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title: "蘇悉地羯羅經 · 11 然燈法品"
description: "蘇悉地羯羅經是一部唐代重要密教經典，由印度高僧輸波迦羅（善無畏）於唐開元年間譯出。該經系統闡述了密教修行中的成就法，詳細規定了持誦、灌頂、壇場布置、法器使用及飲食禁忌等儀軌，強調清淨三業與師承的重要性。作為唐代開元三大士所傳密法的核心典籍之一，它與大日經和金剛頂經共同構成了中國密教的理論與實踐基礎，對漢傳密教及後世日本東密影響深遠，在密教經典中佔有崇高地位。"
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### 蘇悉地羯羅經然燈法品第十一

> 蘇悉地羯羅経・然燈法品 第十一

「復次當說三品然燈法，以依法故令諸天仙歡喜成就。以金、以銀、以熟銅，或以瓷、瓦而作燈盞，此五種中隨法取用本神歡喜。作燈炷，白㲲華作；或新㲲布作；或耨句羅樹皮絲作；或新淨布作用。

> さらに、三種の灯明（ともしび）の作法についてお話ししましょう。この法に従うことで、すべての天や仙人たちが喜び、成就を得ることができます。 灯明の器としては、金、銀、または錆びない銅を使います。あるいは、磁器や土器で作っても構いません。これら五種類の中から、作法に従って選べば、本来の神々が喜ばれます。 灯心（しん）は、白い木綿の花から作るか、新しい木綿の布から作ります。または、耨句羅樹（のうくるじゅ）の樹皮の繊維、あるいは新しい清らかな布を使用してもよいでしょう。

「用上香油眾所樂者；或用諸香蘇油。其扇底迦法用上香油；補瑟徵迦法用次香油；阿毘遮嚕迦法用下香油。

> 香油を用いる際は、皆が喜ぶ最上の香油を使う。 あるいは様々な香りや蘇油を用いる。 扇底迦の法では最上の香油を用いる。 補瑟徴迦の法では中位の香油を用いる。 阿毘遮嚕迦の法では下位の香油を用いる。

「若諸香木油扇底迦用；若油麻油補瑟徵迦用；若白芥子油阿毘遮嚕迦用；阿恒娑果油真言妃后用及諸女仙用；若諸果油真言主用；若樹果油諸天用及摩阿迦羅用；若魚脂祀鬼用；若諸畜生脂祀藥叉用；若拔羅得雞油、麻子油祀下類天用及四姊妹遮門荼等用；若寒林中起吠多羅者用大肉脂。

> もし諸々の香木の油は扇底迦（息災）に用いる。 もし油麻の油は補瑟徴迦（増益）に用いる。 もし白芥子の油は阿毘遮嚕迦（降伏）に用いる。 阿恒娑果の油は真言妃后および諸々の女仙に用いる。 もし諸々の果実の油は真言主に用いる。 もし樹木の果実の油は諸天および摩訶迦羅に用いる。 もし魚脂は鬼を祀るのに用いる。 もし諸々の畜生の脂は薬叉を祀るのに用いる。 もし抜羅得鶏の油、麻子の油は下類の天および四姉妹、遮門荼らを祀るのに用いる。 もし寒林中において吠多羅を起こす者は、大肉の脂を用いる。

「諸油之中犛牛蘇上釋通三部。又白牛蘇扇底迦用；黃牛蘇補瑟徵迦用；烏牛蘇阿毘遮嚕迦用。若有本部別分別之，亦依彼用。

> 諸々の油の中でも、ヤクの酥（バター）は三部の経典に通じて用いられます。また、白牛の酥は息災（しっさい）の修法に使い、黄牛の酥は増益（ぞうやく）の修法に用い、黒牛の酥は調伏（ちょうぶく）の修法に用います。もしそれぞれの部派によって別々に区別があるならば、その教えに従って用いるべきです。

「若諸藥中所生油補瑟徵迦用；若諸香中所生油扇底迦用；若惡香氣油阿毘遮嚕迦用。

> もし薬草類から取れる油であれば、補瑟徵迦（増益）の用途に用いる。 もし香木類から取れる油であれば、扇底迦（息災）の用途に用いる。 もし悪い香りの油であれば、阿毘遮嚕迦（降伏）の用途に用いる。

「如上略說燈法則善自觀之，縱此不說當審用之，雖有燈油不依部者，以本部真言而真言之亦通供養。『燈能却障然淨除昏，我今奉獻哀愍垂受。』燈真言：

> 以下は、灯明の作法を簡潔に説いたものです。よく自ら観察し、たとえここで説かれていなくても、よく考えて用いるべきです。たとえ灯油がなくても、該当する部の真言を唱えることで、供養することもできます。 「灯明は障りを除き、闇を清める。今、私はこれを捧げます。どうか哀れみ深くお受けください。」 灯明の真言：

「『唵阿路迦野阿路迦野薩縛　苾地耶馱囉布儞羝莎縛訶』

> 「オン アロキャヤ アロキャヤ サラバ ビジヤダラ ホニデイ ソワカ」

「誦此真言已，次誦本持真言而真言之，復作淨法除諸過故，如前品說准持脩故。

> この真言を唱えたならば、次に本来の真言を唱えながら、真言を繰り返す。さらに、あらゆる過ちを除くために清めの行法を行うことは、前の章で述べた通り、その教えに従って修行を続けるが良い。