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title: "大方等大集經 · 13 護塔品"
description: "大方等大集經是北涼時期著名譯經師曇無讖所譯的重要佛教經典，屬於大乘佛教經典集。該經形成於印度大乘佛教興盛時期，後傳入中國，由曇無讖於5世紀初譯成漢文。內容涵蓋菩薩修行、六度萬行、諸佛淨土及密教儀軌，強調菩薩道的實踐與智慧。經中系統闡述了大乘佛教的空性思想、菩薩戒律及禪定法門，對漢傳佛教的發展影響深遠。作為大集部經典的核心，該經在中國佛教史上佔有重要地位，為研究大乘佛教教義與實踐提供了重要依據，至今仍被視為佛教修行與研究的重要典籍。"
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## 大方等大集經卷第四十五

> 大方等大集経 第四十五巻

隋天竺三藏那連提耶舍譯

> 隋の天竺三蔵 那連提耶舍 訳

### 日藏分護塔品第十三

> 第十三章 塔を護る

爾時，長老阿若憍陳如白佛言：「世尊！此日藏修多羅長夜照明，說一切龍惡業果報不可思議，復說菩薩真實行法。」

> その時、長老アージニャータ・カウンディニヤが仏に申し上げた。「世尊よ、この『日蔵経』は長きにわたって灯りをともし、すべての竜の悪業の報いが思いもよらぬものであることを説き、さらに菩薩の真実の修行の道を明らかにするものです。」

佛言：「如是，如是。憍陳如！此四天下有大支提聖人住處，若有眾生精勤方便坐禪正慧，當知此處則為不空，如是福地則為流布日藏法寶。何者名為大支提處？此閻浮提內王舍城中，聖人處所大支提者，乃是過去無量如來、無量菩薩、無量緣覺、無量聲聞，曾於其中修道滅度，今悉現有、當來亦然。過去諸佛菩薩聖人，皆以付授婆婁那龍，令使擁護住持安立。我今亦欲令此處所光明久住，還以付囑婆婁那龍。若有眾生能護我法，精勤方便坐禪正慧，諸富伽羅應常守護供給供養。」

> 仏陀がおっしゃいました。「その通り、その通りです。カウンディニヤよ。この四つの天下には、聖者たちが住まわれる大いなる支提（聖なる場所）が存在します。もし衆生が精進し努力し坐禅を修め、正しい智慧を持つならば、その場所は無駄ではないと知るべきです。このような福徳ある地は、日蔵の法宝を広める場所となるのです。では、何を大いなる支提の場所と呼ぶのでしょうか？この閻浮提の中の王舎城には、聖者たちの住まわれる大いなる支提があります。それは、過去無数の如来、無数の菩薩、無数の縁覚、無数の声聞が、その中で道を修め、涅槃に入った場所です。それらは現在も現に存在し、未来もまた同じようにあるでしょう。過去の諸仏や菩薩、聖者たちは、これをすべて婆婁那龍に託し、守らせ、維持させ、安住させてきました。私もまた、この場所の光明を長く保たせたいと願い、同じくこれを婆婁那龍に委ねます。もし私の教えを守り、精進し努力し坐禅を修め、正しい智慧を持つ衆生、すなわち諸の富伽羅（人々）がいるならば、常にこれを守り、供養し、奉仕すべきです。」

爾時，婆婁那龍王作如是言：「如是，如是。如世尊教。往昔過去迦羅鳩村駄應、正遍知，亦以此處令我守護供給供養，精勤方便坐禪正慧，修善法者為作檀越，我於爾時供給守護乃至法滅。次復有佛，名拘那迦牟尼乃至迦葉，亦以此處付囑於我守護供養，我於爾時供給守護，乃至法盡亦復如是。彼佛法中或有弟子，不受奴婢僮僕田地，以清淨心精勤苦行，如是一切我皆守護，今日如來，復以此處付囑於我住持守護。」

> その時、婆婁那龍王がこう言いました。「おっしゃる通りです、全くその通りです。世尊のお教えのままに。昔々、過去の迦羅鳩村駄応供・正遍知も、この場所を私に託し、守り、供養し、供給するよう命じられました。精進に努め、座禅を組んで正しい慧を得、善い法を修める方々のための檀越となるようにと。私はその時、法が滅びるまで供給し守りました。次に拘那迦牟尼という仏がおられ、さらに迦葉に至るまで、やはりこの場所を私に託し、守り、供養するよう命じられました。私はその時も、法が尽きるまで同じように供給し守りました。それらの仏の教えの中には、奴婢や童僕、田畑を受け取らず、清らかな心で精進し苦行に励む弟子たちがおりました。そのような全てを私は守りました。そして今日、如来もまた、この場所を私に託し、維持し守るようお命じになりました。」

爾時，世尊復以西瞿耶尼須彌山下何羅闍低羅山中聖人處所名曰雲盡，付寶護龍王。時寶護龍白佛言：「世尊！如是，如是。如世尊教。過去迦羅鳩村駄如來，亦以此雲盡聖人住處付囑於我，我於爾時守護此處，及佛弟子如法行者乃至法滅。」

> その時、世尊は再び西の瞿耶尼（くやに）、須弥山のふもと、何羅闍低羅山にある聖人の修行の地「雲尽」を、宝護竜王に託されました。 宝護竜王は仏に申し上げました。「世尊さま、仰せの通りでございます。過ぎ去った迦羅鳩村駄如来も、同じくこの雲尽という聖人の住まいを私に託されました。その時より私はこの地を守護し、仏の教えに従って行いを正す弟子たちを、法が滅びるその時まで護り続けてまいりました。」

爾時，世尊復以東弗婆提須彌山下青鴦伽那山中支提聖人住處名聖人生，付蘇摩呼嚧叉龍王。時彼龍王白佛言：「世尊！如是，如是，如世尊教。」

> その時、世尊は再び東の弗婆提（ふばだい）にある須弥山（しゅみせん）の麓、青鴦伽那（しょうおうがな）山の中にある「聖人生」という名の支提（しだい）の聖人たちの住処を、龍王の蘇摩呼嚧叉（そまころくしゃ）に委ねられました。すると、その龍王は仏に申し上げました。「世尊よ、その通りでございます。世尊のお教えのままにいたします。」

爾時，世尊復以須彌山下北脇之間華齒山中支提聖人住處名香峯牟尼，付毘昌伽蘇脂龍王，乃至清淨法行比丘亦皆付囑。時彼龍王作如是言：「如是，如是如世尊教。過去迦羅鳩村駄如來，亦以此香峯聖人住處付囑於我，及法行比丘守護供養。乃至迦葉如來，亦復如是。今日如來，又以香峯支提處所付囑於我，我當守護。」

> その時、世尊はさらに、須弥山の北側の麓にある華歯山の中の、聖者たちの住まう香峯（こうぶ）という支提（寺院）を、毘昌伽蘇脂龍王（びしょうがそしりゅうおう）に託されました。そして、清浄法行比丘たちにもまた、これを託されました。 その時、龍王はこう申し上げました。「はい、その通りです。世尊のお教えのままに。過去の迦羅鳩村駄如来（からくそんだにょらい）も、この香峯の聖者たちの住まいを私に託され、法行比丘たちと共に守り、供養するよう仰せられました。さらに迦葉如来（かしょうにょらい）も、同じようにされました。そして今、世尊もまた、香峯の支提の場所を私に託されました。私はこれをしっかりと守ります。」

佛言：「善哉，善哉！汝大龍王！如是能護我法住持法母，汝是我伴大善知識如法檀越，一切眾生依於我法，國土久住利益照明。」

> 仏は仰せられた：「善きかな、善きかな。汝、大龍王よ。そのようにして、よく我が法を護り、法の母を保ち支える。汝は我が伴侶、大いなる善き知識、法にかなった施主である。すべての衆生は我が法に依り、国土は久しく安らぎ、利益と智慧の光で照らされるであろう。」

爾時，世尊復以西瞿耶尼洲中那焰牟尼聖人處所，付囑瞿娑嵐婆龍王，乃至法行弟子，守護供養亦復如是。

> その時、世尊は再び西の瞿耶尼洲（くやにしゅう）にある那焰牟尼聖人の場所を、瞿娑嵐婆龍王に託されました。そして法を行う弟子たちに対しても、守護し供養するよう、同じようにお命じになりました。

「復以東弗婆提洲中昵迦羅陀蓮華牟尼聖人住處，付囑婆私摸極叉龍王，乃至法行弟子，守護供養亦復如是。

> さらに、東方のフラバーティーカ大陸にあるニガラーダの蓮華牟尼聖人の住処を、婆私摸極叉竜王に委ね、さらには法を修行する弟子たちにも、同様に守護し、供養するよう委託した。

「復以北欝多羅越洲中香峯炎聖人住處，付囑地行龍王，乃至法行弟子，守護供養亦復如是。

> さらに、北のウッタラクル洲にある香峯山の炎聖人の住処については、地を行く竜王たち、さらには法を行ずる弟子たちに託し、彼らが守り、供養するように命じた。同様に全ての場所においても、そのようにしたのである。

「復以大海之中娑伽羅龍王宮摩尼藏炎牟尼聖人住處，付囑娑伽羅龍王，乃至供養亦復如是。

> また、大海にあるサガラ竜王の宮殿の摩尼宝珠の蔵、および牟尼聖人の住処については、これをサガラ竜王に託します。その供養のしかたも、先と同じように行ってください。

「復以須彌山頂帝釋住處開華藏殿牟尼聖人住處，付囑伊羅跋羅龍王，守護供養亦復如是。

> そしてまた、須弥山の頂上にある帝釈天の住まい、華蔵殿という牟尼聖人の住まいにおいても、伊羅跋羅龍王に託され、守護と供養を同じように行わせたのである。

「復以此閻浮中難陀婆陀那大德聖人牟尼住處，付囑閻浮迦龍王守護供養亦復如是。

> また、この閻浮提（地球上）にある、聖者ムニ（苦行を完成した聖人）が住まわれた、聖なる難陀婆陀那（ナーンダ・バドゥカ）の地を、閻浮提の迦龍王（カー龍王）に託し、同じく守り養うようにとの命だったのです。

「復以此閻浮中鞞奢利善住牟尼聖人住處，付囑婆須吉龍王，守護供養亦復如是。

> さらに、この閻浮提にあるヴェーサリーの善住牟尼という聖者のおられる地を、婆須吉龍王に委ねます。守り、供養することも、先に述べたのと同じように行ってください。

「復以此閻浮中迦毘羅婆須都善香迦那迦燈牟尼聖人住處，付囑阿那婆達多龍王，守護供養亦復如是。

> また、この閻浮提にある迦毘羅衛城の善き香り豊かな迦那迦燈牟尼聖者の住処を、阿那婆達多龍王に託し、守り養うように命じました。それもまた同じようにです。

「復以閻浮提中摩伽陀國毘富羅朋迦牟尼聖人住處，付囑山德龍王，守護供養亦復如是。

> また、閻浮提（えんぶだい）の中にあるマガダ国のヴェープッラ山に住まう迦牟尼聖人の聖地を、山徳竜王に託し、守り、供養するよう命じられたのであった。

「復以閻浮提中摩偷羅國名愛雲炎牟尼聖人住處，付囑閻婆迦質多羅龍王。

> さらに閻浮提の中の、摩偷羅国という地にある、愛雲炎牟尼聖人の住処を、閻婆迦質多羅龍王に託した。

「復以閻浮提中憍薩羅國名闍耶首駄牟尼聖人住處，付囑吃利彌迦龍王。

> また、閻浮提（この世界）の中の、憍薩羅国という国の、闍耶首駄という、牟尼（聖者）がお住まいになっていた場所を、吃利彌迦龍王にお預けします。

「復以閻浮提中蘇波洛罽薩遮牟脂鄰陀羅名香牟尼聖人住處，付囑牟脂鄰陀羅龍王。

> また閻浮提の地にある、蘇波洛罽薩遮牟脂鄰陀羅という名香、および牟尼聖人の住処を、牟脂鄰陀羅龍王に委ねお守りくださいますようお願いします。

「復以閻浮地中乾陀羅國名大利舍那若摩羅牟尼聖人住處，付囑伊羅跋多羅龍王。

> また、閻浮提の中にある乾陀羅国という地で、大利舎那若摩羅牟尼という聖人の住処を、伊羅跋多羅龍王にお預けします。

「復以閻浮提內罽賓國中名宮宮摩尼佉牟尼聖人住處，付囑吁留邏龍王。

> また、閻浮提の中の罽賓国にある、宮という名の高僧・牟尼聖人が住んでいた場所を、吁留邏竜王に託します。

「復以閻浮提中菴浮利摩國名億藏炎牟尼聖人住處，付囑邏浮邏龍王。

> また、閻浮提（えんぶだい）にある菴浮利摩国（あんふりまこく）という、億蔵炎牟尼聖人（おくぞうえんむにしょうにん）の住まいを、邏浮邏竜王（らふらりゅうおう）に託します。

「復以閻浮提中震旦漢國名那羅耶那弗羅婆娑牟尼聖人住處，付囑海德龍王。

> また、閻浮提の中にある震旦（しんたん）という漢の国の、那羅耶那（ならやな）弗羅婆娑（ふらばさ）という牟尼聖人の住まいを、海徳竜王に託します。

「復以閻浮提內于闐國中水河岸上牛頭山邊近河岸側，瞿摩婆羅香大聖人支提住處，付囑吃利呵婆達多龍王，守護供養。

> また、閻浮提内の于闘国の、水河の岸にある牛頭山のほとり、川岸のそばにある瞿摩婆羅香という大聖人の支提の住処を、吃利呵婆達多龍王に付嘱し、守護し供養するように命じられました。

「此大支提皆是過去大聖菩薩、大辟支佛、大阿羅漢，得果沙門、五通神仙諸聖住處。是故過去一切諸佛次第付囑，欲令流轉怖畏眾生增長善根得菩提故。如是十方無量無數阿僧祇剎過去諸佛及諸菩薩，皆住於彼大支提處常加守護，令諸眾生惡業盡故。於未來世無量無邊阿僧祇剎諸佛菩薩摩訶薩聲聞緣覺，亦復住此二十大支提常加守護，令諸世間增福德故，一切眾生惡業盡故。

> この大支提（たいしでい、聖なる塔）は、すべて、過去の大聖なる菩薩たち、大辟支仏（だいびゃくしぶつ、独覚）、大阿羅漢たち、悟りを得た修行僧たち、そして五通の神仙といった聖者たちがお住まいになった場所なのです。 ですから、過去のすべての仏たちは、次々とこのことを伝え託してきました。それは、迷いや恐れに苦しむ生きとし生けるものたちが、善い行いの種を育て、悟りを得られるようにするためです。 このように、十方に無数に存在する世界の、過去のすべての仏や菩薩たちは、これらの大支提に常に留まり、守り続けています。それは、すべての生きとし生けるものたちの悪しき行いが尽きるようにするためです。 そして、未来の時代にも、無数の世界の仏や菩薩、そして声聞や縁覚といった聖者たちも、これらの二十の大支提に留まり、常に守り続けるでしょう。それは、世の中のすべてのものに福徳が増し、生きとし生けるものたちの悪しき行いがすべて尽きるようにするためなのです。

「復次，一切菩薩摩訶薩、一切辟支佛、一切阿羅漢，得果沙門、一切五通神仙聖人，於此二十聖人住處大支提中常加護持，一切眾生福德增故，一切眾生惡業盡故。如是過去一切聖人，付囑如是二十支提。我今付囑亦如前佛，欲令一切流轉海中怖畏眾生得安樂故，堅固護持不散壞故。」

> さらに、すべての菩薩摩訶薩、すべての辟支仏、すべての阿羅漢、果報を得た沙門、そしてすべての五通を得た神仙聖人は、この二十の聖人たちの住まう大支提（聖なる場所）において、常に守護と加護を行っています。それは、すべての生きとし生けるものの福徳が増し、すべての生きとし生けるものの悪業が尽きるためです。 このように、過去のすべての聖人たちは、この二十の支提を託されました。私もまた、過去の仏たちと同じく、この支提を託します。それは、生死の流転の海の中で苦しむすべての生きとし生けるものに安楽をもたらし、この聖なる場所が堅固に守られ、壊れることなく保たれるためです。

時一切龍受佛付囑二十支提聖人處已，作如是言：「大聖世尊！我等諸龍多於障礙，貪嗜睡眠如癡無異，一夜睡眠當於人中二十一年，如是我等睡猶不覺，或有惡人及非人等，或水或火毀壞支提。我等或睡或食飲時，或復喜歡為世欲事，如此因緣，此之惡事則不能却，是故我於一切過去、現在、當來佛法之中成諸不善。」爾時，世尊告二十八夜叉將言：「我今持此聖人住處付囑於汝，此二十支提福德住處，好加愛敬精心護持。」

> そこで、すべての竜たちは、仏が二十の支提の聖人の住処を託されたことを受けて、こう申し上げた。「大聖世尊よ。私たち竜たちは、多くの妨げがあり、むさぼり眠ることに執着し、愚か者のようで変わりません。私たちの一晩の眠りは、人間の二十一年に当たります。そのように眠っている私たちは、まだ目覚めることがありません。あるいは、悪人や人間でない者たち、水や火によって支提が損なわれることもありましょう。私たちが眠っている時や、飲食している時、また世俗の事柄に喜んで心を向けている時、そうした因縁により、このような悪い出来事を防ぐことができません。それゆえ、私たちは過去・現在・未来のすべての仏法において、さまざまな不善を成してしまうのです。」 その時、世尊は二十八人の夜叉の将軍たちに告げられた。「私は今、この聖人の住処をあなたたちに託します。この二十の支提は、福徳のある住処です。どうか深く敬い愛し、心を込めて大切に護りなさい。」

時二十八夜叉將言：「敬順佛教，二十支提如來付囑豈敢不持，但瞿摩娑羅香山一處我難受取。」

> 時に、二十八夜叉の将が言った。「仏の教えを敬い従い、二十の塔（チャイティヤ）を如来から託された以上、どうして守らないことがありましょうか。ただ、クスマーラ香山（香りの山）の一か所だけは、私が手に入れることは難しいのです。」

時祇利呵婆達多龍王即白佛言：「世尊！如來今者，以于闐國牛角峯山瞿摩娑羅乾陀牟尼大支提處付囑於我，然彼國土城邑村落悉皆空曠，所有人民悉從他方餘國土來，或餘天下或餘剎中菩薩摩訶薩、大辟支佛、大阿羅漢，得果沙門、五神通人坐禪力故，向彼供養，瞿摩娑羅舊無眾生，一切來者皆是他國。世尊！此二十八諸夜叉將不肯護持，我今怪此。所以者何？以彼不護我等諸龍得於惡名。」

> 時に、龍王ギリハバッダッタが仏に申し上げた。 「世尊よ、如来は今、于闐国の牛角峯山にある瞿摩娑羅乾陀牟尼大支提の地を、私に託されました。しかしながら、その国の町や村々はすべて空っぽで、住む人々はみな他国から来た者たちです。ある者は他の天下から、ある者は他の仏の国土から来た菩薩摩訶薩、大辟支仏、大阿羅漢、悟りを得た沙門、五神通を持つ人々であり、坐禅の力によってそこへ赴き、瞿摩娑羅に供養を行っています。もともと瞿摩娑羅には衆生はおらず、訪れる者はすべて他国から来るのです。 世尊よ、この二十八の夜叉将たちは守り護ろうとしません。私はこれを不思議に思います。なぜかというと、彼らが護らないことで、私たち竜族は悪い評判を立てられるからです。」

佛言：「龍王莫如是說。何以故？今有二萬大福德人見於四諦，從沙勒國而往彼住。以彼二萬福德眾生有大力故，於此瞿摩娑羅香山大支提處，日夜常來一切供養。龍王當知，如是之時恒不饑乏。又迦葉佛時，彼于闐國名迦邏沙摩，國土廣大安隱豐樂，種種華果眾生受用，彼國多有百千五通聖人世間福田，依止其中係念坐禪，樂阿耨多羅三藐三菩提。以其國土安隱豐樂，彼土眾生多行放逸貪著五欲，謗毀聖人為作惡名，以灰塵土坌彼聖人。時諸行者受斯辱已，各離彼國散向餘方。時彼眾生見聖人去心大歡喜，是因緣故，彼國土中水天火天皆生瞋忿，所有諸水河池泉井一切枯竭，時彼眾生無水火故饑渴皆死，是時國土自然丘荒。」

> 仏陀は言われた。「龍王よ、そのように言ってはならない。なぜなら、今、沙勒国からこの地に来て住んでいる二万人の大いなる福徳を持つ人々が、四つの聖なる真理を見ているからである。その二万人の福徳ある衆生の大きな力によって、この瞿摩娑羅香山の大支提の場所には、日夜常にすべての供養がやって来る。龍王よ、知るがよい。そのような時は、常に飢えや欠乏はないのだ。 また、迦葉仏の時代、かの于闐国は迦邏沙摩という名であった。国土は広大で、安穏で、豊かで楽しく、様々な花や果実を衆生が享受していた。その国には、世の中の福田となる百千もの五通の聖人が数多く住み、彼らに依止して心を一つにし、坐禅し、阿耨多羅三藐三菩提を楽しんでいた。その国土が安穏で豊かであったため、そこの衆生は多くが放逸にふけり、五欲に執着し、聖人たちを謗り、悪い名を作り、灰や土をその聖人たちにかけた。 その時、修行者たちはこの辱めを受けて、それぞれその国を離れ、四方に散っていった。その時、かの衆生は聖人たちが去っていくのを見て、心から大いに喜んだ。この因縁によって、その国土では水天と火天が共に怒りと恨みを生じ、すべての水、河、池、泉、井戸がことごとく枯れ果てた。その時、かの衆生は水と火を失ったために、飢えと渇きで皆死に、その国土は自然と荒野となったのである。」

佛告龍王：「我今不久往瞿摩娑羅牟尼住處，結加七日受解脫樂，令于闐國於我滅度後一百年，是時彼國還復興立，多饒城邑郡縣村落，人民熾盛皆樂大乘安隱快樂，種種飲食及諸果華無所乏少。」

> 仏が龍王に告げられた。 「私はまもなく瞿摩娑羅牟尼（ごましゃらむに）の住処へ向かい、七日の間、結跏趺坐して解脱の安楽を受けよう。于闐（うてん）の国は、私の入滅後百年を経て、再び興り立ち直るであろう。その時、多くの城や邑、郡県、村落が満ちあふれ、人々は繁栄し、皆が大乗を喜び、安らかで楽しみに満ちるだろう。また、様々な飲食物や果物、花々も乏しいことはない。」

時僧兒耶大夜叉將白佛言：「世尊！如是，如是。」

> 「世尊、その通りです。」と、そのとき夜叉の子である僧児耶が仏に申し上げました。

佛言：「大夜叉將！汝憶過去久遠事不？」

> 仏が言われた。 「大夜叉将よ、あなたは遠い昔のことを覚えているか？」

僧兒耶言：「我念往昔迦葉佛時，此牛角山聖人住處，迦葉如來亦於彼處七日結加受解脫樂，過七日已從禪定起。我時到彼瞿摩娑羅香牟尼住處，禮拜供養。彼迦葉佛，亦以平等法行比丘，精勤方便坐禪正慧，修善法者付囑於我。」

> 僧尼が言いました。「私は昔、迦葉仏の時代を思い出します。この牛角山は聖人の住まいであり、迦葉如来もまたそこで七日間、結跏趺坐して解脱の安楽を受けられました。七日が過ぎると、禅定から起ち上がられました。その時、私はそこにある瞿摩娑羅香牟尼の住まいを訪れ、礼拝し、供養しました。あの迦葉仏もまた、平等な法を行う比丘たち、すなわち精進して方便を施し、坐禅して正しい智慧を持ち、善い法を修める者たちを、私に託されたのです。」

時祇利呵婆達多龍王白佛言：「世尊！我誓於此瞿摩娑羅香大支提所常護不捨，乃至佛諸弟子法行比丘，精勤修善不受畜者我等守護，乃至法盡，或水或火，或龍、夜叉，或鳩槃茶，彌勒佛時瞋忿作惡，如是時中非我所護。」

> 時にキリカバダッタ龍王が仏に申し上げた。 「世尊よ、私はこのクマーサーラ香の大塔において、常に守護し決して捨てないことを誓います。さらに、仏の弟子である修行僧たち、精進して善を修め、蓄えを受け持たない者たちを、私が守護します。法が尽きるその時までも。あるいは水や火、竜や夜叉、あるいは鳩槃茶（くばんだ）が、弥勒仏の時代に怒りにかられて悪をなすような場合には、そのような時は私の守護の及ぶところではありません。」

佛言：「善哉，善哉！龍王！若能如是發至誠心，加護我法住持法母令法久住，是我真伴是好檀越。」

> 仏はこう言われた。「素晴らしい、素晴らしいことだ、龍王よ。もしそのように真実の心を起こし、私の教えを守り支え、法の母として法を長く存続させるならば、それはまことに私の真の仲間であり、良い檀越（施主）である。」

是時，座中有六十億菩薩摩訶薩并及十方餘佛剎中一切菩薩，皆悉來集娑婆世界，聽於日藏大授記經。聞已一切同白佛言：「如是，世尊！我等從今常來於此四天下中牟尼住處禮拜供養，持種種華種種幡蓋種種金銀而以奉散，亦復持此日藏授記惡業盡陀羅尼，如佛所說廣為一切眾生而宣說之。我今為利自身他身惡業盡故，行菩提道滿足六度，今此眾中有多億魔，及於無量阿僧祇天、龍、夜叉、阿修羅、迦樓羅、緊陀羅、摩睺羅伽，悉在此會圍繞世尊。惟願如來，以此二十牟尼聖人住處普皆付囑，莫遣當來魔天、龍王、夜叉、羅剎，及緊陀羅、阿修羅等生於異心，於此二十大支提處空無守護，令彼惡人及非人等欲興破毀。」

> その時、会座には六十億の菩薩摩訶薩、並びに十方の他の仏の国土から集まった一切の菩薩が、皆、娑婆世界に来集し、『日蔵大授記経』を聴聞していました。彼らは聴聞を終えると、一同に仏に申し上げました。 「その通りです、世尊よ。私たちは今より、常にこの四天の下の牟尼の住処に参り、礼拝し、供養し、種々の花、種々の幡蓋、種々の金銀を捧げ散じましょう。また、この『日蔵授記悪業尽陀羅尼』を、仏が説かれたままに、広く一切の衆生のために宣説いたします。 私たちは今、自らの身と他者の身の悪業を尽くすために、菩提道を修行し、六波羅蜜を満たさんとしています。この衆会の中には、多くの億の魔、および無量阿僧祇の天、龍、夜叉、阿修羅、迦楼羅、緊那羅、摩睺羅伽が、皆、世尊を囲んで集まっています。 どうか如来様、この二十の牟尼聖人の住処をことごとくお預け下さいますよう。未来において、魔天、龍王、夜叉、羅刹、および緊那羅、阿修羅などが異心を起こし、この二十の大支提（聖なる場所）が誰にも守られず空しく、悪人や非人などが破壊しようと企むことのないようにお願いいたします。」

佛言：「善哉，善哉！善男子！汝莫怖畏。何以故？過去諸佛亦以此處付囑一切龍王、夜叉。我亦如是，以此二十大支提處，付囑諸龍及夜叉眾。所以者何？未來眾生多在八難，欲令彼等惡業盡故，薄慢心故，樂涅槃故，乃至資生所須飲食湯藥無所乏故，風雨順時華果茂盛五穀熟成常安樂故，以是因緣，付囑諸龍及夜叉等。

> 仏陀が言われた。「よきかな、よきかな。善き男子よ、恐れることはない。なぜならば、過去の諸仏もまた、この場所をすべての龍王や夜叉たちに託されたからである。私も同じように、この二十の大支提（聖なる場所）を、諸々の龍や夜叉の衆に託す。その理由は何か。未来の衆生は、多くが八つの難（苦しみの状況）に陥るであろう。彼らに悪業を尽くさせ、慢心の心を薄くさせ、涅槃（悟りの境地）を楽しく思わせるためである。さらには、生活に必要な飲食物や薬湯が欠けることなく、風雨が順調に吹き、花や果実が盛んに実り、五穀が成熟して常に安楽であるようにするためである。このような因縁によって、諸々の龍や夜叉たちに託すのである。」

「於未來世一切諸佛，亦於二十大支提處林樹經行坐禪苦行，得阿耨多羅三藐三菩提轉於法輪，乃至涅槃安置塔廟，及佛弟子法行比丘，四果聖人亦於彼住。一切天人皆於彼處禮拜供養，多生功德起涅槃道。彼佛世尊亦以二十大支提處及諸弟子，付囑龍王及夜叉等令加守護。

> 未来世のすべての諸仏もまた、二十の大塔（だいとう）の場所で、林の中を経行し、坐禅し、苦行をして、阿耨多羅三藐三菩提（あのくたらさんみゃくさんぼだい）を得て、法輪を転じ、やがて涅槃に入り塔廟を安置する。また、仏の弟子であり法を行う比丘、四果の聖人たちも、そこに住む。すべての天人は、その場所で礼拝し供養し、多くの功徳を生み、涅槃の道を起こす。かの仏世尊もまた、二十の大塔の場所と、諸々の弟子たちを、龍王や夜叉などに託し、守護させるのである。

「善男子！我今為汝說，一切惡心眾生悉得歡喜，亦得生於諸三昧力，亦除一切惡邪煩惱，大授記陀羅尼呪。此陀羅尼，過去未來一切諸佛加助隨喜，此呪能令惡心眾生得柔軟故，教修一切諸福德故，令習惡人心歡喜故，一切福德皆成就故，種種大願達彼岸故，大智慧中安隱住故，得大聞持陀羅尼故，大方便智得究竟故，一切怨家生歡喜故，能除一切諸災患故，出大難故，離怖畏故，辦大事故，大諦見故，得大忍故，大智海中深遠入故，得四神足三摩跋提能除一切諸惡見故，乃至能了阿耨多羅三藐三菩提故。」而說神呪：

> 「善男子よ。今、汝のために説こう。あらゆる悪意ある心の衆生もことごとく喜びを得、また様々な三昧の力を生じ、あらゆる悪しき邪な煩悩を除く、大いなる授記の陀羅尼の呪を。この陀羅尼は、過去・未来の全ての諸仏が助け、喜びを共にする。この呪は、悪意ある心の衆生を柔和にするからであり、全ての福徳を修めさせるからであり、悪しき習慣のある人の心を喜ばせるからであり、全ての福徳を成就させるからであり、様々な大いなる願いを彼岸に達せしめるからであり、大いなる智慧に安穏に住まわせるからであり、大いなる聞持の陀羅尼を得させるからであり、大いなる方便の智を究めさせるからであり、全ての怨みの者に喜びを生じさせるからであり、全ての災いや患いを除くからであり、大きな難から脱するからであり、怖れから離れるからであり、大事を成し遂げるからであり、大いなる真実の見解を得るからであり、大いなる忍耐を得るからであり、大いなる智慧の海に深く入るからであり、四つの神足と三摩跋提を得て、あらゆる悪しき見解を除くからであり、さらには阿耨多羅三藐三菩提を了知するからである。」そして、神呪を説かれた。

「多絰咃阿摩　阿摩婆婆阿摩波利婆婆三舍耶揭婆　波利婆婆蜜多羅蜜多羅舍羅耶　蜜多羅波利婆婆蜜多羅三𮄆若耶尼瞿盧陀三𮄆若耶　摸極叉三𮄆若耶示利苦伽婆優婆矣羅闍　毘那舍耶　三摩舍羅耶帝羅阿那　薄迦嵐摩　婆婆迦嵐摩示利地毘迦羅婆那三摩若那阿波婆伽　那羅夜那跋伽摩　薩婆多　他阿伽多地悉他那跋伽　莎呵」

> 「ターディヤターアモ アモババ アモハリババ サンシャヤケバ ハリババミトラ ミトラシャラヤ ミトラハリババ ミトラサンチャクタニ グロ実験 サンチャクタニ モクシャ サンチャクタ シャリクガバ ウパショーラカ ビナシャヤ サマシャラヤティ ラアナバカラマ ババカラマ シャリチビ カラバナ サマニフタナ アパシュカーナ ラーヤナバカマ サッバタ アタカティ シシュターナバカ ソーワカ」

爾時，世尊說是呪已，告大眾言：「此陀羅尼亦名賢面，一切諸佛之所加護，能生禪定三摩提，能盡一切諸惡，乃至能了阿耨多羅三藐三菩提。若今現在及未來世，大支提處，若有餘眾，或魔或天，或龍、夜叉，或復羅剎，或阿修羅，或迦樓羅，或緊陀羅，或鳩槃茶、人及非人，或以水火種種惡事欲壞支提，汝等應念三世諸佛，念諸佛已於彼眾生起慈悲心，誦持如是大陀羅尼，令諸一切惡心眾生悉皆除滅。若諸魔王及人非人，於如來所心不樂者，悉生歡喜恭敬供養。」

> その時、世尊はこの呪を説き終えて、人々に告げられた。「この陀羅尼は『賢面』とも呼ばれ、全ての諸仏によって守護されている。この陀羅尼は禅定や三昧を生み出し、あらゆる悪を尽くし、ついには無上正等覚（阿耨多羅三藐三菩提）を悟ることができる。今この時代、そして未来の時代において、大塔（大支提）のある場所で、もし残りの衆生——魔や天、龍、夜叉、羅刹、阿修羅、迦楼羅、緊那羅、鳩槃荼、人間、人間でないもの——が、水や火など様々な悪事をもって塔を壊そうとするならば、あなたがたは三世の諸仏を念じなさい。諸仏を念じた後、それらの衆生に対して慈悲の心を起こし、この大陀羅尼を唱えなさい。そうすれば、全ての悪意ある衆生を消し滅ぼすことができる。また、あらゆる魔王や人間、人間でないものが、如来の教えに心から喜ばないとしても、皆が喜び、尊敬し、供養するようになるだろう。」

時佛神力令魔波旬於自宮內即得安住，自然得聞此陀羅尼，聞此呪已，即於佛所生歡喜心得大信心。得信心已啼泣雨淚，集諸眷屬作如是言：「汝等一切諦聽諦聽。我今於此大牟尼處，得大忍心不動如山。彼牟尼尊慈悲滿足，放大光明照一切龍、一切天人、一切修羅，我亦在彼於牟尼所興造諸惡，今欲懺悔受三歸依。汝若曾於佛邊作惡，今可懺悔受三歸依，我今共汝俱往見佛，禮拜供養至心聽法，斷煩惱魔入清淨道，離於怖畏到涅槃城。」

> その時、仏の神通力によって、悪魔の魔王ポーピン（波旬）は自分の宮殿の中に安らかに留まり、自然とこの陀羅尼を聞くことができた。この呪を聞くと、仏に対して歓喜の心を起こし、大きな信心を得た。信心を得て涙を流し、眷属を集めてこう言った。「あなたがたは皆、よく聞け。私は今、この大牟尼の聖者のもとで、山のように動かぬ大いなる忍びの心を得た。あの牟尼尊は慈悲に満ち、大いなる光明を放ってすべての龍、すべての天人、すべての修羅を照らしている。私もその中で、牟尼のもとでさまざまな悪行を起こした。今、それを懺悔し、三帰依を受けよう。もしあなたがたの中で仏に対して悪を行った者がいるなら、今こそ懺悔し、三帰依を受けなさい。私はあなたがたと共に仏のもとへ行き、礼拝し供養し、心を込めて法を聞き、煩悩の魔を断ち、清らかな道に入り、恐れを離れて涅槃の城に至ろう。」

時魔波旬，與其眷屬八十億眾，前後圍繞往至佛所。到已，接足頂禮世尊，說如是偈：

> 時に悪魔の波旬は、その眷属八十億の者たちを伴い、前後を取り巻かれて仏のもとへ赴いた。到着すると、仏の足に接して頭を下げて礼拝し、次のような偈を述べた。

「佛兩足尊世中勝， 自得寂滅亦教他，忍辱精進愍眾生； 我等愚癡興惡意，不知過去諸業行， 惟佛世尊能了知。苞藏國土內身中， 令我心遠種種惑，三世諸佛大慈悲， 受我禮懺一切殃，法僧二寶亦復然， 至心歸依無有異。願我今日所供養， 恭敬尊重世導師，諸惡永盡不復生， 盡壽歸依如來法。」

> 仏は両足尊（りょうそくそん）で世間において最も優れた方。 自ら静かな悟りを得て、また他人にも教え導く。 忍辱（にんにく）と精進（しょうじん）をもって衆生をあわれむ。 私たちは愚かで邪な心を起こし、 過去の様々な行いの因果を知らない。 ただ仏世尊だけがそれをご存じである。 世の中のさまざまな煩悩が身の内に潜み、 私の心を多くの迷いへと遠ざけてしまう。 三世の諸仏の大いなる慈悲により、 私の全ての罪過を懺悔し受け入れてください。 法と僧の二つの宝もまた同じく、 心から帰依し、何の違いもありません。 願わくは、今日の私の供養を、 尊敬と敬いをもって世の導師である仏に捧げ、 あらゆる悪が尽きて再び生じることなく、 生涯にわたって如来の教えに帰依しますように。

時魔波旬說是偈已，白佛言：「世尊！如來於我及諸眾生平等無二，心常歡喜慈悲含忍。」

> 魔の波旬がこの偈を唱え終えて、仏に申し上げました。「世尊よ、如来は私と一切の众生とを平等に区別なく御覧になり、心は常に喜びにあふれ、慈しみと忍耐で包み込んでくださいます。」

佛言：「如是。」

> 仏は言われた。「その通りである。」

時魔波旬生大歡喜發清淨心，重於佛前接足頂禮右繞三匝，恭敬合掌，却住一面，瞻仰世尊心無厭足。

> その時、魔王パーピーヤンは大いなる喜びを生じ、清らかな心を起こした。再び仏前に進み出て、仏足に頭を付け礼拝し、右繞三匝し、恭敬の心で合掌して、一歩退いて一辺に立ち、世尊を仰ぎ見て、その心に飽きることがなかった。

時彼眾中有一魔子名加羅支，與其眷屬從座而起，到於佛前接足頂禮，長跪白佛，作如是言：「世尊！云何名眼？為眼是色因緣，為色是眼因緣？乃至意法因緣亦復如是。」

> その時、会の衆の中に、加羅支という名の魔王の子がいた。彼はその眷属と共に座を立ち、仏のもとへ進み出て、仏の足に接して頂礼し、長跪して仏に申し上げた。 「世尊。いったい何を『眼』と言うのでしょうか。眼が色（視覚対象）の因縁なのでしょうか。それとも色が眼の因縁なのでしょうか。そのように、意と法（心の対象）の因縁についても同様でございます。」

佛言：「善男子！非眼是色因緣，非色是眼因緣，乃至非意是法因緣，非法是意因緣。善男子！眼眼性空，眼識識性空。

> 仏は言われた。「善男子よ、眼が色の因縁なのではなく、色が眼の因縁なのではない。同様に、意が法の因縁なのではなく、法が意の因縁なのではない。善男子よ、眼の本質は空であり、眼識の本質も空である。」

「善男子！眼因緣眼識生，彼因緣故色可見，乃至意因緣意識生，彼因緣故法可知，非眼識可得。何以故？非餘處來、非餘處去。眼非常住，於三世中一切皆空。如是眼者亦非滿見，亦非減見，非和合見，非相離見，亦非相觸，亦不依止。譬如日出光照一切，其有窓處明焰皆入照於壁上，而是壁光不作是念我暗我明。此光非但獨在一壁及眾多壁，以因緣故有是光生。此壁及光，非合非離，因壁見光，而此壁光不作是念日能生我，日亦不念我生此光。何以故？日滅沒已光亦隨滅，去處來處一切皆空無一可見，以日因緣故能照耀見此光色，以光顯赫照耀因緣故得可見，於彼生識亦復如是。是內六入生外六入，亦外六入生內六入，外六入亦非因緣，內六入亦非因緣。何以故？彼此性離亦非聚集，亦非和合亦非依止，乃至內入外入。彼和合識亦非聚集，亦非和合亦非依止。何以故？各不相待，境界離故。

> 「善男子よ。眼の因縁によって眼の認識が生じ、その因縁によって色が見えるようになる。同様に、意の因縁によって意識が生じ、その因縁によって法が知られる。しかし、眼の認識そのものを得ることはできない。なぜなら、それは他の場所から来るのでもなく、他の場所へ去るのでもないからだ。眼は常住ではなく、過去・現在・未来の三世においてすべて空である。このように、眼は見ることを満たすものでもなく、減らすものでもなく、結合して見るのでもなく、分離して見るのでもない。また、触れ合うこともなく、依り止まることもない。 たとえば、太陽が昇ってすべてを照らすとき、窓のあるところではその明るい炎がすべて入り込み、壁を照らす。その壁の光は『私は暗い』『私は明るい』とは思わない。この光は一つの壁だけにあるのではなく、多くの壁にもある。因縁によってこの光が生じるのである。この壁と光は、一体でもなければ離れてもいない。壁によって光が見えるが、この壁の光は『太陽が私を生んだ』とは思わず、太陽もまた『私がこの光を生んだ』とは思わない。なぜなら、太陽が沈めば光もまた消え去り、来る場所も去る場所もすべて空であって、何一つ見ることができないからだ。太陽の因縁によって照らし出され、この光の色が見える。光が輝き照らす因縁によって、見ることが可能となる。そこに認識が生じるのもまた同じである。 この内の六つの入（感覚器官）が外の六つの入（対象）を生じ、また外の六つの入が内の六つの入を生じる。しかし、外の六つの入も因縁ではなく、内の六つの入も因縁ではない。なぜなら、互いの性質は離れており、集まることもなく、和合することもなく、依り止まることもないからだ。内の入と外の入についても同様である。それらが和合して生じる認識もまた、集まることなく、和合することなく、依り止まることもない。なぜなら、それぞれが互いに待ち合うことなく、その境界は離れているからである。」

「此法及識，智慧知見諸行因緣，行因緣故有識，而此識生則三種行。云何三行？身行、口行及以意行。

> この法と識（認識）について、智慧によってあらゆる行（作用）の因縁を観じます。行の因縁によって識が生じ、その識が生まれると三つの行が現れます。その三つの行とは何か？　身行（身体の作用）、口行（言葉の作用）、そして意行（心の作用）であります。

「云何身行？身行名為氣息入出，此名身行。彼息出入去來動作，彼此出入各不相識，新識若生舊識不住，體性爾故，非聚集故，亦非異故，於如如中各不相依。虛空平等風行空中，風亦非空空亦非風。何以故？彼此不觸各非境界。彼二皆空亦不可說。何以故？相離相故，無增減故，不依此岸及彼岸故，第一義諦如如住故，此名身行。是故身行非識依止，亦非伴侶，非是和合，非是聚集，常不依止，相離相故，是識亦復非依止身，離和合故，此名身行。

> 「身行とは何か？身行とは、息の出入りのことをいう。これを身行と名づける。その息は出入りし、動き、去来する。これら出入りは互いに認識し合うことがない。新しい認識が生じれば、古い認識はとどまらない。それが体性のあり方だからである。集まったものではないからであり、また別々のものでもないからである。如如（あるがまま）において、互いに依りかかることはない。虚空は平等であり、風は虚空の中を行く。風は虚空そのものではなく、虚空も風ではない。なぜか？互いに触れ合わず、それぞれが境界ではないからである。この二者はともに空であり、また言葉にできない。なぜか？相が互いに離れているからであり、増減がないからであり、此岸にも彼岸にも依らないからであり、第一義諦（最高の真理）が如如としてとどまるからである。これを身行と名づける。それゆえ、身行は識の依りどころではなく、また伴侶でもなく、和合したものでもなく、集まったものでもない。常に依りどころを持たず、相が離れているからである。この識もまた身に依りどころを持たず、和合を離れている。これを身行と名づける。」

「云何口行？口行二種，名為覺、觀。云何是覺？何者是觀？於出入息生二種心，思惟憶念是名為覺，乃至細心次生，如是漸除得清淨心亦名為覺。是覺依止出入故生，生已即滅，根塵亦復不覺此彼，境界相相離故，性相無故，乃至不可說其長短此名為覺。何者是觀？若有人觀冷相觸身於是中行，或復熱相一切氣息皆猶於風。彼風因緣觀觸知者此名為觀，各離境界彼此離相，乃至不可說其長短是名覺觀。

> 「口行とは何か。口行には二種類あり、それを覚（かく）と観（かん）と名づける。覚とは何か。観とは何か。出息・入息において二種の心が生じる。思惟し憶念することを覚と名づける。さらには微細な心が次第に生じ、このように徐々に除かれて清らかな心を得ることもまた覚と名づける。この覚は出息・入息に依りて生じ、生じてはすぐに滅する。根と塵もまた、これやあれを覚らない。境界が相から離れるがゆえに、性も相もなく、さらにはその長さ短さを説くこともできない。これを覚と名づける。 観とは何か。もし人が、冷なる相が身に触れるのを観じ、その中を行ずる。あるいは熱なる相も、すべての息は風に由る。その風の因縁によって、触れを知覚することを観ずる。これを観と名づける。各々の境界を離れ、互いに相を離れ、さらにはその長さ短さを説くこともできない。これを覚・観と名づける。」

「云何意行？意行名思。云何名思？知一切法，乃至能知時出入氣息、非時出入氣息，知此出息非彼入息，知彼入息非彼出息，差別悉知。如是思量，知行順相非行順相，此則名為彼風依止，如是二種不可得說。云何是思？云何心相？乃至知行差別，作已入涅槃道，過凡夫地，名出生死，於禪定中心能除却此則名思。如是風者不去不來，彼思識中如是依止，眼如眼乃至意如意各不相觸，三受盡已名為聖人。

> 「意行とは何か。意行とは『思』のことである。『思』とは何か。それはあらゆる法を知ることである。さらに具体的には、息を出入りさせるとき、時宜にかなった出入りの息と、時宜にかなわない出入りの息とを識別できること。この吐く息はあの吸う息ではなく、あの吸う息はこの吐く息ではないと、その違いをことごとく知ることである。このように思量して、行が順である相と、行が順でない相とを知る。これを『風に依止する』と名づける。この二つについては、言葉で説明することはできない。では、『思』とは何か。『心の相』とは何か。さらに、行の違いを知り尽くし、その行いを終えて涅槃の道に入り、凡夫の境地を超えて『生死を出る』と名づけられる。禅定の中にあって、心がこれを除き去ることができること、これを『思』と名づける。この風（呼吸）は去ることも来ることもない。その思と識の中に、このように依止している。眼は眼のままであり、意は意のままであり、互いに触れ合うことはない。三つの受（苦・楽・不苦不楽）が尽きたとき、これを聖人と名づける。」

「如是，善男子！非眼是色因緣，非色是眼因緣，乃至非意是法因緣，非法是意因緣。何以故？此二境界非遠非近，亦非聚集，亦非思量，亦非和合。何以故？不可說故，此岸彼岸中不依止故，依實際故。」佛說此已。

> このように、善き男子よ。眼（げん）が色（しき）の因縁（いんねん）となるのではなく、色が眼の因縁となるのでもない。同様に、意（い）が法（ほう）の因縁となるのではなく、法が意の因縁となるのでもない。なぜなら、これら二つの領域は遠くもなく近くもなく、集まることもなく、思い量（はか）ることもなく、和合することもないからである。なぜか。それは言葉で説明できるものではなく、こちら側と向こう側に依（よ）り立つのではなく、ただ実際（じっさい）に依り立つからである。」と、仏はこのように説かれた。

是時，魔子伽羅支二萬眷屬，曾於過去佛法之中，修行福德皆得順忍。復有無量無邊眾生，亦於過去殖眾德本，或得初禪乃至四禪，或有得於須陀洹果、斯陀含果、阿那含果，或有當來於小乘中為福種子，乃至當來辟支佛中得為種子，或復有發阿耨多羅三藐三菩提心。時彼眾中有六十頻婆羅龍，過去已來未曾值佛，今聞此法皆發阿耨多羅三藐三菩提心。

> その時、魔王の子である迦羅支（カラシ）は二万の眷属を従え、過去の仏法において修行し、福徳を積んでいたため、皆、順忍を得ていた。また、無数無辺の衆生も、過去にさまざまな功徳の根本を植え、ある者は初禅から第四禅に至り、ある者は須陀洹果（すだおんか）・斯陀含果（しだごんか）・阿那含果（あなごんか）を得ていた。ある者は未来において小乗の中での福の種子となり、さらには未来において辟支仏（びゃくしぶつ）の種子となる者もいた。また、ある者は阿耨多羅三藐三菩提（あのくたらさんみゃくさんぼだい）の心を発した。その群衆の中に六十の頻婆羅龍（びんばらりゅう）がいたが、彼らは過去から今まで一度も仏に出会ったことがなかった。今、この法を聞いて、皆、阿耨多羅三藐三菩提の心を発した。

時此一切三千大千佛剎大地，六種震動大動遍動，一切十方諸來菩薩摩訶薩各得種種菩薩三昧，得三昧已各以種種寶、種種衣、種種香、種種花，散於佛上供養如來，作如是言：「如是，世尊！不可思議。我從昔來未曾見聞如是大集說此三昧力陀羅尼，此即釋迦牟尼如來第二利益轉妙法輪，我等今者於此日藏大授記鞞富略修多羅一心奉持，為諸眾生廣分別說。」

> この時、三千大千世界の仏の国々の大地すべてが、六種の震動、大いなる震動、普遍の震動を起こした。そして、十方から集まったすべての菩薩摩訶薩たちは、それぞれさまざまな菩薩の三昧を獲得した。その三昧を得た後、それぞれがさまざまな宝、さまざまな衣、さまざまな香り、さまざまな花を、仏の上に散りばめて如来に供養し、次のように述べた。 「まことに、世尊よ、これは不可思議です。私たちは昔から、このような大集まりの中で、この三昧の力と陀羅尼が説かれるのを、まだ見たことも聞いたこともありません。これは、まさに釈迦牟尼如来が第二の利益として、妙なる法輪を転じられるものです。私たちは今、この『日蔵大授記鞞富略修多羅』を心から奉持し、多くの衆生のために広く説き明かしましょう。」

是時，眾會魔天、龍王、夜叉、羅剎、阿修羅、迦樓羅、緊陀羅、摩睺羅伽、鳩槃茶、薜荔多、毘舍遮，現在集者悉如是說：「不可思議。釋迦如來能作如是利益眾生。」各大歡喜，以種種音樂、種種寶、種種衣、種種瓔珞、花鬘、燒香、塗香，從空而散供養如來。

> その時、集まった大勢の天の者たち、龍王、夜叉、羅刹、阿修羅、迦楼羅、緊那羅、摩睺羅伽、鳩槃茶、薜茘多、毘舎遮たちは皆、次のように語りました。 「まことに不思議です。釈迦如来は、このようにして全ての生きとし生けるものに利益をもたらされるのです。」 彼らは皆、大いに喜び、楽の音、宝、衣、瓔珞、花飾り、そして薫物や塗香など、様々なものを空中から散りばめて、如来に供養しました。

是時，娑伽羅龍王白佛言：「世尊！惟願如來暫入海中，往我家內受我微供，憐愍我故。若佛如來至我宮者，我之眷屬一切皆得聞此日藏授記大陀羅尼。」

> その時、娯伽羅龍王が仏に申し上げました。「世尊よ、どうか如来様がひと時海の中にお入りになり、私の家で私のささやかな供養をお受けください。私どもをお哀れみくださいますように。もし如来様が私の宮殿にお越しくだされば、私の一族は皆、この『日蔵授記大陀羅尼』を聞くことができます。」

時娑伽羅龍王復白佛言：「世尊！彼大海中一切男女，若得聞此大乘日藏大授記經，專心聽者得幾許福？」

> その時、サーガラ龍王が再び仏に申し上げた。「世尊よ、あの大海の中にいるすべての男女が、この『大乗日蔵大授記経』を聞くことができ、心をこめて聴聞したならば、どれほどの福徳を得るのでしょうか？」

佛言：「龍王！若善男子，以四天下滿中七寶布施如來，復有眾生，具足聞此大乘日藏大授記經一心聽者，於前福德百倍不及，百千億倍不及，乃至算數所不能及。大王！若有聽是甚深經典，其福難量。」

> 仏陀が言われた。「龍王よ、もし善男子が、全宇宙を満たす七宝を如来に布施しても、さらにこの『大乗日蔵大授記経』の深遠な教えを一心に聞く者がいれば、先の功徳の百倍にも及ばず、百千億倍にも及ばず、計算することもできないほどの功徳となる。大王よ、この甚深なる経典を聞く者の福徳は、計り知れないのである。」

爾時，娑伽羅龍王復作是言：「若佛世尊不入大海，我當抄此日藏授記大集經典置我宮中，以是因緣，於彼海中幾許諸龍福德增長。」

> その時、サーガラ竜王が再び申し上げました。「もし仏世尊が大海に入らなければ、私はこの『日蔵授記大集経』を書き写して、私の宮殿に安置するつもりです。そのような縁により、あの海の中でどれほどの竜たちの福徳が増すのでしょうか。」

佛言：「龍王！隨所有處抄此日藏大授記經，如法安置恭敬供養，則能獲得十種利益。何等為十？若有人能如法抄寫此經一心供養，令其家內一切吉祥；若在眾中得大自在，五穀豐饒種種資生錢財寶物悉皆具足。

> 仏は言われた。「竜王よ、この『日蔵大授記経』を、どこにあっても書き写し、正しく安置し、敬い供養すれば、十の利益を得ることができる。その十の利益とは何か。もし人が正しくこの経を書き写し、一心に供養すれば、その家の中はすべて幸いで満たされる。大勢の中で自在の力を得、五穀は豊かに実り、様々な暮らしの糧や財宝もすべて十分に備わる。」

「復次，龍王！若有宅內，或復眾中抄此日藏大授記經抄已供養，於其處所，則有六十億菩薩摩訶薩，數來禮拜供養此經。以是因緣，種種惡事、鬪諍、疾疫、種種惡病，穀米貴儉、國土饑荒、他方賊盜、非時風雨一切皆滅。」

> また、竜王よ、もし家の中や人々の集まりの中で、この『日蔵大授記経』を写経し、それを供養するならば、その場所には六十億の菩薩摩訶薩たちがやって来て、この経典を礼拝し供養するでしょう。この因縁によって、様々な悪しき出来事、争い、疫病、あらゆる悪病、穀物の高騰や不足、国中の飢饉、他国からの盗賊、季節外れの風雨といったものは、すべて消え去るのです。

彼六十億菩薩摩訶薩白佛言：「世尊！我當種種擁護供給令得稱心。」

> 六十億の菩薩摩訶薩たちは仏に向かってこう申し上げました。「尊いお方よ、私たちは様々な方法で（人々を）守り、支え、皆が心のままに満たされるよう努めましょう。」

「復次，龍王！若有家內或大眾中，抄此日藏大授記經如法安置，彼帝釋天及諸梵天四天王天，二十八大夜叉將并其眷屬，乃至大德天并其男女、娑羅娑陀天、牢固地天、善住樂天等，一切眷屬皆至其國，日夜至心常加守護與其安樂。」

> 「さらに、龍王よ、もし家の中や大勢の集まりの中で、この『日蔵大授記経』を書き写し、正しく安置するならば、帝釈天、諸々の梵天、四天王天、二十八大夜叉将とその眷属、さらには大徳天とその男女、娑羅娑陀天、牢固地天、善住楽天などのすべての眷属がその国にやって来て、昼も夜も心を込めて常に守り、安楽をもたらすのです。」

時帝釋天乃至善住樂天等，聞是語已，作如是言：「如是，如來！我及眷屬常當至心往護彼國。」

> その時、帝釈天をはじめ、善住楽天などの神々は、この言葉を聞いて、こう申し上げました。 「その通りです、如来よ。私たちとその眷属は、心を込めて常にその国を守りましょう。」

「復次，龍王！若有居家乃至國土抄寫此經，福德天人，於過去世供養多佛、布施、持戒，如是之人往彼受生。

> 「さらに、竜王よ。在家の者であろうと、国土の人々であろうと、この経典を書き写す者には、福徳ある天人が、過去世において多くの仏に供養し、布施し、戒律を守った人々のもとへ生まれるのです。

「復次，龍王！若有居家乃至國土抄寫此經，其中眾生精進勇猛，不樂五欲，常行檀那波羅蜜乃至般若波羅蜜。

> また、龍王よ。在家の者であれ、あるいは国の領土であれ、この経典を書き写すならば、その中の生きとし生けるものたちは、熱心で勇猛に励み、五つの欲望に執着せず、常に檀那波羅蜜から般若波羅蜜に至るまでの修行を行います。

「復次，龍王！若有居家乃至國土抄寫此經，福田眾生常樂安住。

> また、龍王よ、在家の者たちが、さらに国に至るまでこの経典を写し取るならば、福田ある衆生は常に安楽に住することを喜ぶでしょう。

「復次，龍王！若有國土抄寫此經，其國常有種種善法如雨而下。

> また、龍王よ。 もしある国に、この経典を書き写す者がいるならば、 その国には常に、さまざまな善い教えが雨のように降り注ぐでしょう。

「復次，龍王！若有國土抄寫此經，其中眾生於十善業常行不捨。

> さらに、竜王よ。もしも国土において、この経典が書き写されるならば、その地の衆生は十善業を常に実践し、決して捨てることがないでしょう。

「復次，龍王！若有國土抄寫此經，其中眾生常生慈心。

> また、龍王よ。もしある国の領土で、この経典が書き写されるとき、その中の生きとし生けるものは、常に慈しみの心を生じるのです。

「復次，龍王！若有居家乃至國土抄寫此經，其中眾生常人天生不入惡道。大王！如是日藏大授記經，隨何國土如法抄寫，安置供養數數讀誦，具足得此十種利益。何以故？若有讀誦此日藏經如說行者，彼福德聚於百劫中說不可盡。

> さらに、竜王よ、在家の者から国全体に至るまで、この経典を書き写す人がいれば、その中の生きとし生けるものは、皆天人の世界に生まれ、決して悪道に落ちることはありません。大王よ、この『日蔵大授記経』が、どの国においても正しく書き写され、安置され、供養され、繰り返し読誦されるなら、完全にこの十の利益を得ることができます。なぜなら、この『日蔵経』を読誦し、教えの通りに実践する者には、その功徳の集まりは百劫の間も語り尽くせないからです。

「龍王！此日藏大集大授記經，如是甚深能滿大願能大利益。」

> 「龍王よ、この『日蔵大集大授記経』は、このように非常に深く、大きな願いを満たし、大きな利益をもたらすことができるのです。」

說是經已，十方佛剎諸來菩薩到此三千大千世界娑婆國土大集聚會，并此菩薩摩訶薩眾，乃至魔王、天、龍、夜叉、羅剎、阿修羅、迦樓羅、緊那羅、摩睺羅伽、鳩槃茶、餓鬼、毘舍遮、富單那、人、非人等，隨分悟解滿足於心，皆大歡喜各設供養，僉然而住。

> この経典が説き終わると、十方の仏の国から集まった菩薩たちが、この三千大千世界の娑婆国土に大集結していました。そして、これらの菩薩摩訶薩の集い、さらには魔王、天、龍、夜叉、羅刹、阿修羅、迦楼羅、緊那羅、摩睺羅伽、鳩槃茶、餓鬼、毘舍遮、富単那、人、非人なども、それぞれの分に応じて真理を悟り、心を満たされました。皆、大いに喜び、それぞれに供養を捧げ、静かにその場に留まりました。

## 大集經卷第四十五

> 大集経 第四十五巻