---
title: "蘇悉地羯羅經 · 31 除一切障大灌頂曼荼羅法品"
description: "蘇悉地羯羅經，亦稱妙成就法，由唐代高僧輸波迦羅（善無畏）譯出。本經屬唐代密宗重要典籍，源自印度晚期密教，系統闡述蘇悉地法，涵攝持咒、壇場、印契、供儀等密修實踐。其內容側重世間成就與出世解脫的融合，彰顯真言乘的實修特色。在佛教史上，本經與大日經、金剛頂經並列唐密根本聖典，對漢傳密教體系構建影響深遠，是研究密宗教義與儀軌的關鍵文獻。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cmcvrjnw00esyl604uavsivwu"
---

### 蘇悉地羯囉經除一切障大灌頂曼荼羅法品第三十一

> 蘇悉地羯羅経 除一切障大灌頂曼荼羅法品 第三十一

「復次廣說成就諸物祕密妙法令速悉地。若欲起首成就法者，先應備辦諸悉地具，次應以護摩之法而加威本尊真言及自灌頂。欲灌頂者作曼荼羅如法供養，作灌頂已然後起首作成就法。

> さらに、あらゆるものを成就させる秘密の妙法について詳しく説こう。 これらの教えにより、速やかに望みの成就を得ることができる。 もし成就の法を始めようと思うなら、まず必要なすべての道具を整えなさい。 次に、護摩の法を用いて本尊の真言と自身を清め、力を授かりなさい。 灌頂を受けようとする者は、曼荼羅を正しく作り、供養を尽くしなさい。 灌頂を終えたなら、その後にはじめて成就の法を開始しなさい。

「次說灌頂大曼荼羅能得成就一切諸事，如前所說明王曼荼羅淨地等法皆應如是。其曼荼羅頓方四角安置四門，其量八肘或七肘、五肘，唯開四門分明界道，以五彩色而用畫之如其胎暈，次外減半次外亦然。

> 次に、灌頂の大曼荼羅について説きます。これは、あらゆることを成就させることができるものです。 先に説いた明王の曼荼羅と同様に、土地を清めるなどの作法はすべて同じように行います。 その曼荼羅は、四角形で四隅をはっきりと四方に門を設けます。 大きさは八肘、あるいは七肘、五肘とします。 四つの門だけを開け、境界線を明らかに引きます。 五色の色を用いて描きます。内側の円（胎暈）と同じように、その外側も半分の幅、さらにその外側も同様に半分の幅とします。

「於此西面四肘之外，復作一曼荼羅，其量五肘或四或三。唯開東門或如根本大曼荼羅灌頂處所減半而作。凡曼荼羅地勢皆須地門而瀉說為吉祥；但曼荼羅地勢北瀉說為最勝。

> この西側、四肘（※約七メートル）の外に、さらに一つの曼荼羅を作る。その大きさは五肘、あるいは四肘、もしくは三肘とする。東側だけを門として開くか、または根本の大曼荼羅の灌頂の場所の半分の大きさにして作る。曼荼羅の土地の傾きは、すべて地面が東に傾斜していることを吉祥と説く。ただし、曼荼羅の土地の傾きが北に傾いていることは、最も勝れたものと説く。

「或用一種彩色畫之，於四角外作三鈷叉拔折羅；於中台內如法畫作八葉蓮花，諸曼荼羅亦應如是。蓮花葉外周匝畫作吉祥妙印；於四門中畫拔折羅；復於諸角安吉祥瓶，於外灌頂曼荼羅亦如是作。

> あるいは一色の彩色で描き、四隅の外側に三鈷の金剛杵を描く。中央の壇内には、定められた作法に従って八葉の蓮華を描く。すべての曼荼羅も、このように作るべきである。蓮華の花びらの外側の周囲には、吉祥の印を描く。四つの門には、金剛杵を描く。さらに諸々の隅には、吉祥瓶を安置する。外部の灌頂曼荼羅も、このように作る。

「凡欲灌頂必須四種，所置瓶處並函界角，隨所持誦真言及與明等，於其台內畫本尊印并置一瓶，所持真言隨其部類畫本尊主印，所謂：佛頂、蓮花、金剛。應知此法置為祕密。

> 灌頂を行おうとする者は、必ず四種のものを用意しなければなりません。瓶を置く場所は、枠や隅の区画に従います。唱える真言や明呪に応じて、その壇の中に本尊の印契を描き、一瓶を置きます。唱える真言がどの部類に属するかによって、本尊の主たる印契を描きます。すなわち、仏頂・蓮花・金剛です。この作法は秘密とされるべきものであると知らねばなりません。

「所持真言不識名號及部不貫者應安一瓶，名辦諸事；或安成就義利之瓶；或安一瓶，名諸真言。

> 所持する真言の名号や部類がわからない場合、一つの瓶を安置すべきである。その瓶を「諸事を弁ずる瓶」と名付けよ。あるいは「成就義利の瓶」を安置してもよい。あるいは一つの瓶を安置し、それを「諸真言の瓶」と名付けよ。

「次外東面畫佛頂印。右邊部母印，左邊部心印；次右鑠底印、次左牙印；次右阿難、次左湏菩提，諸餘真言及明等印左右安置乃至兩角。

> 次に、外側の東側の面に仏頂印を描く。右側には部母印、左側には部心印を置く。その次に右側に鑠底印、左側に牙印を置く。さらに右側に阿難、左側に須菩提を描き、その他の真言や明などの印は左右に配置する。両端の角に至るまで同様に安置する。

「次於北面畫觀自在菩薩印。右邊部母印、左邊部心印；次右落澁彌印、次左多羅印；次右成就義菩薩印，次左大勢至菩薩印，諸餘真言及明等印左右安置乃至兩角。

> 次に北面に観自在菩薩の印を描く。右辺には部母印、左辺には部心印。次に右に落澁彌印、次に左に多羅印。次に右に成就義菩薩印、次に左に大勢至菩薩印。その他の真言や明などの印も、左右に配置し、両隅に至るまで安置する。

「次於南面畫金剛印。右邊部母印，左邊部心印；次右金剛拳印，次左食金剛印；次右拔折羅印，次左金剛棒印，諸餘真言及明等印左右安置乃至兩角。

> 次に南面に金剛印を描く。 右には部母印、左には部心印を置く。 その右に金剛拳印、左に食金剛印を置く。 さらに右に跋折羅印、左に金剛棒印を置く。 その他の真言や明などの印は、左右に配置する。 これを両隅に至るまで続ける。

「次於西面門南畫梵王印及梵吉祥明并諸眷屬；乃至南角門北畫達羅神印及妃印并諸眷屬；乃至北角次第三曼荼羅畫八方神，各與眷屬令滿其位。

> 次に西側の門の南側には、梵天の印と梵天の吉祥明、およびその眷属を描きなさい。さらに南側の角の門の北側には、達羅神の印とその妃の印、およびその眷属を描きなさい。さらに北側の角に続いて三番目の曼荼羅には、八方の神々をそれぞれの眷属とともに描き、その位置を満たしなさい。

「第二曼荼羅門外右邊畫難陀龍王，左邊畫拔難陀龍王；於三曼荼羅門外，右邊畫孫陀龍王、優波孫陀龍王。曼荼羅外畫甘露瓶印。

> 第二曼荼羅の門を出た右側には難陀龍王、左側には跋難陀龍王を描く。 第三曼荼羅の門を出た右側には、孫陀龍王と優波孫陀龍王を描く。 曼荼羅の外には、甘露瓶の印を描く。

「如前作曼荼羅法已及供養已，次應如法作三種事護摩。為欲遣除毘那夜迦故，應作阿毘遮嚕事；為自利益故應作補瑟徵迦事；為息諸災難故應作扇底迦事。應以當部成辦諸事真言作阿毘遮嚕迦事，或用甘露瓶真言通三部用；應用當部心明作補瑟徵迦事；應以當部母明作扇底迦事。

> 前述のとおりに曼荼羅を作り、供養を済ませたならば、次に正しく三種類の護摩を修するべきです。 毘那夜迦を追い払うためには、阿毘遮嚕（調伏）の法を行うべきです。 自らの利益のためには、補瑟徵迦（増益）の法を行うべきです。 様々な災いを鎮めるためには、扇底迦（息災）の法を行うべきです。 阿毘遮嚕迦の法には、その部の「成辦諸事」の真言を用いるか、あるいは甘露瓶の真言を三部に通じて用いてください。 補瑟徵迦の法には、その部の「心明」を用いるべきです。 扇底迦の法には、その部の「母明」を用いるべきです。

「於曼荼羅所集聖者及以諸天，各各以本真言而作三種護摩；或以成辦諸事真言而作，其護摩處曼荼羅西面門南作之。

> 曼荼羅に集まる聖者たちや諸天のそれぞれに対し、その本尊の真言で三種の護摩を修する。あるいは諸事成就の真言をもって行うこともある。その護摩を修する場所は、曼荼羅の西面の門の南側に設ける。

「如護摩法酥等諸物，以三事真言各供養百遍或加其數，為欲加威諸真言故，應作如是三種護摩；次為三部諸真言等各供養七遍，其三部主應加其數，或但三部各供養百遍，如不辦者七遍三遍亦得滿足。

> 護摩の法において、酥などの諸物を用いて、三つの事柄に対応する真言でそれぞれ百回、またはそれ以上を供養します。これは諸々の真言の威力を増すためであり、このように三種の護摩を行うべきです。 次に、三部の諸真言などにそれぞれ七回ずつ供養します。その三部の本尊には供養の数を増やすべきですが、あるいは三部それぞれに百回ずつ供養しても構いません。もしそれが叶わない場合は、七回、三回でも十分に満たされます。

「所持真言主於台曼荼羅內部尊之下安置。於曼荼羅外東面別安訶利帝母；南面安置輸利尼；西面安置醫迦熱吒；北面安置句吒嚙利，隨彼所樂而奉獻之。

> 真言を有する主尊は、台座の曼荼羅内部、各尊の下に安置する。 曼荼羅の外側、東の面には別に訶利帝母を安置し、 南の面には輸利尼を安置し、 西の面には醫迦熱吒を安置し、 北の面には句吒嚙利を安置し、 それぞれの好みに従って供養を捧げる。

「如法供養諸真言已及護摩已，前之安瓶隨所為者，誦彼真言而用加被；於本尊前所安之瓶還用彼真言而加被之；其台內瓶應用明王真言而作加被；當門為軍荼利所安置瓶亦須用彼真言加被。

> 真言の供養と護摩の行法を、しかるべく修行し終えたならば、前に用意した瓶（宝瓶）を、その目的に応じて、その真言を唱えて加護・清めよ。 また、本尊の前に安置した瓶も、同様の真言を用いて加護する。 そして、台の内側に置く瓶は、明王の真言を用いて加護すべきである。 門のところに軍荼利（ぐんだり）明王のために安置した瓶も、その真言をもって加護するのである。

「於台曼荼羅東面兩角所安置瓶，東北角者以部心真言；東南角者用部母真言；西北角者用能辦諸真言；西南角者用一切真言。

> 台曼荼羅の東側の二つの隅に安置する瓶については、東北の隅の瓶には部心真言を用い、東南の隅の瓶には部母真言を用い、西北の隅の瓶には能辦諸真言を用い、西南の隅の瓶には一切真言を用います。

「如是加被此上瓶已及供養已，次應右遶。如前已說灌頂之法，此亦如是安置吉祥。所謂：穀實、藥草、花菓、香樹枝葉、花鬘及寶置於瓶內，新帛繒綵用纏其頸。諸灌頂法皆應如是即令同伴灌行者頂，其同伴者皆須持誦如法清淨，或求阿闍梨與其灌頂。為欲除遣諸作障故，先用軍荼利瓶而用灌頂；第四應用所持真言而用灌頂，其餘二瓶隨意而用。如是畢已應以手黃塗香薰香，芥子、線釧、衣服皆應受用。

> このようにして、この上瓶に加持を施し、供養が終わったなら、次に右繞（右回り）を行うべきである。すでに前に説いた灌頂の方法と同じく、ここでもまた吉祥を整える。すなわち、穀物、薬草、花や果実、香りのある木の枝葉、花鬘、そして宝を瓶の内に安置し、新しい絹や美しい布でその首を巻く。すべての灌頂の方法は、このようにすべきであり、同行する者が行者（修行者）の頂に灌頂する。その同伴者は皆、真言を保ち、正しく清らかでなければならない。あるいは阿闍梨（師匠）を求めて灌頂を受けてもよい。さまざまな障りを取り除くために、まず軍荼利瓶を用いて灌頂を行い、第四に持する真言の瓶を用いて灌頂し、残りの二瓶は随意に用いる。このように終えたならば、手に黄い塗香や薫香、芥子、線で編んだ釧、衣服などを身に受けるべきである。

「如法灌頂了已，復為息諸障故應作護摩，了已便即發遣。或於平淨處所但一彩色作小曼荼羅極令方正，其量二肘安置三部大印，西面朔印如前安置，淨瓶如法灌頂，即應離諸障難，本尊歡喜不久速成，此是祕密最勝悉地。

> 如法に潅頂を終えたなら、さらに諸々の障りを除くために護摩を修すべきです。それが終わったなら、すぐに本尊を送り遣わします。あるいは、平らで清らかな場所に、一色の彩色だけで小さな曼荼羅を作り、極めて正方形に整えます。その大きさは二肘（肘の長さ二つ分）とし、三部（仏部・蓮華部・金剛部）の大印を安置します。西面には朔印（特定の印）を先に述べたように安置し、清らかな瓶を用いて如法に潅頂します。そうすれば、諸々の障りや難から離れ、本尊も喜ばれ、程なくして速やかに成就を得るでしょう。これが、秘密にして最上の悉地（成就）なのです。