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title: "蘇悉地羯羅經 · 2 真言相分"
description: "蘇悉地羯羅經是一部唐代重要密教經典，由印度高僧輸波迦羅（善無畏）於唐開元年間譯出。該經系統闡述了密教修行中的成就法，詳細規定了持誦、灌頂、壇場布置、法器使用及飲食禁忌等儀軌，強調清淨三業與師承的重要性。作為唐代開元三大士所傳密法的核心典籍之一，它與大日經和金剛頂經共同構成了中國密教的理論與實踐基礎，對漢傳密教及後世日本東密影響深遠，在密教經典中佔有崇高地位。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cmcvsfgpj0myhl604nzdsiwe7"
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### 真言相分第二

> 第二 真言の相

爾時吉祥莊嚴一切持明王大聖供養者執金剛告彼大精進忿怒菩薩言：「善哉，善哉！大忿怒！能於我所發如斯問，應當一心諦聽最上甚深祕密妙法。

> その時、吉祥荘厳なる一切の持明王の中でも大いなる聖なる供養者である執金剛が、かの大精進忿怒菩薩に告げました。「よきかな、よきかな。大忿怒よ。あなたが私に対してそのような問いを発したならば、一心に集中して、この世で最も優れた深遠なる秘密の妙法を聞きなさい。」

「此《蘇悉地經》五種莊嚴。一、謂大精進；二、謂明王；三、能除障；四、能成就一切猛事；五、能成就一切真言。此《蘇悉地經》，若有持誦餘真法言不成就者，當令兼持此經根本真言，即當速成諸真言之法。於三部中此經為主，亦能成辦一切事，所謂：護身、結界、召請、供養、相助、決罰、教授等事，一切真言一一次第能令得成。復次或諸心真言中，三『虎𤙖』字者亦能成辦如上所說一切法事。謂三虎𤙖字心真言曰：

> 『蘇悉地経』には五つの優れた功徳がある。第一に大いなる精進、第二に明王、第三に障害を除く力、第四にあらゆる激しい行いを成就する力、第五に全ての真言を成就する力である。この『蘇悉地経』があるならば、他の真言の教えを唱えても成就しない場合でも、この経の根本真言を併せて唱えれば、直ちにあらゆる真言の教えを成就させることができる。三部の中では、この経が中心であり、あらゆる事柄を成し遂げる。すなわち、身を守ること、結界を張ること、召請すること、供養すること、助けること、裁きを下すこと、教え指導することなど、全ての真言が順序正しく成就される。 さらに、「諸心真言」の中でも三つの「フーン」の字が含まれるものは、上に述べたあらゆる教えの行いを成し遂げることができる。その三つの「フーン」の字を含む心真言とは次の通りである。

「『囊上謨上囉怛囊上怛囉二合夜也　囊莽室戰二合拏　嚩日囉二合簸儜上曳　莽訶上也乞沙二合細囊鉢多上曳　唵蘇地也二合悉地也二合娑去大也　蘇悉地羯囉𤙖𤙖𤙖𭠒吒二合𭠒吒二合𭠒吒』

> 「ナモー ラタナン トラーヤーナム ナマー シュチャンダ ヴァジュラ パナイエ マハー ヤクシャ セーナ パタエ オン ソデヤ シッデヤ ソタヤ ソシッデイ カラ フン フン フン パタ パタ パタ」

「復次上中下成就法，如別經中說願等成就者應解真言上中下法。此《蘇悉地經》總通攝三部所作曼荼羅法：佛部真言扇底迦；蓮華部真言補瑟徵迦；金剛部真言阿毘遮嚕迦。從腋至頂為上，從臍至腋為中，從足至臍為下。於真言中亦應分別三種成就，於此三部各分為三，善解了別。於其三部諸真言中，明王真言是上成就；諸餘使者、制吒、制徵等真言是下成就。

> さらに、成就の方法には上・中・下の三つがある。これらの成就を望む者は、他の経典に説かれるところに従って、真言の上・中・下の法を理解すべきである。この『蘇悉地経』は、三部の所作曼荼羅の法をすべて統括して説くものである。 - 仏部の真言は、扇底迦（息災）の法である。 - 蓮華部の真言は、補瑟徴迦（増益）の法である。 - 金剛部の真言は、阿毘遮嚕迦（降伏）の法である。 （身体で言えば）脇の下から頭頂までを「上」、へそから脇の下までを「中」、足の裏からへそまでを「下」とする。 真言についても、同様に三種の成就を分別すべきであり、この三部の各々にさらに三つずつの区分があることを、よく理解しなければならない。 これら三部の諸真言の中で、明王の真言は「上の成就」であり、その他の使者や制吒・制徴などの真言は「下の成就」である。

「三事法者：一、扇底迦；二、補瑟徵迦；三、阿毘遮嚕迦。如是三事於三部中各皆有三種，應須善知次第之相。

> 三つの事柄に関する教えとは、第一にシャーンティカ（息災）、第二にプシュティカ（増益）、第三にアビチャーラカ（調伏）である。この三つの事柄は、それぞれ三部においてさらに三種に分けられ、その順序の相を正しく知るべきである。

「佛部之中用佛母，號為佛眼，用此真言為扇底迦。佛母真言曰：

> 仏部においては仏母を用いる。その名を仏眼と号し、この真言をもって扇底迦（息災）の修法とする。 仏母の真言は次の通りである。

「『那上謨　婆去伽輕嚩帝嗚瑟膩二合沙也　唵嚕　嚕　娑普二合嚕　若嚩二合里　底丁以反瑟咤二合悉馱　路者寧去薩囉嚩引二合囉他娑去馱寧上娑去嚩訶』

> 南無 帰命したてまつる 世尊 うしにしゃさま おん るる そぼろ じゃばり ちしちゃ しった ろじゃねい さらば らた そだねい そわか

「此是佛部母真言佛眼是也。

> これが仏部の母たる真言、仏眼である。

「蓮華部中觀音母，號為半拏囉嚩悉寧，用此真言為扇底迦。觀音母真言曰：

> 蓮華部の観音母、その名を半拏囉嚩悉寧といいます。この真言を用いて、息災の祈りを行います。観音母の真言は次の通りです。

「『那囉舍二合囊上娑莽嘌二合囉舍囊便去室囉二合嚩　娑莽二合囉嬭囊上者寫　莽含二合薩囉嚩二合薩怛嚩二合引難去薩囉嚩二合微也二合地　指抧瑳上迦唵微迦𪘨迦吒微迦吒迦楨吒應反迦𪘨婆去伽輕呼嚩底丁以反微若曳　莎去嚩訶』

> 「ナーラシャ・サマーリ・ラシャナ・ビャ・シュリー・ヴァ・サマー・ラネイナカシャ・マン・サルヴァ・サットヴァーナン・サルヴァ・ヴィヤーディ・チキチャカ・オン・ヴィカチャカタ・チャカタ・ヴィカチャカタ・カチン・カタ・バガヴァティ・ヴィジャヤエ・スヴァーハー」

「此是蓮華部母真言，半拏囉嚩私寧是也。

> これは蓮華部（れんげぶ）の母なる真言であり、半拏囉嚩私寧（ぱんだら・ヴァーシニー）のことです。

「金剛部中用執金剛母，號為忙莽鷄，用此真言為扇底迦。金剛部母真言曰：

> 「金剛部においては、執金剛母を用います。その名を忙莽鷄（もうもうけい）といいます。この真言を用いて扇底迦（しゃんちか／息災の法）とします。金剛部母の真言は次のとおりです。」

「『那上謨上囉怛囊上二合怛囉二合夜也　那上莽室　戰二合拏　嚩日囉簸儜上曳　莽訶藥乞沙二合細囊鉢多上曳　唵　俱上蘭達哩　滿馱　滿馱𤙖𭠒吒二合』

> 「南無(なむ) らったん (のう) らっきゃ (のう) やあ （なむ） まん しゃ せん (のう) な ばじら はら な (のう) え まっか やきしゃ (のう) さいなんぱ (のう) た (のう) え おん く (のう) らんだり まんだ まんだ ふん ふん ぱっと (のう)」

「三遍。此是金剛母真言忙莽鷄是也。

> 三回。これが金剛母の真言「マンガツキ」である。

「復次佛部中用明王真言。明王號為最勝佛頂，用此真言為補瑟徵迦。明王真言曰：

> さらに、仏部においては明王の真言を用います。この明王は最勝仏頂と名付けられ、この真言は補瑟徵迦（ブーセイチカ／災いを除くための修法）に用いられます。その明王の真言は次の通りです。

「『囊上莽　三曼多母　馱難去唵　悖論引囊莽』

> 「のうじょう もう さんまんた む だなん おん はいろん にょう もう」

「蓮華部中亦用明王，號曰訶野吃利嚩，用此真言為補瑟徵迦。明王真言曰：

> 蓮華部の中でも明王を用います。その名をハヤグリーヴァといい、この真言を補瑟徴迦（プシュティーカーカ＝増益の法）のために用います。明王の真言は次の通りです。

「『唵闍沒嘌二合妬婆二合上嚩　囊上莽莎去嚩訶』

> 「オン　ジャミリ　トバ　ノウ　マン　ソワカ」

「金剛部中亦用明王，號曰蘇嚩，用此真言為補瑟徵迦。真言曰：

> 金剛部にも明王がおられます。その名は「蘇嚩」といい、この真言を補瑟徵迦の法に用います。真言は次のとおりです。

「『囊上謨　囉怛囊二合上怛囉二合夜也　囊上莽室　戰二合拏　嚩日囉二合簸儜上曳　莽訶去藥乞沙二合細囊鉢多上曳　唵　素唵二合婆上寧上素唵二合𤙖蘗嘌二合恨儜二合蘗嘌恨儜二合𤙖蘗嘌二合恨儜𤙖阿去囊也　護　薄伽輕𭊃尾儞夜二合囉引若𤙖𭠒吒二合囊上莽』

> 「南無 ラタナ トラヤヤ ナマスチャンダ ヴァジュラ パナイェ マハー ヤクシャ セーナーパタイェ オム スバ スバ フム ガリンニ ガリンニ フム ガリンニ フム アナヤ ホー バガヴァン ウェーニヤラージ フム チャッチャ ナマ」

「又佛母部中用大忿怒，號曰阿鉢囉氏多，用此真言為阿毘遮嚕迦。真言曰：

> また、仏母部においては大いなる忿怒を有する尊を「アパラージター」と呼び、この真言をアーベーチャールカ（調伏）の修法に用います。その真言は次の通りです。

「『𤙖𭠒吒二合地迦輕地迦地迦爾囊悉爾迦輕𤙖𭠒吒二合』

> 『ウン・ダカ・チカ・チカ・チカ・ニャン・シ・ニ・カ・ウン・タッ』

「蓮華部中大忿怒，號曰施嚩去嚩訶，用此真言為阿毘遮嚕迦。真言曰：

> 蓮華部の大いなる忿怒尊、その名を施嚩（去）嚩訶と言う。この真言を調伏法のために用いる。真言は次の通り。

「『𤙖𭠒吒二合阿唎二合𤙖𭠒吒二合』

> 「ウンチチャ<注>二合</注> アリ<注>二合</注> ウンチチャ<注>二合</注>」

「金剛部中大忿怒，號曰軍荼利，用此真言為阿毘遮嚕迦。真言曰：

> 金剛部の中の大いなる忿怒の尊、その名を軍荼利という。この真言を阿毘遮嚕迦（調伏の法）に用いる。真言は次の通り。

「『囊上謨上囉怛囊上怛囉二合夜也　囊上莽室　戰拏　嚩日囉二合簸儜上曳　莽訶藥乞沙二合細囊鉢多曳　唵闍沒嘌二合多軍去拏里　佉　佉　却醯　却醯　底瑟吒二合底瑟吒二合滿馱滿馱　賀囊　賀囊二合微娑鋪二合吒也　微娑鋪二合吒也　薩囉嚩二合尾近囊上微囊也迦引莽訶去言上儜上鉢底丁以反餌尾旦多羯囉引也𤙖𭠒吒二合』

> 南無ラタンナタラヤ ナマス　チャンダ　ヴァジラパナヤ マハ・ヤクシャ・セナパタヤ オム・ジュプリンタ・クンタリ カ　カ　カヒ　カヒ ティスタ　ティスタ バンダ　バンダ ハナ　ハナ ビスプタヤ　ビスプタヤ サルバ・ビキナム・ビナヤカ マハ・ヤパナパチ パーリダンタ・カラヤ フーン　パット

「復次，或有真言不入三部，隨彼真言文字而辨扇底迦等三種法事。其真言中若有『扇底迦嚕』字、『莎悉底句嚕』字、『閦莽』字、『鉢囉二合閦莽』字、『烏波閦莽』字、『莎去訶去』字者，當知即是扇底迦真言。

> また、三部に属さない真言もあります。その真言の文字によって、扇底迦（寂災）などの三種の法事を行います。その真言の中に、「扇底迦嚕」の字や、「莎悉底句嚕」の字、「閦莽」の字、「鉢囉<note>二合</note>閦莽」の字、「烏波閦莽」の字、「莎<note>去</note>訶<note>去</note>」の字があるなら、それが扇底迦の真言だと知るべきです。

「若有『補瑟徵句嚕』字、『落乞澁民彌寅反二合那那』字、『烏去乳』字、『麼羅』字、『嚩嘌二合地』字、『𭍆波』字、『咩馱』字、『但囊但寧上也二合』字、『醯里寧上也』字、『蘖囉引莽』字、『囊蘖囉』字、『囉引瑟吒二合字』、『囉引爾閻二合那那』字、『囊上莽囊上莽』字者，當知即是瑟徵迦真言。

> もし『プシュキンル』の字、『ラクシミン(ミンエンハン)<note>彌寅反二合</note>ナナ』の字、『ウ(去)ニュ』の字、『マラ』の字、『バリ(ニガツ)チ』の字、『クハパ』の字、『ミダ』の字、『タナタニン(ジョウ)<note>上</note>ヤ<note>二合</note>』の字、『ヒリニン(ジョウ)<note>上</note>ヤ』の字、『ガラ(イン)<note>引</note>マ』の字、『ナガラ』の字、『ラ(イン)シタ<note>二合</note>』の字、『ラ(イン)ニゲン<note>二合</note>ナナ』の字、『ナン(ジョウ)マナン(ジョウ)マ<note>上</note>』の字があるなら、それがすなわちシキカの真言だと知るべきである。

「若有『𤙖』字、『賀囊上』字、『𭠒吒二合』字、『莽他二合』字、『畔若』字、『囉也吒也』字、『烏瑳去那也』字、『戍沙上也忙囉也』字、『却引那也』字、『鴳攞也』字、『齒曳二合那也』字、『婆去悉咩二合句嚕』字者，當知即是阿毘遮嚕迦真言。

> もし経典の中に「𤙖（フーン）」の字、「賀囊（カノウ）<note>上声</note>」の字、「𭠒吒（ニチャ）<note>ニにチャを合わす</note>」の字、「莽他（マタ）<note>マにタを合わす</note>」の字、「畔若（ハンニャ）」の字、「囉也吒也（ラヤチャヤ）」の字、「烏瑳（ウサ）<note>去声</note>那也（ナヤ）」の字、「戍沙（ジュシャ）<note>上声</note>也忙囉也（ヤマラヤ）」の字、「却（キャク）<note>引く音</note>那也（ナヤ）」の字、「鴳攞也（アラヤ）」の字、「齒曳（シヤイ）<note>シにヤイを合わす</note>那也（ナヤ）」の字、「婆（バ）<note>去声</note>悉咩（シミェ）<note>シにミェを合わす</note>句嚕（クル）」の字があるなら、これらがアビチャルカ（調伏）の真言であると知るべきです。

「復有真言句義慈善，當知即入扇底迦用；若有真言句義猛怒，當知即入阿毘遮嚕迦用；若有真言非猛，當知即入補瑟徵迦用。

> さらに、真言の句義が慈しみ深いものは、これを扇底迦（静寂の法）に用いると知るべきです。 もし真言の句義が猛々しい怒りのものであれば、これを阿毘遮嚕迦（調伏の法）に用いると知るべきです。 もし真言の句義が猛々しくもなければ、これを補瑟徵迦（増益の法）に用いると知るべきです。

「復次，若欲速成扇底迦者當用佛部真言；若欲速成補瑟徵迦者當用蓮華部真言；若欲速成阿毘遮嚕迦者當用金剛部真言。

> この上なく、もし速やかに「扇底迦（しずめの成就）」を望むなら、仏部の真言を用いるべきです。もし速やかに「補瑟徴迦（そえの成就）」を望むなら、蓮華部の真言を用いるべきです。もし速やかに「阿毘遮嚕迦（ほろぼしの成就）」を望むなら、金剛部の真言を用いるべきです。

「復次，此經深妙如天中天，亦有真言上中下，若依此法一切諸事無不成就。此經雖屬第三金剛下部，以奉佛勅許通成故，亦能成就上二部法。譬如國王勅許，依行此法亦爾。

> さらに、この経典の教えは、まるで天の中心にあるかのように深遠で絶妙です。そこには上・中・下の真言も含まれており、この教えに従えば、あらゆることが成就しないものはありません。この経典は第三の金剛下部に属していますが、仏の教勅によって広く通用することを許されているため、上部の二部の修行法も成就させることができます。ちょうど国王の勅令によって許された法が、その通りに実行されるのと同じです。

「准義應知，若有真言字數雖多，初有『唵』字後有『莎訶』字，當知此真言速能成就扇底迦法；或有真言初有『𤙖』字；後有『𭠒吒』字；或有『㘈普』字——此是詞聲，有如上字者真言，速得成就阿毘遮嚕迦法；或有真言初無『唵』字，後無『莎訶』字；又無『𤙖』字，亦無『𭠒吒』字，及無『㘈普』等字者，當知此等真言速能成就補瑟徵迦法。

> 参考までに、お知らせします。もし真言に多くの文字があり、その最初に「オーム」の字があり、最後に「スヴァーハー」の字があれば、この真言は速やかにシャーンティカ（災いを鎮める）の法を成就させると知るべきです。また、真言の最初に「フーム」の字があり、最後に「パッ」の字があるもの、あるいは「イプ」の字（これは呼びかける声です）があるものも、これらの字を有する真言は速やかにアビチャーラカ（調伏）の法を成就させます。また、真言の最初に「オーム」の字がなく、最後に「スヴァーハー」の字がなく、さらに「フーム」の字もなく、「パッ」の字もなく、「イプ」などの字もない場合、これらの真言は速やかにプーシュティカ（富を増やす）の法を成就させると知るべきです。

「若復有人欲求攝伏諸餘鬼神及阿毘舍，當用使者及制吒迦等所說真言速得成就；若有異部真言說能成就一切事者，但能成就本部所說不通餘部。猶有經演彼有真言為除毒病，故說不能除諸餘苦，當即知其通一切用。善知其部、善識真言所應用處，亦應須知真言功力；復須善解修真言法，隨所求事隨稱彼法真言之相，誦彼真言即得成就。

> もし、ある人が他の鬼神やアビシャ（毘舎遮）を調伏したいと望むならば、使者やチェーティカ（制吒迦）などが説いた真言を用いれば、速やかに成就するであろう。また、ある別の部の真言が「すべてのことを成就させる」と説かれていても、それはその部の教えに限られ、他の部には通用しない。『経典』には、毒病を除くために特別に説かれた真言もあり、それは他の苦しみを取り除くことはできないと説かれている。しかし、もし（その真言が）あらゆる用途に通じるものであるならば、そのことをよく知るべきである。 真言が属する部をよく理解し、その真言がどのような場面で用いられるかを正しく識別しなければならない。また、真言の功徳力を知ることも必要である。さらに、真言を修める方法をよく理解し、願い求めることに応じて、その真言の特徴にふさわしい方法で唱えれば、その真言は成就するのである。