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title: "蘇悉地羯羅經 · 6 簡擇處所品"
description: "蘇悉地羯羅經是一部唐代重要密教經典，由印度高僧輸波迦羅（善無畏）於唐開元年間譯出。該經系統闡述了密教修行中的成就法，詳細規定了持誦、灌頂、壇場布置、法器使用及飲食禁忌等儀軌，強調清淨三業與師承的重要性。作為唐代開元三大士所傳密法的核心典籍之一，它與大日經和金剛頂經共同構成了中國密教的理論與實踐基礎，對漢傳密教及後世日本東密影響深遠，在密教經典中佔有崇高地位。"
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### 蘇悉地羯囉經簡擇處所品第六

> 悉地成就経 場所選びの章 第六

「復次演說持誦真言成就處所，於住何方速得成就？佛成道降四魔處，如是之處最為勝上速得成就。尼連禪河，於彼岸側無諸難故，其地方所速得悉地，縱有諸難不能為障，所求之事無不悉地，如是之處速得成就；或於佛所轉法輪處；或於拘尸那城佛涅槃處；或於迦毘羅城佛所生處。如上四處最為上勝，無障嬈故，三種悉地決定成就。

> さらに、真言を唱え成就するための場所について説こう。どの方角に住めば速やかに成就を得られるのか。 仏が悟りを開き、四つの魔を降伏した場所、このようなところは最も勝れており、速やかに成就を得られる。尼連禅河の岸辺もまた、障害となるものがなく、その地において速やかに成就を得られる。たとえ様々な障害があっても妨げとなることはなく、求めることはすべて成就する。このような場所では速やかに成就を得られる。 また、仏が法輪を転じた場所、あるいは拘尸那城における仏の涅槃の地、あるいは迦毘羅城における仏の生誕の地。以上の四つの場所は最も勝れており、障害や妨げがないため、三種の成就を確実に得ることができる。

「又於諸佛所說勝處；復有菩薩所說勝處，八大塔處；或於名山多諸林木，復多果實泉水交流，如是之處說為勝處。

> また、諸仏が説かれたすぐれた聖地があり、さらに菩薩たちが説かれたすぐれた聖地もあります。八大塔の場所や、あるいは多くの林があり、果物や泉が豊かに流れる名高い山々も、そのような聖地とされています。

「或於蘭若多諸花果，復有水流人所愛樂，如是之處說為勝處。

> あるいは、多くの花や実のなる静かな林の中で、さらに清らかな水の流れがあり、人々が愛して楽しむような場所、これを「すぐれた場所」と説かれている。

「復有蘭若多諸麋鹿無人採捕，復無羆、熊、虎、狼等獸，如是之處說為勝處。

> また、蘭若には多くの鹿がいて、人に捕られることがなく、熊や虎、狼などの獣もいない。このような場所を勝れたところと説く。

「或無苦寒復無大熱，其處宜人心所樂者，如是之處說為勝處。

> あるいは寒さの苦しみもなく、また過度の暑さもない。その場所は人の心に適い、心が楽しむところである。このような場所を「勝れた処」と説く。

「或於山傍；或於山峯頂；或獨高臺；或於山腹彼復有水，如是之處說為勝處。

> あるいは山のふもと、あるいは山の頂上、あるいは高い台地、あるいは山の中腹に水がある。このような場所を「勝処」と呼ぶ。

「復有勝處青草遍地多諸花樹，中有其木堪作護摩，如是之處說為勝處。

> また、すぐれた修行の場がある。そこは一面に青草が生い茂り、多くの花や木々が茂っている。中には護摩（供養の火）に適した木もある。このような場所を「すぐれた修行の場」と呼ぶ。

「或於安置舍利塔前；或於山中安舍利處；或四河邊；或有蘭若種種林木而為嚴飾無多人處；或於寒林煙不絕處；或大河岸；或於曾有多牛居處；或於逈獨大樹之下神靈所依日影不轉；或多聚落一切祠祀處；或於十字大路之邊；或龍池邊，如是之處說為勝處。

> 舎利塔の前に安置する場所、山の中で舎利を安置する場所、四つの川のほとり、様々な林で飾られた人の少ない静かな場所、煙が絶えない寒林、大きな川の岸辺、かつて多くの牛がいた場所、ぽつんと一本立つ大木の下で神霊が宿り日陰が動かない場所、多くの集落や祠のある場所、十字路のほとり、龍の池のほとり――このような場所を、すぐれた場所（勝処）と説く。

「或佛經行所至之國，如是之方速得成就。但有國土諸人民眾深信三寶弘揚正法，如是之處速得成就。

> ある仏が経典を説いて赴かれた国、そのような場所では、速やかに成就を得ることができます。また、国土の民衆が三宝を深く信じ、正しい教えを広める所、そのような場所でも速やかに成就を得ることができるのです。

「復有國土多諸人眾并具慈悲，如是之處速復成就。

> また、国の中に多くの人々が集い、皆が慈悲の心を持っているような場所があれば、そこではすぐに悟りが成就するでしょう。

「既得如是上妙處所，應須簡擇地中穢惡瓦石等物，曼荼羅品中一一廣明，如悉地法善須分別三部處所。

> すでにこのような素晴らしい場所を得たならば、地面の中の汚れた瓦や石などの不浄なものを選り分けなければなりません。曼荼羅の品々には、その一つ一つが詳しく説明されています。悉地の法に従って、三部の場所をしっかりと区別する必要があります。

「復須分別扇底迦法、補瑟徵迦、阿毘遮嚕迦，如是三法復須分別上、中、下。或即於是處，隨心所置應塗灑掃作諸事業，速得成就悉地之法。

> さらに、息災法（さんちかほう）、増益法（ふしつちょうかほう）、調伏法（あびしゃるかほう）の三つの法を、それぞれ上・中・下に分けて詳しく説かなければなりません。あるいは、その場その場で、心のままに場所を定め、塗り清め、掃き清めて、さまざまな行いをすれば、速やかに成就の方法を得ることができるでしょう。