如來甲印之二十二
如来甲印の第二十二
「當以右手當心,以大拇指橫屈掌中,以頭指、中指、無名指、小指急握大指作拳,是一法印名最一切頂輪王心印。智者若常以印印於頂、項、左右肩髆及印心上,則令持者得大威力。呪者雖復如法精進修持於法,若無斯印則無莊飾,如形裸陋、如國無王、如屋無人、如食無鹽、如池枯涸、如地空無叢林花草、如事火外道婆羅門無法可依、如王乘車無控御者,智者如是雖復精勤,若無甲印則為魔嬈,無所成効。印呪曰:
右手を心臓の高さに上げ、親指を曲げて手のひらの中に横たえ、人差し指・中指・薬指・小指でその親指をしっかりと握って拳を作る。これが一つの法印であり、「最一切頂輪王心印」と名づける。 賢者であれば、常にこの印を用いて、頭頂・首・左右の肩・そして心臓の上に印を押す。そうすれば、これを修める者は大きな力を得る。 たとえ呪を唱える者が、法に従って精進し修め続けても、この印がなければ荘厳の飾りがないのと同じである。それは、姿が裸で醜いようなもの、国に王がいないようなもの、家に人のいないようなもの、食事に塩がないようなもの、池が干上がったようなもの、大地に草木や花が生えていないようなもの、火を祀る外道のバラモンが拠り所とする法を持たないようなもの、王が車に乗るのに御者がいないようなものである。 賢者もまた、たとえ熱心に修行しても、この甲冑のような印がなければ、魔に悩まされ、何の効果も得られない。
印の呪文は次の通りである。
「『娜莫縒曼嚲(一)勃馱南(二)唵(二合)𤙖(三)部(引)入嚩攞(四)虎(二合)𤙖(五)』
「南無サマンタ・ブッダナーン、オーム・バラ・フーム、バラ・フーム」
「是一法呪名如來金剛句三摩地,常用護身。如王被甲、嚴加器仗,則不怖畏惡賊兵眾。如此智者亦復如是,每日三時,量力量法,如法勤修是甲印呪,則速成就,無所怖故。
この一つの陀羅尼は、「如来金剛句三摩地」と呼ばれ、常に身を守るためのものです。 ちょうど王が鎧を身に着け、武器を厳重に備えれば、凶悪な盗賊や軍隊を恐れないように、この智慧ある人もまた同じです。 毎日三度、自分の力と法にかなうように、この甲冑の印と陀羅尼を精進して修すれば、速やかに成就し、何も恐れることがないのです。