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title: "蘇悉地羯羅經 · 10 分別燒香品"
description: "蘇悉地羯羅經是一部唐代重要密教經典，由印度高僧輸波迦羅（善無畏）於唐開元年間譯出。該經系統闡述了密教修行中的成就法，詳細規定了持誦、灌頂、壇場布置、法器使用及飲食禁忌等儀軌，強調清淨三業與師承的重要性。作為唐代開元三大士所傳密法的核心典籍之一，它與大日經和金剛頂經共同構成了中國密教的理論與實踐基礎，對漢傳密教及後世日本東密影響深遠，在密教經典中佔有崇高地位。"
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### 蘇悉地羯羅經分別燒香品第十

> 蘇悉地羯羅経 焼香品 第十

「復次今說三部燒香法。謂：沈水、白檀、欝金香等，隨其次第而取供養，或三種香和通三部；或取一香隨通部自。列香名曰：室唎吠瑟吒、劍汁娑折云沙羅膝、囉娑乾陀羅素香、安悉香、娑落翅香、龍腦香、薰陸香、語苫地夜日劍、祇哩惹蜜、訶梨勒、砂糖、香附子、蘇合香、沈水香、縛落劍、白檀香、紫檀香、五葉松木香、天木香、囊里、迦鉢哩閉攞縛烏施藍、石蜜、甘松香及香果等。

> さて、ここで三部の焼香の方法を説く。すなわち、沈水、白檀、欝金香などを、その順序に従って取り、供養する。あるいは三種の香を混ぜて三部に供え、あるいは一つの香を取り、その香で三部すべてに供えてもよい。香の名前を列挙すれば、室唎吠瑟吒、剣汁娑折<note>沙羅膝ともいう</note>、囉娑乾陀羅素香、安悉香、娑落翅香、龍脳香、薫陸香、語苫地夜日剣、祇哩惹蜜、訶梨勒、砂糖、香附子、蘇合香、沈水香、縛落剣、白檀香、紫檀香、<note>五葉</note>松木香、天木香、囊里、迦鉢哩閉攞縛烏施藍、石蜜、甘松香、そして香果などである。

「若欲成就三部真言法者應合和香，　室唎吠瑟吒迦樹汁香遍通三部及通獻諸天；安悉香通獻藥叉；薰陸香通獻諸天天女；娑折羅娑香獻地居天；娑落翅香獻女使者；乾陀羅娑香獻男使者。

> 三部真言の行法を成就しようと望むなら、香を調合すべきです。 - 室唎吠瑟吒迦樹の樹脂の香は、三部すべてに通じ、また諸天への供養にも用います。 - 安悉香は薬叉（夜叉）への供養に通じます。 - 薫陸香は諸天や天女への供養に通じます。 - 娑折羅娑香は地居天への供養に用います。 - 娑落翅香は女性の使者への供養に用います。 - 乾陀羅娑香は男性の使者への供養に用います。

「龍腦香、乾陀羅娑香、娑折囉娑香、熏陸香、安悉香、薩落翅香、室唎吠瑟吒迦香，此七膠香和以燒之遍通九種，說此七香最為勝上。膠香為上；堅木香為中；餘華葉根等為下。

> 竜脳香、乾陀羅娑香、娑折囉娑香、薫陸香、安息香、薩落翅香、室唎吠瑟吒迦香——この七種の膠香を混ぜて焚けば、その香りは九つのあらゆる世界に広がります。この七つの香りは最も優れたものとされています。中でも膠香が最上、堅木の香りが中、その他の花・葉・根などによる香りは下となります。

「蘇合、沈水、欝金等香和為第一；又加白檀、砂糖為第二香；又加安悉香、薰陸為第三香。如是三種和香隨用其一遍通諸事；又地居天等及以護衛，應用薩折羅沙、砂糖、訶梨勒，以和為香供養彼等。

> 蘇合、沈水、欝金などの香りを混ぜ合わせたものが第一の香。 これに白檀（びゃくだん）と砂糖を加えたものが第二の香。 さらに安悉香（あんじつこう）と薫陸（くんろく）を加えたものが第三の香である。 これらの三種類の調合香は、用いる時は一つを選んで行えば、あらゆる事柄に通用する。 また、地居天（じごてん）などやその守護者たちには、薩折羅沙（さつせきらしゃ）と砂糖と訶梨勒（かりろく）を混ぜ合わせて香として供えるとよい。

「又有五香，所謂：砂糖、勢麗翼迦、薩折羅娑、訶梨勒、石蜜和合為香，通於三部一切事用。或有一香遍通諸事，如上好香眾人所貴妙和香。如無是香，隨所得者亦通三部諸餘事用。如上所說合和香法，香法善須分別，應其所用根、葉、華、果合時持獻。

> さらに五種の香があります。それは、砂糖、勢麗翼迦（ジャーガリー）、薩折羅娑（サルジャラサ）、訶梨勒（ハリタキ）、石蜜（シュガーキャンディー）を混ぜ合わせた香で、三部のあらゆる用途に通じます。 また、すべての用途に通じる香が一つあります。それは、先に述べた上等な香のように、多くの人々が尊び愛する素晴らしい調合香です。 もしそのような香がない場合は、手に入る香で三部のその他の用途にも対応できます。以上述べた香の調合法に従い、その用途に応じて根・葉・花・実を適切に用い、調合した際には捧げるべきです。

「又有四種香應須知之，所謂：自性香、籌丸香、麄末香、作丸香，亦須要知應用之處。

> さらに、知っておくべき四つの香りがあります。すなわち、自然な香り、練香（ねりこう）、荒挽きの粉香（こごう）、丸めて作る香りです。それぞれ適した使い方を知っておくことも大切です。

「若扇底迦法用籌丸香處；若阿毘遮盧迦法用塵末香；若補瑟徵迦法用作丸香。

> 扇底迦の法には、丸の形にした香を用います。 阿毘遮盧迦の法には、粉の香を用います。 補瑟徴迦の法には、丸の形にした香を用います。

「攝通一切用自性合籌丸香，置以砂糖和塵末香、樹膠香，應用好蜜合和丸香；或以蘇乳、砂糖及蜜和香。自性香上應著少蘇，如求當部所燒之香，若不得者隨所有香先通當部，先誦此部香真言香呪，然後誦所持真言合和香法。不置甲麝、紫欽等香，亦不應用末儞也等，而和合香亦不過分，致令惡氣而無香氣。『以此林野樹香、膠香能轉一切諸人意願，諸天常食，我今將獻哀愍垂受。』燒香真言：『阿㰤羅　阿㰤羅　薩嚩　苾地耶　馱羅　布爾羝　莎嚩訶』

> あらゆる用途に通じる自性香を用いて、丸薬の形に調合する。 砂糖を加えて粉末の香や樹脂系の香と混ぜ、良い蜜を加えて丸香を作る。 あるいは、酥乳、砂糖、蜜を加えて香と混ぜる。 自性香の上には、少量の酥を載せる。 その曼荼羅の部類に応じた香を焚くべきであるが、もしその香が手に入らなければ、まずその部類に通じる香を用いる。 その際、まずこの部類の香の真言を唱えてから、その後、自身が持つ真言を唱えて香を調合する。 甲香や麝香、紫欽などの香は用いてはならない。 また、末儞やなどの香も用いてはならない。 香の調合も度を越してはならず、悪臭を放って香りのないものにしてはならない。 「この林野の樹香や膠香は、すべての人々の願いを叶え、諸天の常食である。今、私はこれを捧げる。哀れみ給いて、受け給え。」 焚香の真言：アカラ アカラ サルヴァ ヴィディヤー ダーラ ブリンデー スヴァーハー

「誦此真言真言香，須誦所持真言，真言香燒如法獻故。

> この真言による香を捧げるには、自身が修めている真言を唱え、その真言の香を、教えの通りに焚いて供えるからである。