之後生越化地，如是一類名樂變化天。

> 我に欲望の心なく、汝の求めるままに事を行う。横たわる時もその味わいは蠟を噛むがごとく淡白であり、命終の後にはさらに勝れた境界に生まれ変わる。このような種類の者を「楽変化天」と名づける。

無心於境，境自橫來，境自有心，己何所味？故云味如嚼蠟等，以樂變化五欲之境而受用故。

> 心を境に置かなければ、境は自然と現れる。境に心があれば、自分は何を味わうのか。ゆえに「味わうこと、蝋を噛むがごとし」と言う。楽しんで変化する五欲の境を受用するからである。

補遺云：在因未免有橫陳相交，生彼方能對笑而已。但於形交之時，味如嚼蠟耳。第六天之因，於形交中薄味亦無，故曰了然超越。言橫陳者，宋玉諷賦云：𪫟惕之心兮狙之床，橫自陳兮君之旁。樂變化樂字去呼。

> 補遺に曰く、因位においては、なお横陳（身体の交わり）があり、彼の地に生まれて初めて互いに笑みを交わすのみである。ただ、形の交わりにおいては、その味わいは蝋を嚼むがごとくである。第六天の因においては、形の交わりの中にも淡い味わいさえもないがゆえに、了然として超越すと曰う。横陳と謂うは、宋玉の諷賦に曰く「𪫟惕の心兮狙の床、横に自ら陳ぶ兮君の旁」と。楽変化の楽の字は去声に呼ぶ。

熏聞云：生越化地。洪鈔云：諸天用異熟境，此天不爾，雖有異熟五塵，樂自變化以受用也。是則越下而化，故曰越化。

> 熏聞という書には「生越化地」とあります。洪鈔には「諸天は異熟の境を用いるが、この天（他化自在天）はそうではない。異熟の五塵はあるけれども、自ら変化させて楽しみとして受用するのだ」とあります。これは下の天を越えて自ら変化させることから、「越化」と呼ぶのです。