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title: "出三藏記集 · 10 法鏡經序"
description: "出三藏记集是中国佛教史上第一部系统的佛教经录由南朝梁代高僧僧祐编撰成书于天监年间该书在道安综理众经目录基础上增补完善记载东汉至梁代所译经律论目录并保存大量译经文献及高僧传记其内容分为撰缘起诠名录总经序述列传四部分不仅梳理了汉译佛典源流更收录众多珍贵序跋和僧传是研究中国佛教早期传播与经典翻译不可或缺的权威史料在佛教文献学与目录学领域具有开创性地位被誉为现存最古的佛教经录对后世大藏经的形成影响深远"
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### 法鏡經序第十

> 法鏡經 序 第十

康僧會

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夫心者。眾法之原。臧否之根。同出異名禍福分流。以身為車以家為國。周遊十方稟無惓息。家欲難足。由海吞流火之獲薪。六邪之殘已甚於蒺䔧網之賊魚矣。女人佞等三𩲐其善偽而信寡家之為禍也。尊邪𤻀賤清真。連叢瑣謗聖賢。興獄訟喪九親。斯家之所由矣。是以上士恥其𤻀懼其厲。為之懾懾如也。默思遁邁。由明哲之避無道矣。剔髮毀容法服為珍。靖處廟堂練情攘𤻀。懷道宣德闓導聾瞽。或有隱處山澤枕石嗽流。專心滌垢神與道俱。志寂齊乎無名。明化同乎群生。賢聖競乎清靖。稱斯道曰大明。故曰法鏡。騎都尉安玄臨淮嚴浮調。斯二賢者。年在束齓弘志聖業。鉤深致遠窮神達幽。愍世矇惑不覩大雅。竭思譯傳斯經景摸。都尉口陳嚴調筆受。言既稽古義又微妙。然時干戈未戢志士。莫敢或遑。大道淩遲內學者寡聞。覩其景化可以拯塗炭之尤嶮。然義壅而不達。因閑竭愚為之注義。喪師歷載莫由重質。心憤口悱停筆愴如。追遠慕聖涕泗并流。今記識闕疑俟後明哲。庶有暢成以顯三寶矣。

> 心とは、あらゆる現象の根源であり、善悪の基盤である。同じ根源から生じながら、異なる名前を持ち、禍と福とを分け合う。身体を車とし、家を国として、十方世界を遊行し、疲れ悩むこともなく休むことはない。家の欲は満たされることが難しく、まるで海が流れを飲み込み、火が薪を燃やすかのようだ。六邪が人を害することは、茨が網にかかった魚を傷つける以上に甚だしい。 女性の佞言は三人の屍のごとく、その善は偽りであり、信用は薄い。家がもたらす禍とは、邪悪なものを尊び、清らかな真実を卑しめ、小さな藪のような誹謗を連ねて聖賢を謗ることである。訴訟を起こし、九族の親族を失うこと。こうしたことが家のもたらすところである。 ゆえに、すぐれた士はそのもつれを恥じ、その危険を恐れ、びくびくして落ち着かない。静かに思いを巡らせ、遁れ去ることを願う。賢者が道無き世を避けるように。髪を剃り、姿を変え、法衣を宝とし、静かに寺院に身を置き、心を鍛え、もつれを払う。道を心に抱き、教えを宣べ、耳の聞こえぬ者や目の見えぬ者を導き開く。 あるいは山中や沢に隠れ、石を枕に清流をすすぐ。心を尽くして汚れを洗い、精神は道とともにある。その志は静寂にして無名の境に等しく、その明らかな教化はすべての生きとし生けるものに及ぶ。聖賢たちは清らかな静けさを競い合い、この道を「大明」と称する。ゆえにこれを「法鏡」という。 騎都尉の安玄と、臨淮の嚴浮調。この二人の賢者は、幼い頃から聖なる教えに志し、深遠な真理を探り、極まりなき精神に達し、幽微な世界を悟った。世の人々が惑い、大いなる雅びを知らぬことを哀れみ、心を尽くしてこの経典を翻訳し、その模範を描き出した。都尉が口述し、嚴調が筆記した。その言葉は古きを稽え、その義はいまだに微妙である。 しかし、当時は戦乱がやまず、志ある者たちは忙しく、暇がなかった。大道は衰え、内なる学問を修める者も少なく、その教化の姿を目にすれば、塗炭の苦しみにある人々を救えるかもしれないのに、意味は滞り、理解が伝わらない。そこで、閑に乗じて愚かな身ながら注釈を試みた。師を失ってから幾年も経ち、確かな教えを質すこともできない。心は憤り、口は詰まり、筆を置いては悲しみに沈む。遠き聖人を追慕し、涙と鼻水がともに流れる。今、疑念を記して、後世の賢者を待つ。願わくば、これが成就し、三宝が顕れんことを。

## 出三藏記集序卷第六

> 『出三藏記集』序 巻第六