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title: "大方等大集經 · 9 送使品"
description: "大方等大集經是北涼時期著名譯經師曇無讖所譯的重要佛教經典，屬於大乘佛教經典集。該經形成於印度大乘佛教興盛時期，後傳入中國，由曇無讖於5世紀初譯成漢文。內容涵蓋菩薩修行、六度萬行、諸佛淨土及密教儀軌，強調菩薩道的實踐與智慧。經中系統闡述了大乘佛教的空性思想、菩薩戒律及禪定法門，對漢傳佛教的發展影響深遠。作為大集部經典的核心，該經在中國佛教史上佔有重要地位，為研究大乘佛教教義與實踐提供了重要依據，至今仍被視為佛教修行與研究的重要典籍。"
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## 大方等大集經卷第四十三

> 大いなる方等大集経 第四十三巻

隋天竺三藏那連提耶舍譯

> 隋の天竺三蔵 那連提耶舍 訳

### 日藏分送使品第九

> 第9章 日蔵分 送使品

爾時，娑伽羅龍王白光味菩薩言：「大德！乃能憶念如是過去宿命劫中種種善業、無量往事，而不忘失，及說虛空星宿照明安施法用，悉皆了達一一無遺，於三界中最尊最勝，智慧第一更無能過。是故彼龍并及我等，如是方便得脫此獄離於苦惱，憐愍眾生慈悲一切，功德戒行及婆羅多，莊嚴於心一切滿足。」

> その時、サーガラ龍王が光味菩薩に申し上げた。 「尊き方よ、あなたはまことに、かかる過去の宿命の劫（長い時間）における様々な善い行いや、数えきれない過去の出来事を記憶し、決して忘れ去ることなく、さらには虚空の星宿の輝きとその配置の仕組みを説き明かし、そのすべてを余すところなく完全に理解されました。三界（この世界のすべて）において最も尊く、最も優れ、智慧においては第一であり、あなたに並ぶ者はいません。それゆえ、かの龍（私）や仲間たちは、あなたのそのような方便（巧みな手段）によって、この苦しみの牢獄から解脱し、悩みや苦しみから離れることができました。あなたは迷いの者たちを哀れみ、すべての生きとし生けるものに慈しみの心を注ぎ、功徳や戒の行い、そして波羅蜜（完成された実践）を備え、心は完全に満たされておられるのです。」

是時，光味語諸龍言：「我今非是佉羅虱吒苦行仙人，亦復不能於虛空中置於星宿，今我說者神通力知。汝娑伽羅諸龍王等莫作是說，我實不能。然此佉羅虱吒仙人宿往因緣，說猶未盡。

> その時、光味は龍たちにこう語った。 「私は今、佉羅虱吒という苦行の仙人ではない。また、虚空に星々を配置することもできない。しかし、私が今語ることは、神通力をもって知ったことである。あなたがた、娑伽羅の龍王たちよ、そう言ってはならない。私は確かにそれらを行うことはできない。しかし、この佉羅虱吒仙人の過去世における因縁については、まだ語り尽くしていないのだ。」

「爾時，帝釋及諸梵天各向佉羅虱吒仙人，齊共合掌作如是言：『我等樂聞，唯願更說。我等梵天諸天中尊，猶如大仙聖人中尊。我諸天中有梵行者，若放種種神祇呪術，我皆了知，亦能為他分別廣說。』時虱吒仙言：『若能如是，亦可教化一切眾生悉令知之。』

> その時、帝釈天（たいしゃくてん）や多くの梵天（ぼんてん）たちは、それぞれカローシャシ仙人に向かって、心をそろえて合掌し、こう言いました。「私たちは喜んでお聞きします。どうか、さらに説いてください。私たち梵天は、天の中でも最も尊い存在です。それは、あたかも偉大な仙人が聖者の中でも最も尊いようにです。私たち天の者たちの中には、梵行（清らかな行い）を実践する者もいます。もし様々な神々の呪術が示されれば、私はそれらをすべて理解し、他の人々にも詳しく説くことができます。」その時、シ仙人は言いました。「もしそのようにできるなら、すべての衆生を教え導き、彼らもまたそれを知るようにすることもできるでしょう。」

「是時，青眼帝釋天主在於眾中，虱吒仙人語帝釋言：『天主！一切善法必令具足住持於世常使照明，修善法人擁護勿捨。若有精進樂善眾生，持戒多聞修禪學慧，如是等眾，天主應當供給所須衣服、飲食、臥具、湯藥，種種施與令無有窮。我說虛空星宿法已，今此世界諸地分中，各有龍王停止守衛，如娑伽羅龍、婆婁那、德叉迦、寶護大行、瞿娑羅、婆蘇婆、呼嚧俱叉、婆私無俱叉等，此八龍王護於海中，能令大海無有增減。阿奴駄致、毘昌伽蘇致、婆婁那得、于問婁叉婆，此四龍王守護池中出一切河，是故諸河流注無竭。難陀、優波難陀，此二龍王守護山中，是故諸山叢林欝茂。婆須吉、娑羅囉、蓋輸盧、瞿摩祇利，亦為守護。毘梨沙、閻浮伽、赤眼娑羅婆帝，於小河水而為守護。悉陀摩奴、阿羅蘇摩、賀盧唱利，於聖人所及諸藥草而為作護，堅固緊輸迦歡喜，此於地中而為守護。最勝光、毘喻婆三婆、毘離耶尸棄，此於火中作護。動摩都劣三摸地、羈蘭那、羈賴車，此於風中作護。優羅婆、羅阿闍耶、帝羅娑羅，此於樹中作護。吁嚧呵張火、薄脚羅沙斯，此於花中作護。香常跋陀耶、邏婆遮、富婁那迦羅，此於果中作護。阿匙林婆、毘遮婆、多吁嚧脂、多末羅伽，彼中毘首羯磨蘇摩、𭣿師奇和沙月眼，此四種一切工巧為最守護。羈羅睺陀羅、僧伽那斯、阿蘭那、懼無迦，如此四種夜叉，於一切福德布施等中能為作護。金剛眼、師子眼、善見眼、三槊，如此四種一切龍護，如是等各各為護。』」

> その時、青い眼を持つ帝釈天が大衆の中におられました。そこへ虱吒仙人が帝釈天に語りました。 「天主よ、すべての善い教えは、必ずこの世に完全に備わり、常住し、絶えず明らかに照らし出すものとしなければなりません。善い教えを修行する人々を守り、決して見捨ててはなりません。もし、精進を好み、善を楽しむ衆生で、戒律を保ち、多くの教えを聞き、禅定を修め、智慧を学ぶ者たちがいるなら、天主よ、あなたは彼らに必要な衣・食・住・薬を施し、様々なものを与えて、尽きることがないようにすべきです。 私は星宿の法について語り終えました。今、この世界の各地には、それぞれ竜王がとどまって守っています。例えば、娑伽羅竜、婆婁那、徳叉迦、宝護大行、瞿娑羅、婆蘇婆、呼嚧倶叉、婆私無倶叉です。この八人の竜王は海を守り、大海に増減がないようにしています。 阿奴駄致、毘昌伽蘇致、婆婁那得、于問婁叉婆。この四人の竜王は池を守り、そこからすべての川を生み出すため、川々は絶え間なく流れ続けます。 難陀、優波難陀。この二人の竜王は山を守り、そのため山々の森は生い茂っています。 婆須吉、娑羅囉、蓋輸盧、瞿摩祇利もまた守護しています。 毘梨沙、閻浮伽、赤眼娑羅婆帝は、小さな川の水を守っています。 悉陀摩奴、阿羅蘇摩、賀盧唱利は、聖者たちや薬草を守護しています。 堅固緊輸迦歓喜は、地中を守っています。 最勝光、毘喩婆三婆、毘離耶尸棄は、火の中を守っています。 動摩都劣三摸地、羈蘭那、羈頼車は、風の中を守っています。 優羅婆、羅阿闍耶、帝羅娑羅は、木々の中を守っています。 吁嚧呵張火、薄脚羅沙斯は、花の中を守っています。 香常跋陀耶、邏婆遮、富婁那迦羅は、果実の中を守っています。 阿匙林婆、毘遮婆、多吁嚧脂、多末羅伽、そして毘首羯磨蘇摩、𭣿師奇和沙、月眼の四つは、すべての工芸において最も優れた守護者です。 羈羅睺陀羅、僧伽那斯、阿蘭那、懼無迦。この四人の夜叉は、すべての福徳や布施などを守っています。 金剛眼、師子眼、善見眼、三槊。この四人はすべての竜を守っています。 このように、それぞれがそれぞれの場所を守っているのです。」

爾時，光味菩薩，於諸仙聖天人龍中最上最勝，憐愍一切苦惱眾生，是故於此救諸龍厄令得解脫。

> そのとき、光味菩薩は、仙人や聖者、天や竜のなかで最も優れ、最も勝れた存在であり、すべての苦しむ生きとし生けるものを哀れみ、その故に、ここで竜たちの苦難を救い、解脱させたのである。

時光味菩薩作是思惟：「云何當令彼諸龍等，於三寶中迴心歸向？」即以方便善巧音辭，次第教言一切龍王：「信於我者，我實不能拔濟於汝。今有大聖一切智人，乃能施汝安隱無畏，我所讚歎佉羅虱吒仙人功德，如是說法非我小德辦於斯事。彼聖人者，過去無量阿僧祇劫，已曾修習種種福德，一切難事皆悉能捨。所謂象馬、種種寶車、妻子、國城、金銀、輦輿、奴婢、衣裳、床榻敷具，眾生須者稱意與之。或復手足耳鼻舌身，頭目筋骨皮肉肌膚求無悋惜，速能滿足六波羅蜜，具大慈悲於苦惱眾生能令解脫，為諸眾生得安隱故，乃至處於地獄之中，救濟眾生心無暫捨，亦不自為得成佛道，欲令一切惡趣眾生得脫種種老病死苦。

> 時の香光味菩薩はこう考えた。「どうすれば、あの龍たちを三宝に帰依させることができるだろうか。」そこで方便と巧みな言葉を用いて、龍王たちに順を追って教えた。「私を信じても、私はあなたがたを救うことはできません。今、大聖なる一切智者の方がおられ、あなたがたに安らぎと無畏を与えることができます。私が称賛する佉羅虱吒仙人の功徳とは、このような説法のことであり、私のような小さな徳で成し遂げられることではありません。あの聖人は、過去無量阿僧祇劫の間、あらゆる福徳を修習し、全ての難行を惜しみなく施してきました。例えば、象や馬、様々な宝の車、妻子、国や城、金銀、輦輿、奴婢、衣服、寝台や敷物など、衆生の求めるものを心のままに与えました。あるいは手足、耳、鼻、舌、身、頭、目、骨、筋、皮、肉、肌に至るまで、求める者があれば惜しみなく与え、速やかに六波羅蜜を満たし、大慈悲をもって苦しむ衆生を解脱させ、彼らが安らぎを得られるようにしました。地獄にいる時でさえ、心を決して離さずに衆生を救済し、自らが仏道を成就するためではなく、全ての悪趣の衆生が老・病・死の苦しみから脱することができるようにと願ったのです。」

「是大仙人，乃往過去無邊劫中，經歷是等種種願行。而是仙人，生生世世堅固精進勇猛慈悲，引接眾生安涅槃道。

> かの大仙人は、遥か彼方の無限の劫（長い時間）において、このような様々な願いと行いを経験されました。そしてその仙人は、生まれ変わるごとに、揺るぎない努力、勇猛な心、深い慈悲をもって、人々を涅槃の道へと導きお導きになったのです。

「又彼佉羅虱吒仙人，無量劫來種種福德具足圓滿，乃至生於淨飯王家，託在摩耶夫人腹內，既出生已舉手唱言：『我三界中最尊最勝。』放種種光能與一切眾生安樂，光因緣故感動無量天、龍、夜叉及阿修羅、人、非人等，一切悉來而共供養。

> また、かの仙人カーラシリは無数の劫のあいだ、様々な福徳を積み、すべてを満たし完成させました。そしてついには、浄飯王の家に生まれ、摩耶夫人の胎内に宿りました。生まれてすぐに手を上げて言いました。「私は三界の中で最も尊く、最も勝れている」と。様々な光を放ち、すべての生きとし生けるものに安らぎを与えました。その光の因縁によって、無数の天、龍、夜叉、阿修羅、人、そして人ならざる者たちが感動し、すべてが集まって共に供養しました。

「又於生時一一方面各行七步，脚所蹈處皆有蓮華承捧其足，以此脚踏行步因緣，一切山河地及大海悉皆濤動，如是變現出生功德。又，釋迦子能令我等一切眾生解脫生老病死，寂滅安隱，離諸怖畏到涅槃城。」

> また、お生まれになった時、あらゆる方向へそれぞれ七歩ずつ歩まれました。その足が踏みしめる場所には、すべて蓮の花が現れて足を受け止めました。このように歩まれた因縁によって、すべての山河や大地、さらに大海までもが揺れ動き、このような功徳が顕現したのです。 さらに、シャカ族の御子は、私たちすべての生きとし生けるものを、生・老・病・死から解き放ち、静かで安らかな境地に導き、あらゆる怖れから遠ざけて、涅槃の都へと至らせることがおできになるのです。

說是語時，一切諸天、阿修羅眾、龍及夜叉、乾闥婆、緊陀羅、摩睺羅伽、人、非人等，各散種種眾寶雜華塗香末香，於虛空中猶如雨下，以用供養，種種讚歎。

> この言葉が説かれた時、あらゆる天の神々、修羅の者たち、竜や夜叉、乾闥婆、緊那羅、摩睺羅伽、人間、そして人間ならざる者たちが、それぞれ様々な宝や花々、塗香や抹香を虚空にまき散らし、まるで雨が降るようにして供養し、様々に讃嘆したのであった。

爾時，光味菩薩為諸大眾而說偈言：

> その時、光味菩薩は大勢の人々に向かって、次の詩句を唱えました。

「過去無量僧祇劫， 種種布施習檀那，清淨尸羅及羼提， 精進坐禪學般若，安樂一切眾生故， 備忍種種諸苦辛。宮中六萬后妃嬪， 棄捨出家如脫屣，獨處六年修苦行， 日食一麻一米麥，精進晝夜不睡眠， 身形唯有皮骨在。菩提樹下思惟坐， 八十萬眾天魔來，四方上下地及空， 八十由旬悉充滿，如是魔軍及眷屬， 皆能破壞使歸降，成就無上勝菩提， 得證第一義諦果。見聞種種無怖畏， 其心寂靜如涅槃，常於一切眾生中， 等心愍念無偏黨。真實智慧具足滿， 教導一切諸天人，無一眾生起邪惡， 如是慈悲徹骨髓。又於一切眾生類， 乃至蟻子及蜎飛，不生惱亂毒害心， 一切眾生流轉中，悉能令其得解脫。 又於繫縛諸有獄，拔出眾生使獲安， 絓是小小如𣚰身，大聖悉皆往救濟。 彼諸龍等一切眾，能却其惡及憂愁， 是故大聖哀愍來，慈心出汝此獄中。 廣說無邊深秘要，不自在者悉稱心， 一切歸家安隱住。得彼聖人救濟者， 不畏金翅諸鳥王，各還所止恣意遊， 如本受樂心無異。大聖過去修萬行， 不許惱亂一眾生。汝等所有諸災惡， 魔王所為非佛作，莫起餘心謗毀佛， 受我教誨發菩提，勿生疑惡自迷沒， 一一皆如我前說。」

> 過去 無量の劫（こう）の昔から、 様々な布施（ふせ）を行じて檀那（だんな）の修行を積み、 清らかな戒律（かいりつ）と忍辱（にんにく）の心、 精進し坐禅（ざぜん）して般若（はんにゃ）を学びました。 すべての衆生（しゅじょう）を安楽にするために、 様々な苦しみや艱難（かんなん）を耐え忍びました。 宮中にいた六万もの后妃（こうひ）たちを、 履物を脱ぐように捨てて出家（しゅっけ）し、 独り六年の間、苦行（くぎょう）を修め、 一日に胡麻一粒、米一粒、麦一粒だけを食べ、 昼夜（ちゅうや）眠らずに精進し、 その身には皮と骨ばかりが残りました。 菩提樹（ぼだいじゅ）の下に座って思いを巡らせると、 八十万の天魔（てんま）の群れが現れ、 四方上下、地と空の、 八十由旬（ゆじゅん）の間に満ち溢れました。 しかし、このような魔軍（まぐん）とその眷属（けんぞく）も、 すべて打ち負かして降伏させ、 無上の勝れた菩提（ぼだい）を成就し、 第一義（だいいちぎ）の真理の果てを証（あか）しました。 見聞きするあらゆるものに怖れることなく、 その心は涅槃（ねはん）のように静かで、 常にすべての衆生に対し、 平等な心で憐れみ、偏りがありません。 真実の智慧（ちえ）を完全に具えて、 すべての天人（てんにん）を教え導き、 一つの衆生も邪悪を起こさず、 このような慈悲は骨の髄まで行き渡っています。 また、あらゆる生き物に対して、 蟻（あり）や羽虫（はむし）に至るまで、 悩ませたり毒して害する心を起こさず、 すべての衆生が迷いの流れの中にあっても、 そのすべてを解脱（げだつ）させることができます。 また、縛りのある様々な牢獄（ろうごく）から、 衆生を引き出して安らぎを得させ、 たとえ小さな虫のような身でも、 大聖（だいしょう）はことごとく救いに行かれます。 あの竜たちや一切の衆生は、 その悪や憂いを除くことができ、 そのため大聖が哀れみをもって来られ、 慈しみの心で、あなたをこの牢獄から出してくださいます。 限りなく深い秘要（ひよう）を広く説き、 不自由な者をすべて自由にし、 皆が家に帰って安らかに住めるようにされました。 あの聖人（しょうにん）の救いを得た者は、 金翅鳥（こんじちょう）の王をも恐れず、 それぞれの居場所に戻り、思うままに遊び、 元のように楽しんで、心に変わりはありません。 大聖は過去に無数の行いを修め、 一つの衆生をも悩ますことを許しませんでした。 あなたがたに起こるあらゆる災いや悪は、 魔王のなしたことであって、佛のなしたことではありません。 疑いや悪心を起こして佛を謗（そし）ることなく、 私の教えを受けて菩提心（ぼだいしん）を起こしなさい。 疑いや悪心を抱いて自ら迷い沈むことなく、 すべてを、私が先に説いた通りにしなさい。

爾時，一切諸大龍王、所有眷屬、男女、大小，在於牟尼聖人處者，聞此說已各各一心齊共合掌，作如是言：「南無南無大聖！一切世間眾生中勝！具一切法到自在岸，能與一切眾生解脫，能與一切眾生安樂，能與一切眾生歡喜，能令一切到智慧彼岸。於諸眾生慈悲平等，令修善法悉具足滿，成就一切善業眾生，安立善道與實法眼，於天、龍中作上福田。於三界中最勝最尊，能受世間一切供養。我等諸龍同共辛苦，滿此獄中未能得出，如是至心禮拜歸命。」說此語已，一切龍等悉得本形，雖復舊身而猶不能於彼山中免離得出。

> その時、牟尼聖者のもとに集まっていたすべての大龍王とその眷属、男女、老若は、この言葉を聞いて、一人ひとりが心を一つにして共に合掌し、こう言った。「南無、南無、大聖よ！ 一切世間の衆生の中において最も優れた方よ！ 全ての法を具えて自在の岸に至り、全ての衆生に解脱を与え、全ての衆生に安楽を与え、全ての衆生に歓喜を与え、全ての者を智慧の彼岸に至らせることができる方よ。諸々の衆生に対して慈悲は平等で、善法を修めることを悉く満足させ、全ての善業の衆生を成就させ、善道に安立し、真実の法の眼を与え、天や龍の中において最も優れた福田となられる方よ。三界の中で最も勝れ、最も尊く、世間の一切の供養を受けるに値する方よ。我等、諸々の竜は共に苦しみ、この獄中に満たされてなお、出ることができません。このように至心に礼拝し、帰命いたします。」この言葉を述べ終えると、全ての龍たちは元の姿を取り戻したが、昔の身体のままであっても、なおその山の中から逃れ出ることはできなかった。

爾時，一切諸龍王等復白光味菩薩言：「惟願救濟。如大德說，彼聖人者於諸眾生不起惱亂常施安樂。此言誠實，我今信受無有疑心。若愍眾生慈悲救濟，惟願速來令我等輩出彼魔獄。」

> その時、すべての龍王たちが再び白味菩薩に申し上げました。「どうか私たちをお救いください。大徳がおっしゃるように、あの聖者は全ての生きとし生けるものに対して苦しみを起こさず、常に安らぎを与えます。このお言葉は真実であり、私は今、疑いの心なく信じ受け入れます。もし生きとし生けるものを憐れみ、慈しみの心で救ってくださるなら、どうか速やかにいらして、私たちをあの悪魔の牢獄からお救いください。」

是時，光味告諸龍言：「彼大聖人具足智慧，牟尼如來心常憐愍一切眾生，修習諸善捨於諸惡大悲普覆，於流轉中精勤勇猛接引眾生，於菩提道令得安隱。現見因果成就佛眼，一切菩薩摩訶薩過去久遠不瞋因緣，悉皆具足慈悲喜捨四梵行法。

> その時、光味は龍たちに告げました。 「あの大いなる聖者は、完全なる智慧(プラジュニャー)をそなえておられます。 牟尼(むに)如来の心は、常に一切の生きとし生けるものをあわれみ、 あらゆる善を行い、あらゆる悪を捨て、大きな慈悲で全てを包み込んでおられます。 迷いの世界を生きる人々を、精進と勇気をもって導き、悟りの道へと穏やかに向かわせてくださいます。 因果の理法を今この目で見るように知り、仏の眼を完成させておられるのです。 すべての菩薩摩訶薩(ぼさつまかさつ)は、遠い過去から怒りを超えた縁によって、 慈・悲・喜・捨という四つの清らかな生き方(四梵行)を完全にそなえておられるのです。」

「復次，菩薩摩訶薩道行因緣中生，因緣生已，種種惡趣及慈等行，皆已說竟。

> さらに、菩薩摩訶薩という偉大な修行者は、道を歩む因縁の中から生まれます。その因縁が生じたならば、様々な悪い道への行き方や、慈しみなどの行いについては、すべてすでに説き終えました。

「復次，彼佛如來世尊住無量阿僧祇恒河沙等諸佛剎，微塵等無量無邊清淨阿耨多羅三藐三菩提行故，六波羅蜜悉具足滿，菩薩摩訶薩出於流轉生死海故，到大涅槃智慧彼岸，壞四魔故、紹三寶種不斷絕故，能以法水洗諸眾生，一切煩惱垢令清淨故，如來如是永離攀緣說四梵行。

> また、かの仏如来世尊は、無量阿僧祇の恒河沙の諸仏の世界に住し、微塵ほどの無量無辺の清らかな阿耨多羅三藐三菩提の行を成就したがゆえに、六波羅蜜をすべて満たし、菩薩摩訶薩を流転の生死の海より出でしめ、大涅槃の智慧の岸に至らしめ、四魔を打ち破り、三宝の種を絶やさず継承し、法の水をもってすべての衆生の煩悩の汚れを洗い清める。このように如来は常に執着を離れて、四つの清らかな行い（四梵行）を説かれるのである。

「復說如性出相離相，及離我見，一切法等無盡方便。謂於五陰、十八界、十二入實諦觀故，四大差別生死等法皆得滅盡，方便離於貪瞋癡等，一切煩惱體性悉空。無眾生界離諸攀緣，無喜離喜無行離行，無物離物無想離想，無諸障礙無有處所，無塵無染無暗無明，不可捉持。無自無他不來不去，無異離行，乃至一切陰入界等。智眼體性非暗非明，不行不生，法界真實；不滅不壞，如如不生，法界真實皆空，過去一切諸法等中悉皆了達，是真攀緣如來從生。若有菩薩於是法中達到彼岸，具足充滿六波羅蜜，猶如虛空離色離觸，如是心得無障礙智，普斷一切，諸見及習悉皆除盡，如是得離一切煩惱，是名菩薩摩訶薩離觀四種梵行之法。」

> さらに説く。「如来の本性を説くことは、相を現しつつも相を離れ、我見を離れ、一切の法等に尽きることのない方便がある。すなわち、五陰、十八界、十二入を真実の観察によって見極める故に、四大の差別や生死などの法はすべて滅尽し、貪り、怒り、愚かさなどを離れる方便によって、一切の煩悩の体性はすべて空である。 衆生の境界はなく、あらゆる執着を離れ、喜びを離れて喜びはなく、行いを離れて行いはなく、物を離れて物はなく、想いを離れて想いはない。すべての障りはなく、場所もなく、塵もなく、汚れもなく、闇もなく、明かりもない。捉えることはできない。 自己も他者もなく、来ることも去ることもなく、異なることもなく、行いを離れる。さらには、一切の陰・入・界などに至るまで、智慧の眼の体性は暗くも明るくもなく、行かず、生じず、法界は真実である。滅せず、壊れず、あるがままに生じず、法界は真実にしてすべて空である。 過去の一切の諸法などの中において、すべてを了達する。これこそが真の攀縁であり、如来より生じる。もし菩薩がこの法において彼岸に達し、六波羅蜜を満たし具えるならば、虚空が色や触れを離れるかの如く、心は障碍なき智慧を得て、一切を広く断ち切り、あらゆる見解や習気をことごとく除き尽くす。このようにして一切の煩悩を離れる。これを、菩薩摩訶薩の観察を離れた四種の梵行の法という。」

是時光味說此法已，時彼眾中娑伽羅龍王、毘昌伽蘇脂龍王、須摩呼嚧迦沙護寶龍王，如是等龍王，已於過去菩薩行中修習福德發弘誓願，念宿命已即得光明照耀陀羅尼。餘諸龍眾八十那由他，亦曾過去種種願行悉修習來，一切皆發三菩提心得於三昧。

> その時、光味（こうみ）がこの教えを説き終えると、その集いの中にいたサーガラ竜王、ビチャンガ・スジ竜王、スマ・フルカシャ・ゴーラクシャ竜王などの竜王たちは、すでに過去世において菩薩の行いを修行し、福徳を積み、広大な誓いを立てていました。彼らは過去の記憶を思い起こし、即座に「光明照耀陀羅尼（こうみょうしょうようだらに）」を得ました。また、他の八十那由他（なゆた）の竜の者たちも、過去に様々な願いや行いをすべて修行してきており、皆が三菩提の心を起こし、三昧を得ました。

爾時，光味即自化作聖人之身如菩薩形，與諸仙等乘神通力，從虛空中往如來所。

> そのとき、光味は自らの身を菩薩のような聖者の姿に変え、仙人たちとともに神通力によって虚空を進み、如来のもとへと向かいました。