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title: "金光明最勝王經疏 · 17 大吉祥天女增長財物品(五末)"
description: "唐代高僧慧沼所撰《金光明最勝王經疏》是佛教重要注疏之一。此疏针对《金光明最勝王經》进行系统阐释，该经为大乘佛教重要经典，宣扬护国利民、忏悔灭罪思想。慧沼作为唯识宗代表人物，其注疏融合唯识学说，深入剖析经义，影响深远。本疏不仅有助于理解经文深意，且对唐代佛教义学发展有重要贡献，历来被尊为研究该经的权威文献之一，在佛教注疏史上占有显著地位。"
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### 大吉祥天女增長財物品第十七

> 大吉祥天女増長財物品 第十七

大吉祥天女增長財物品，三門分別：來意，如前。釋名者，昔少有加多云增，先無令得稱長。財謂七珍，物謂四事。若能弘經，天女能令財物增長。此品廣明，故云〈增長財物品〉。餘如前解。三解妨者，問：此品亦能與其飲食、增其地味，與後品何別？答：能與者異故。又真諦三藏云：「此品正與衣服，珍財、飲食是兼；後品正與飲食，餘者是兼。」

> 大吉祥天女による財物の増長の品について、三つの門から解説する。第一に、この品が説かれた意図については、前に述べた通りである。第二に、名称の意味を解き明かす。昔は少しでも加わることを「増」と言い、今まで無かったものを新たに得ることを「長」と言う。「財」とは七種の宝を指し、「物」とは四つの事柄を指す。もし人が経典を広く弘めるならば、天女はその人の財物を増やし長じさせることができる。この品ではそのことを広く明らかにしているため、「財物を増長する品」と名付けられた。その他の意味については、前に解いた通りである。第三に、疑問を解消する。問う：この品はまた、飲食を与え、土地の恵みを増すとも説くが、後の品とどこが異なるのか。答える：それらを与える主体が異なるからである。また、真諦三藏は次のように述べている。「この品は主に衣服を与え、宝の財や飲食は従のものである。後の品は主に飲食を与え、その他は従のものである。」

經　爾時大吉祥天女復白佛言：「世尊！北方薜室羅末拏天王，城名有財，去城不遠有園名曰妙華福光，中有勝殿七寶所成。世尊！我常住彼。」

> 経　その時、大吉祥天女が再び仏に申し上げた。「世尊よ。北方の毘沙門天王の都は有財と呼ばれ、その都から遠くない場所に妙華福光という名の園があります。その園の中には、七宝でできた素晴らしい御殿があります。世尊よ、私は常にそこに住んでおります。」

下明其得法。品文分四：一明請求之軌、二「我於爾時」下明其得益、三「既得如是」下教其受用、四「爾時」下世尊讚益。就請軌中復分為三：一指住處，欲令標心有在。

經　「若復有人欲求五穀日日增多倉庫盈溢者。」

> 経典にはこう説かれています。「もしも人々が五穀（穀物）の収穫が日ごとに増え、倉庫が満ちあふれることを望むならば。」

下二舉祈願人。

> 次に、祈願をした人について挙げます。

經　「應當發起敬信之心，淨治一室瞿摩塗地，應畫我像，種種瓔珞周匝莊嚴。當洗浴身，著淨衣服、塗以名香，入淨室內，發心為我每日三時稱彼佛名及此經名號，而申禮敬南謨瑠璃金山寶華光照吉祥功德海如來。持諸香華及以種種甘美飲食至心奉獻，亦以香華及諸飲食供養我像。復持飲食散擲餘方施諸神等，實言邀請大吉祥天，發所求願：『若如所言是不虛者，於我所請勿令空爾。』于時吉祥天女知是事已，便生愍念，令其宅中財穀增長。即當誦呪請召於我，先稱佛名及菩薩名字。」

> 経典にこう説かれている。「敬い信じる心を起こし、部屋を清め牛糞を塗って掃き清め、私の像を描き、様々な瓔珞で周囲を飾るべきである。身を洗い清め、清らかな衣をまとい、名香を塗って清浄な部屋に入り、心を起こして私のため、毎日三度、かの仏の名とこの経典の名号を唱え、礼拝して『南無瑠璃金山宝華光照吉祥功徳海如来』と申し上げなさい。種々の香華や美味しい飲食物を真心込めて捧げ、また香華や種々の飲食で私の像を供養しなさい。さらに飲食を取り分けて他の場所に撒き、神々に施し、誠実な言葉で大吉祥天を招き、願いを述べなさい。『もし仰せの通りで虚偽がなければ、私の請願を空しくしないでください』と。その時、吉祥天女はこのことを知って、怜れみの心を起こし、その家の中の財宝や穀物を増大させる。すぐに呪を唱えて私を招き、まず仏の名と菩薩の名を唱えなさい。」

下三示其方法。於中復二：初標勸祈修必得願遂、二「即當誦呪」下正教其法。此初標也。應淨室飾身供養祈求，我必滿願，即下淨室為壇。懺禮供養誦呪敷座，非是前後，所明各別。然準經文標示正教，隨便即說，不依行次。標中分七：一勸發信心，要由信心方能受行故。二「淨治」下標作壇場。三「應當洗浴」下令嚴身體。四「入淨室」下示行法處。五「發心為我」下示其修法，修法有五：一標心所為；二「每日」下修之分限；三「稱彼名」下略示歸禮；四「持諸香華」下教供養，供養有三：一供三寶、「亦以香華」下供養天女、三「復持飲食」下令供養眷屬及一切神；五「實言」下教令祈請。六「于時吉祥下」標因修得果。七「即當」下教誦呪歸禮。

> 第三に、その方法を示します。ここでは二つに分かれます。第一に、修めることを勧め、願いが必ず叶うと示すこと。第二に、「ただちに呪文を唱える」以下、正しい教えを説くこと。これが第一の標示です。 清らかな部屋を設け、身を飾り、供養をして祈り求めるならば、私は必ず願いを叶えよう。すなわち、以下の清らかな部屋を壇とすること。懺悔し、礼拝し、供養し、呪文を唱え、座を設けることは、前後の順序ではなく、それぞれに示すことが異なります。 しかしながら、経文の標示に従って正しい教えを説けば、そのまま適宜に説かれており、行ずる順序には従っていません。 標示は七つに分かれます。 一、信心を起こすことを勧める。必ず信心によってこそ、受け入れ実践できるからである。 二、「清らかにし」以下、壇場を設けることを示す。 三、「身体を洗うべきである」以下、身体を清めることを命じる。 四、「清らかな部屋に入り」以下、行法を行う場所を示す。 五、「心を起こして我がために」以下、その修行の方法を示す。修行の方法には五つある。 一、心の目的を示すこと。 二、「毎日」以下、修行の限度を示す。 三「その名を唱え」以下、帰依と礼拝を簡略に示す。 四「様々な香や花を捧げ」以下、供養を教える。供養には三つある。 一、三宝に供養すること。 二、「また香や花をもって」以下、天女に供養すること。 三「また飲食を捧げ」以下、眷属や全ての神々に供養することを命じる。 五「真実の言葉をもって」以下、祈請することを教える。 六「その時、吉祥」以下、修行によって果報を得ることを示す。 七「ただちに」以下、呪文を唱え、帰依し礼拝することを教える。

經　「一心敬禮。南謨一切十方三世諸佛。南謨寶髻佛。南謨無垢光明寶幢佛。南謨金幢光佛。南謨百金光藏佛。南謨金蓋寶積佛。南謨金華光幢佛。南謨大燈光佛。南謨大寶幢佛。南謨東方不動佛。南謨南方寶幢佛。南謨西方無量壽佛。南謨北方天鼓音佛。南謨妙幢菩薩。南謨金光菩薩。南謨金藏菩薩。南謨常啼菩薩。南謨法上菩薩。南謨善安菩薩。」

> 一心に敬礼いたします。 南無 あらゆる十方三世の諸仏 南無 宝髻仏 南無 無垢光明宝幢仏 南無 金幢光仏 南無 百金光蔵仏 南無 金蓋宝積仏 南無 金華光幢仏 南無 大灯光仏 南無 大宝幢仏 南無 東方の不動仏 南無 南方の宝幢仏 南無 西方の無量寿仏 南無 北方の天鼓音仏 南無 妙幢菩薩 南無 金光菩薩 南無 金蔵菩薩 南無 常啼菩薩 南無 法上菩薩 南無 善安菩薩

下第二正教修法。準依作法，有十一種：初應先教誦呪令就；二作壇場；三嚴淨其身；四應受八戒；五二時之中為自及天女供養三寶，及自供養天女；六為天女及以自身三時之中禮佛法僧；七自懺己愆；八普為迴向發所求願；九於天女前歸禮請名；十正誦神呪；十一希天滿願。今文不次，依文分九：一禮敬三寶。此經及寶華佛亦應禮敬，以前標說，此略不論。準前求辨才亦禮敬三寶及諸天神皆請加被，今此不請者，以增財易故。

> 第二に、正しい教えに従った修行の方法について説明します。作法に基づくと、十一の段階があります。 第一に、まず呪文を唱えることを教え、それを身につけさせること。 第二に、修法のための壇を築くこと。 第三に、身を清め、厳かにすること。 第四に、八つの戒めを受けること。 第五に、朝夕二回、自分自身と天女のために三宝に供養し、また自ら天女を供養すること。 第六に、天女と自分のために、三回（朝・昼・晩）仏法僧に礼拝すること。 第七に、自らの過ちを懺悔すること。 第八に、全ての人々のために善行を回向し、願いを発すること。 第九に、天女の前で礼拝し、その名を請うこと。 第十に、正しく神呪を唱えること。 第十一に、天女が願いを叶えてくれることを願い望むこと。 現在の経典の文章はこの順序通りではないため、本文に従って九つの項目に分けて説明します。 一、三宝に礼拝し敬うこと。この経典と宝華仏にも同様に礼拝すべきですが、先に述べられているため、ここでは省略します。先に述べたように、弁才を求める場合も三宝や諸々の天の神々に礼拝し、加護を請いますが、ここで請わないのは、財産を増やすことは比較的容易だからです。

經　「敬禮如是佛菩薩已，次當誦呪請召我大吉祥天女，由此呪力，所求之事皆得成就。」

> 経典に曰く、「かくのごとき仏・菩薩に敬礼したならば、次に呪文を唱えて我が大吉祥天女を請じ招け。この呪文の力によって、求めることはすべて成就するであろう。」

下第二教其誦呪者，有五：初結前生後、二「次當」下教其請召。

> 第二に、呪文を唱える方法について教えていますが、これには五つの段階があります。まず最初に、前の内容をまとめて次の話へつなげます。次に「次當に」以下の部分で、呼び寄せるための祈りの方法を教えています。

經　即說呪曰：

> 経典には次のように呪文が説かれています。

「南謨室唎莫訶天女　怛姪他鉢唎脯𠷈拏折囇　三曼䫂達唎設泥去聲，下皆同莫訶毘訶囉揭帝　三曼哆毘曇末泥莫訶迦里也　鉢喇底瑟侘鉢泥　薩婆頞他婆彈泥　蘇鉢喇底脯囇　痾耶娜達摩多莫訶毘俱比帝　莫訶迷咄嚕　鄔波僧呬羝　莫訶頡唎使　蘇僧近入里　呬羝三曼多頞他　阿奴波剌泥　莎訶」

> 「南無 吉祥なる大天女よ。すなわち、その呪文は次のとおり。 花輪の飾りをつけた方、遍く全てに達する教えを説く方（声を低くして唱える、以降同様）、大いなる聖なる山に住する方、遍く全ての雲の終わりを知る方、大いなる尊き方、最も高き所に安立する方、全ての衆生の願いを成就する方、善く全てに花開く方、聖なる法の本質である大いなる威光を持つ方、大いなる迷いを取り除く方、近しく僧と共に住む方、大いなる恵みの力を持つ方、善く近しく共にあり、全ての衆生の利益を遍く与え、障害なく進ませ給え。願わくは成就しますように。」

下三示所誦呪。

> 以下、唱えるべき陀羅尼を示す。

經　「世尊！若人誦持如是神呪請召我時，我聞請已即至其所令願得遂。世尊！是灌頂法句、定成就句、真實之句、無虛誑句是平等行，於諸眾生是正善根。」

> 経典：「世尊よ。もし人がこの神の呪文を唱え、私を請い呼ぶなら、私はその請いを聞いたならば、すぐにその人のもとに至り、願いを叶えさせましょう。世尊よ。これは灌頂の法の句（ことば）、定めて成就する句、真実の句、虚偽のない句、平等なる行いであり、すべての衆生にとって正しい善き根（善根）であります。」

下四能行願遂。「世尊是灌頂」下五歎呪功能。有六：一灌頂法句，明是勝人法，如受王位，國師乘象取四海水，吉祥茅草以灌其頂，示吉祥相；此表得聞此陀羅尼當受佛位。二定成就句者，決滿所求。三真實句者，說契真故。四無虛誑者，不誑他故。五平等行者，一切有情皆得行故。六正善根者，世出世善之根本故。

> 下の四行は願いを成就させることを示す。「世尊是灌頂」から下の五行は、呪の功能を称賛するもので、六つの項目がある。一に灌頂の句。これは優れた人のための法であることを明らかにする。王位を継ぐ時、国師が象に乗り、四海の水を取り、吉祥の茅草でその頂上に灌ぐように、吉祥の相を示すのである。これは、この陀羅尼を聞く者は、やがて仏の位を受けることを表す。二に定成就の句。求める所を必ず満たすからである。三に真実の句。真理に叶うことを説くからである。四に虚誑無き句。他を欺かないからである。五に平等行の句。一切の有情が皆行じ得るからである。六に正善根の句。世間・出世間の善の根本であるからである。

經　「若有受持讀誦呪者，應七日七夜受八支戒。」

> 経典にこう説かれています。「もしこの呪文を受け取り、保ち、読誦する者があれば、七日七夜のあいだ八斎戒を受けるべきである。」

下第三教應受戒。此據在家二眾法說，出家五眾不必須受。

> 第三に、戒律を受けるべきかどうかについて説明します。これは在家の男女二衆の作法に基づくものであり、出家の五衆には必ずしも当てはまりません。

經　「於晨朝時先嚼齒木淨澡漱已。」

> 経典： 「朝、まず歯木を噛み、清らかに洗い口をすすいだ後。」

下第四教嚴淨其身，亦應洗浴著淨衣服。

> 第四の教えは、身体を清らかに保つことです。また、沐浴をして清らかな衣服を身につけるべきです。

經　「及於晡後香華供養一切諸佛。」

> 夕方には、花や香りを捧げて、全ての仏を供養する。

下第五教修供養。言及於晡時者，明晨朝亦爾。言供養佛，法及菩薩并吉祥天。

> 第五に、供養を修することを説く。「晡時（夕方）」について言えば、朝も同様である。仏、法、および菩薩并びに吉祥天に供養することを言う。

經　「自陳其罪。」

> 経には「自らその罪を告白せよ」とあります。

下第六教自懺己愆。

> 第六に、自らの過ちを懺悔することを教える。

經　「當為己身及諸含識迴向發願，令所希求速得成就。」

> 経にはこうあります。「自らのため、そしてすべての命あるもののために、功徳を振り向けて願いを起こしなさい。そうすれば、求めていることが速やかにかなえられるでしょう。」

下第七普為發願。

> 第七に、すべての人のために発願します。

經　「淨治一室，或在空閑阿蘭若處，瞿摩為壇，燒栴檀香而為供養。置一勝座，旛蓋莊嚴，以諸名華布列壇內。」

> 経典にはこう説かれています。「一つの部屋を清め整え、あるいは静かな森林や閑居の地において、牛糞をもって祭壇を作り、栴檀の香を焚いて供養とせよ。一つの尊い座を設け、幡や蓋をもって荘厳し、さまざまな名高い花を祭壇の中に敷き並べよ。」

下第八教立壇場。立壇場法有五：一依閑寂清淨之處、二瞿摩塗地、三畫吉祥女形、四為敷高座、五懸列旛蓋燒香散華。

> 第八に、教えに基づいて壇場を設けること。壇場を設ける方法は五つある。 一、静かで清らかな場所を選ぶこと。 二、牛糞（ごうふん）で地面を塗ること。 三、吉祥天女の形を描くこと。 四、高い座を設けること。 五、旗や蓋（かさ）を掲げ、香を焚き、花をまくこと。

經　「應當至心誦持前呪，希望我至。」

> 経典にはこうある。「心を込めて先の呪文を唱え続けなさい。そうすれば、私があなたのもとに来るでしょう。」

下第九希天滿願。請召天女。示呪中明。此至心言，即指前說也。

> 第九の願いは、天の満ち足りた功徳を説く。天女を請じ召して、呪の中の真実の教えを示す。この心こもった言葉というのは、前で述べたものを指している。

經　「我於爾時即便護念，觀察是人來入其室，就座而坐受其供養。」

> 経典にこう説かれている。「私はその時、その人を直ちに慈しみの心で見守り、その人が私の部屋に入り、座につき、私の供養を受けるのを観察するのである。」

下第二大段依請得益。有三：一吉祥來應。

> それでは、第二の大きな段落について、お請けにより利益を得ることを述べます。ここには三つの部分があります。第一に、吉祥が訪れて応じることです。

經　「從是以後，當令彼人於睡夢中得見於我。」

> 経典「この後は、その人をして、眠りの中の夢で私を見ることができるようにせよ。」

下二令夢得見。

> 次の二つを行えば、夢の中でお会いできるでしょう。

經　「隨所求事以實告知，若聚落空澤及僧住處，隨所求者皆令圓滿，金銀財寶牛羊穀麥飲食衣服皆得隨心受諸快樂。」

> 経典にはこう説かれています。 「人々が求めることに応じて、その事実をありのままに伝えなさい。もし村や荒野、あるいは僧院にいようとも、求める者すべての願いを満たし、金銀財宝、牛や羊、穀物や麦、飲食物や衣服など、望みのままに受け取って、あらゆる快楽を楽しむことができる。」

下三正明得果。

> 下の三つ目は、結果を得ることを正しく明らかにします。

經　「既得如是勝妙果報，當以上分供養三寶及施於我，廣修法會，設諸飲食布列香華。」

> 「このような素晴らしい果報を得たならば、最上のものを三宝と私に捧げ、盛大な法会を開き、様々な飲食を準備し、香や花を敷き並べなさい。」

下第三大段教其受用。有六：一應用上好為自及我而修供養。此中文倒，應云可用上分為自及我廣修法會，設諸飲食布列香華，供養三寶。

> 第三に、教えを受けて実践する方法について述べます。六つの項目があります。第一に、最上のものを用いて、自分のため、そして私のために供養を修することです。この箇所の書き方は入れ替わっていますが、正しくは「最上の部分を用いて、自分と私のために広く法会を営み、様々な飲食を設け、香や花を並べ、三宝に供養する」という意味です。

經　「既供養已，所有供養貨之取直，復為供養於我。」

> 経典にはこうある。 「すでに供養を終えたならば、その供養に使った品物の代金をもって、さらに私への供養としなさい。」

已下二應貿供養餘，更為供養。

> 以下二つに対して、御供養を交換してささげ、さらにもう一度御供養をささげます。

經　「我當終身常住於此，擁護是人令無闕乏，隨所希求悉皆稱意。」

> 経典にはこうあります。 「私は生涯ずっとここに留まり、この人を守り、不足なく、望むものをすべて叶えましょう。」

下三成前勸令供養所以。

> 下三つの部分は、以前に勧めて供養させる理由を示しているのです。

經　「亦當時時給濟貧乏，不應慳惜獨為己身。」

> 経典にはこうある。「貧しい人々には、常に施しを与え助けるべきである。物惜しみして、ただ自分のためだけに蓄えてはならない。」

下四應給貧窮，不獨供己。

> 以下四つは貧しい人々に施すべきであり、自分のためだけに供えてはならない。

經　「常讀是經，供養不絕。」

> 常にこの経典を読み、供養を絶やさないこと。

下五既得資緣，應正弘經。

> これら五つの因縁を具えたならば、正しく経典を弘めるべきである。

經　「當以此福普施一切，迴向菩提願出生死速得解脫。」

> 経典に曰く、「この福徳をもって、あらゆるものに広く施し、悟りへと回向し、生死の輪廻を超えて、速やかに解脱を得られますように。」

下六總以前福布施迴向。

> 以下の六つの修行によって得られた功徳を、全ての人々の幸せのために捧げます。

經　爾時世尊讚言：「善哉吉祥天女！汝能如是流布此經，不可思議自他俱益。」

下第四大段世尊讚益。

> 第四の大きな段階として、世尊が功徳を称え、人々に利益をもたらされたことを示します。