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title: "十誦律 · 1"
description: "十誦律是佛教根本廣律之一，屬說一切有部，由弗若多羅與鳩摩羅什於後秦弘始年間在長安譯出。此律在姚興支持下系統傳譯，記載佛陀為僧團制定的戒條、儀規及制戒因緣，共十誦篇章，涵蓋比丘戒相、羯磨、布薩等內容。作為漢傳佛教四大廣律之一，十誦律為研究早期戒律與僧伽制度提供了重要文獻，對中國律宗形成與戒律實踐影響深遠。"
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### 明四波羅夷法之一

> 明四波羅夷法 その一

佛在毘耶離國，去城不遠有一聚落，是中有長者子，名須提那加蘭陀子，富貴多財種種成就，自歸三寶為佛弟子，厭世出家剃除鬚髮被著法服而作比丘，遠離鄉土到憍薩羅國一處安居。時世飢饉乞食難得，諸人民妻子尚乏飲食，何況能與諸乞求人！時須提那作是念：「此大飢饉乞求難得，我等諸親里多饒財富，當因我故布施作福，今正是時。」作是念已，夏安居過三月自恣竟、作衣畢，著衣持鉢還毘耶離，經遊諸國至本聚落。晨朝時到，著衣持鉢入村乞食至親里舍，為諸比丘各各勸與種種飲食，自行頭陀受乞食法。次乞食已還到自舍，而作是言：「先許當還，我今來歸。」作是語已便駃出去。其家小婢見其駃去，即馳往白須提那母：「向須提那入門便去。」其母念言：「須提那入門即去，或能愁憂欲還捨戒、不樂梵行？我今當往教令還家，自恣五欲布施作福。」作是念已，往到其所語須提那：「汝若愁憂不樂梵行欲捨戒者，便來還家受五欲樂布施作福。」即答母言：「我無愁憂，不欲捨戒、不厭梵行，亦不欲捨沙門之法，心樂梵行。」其母自念：「我雖口言，不迴其心。當語其婦言：『汝淨潔時到，則來報我。』」便往語之，婦言：「如是。」受其母教，淨潔時到，往報母言：「今何所作？」時母教言：「本須提那所喜衣服、嚴飾之具悉皆著來。」受教還房，著其所喜衣服嚴具。母即將到須提那所，便作是言：「汝若愁憂不樂梵行欲捨戒者，當自還家受五欲樂布施作福。佛法難成，出家勤苦。」即答母言：「我不愁憂、心不動轉、自樂修梵行、不樂五欲。」母言：「善哉須提那！汝樂梵行不欲捨戒者，今婦時到當留續種。若家無嗣，所有財物悉當入官。」爾時世尊未結此戒，是須提那即便心動答母，言：「爾。」母即避去，便將其婦屏處行婬，如是再三。尋時懷妊，有福德子月滿而生，名曰續種，至年長大信樂佛法，出家學道勤行精進，逮得漏盡成阿羅漢。時須提那既行婬已，心生疑悔，愁憂色變無有威德，默然低頭、垂肩迷悶、不樂言說。時知識比丘來相問訊在一面坐，問須提那：「汝先有威德、顏色和悅、樂修梵行。今何以故愁憂色變、默然低頭、迷悶不樂？汝身為病？為私屏處作惡業耶？」須提那言：「我身無病，私屏作惡業故心有愁憂。」時諸比丘漸漸急問，便自廣說如上因緣。諸比丘聞已，種種因緣呵須提那言：「汝應愁苦憂悔，乃作如是私屏惡業。汝所作事非沙門法，不隨順道無欲樂心作不淨行，出家之人所不應作。汝不知佛世尊以種種因緣呵欲、欲想、欲欲、欲覺、欲熱，以種種因緣稱讚斷欲、捨欲想、滅欲熱。佛常說法教人離欲，汝尚不應生心，何況乃作起欲恚癡結縛根本不淨惡業？」時諸比丘種種呵已，向佛廣說。佛以是事集比丘僧。諸佛常法：知而故問、或有知而不問、有知時問、有知時不問、有益事問、無益事不問、有因緣問。佛世尊知，彼時以正念安慧問須提那：「汝實作是事不？」答言：「實作。世尊！」佛以種種因緣呵責須提那言：「汝所作事非沙門法，不隨順道無欲樂心作不淨行，出家之人所不應作。汝愚癡人！不知我以種種因緣呵欲、欲想、欲欲、欲覺、欲熱，種種因緣稱讚斷欲、捨欲想、滅欲熱，我常說法教人離欲，汝尚不應生心，何況乃作起欲恚癡結縛根本不淨惡業？」語諸比丘：「是愚癡人開諸漏門，寧以身分內毒蛇口中，終不以此觸彼女身。」佛如是種種因緣呵已，語諸比丘：「以十利故為諸比丘結戒：攝僧故、極好攝故、僧安樂住故、折伏高心人故、有慚愧者得安樂故、不信者得淨信故、已信者增長信故、遮今世惱漏故、斷後世惡故、梵行久住故。從今是戒應如是說：若比丘同入比丘學法，不捨戒行婬法，是比丘得波羅夷不共住。」

> 仏は毘耶離国におられた。都から遠くない所に一つの集落があり、そこに長者の子、名を須提那・迦蘭陀子といった。富貴で多くの財を持ち、様々な功徳を成就していた。自ら三宝に帰依し仏の弟子となり、世を厭い出家して剃髪し、法服を着けて比丘となった。 故郷を離れ、憍薩羅国で一カ所に安居した。その時、世は飢饉で托鉢もままならず、人々は妻子さえ食べ物に事欠いていた。ましてや乞食の者に与える余裕などなかった。 その時、須提那は考えた。「この大飢饉で托鉢は難しい。私の親族は財産が豊かだ。私を縁として布施をし、福を積ませるのが良い。今こそその時だ。」こう考えて安居の三月を過ごし、自恣と衣を作ることを終え、衣を着けて鉢を持ち、毘耶離に戻った。 諸国を巡って故郷の集落に着いた。朝の時刻となり、衣を着け鉢を持って村に入り托鉢して親族の家に至り、比丘たちに様々な食べ物を勧めたが、自らは頭陀行を実践し托鉢の法を受けていた。 托鉢を終えて自らの家に戻り、こう言った。「以前に帰ると約束した。今、帰って来た。」そう言うとすぐに出て行った。 家の小さな女中が彼が急ぎ出て行くのを見て、すぐに須提那の母の所に走り寄り告げた。「先ほど須提那様が門に入られ、すぐにお出かけになりました。」 母は思った。「須提那が門に入ってすぐに出て行った。もしかすると悩み憂えて戒を捨て、清らかな修行を好まないのだろうか？私が行って、家に帰らせ、自由に五欲を楽しみ布施をして福を積ませよう。」 こう考えて彼の所に行き、須提那に言った。「もしあなたが悩み憂えて清らかな修行を好まず、戒を捨てたいのなら、家に帰って五欲の楽しみを受け、布施をして福を積みなさい。」 須提那は母に答えた。「私は悩みも憂いもなく、戒を捨てようとは思いません。清らかな修行を厭わず、沙門の道を捨てる気もなく、心から清らかな行いを楽しんでいます。」 母は考えた。「私が口で言っても、彼の心は変わらない。嫁に『身の清らかな時が来たら、私に知らせなさい』と言ってやろう。」 そこで嫁の所に行き、そのように言うと、嫁は「承知しました」と答えた。母の教えを受け、身の清らかな時が来ると、母の所に来て言った。「今、何をしましょうか？」 母は教えた。「昔、須提那が好んだ衣服や装飾品を全て身に着けなさい。」 教えを受けて部屋に戻り、彼の好んだ衣服や装飾品を身に着けた。母はすぐに彼女を連れて須提那の所に行き、こう言った。「もしあなたが悩み憂えて清らかな修行を好まず、戒を捨てたいのなら、家に帰って五欲の楽しみを受け、布施をして福を積みなさい。仏法は成就し難く、出家は苦しいものです。」 須提那は母に答えた。「私は悩まず、心は動きません。自ら清らかな修行を楽しみ、五欲を好みません。」 母は言った。「良いかな、須提那よ。あなたが清らかな修行を楽しみ、戒を捨てたくないのなら、今、妻の時期が来ている。家の後継ぎを残しなさい。もし家に跡継ぎがなければ、全ての財産は没収されてしまいます。」 その時、世尊はまだこの戒を制定しておられなかった。須提那は心が動き、母に答えた。「分かりました。」 母はすぐに立ち去り、彼は妻を連れて人目のない所で淫行を行った。これを二度三度繰り返した。 程なくして妻は妊娠し、福徳ある子が月満ちて生まれた。名を続種（継ぐ種）といった。成長して仏法を信楽し、出家して学道し、 diligently 修行に励み、ついに煩悩を滅尽して阿羅漢となった。 その時、須提那は淫行を行った後、心に疑いと後悔が生じ、憂い悩み、顔色を変え威徳を失い、黙ってうなだれ、肩を落として困惑し、言葉を好まなかった。 親しい比丘たちが見舞いに来て、一方に座り、須提那に尋ねた。「あなたは以前は威徳があり、顔色は和らぎ、清らかな修行を楽しんでいた。今、どうして憂い悩み顔色を変え、黙ってうなだれ、困惑して楽しげでないのか？あなたは病気なのか？それとも人目のない所で悪い行いをしたのか？」 須提那は言った。「私は病気ではない。人目のない所で悪い行いをしたので、心に憂いがあるのだ。」 比丘たちは次第に問い詰め、須提那は上記の因縁を詳しく語った。 比丘たちはこれを聞き、様々な因縁で須提那を責めた。「あなたは憂い苦しみ悔いるべきだ。このような人目のない所での悪行を犯したとは。あなたの行いは沙門の道に適わず、清らかな行いを楽しむ心もなく、不浄の行いをした。出家者がすべきことではない。あなたは知らないのか。世尊は様々な因縁で欲望、欲望の想い、欲望への欲、欲望の想い、欲望の熱を責め、様々な因縁で欲望を断ち、欲望の想いを捨て、欲望の熱を滅ぼすことを称賛されている。仏は常に法を説き、人々に離欲を教えている。あなたは心に欲を起こすことさえ許されないのに、まして欲望、怒り、無知の結びつきの根本たる不浄の悪行を犯すとは。」 比丘たちは様々に責めた後、仏の所に行き詳しく報告した。 仏はこの事によって比丘僧を集めた。諸仏の常法として、知っていても問うことがある。あるいは知っていて問わないこともある。時に応じて問い、時に応じて問わない。利益になることなら問い、利益にならないことは問わない。因縁があれば問う。 仏世尊はその時、正念と智慧をもって須提那に尋ねた。「あなたは本当にこのことをしたのか？」 答えた。「本当にしました。世尊よ。」 仏は様々な因縁で須提那を責めた。「あなたの行いは沙門の道に適わず、清らかな行いを楽しむ心もなく、不浄の行いをした。出家者がすべきことではない。愚かな者よ！私は様々な因縁で欲望、欲望の想い、欲望への欲、欲望の想い、欲望の熱を責め、様々な因縁で欲望を断ち、欲望の想いを捨て、欲望の熱を滅ぼすことを称賛している。私は常に法を説き、人々に離欲を教えている。あなたは心に欲を起こすことさえ許されないのに、まして欲望、怒り、無知の結びつきの根本たる不浄の悪行を犯すとは。」 比丘たちに告げた。「この愚かな者は、あらゆる漏（煩悩）の門を開いてしまった。自分の体の一部を毒蛇の口の中に入れても、女の身に触れるべきではない。」 仏はこのように様々な因縁で責めた後、比丘たちに告げた。「十の利益の為に、諸比丘のために戒を制定する。すなわち、僧を摂するため、よく摂するため、僧を安楽に住ませるため、高慢な人を調伏するため、慚愧ある人を安楽にするため、信じない者に清らかな信を生じさせるため、すでに信じる者の信を増長させるため、現世の煩悩の漏れを防ぐため、来世の悪を断つため、清らかな行いを長く住せしめるためである。 今よりこの戒をこのように説くべきである。 もし比丘が、同じく比丘の学処に入った者が、戒を捨てずに婬の法を行うならば、その比丘は波羅夷（破門）となり、共住できない。」

佛在舍衛國，有一比丘名跋耆子，不捨戒、戒羸不出還家作婬。後欲出家，自作是念：「我當先往問諸比丘得出家不？不得則止。」作是念已問諸比丘。諸比丘疑，以此白佛，佛言：「有人不捨戒、戒羸不出還家作婬，可得出家更作比丘。從今是戒應如是說：若比丘同入比丘戒法，不捨戒、戒羸不出作婬法，是比丘得波羅夷不應共住。」

> 仏が舎衛国におられた時、一人の比丘（バッキシ）がいた。名を跋耆子（バッキシ）という。彼は戒律を捨てず、戒律を弱めることもなく、家に帰って姦淫を行った。その後、再び出家しようと思い、こう考えた。「まず比丘たちに問い、出家できるかどうかを確かめよう。できなければやめよう。」そう考えて比丘たちに尋ねた。比丘たちは疑問に思い、このことを仏に告げた。仏は言われた。「戒律を捨てず、戒律を弱めることなく、家に帰って姦淫を行った者でも、再び比丘として出家することはできる。今後はこの戒律を次のように説くべきである。『もし比丘が、他の比丘と同じ戒律を受けながら、戒律を捨てず、戒律を弱めることなく姦淫の行いをするならば、その比丘は波羅夷（最も重い罪）となり、他の比丘と共に住むことはできない。』」

佛在舍衛國。爾時憍薩羅國有一比丘獨住林中，有雌獼猴常數來往此比丘所，比丘即與飲食誘之，獼猴心軟便共行婬。是比丘多有知識，來相問訊在一面坐。時獼猴來欲行婬，一一看諸比丘面，次到所愛比丘前住諦視其面。時此比丘心恥不視獼猴，獼猴尋瞋攫其耳鼻傷破便去。時諸比丘急問其故，便自廣說如上因緣。諸比丘以種種因緣呵責：「汝所作事非沙門法，不隨順道無欲樂心作不淨行，出家之人所不應作。汝不知佛以種種因緣呵欲、欲想、欲欲、欲覺、欲熱，以種種因緣稱讚斷欲、捨欲想、滅欲熱。佛常說法教人離欲，汝尚不應生心，何況乃作起欲恚癡結縛根本不淨惡業？」時諸比丘種種因緣呵責已，往詣佛所向佛廣說。爾時世尊以是因緣集比丘僧，知而故問是比丘：「汝實作是事不？」答言：「實作。世尊！」佛以種種因緣呵責：「汝所作事非沙門法，不隨順道無欲樂心作不淨行，出家之人所不應作。汝愚癡人！不知我以種種因緣呵欲、欲想、欲欲、欲覺、欲熱，種種因緣稱讚斷欲、捨欲想、滅欲熱，我常說法教人離欲。汝尚不應生心，何況乃作起欲恚癡結縛根本不淨惡業？」如是種種因緣呵已，語諸比丘：「我先已結此戒，今復隨結。從今是戒應如是說：若比丘同入比丘學法，不捨戒、戒羸不出行婬法，乃至共畜生者，是比丘得波羅夷不應共住。」

> 仏が舎衛国におられた時、コーサラ国に一人の比丘が林の中で独り住んでいた。そこに一頭の雌の猿が頻繁に訪れるようになり、比丘は食べ物を与えて誘い寄せた。猿は心を許し、ついには比丘と淫行を共にするようになった。 この比丘には多くの知人がおり、彼らが見舞いに来て一方に座っていた。すると、あの雌猿がやって来て淫行を求めようとし、知人たちの顔を一人一人見回し、やがて愛しいあの比丘の前に立ち止まり、じっとその顔を見つめた。この時、比丘は恥ずかしく思い、猿を見ようとしなかった。 すると猿は怒ってその比丘の耳と鼻を掴み、傷つけて立ち去った。比丘たちは急いで事情を尋ね、彼は上記のような次第を詳しく語った。 比丘たちは様々な理由で彼を叱責した。「あなたがしたことは、修行僧の道にかなわず、道に従わず、清らかな心もなく不浄行を行い、出家者である者がすべきことではない。あなたは知らないのか、仏は様々な理由で欲望、欲望の思い、欲望の衝動、欲望の感覚、欲望の熱情を叱り、様々な理由で欲望を断ち、欲望の思いを捨て、欲望の熱情を滅することを称賛されることを。仏は常に法を説き、人々に離欲を教えられる。あなたはそのような心さえ起こすべきではないのに、ましてや欲望と怒りと無知の結びつきの根幹たる不浄の悪業をなすなどとは。」 比丘たちが様々な理由で叱責した後、仏のもとへ行き、その一部始終を詳しく告げた。その時、世尊はこの因縁によって比丘僧を集め、知りつつも問われた。「比丘よ、あなたは確かにこのようなことをしたのか。」比丘は答えた。「確かにしました、世尊よ。」 仏は様々な理由で叱責された。「あなたがしたことは、修行僧の道にかなわず、道に従わず、清らかな心もなく不浄行を行い、出家者である者がすべきことではない。愚か者よ、あなたは知らないのか、私は様々な理由で欲望、欲望の思い、欲望の衝動、欲望の感覚、欲望の熱情を叱り、様々な理由で欲望を断ち、欲望の思いを捨て、欲望の熱情を滅することを称賛していることを。私は常に法を説き、人々に離欲を教えている。あなたはそのような心さえ起こすべきではないのに、ましてや欲望と怒りと無知の結びつきの根幹たる不浄の悪業をなすなどとは。」 このように様々な理由で叱責された後、仏は比丘たちに告げられた。「私は以前にもこの戒を制したが、今またそれに加えて制定する。今後はこの戒を次のように説くべきである。もし比丘が比丘の学処（学ぶべき道）に入り、戒を捨てず、戒が弱って（戒を捨てたと）言わずに淫行を行い、畜生にまで及ぶならば、その比丘は波羅夷（最重の罪）を得て、僧と共に住むべきではない。」

若比丘者有四種：一者，名字比丘；二者自言比丘；三者為乞比丘；四者破煩惱比丘。名字比丘者，以名為稱。自言比丘者，用白四羯磨受具足戒。又復賊住比丘，剃除鬚髮被著袈裟，自言：「我是比丘。」是名自言比丘。為乞比丘者，從他乞食故，如婆羅門從他乞時，亦言：「我是比丘。」是名為乞比丘。破煩惱比丘者，諸漏結縛煩惱眾生，能受後身生熱苦報，生死往來相續因緣。若能知見斷如是漏拔盡根本，如斷多羅樹頭畢竟不生，是名破煩惱比丘。

> 僧侶には四つの種類があります。 第一に「名のみの僧侶」、第二に「自称の僧侶」、第三に「乞食の僧侶」、第四に「煩悩を滅した僧侶」です。 「名のみの僧侶」とは、名前だけが僧侶と呼ばれる者です。 「自称の僧侶」とは、正式な羯磨の儀式（白四羯磨）によって具足戒を受けた者のことです。また、盗んで僧侶の位に就いた者、すなわち髪やひげを剃り、袈裟をまといながら「私は僧侶だ」と自称する者もこれに含まれます。これが「自称の僧侶」です。 「乞食の僧侶」とは、他人に食べ物を乞うて生きる者のことです。例えばバラモンが他人に乞食する際に「私も僧侶だ」と言うように、このような者を「乞食の僧侶」と呼びます。 「煩悩を滅した僧侶」とは、あらゆる煩悩の束縛や結びつきによって苦しみ、後の人生や熱い苦報を受け、生死を繰り返す因縁の連鎖に悩まされている衆生に対して、そのような煩悩の流れ（漏）をはっきりと見極め、断ち切り、根本から抜き去り、あたかも多羅樹の幹を断ち切って再び生えないようにする者です。このような者を「煩悩を滅した僧侶」と呼びます。

云何比丘具足戒？云何具足戒比丘？若僧和合說白四羯磨，是人信受隨行不違、不逆、不破，是名比丘具足戒，是名具足戒比丘。

> ここで、比丘が具足戒を有するとはどういうことか？ また、具足戒を有する比丘とはどういう人か？ 僧伽が和合して白四羯磨を行い、その人がその教えを信じて受け入れ、それに従って行動し、違反せず、拒まず、破らないこと―― これを「比丘の具足戒」と呼び、また「具足戒を有する比丘」と呼ぶのである。

學者有三學：善戒學、善心學、善慧學。復有三學：善學威儀、善學毘尼、善學波羅提木叉。

> 学びには三つの種類があります。第一に戒をよく学ぶこと、第二に心をよく学ぶこと、第三に智慧をよく学ぶことです。さらに、三つの学びがあります。礼儀作法をよく学ぶこと、戒律をよく学ぶこと、そして個々の戒めをよく学ぶことです。

同入學法者，如百歲受戒比丘所學，初受戒人亦如是學。如初受戒人所學，百歲比丘亦如是學，是中一心、一戒、一說、一波羅提木叉，同心、同戒、同說、同波羅提木叉，故名同入比丘學法。

> 学ぶ法は同じ。百歳で受戒した比丘が学ぶことを、新たに受戒した人もまた同じように学ぶ。新たに受戒した人が学ぶことを、百歳の比丘もまた同じように学ぶ。そこにおいては、心は一つ、戒は一つ、説かれた教えは一つ、波羅提木叉（戒律の条項）は一つである。同じ心、同じ戒、同じ教え、同じ波羅提木叉を共有することから、「同じく比丘の学法に入る」と名づける。

不捨戒者，若比丘狂時捨戒，不名捨戒。若心亂時、病壞心時、若向狂人、向亂心人、向病壞心人、若獨捨戒、若獨不獨想、不獨獨想、若中國語向邊地人不相解者、若邊地語向中國人不相解者、若向瘂人、若向聾人、向瘂聾人、向無所知人、若向非人、向睡眠人、向入定人、若隔障、若自瞋、若向瞋人、若夢中、若自不定心、若向不定心人，如是捨戒皆不名捨戒。或有捨戒非戒羸、或有戒羸非捨戒、或有戒羸亦捨戒。捨戒非戒羸者，若比丘言：「我捨佛。」即名捨戒。若言：「捨法、捨僧、捨戒；捨和上、捨阿闍梨；捨同和上、同阿闍梨；捨比丘、比丘尼；捨式叉摩尼；捨沙彌、沙彌尼；捨優婆塞、捨優婆夷。」皆名捨戒。若言：「汝等當知我是白衣、若是沙彌、非比丘、非沙門、非釋子，乃至不復與汝等共作同學。」是名捨戒非戒羸。戒羸非捨戒者，若比丘愁憂不樂，欲捨戒厭比丘法、欲棄聖服取白衣服、須白衣法不須比丘法求在家事，復作是言：「我念父母、兄弟、姊妹、我念兒女，當駃教我生活伎術，安我好處囑我以善知識。」說如是語，是名戒羸非捨戒。戒羸亦捨戒者，若比丘愁憂不樂欲捨戒，厭比丘法欲棄聖服，取白衣服須白衣法，不須比丘法求在家事，復作是言：「我念父母、兄弟、姊妹、我念兒女，當駃教我生活伎術，安我好處囑我以善知識。」說如是語已，復作是言：「我捨佛捨法，乃至捨優婆塞、優婆夷。」是名戒羸亦捨戒。

行婬法者，婬名非梵行。非梵行者，二身交會。

波羅夷者，名墮不如，是罪極惡深重，作是罪者，即墮不如，不名比丘、非沙門非釋子、失比丘法。

不共住者，不得共作比丘法，所謂白羯磨、白二羯磨、白四羯磨、布薩、自恣，不得入十四人數，是名波羅夷不共住。

是中犯者有四種：男、女、黃門、二根。女者，人女、非人女、畜生女。男者，人男、非人男、畜生男。黃門、二根者，亦人、非人、畜生。比丘與人女行婬，三處犯波羅夷：大便處、小便處、口中；非人女、畜生女、二根亦如是。共人男行婬，二處犯波羅夷：大便處、口中；非人男、畜生男、黃門亦如是。復有共畜生女行婬，二處犯波羅夷，謂雞、若似雞是。

佛在舍衛國。有一乞食比丘名曰難提，晨朝時到著衣持鉢入城乞食。食已持尼師壇著左肩上入安桓林，在一樹下敷尼師壇端身正坐。有魔天神欲破是比丘三昧故，化作端政女身在其前立。比丘從三昧起，見此女身即生著心，世俗禪定不能堅固，尋時退失欲摩女身。女人即却漸漸遠去，便起隨逐欲捉其身。時彼林中有一死馬，女到馬所則身不現，是比丘婬欲燒身故，便共死馬行婬。既行婬已欲熱小止，即生悔言：「我已退墮，非是比丘非釋種子。今諸比丘必捨遠我不復共住。我不應以不清淨身著此法衣。」即脫袈裟攝著囊中，以置肩上往詣佛所。爾時佛與百千萬眾恭敬圍遶而為說法，佛遙見來即作是念：「若我不以軟語勞問者，其心必破沸血當從面孔出。」是比丘來到佛所，佛言：「善哉難提！汝更欲學比丘所學耶？」聞佛所言：「善哉難提！」心大歡欣便作是念：「我當得共諸比丘住必不擯我。」如是思惟已答言：「世尊！我更欲學比丘學法。」爾時佛語諸比丘：「汝等還與難提比丘學法，若有如難提比丘者亦與學法。應一心和合僧，難提比丘偏袒右肩、脫革屣、胡跪合掌，作如是言：『大德僧聽！我難提比丘，不捨戒、戒不羸、不出作婬法。我今從僧還乞學法。僧憐愍我故，還與我學法。』第二、第三亦如是說。是中一比丘於僧中唱：『大德僧聽！難提比丘不還戒戒不羸作婬法。是難提比丘從僧乞還學法，今僧憐愍故還與學法。若僧時到僧忍聽，還與難提比丘學法。白如是。』如是用白四羯磨。『還與難提比丘學法竟，僧忍，默然故，是事如是持！』與學沙彌行法者，佛所結一切戒盡應受行，在諸比丘下坐，應授與大比丘飲食湯藥，自從沙彌、白衣受飲食，不得與大比丘同室過再宿，自不得與白衣、沙彌過二宿，得與具戒比丘作布薩、自恣、二羯磨，與學沙彌不得足數作布薩自恣羯磨，一切羯磨不得作。」婬事竟

佛在王舍城。爾時眾多比丘共一處安居，少於房舍，時諸比丘隨所知識乞索草木，各各自作庵舍止住。是諸比丘入城乞食，有取薪人，壞其庵舍持材木去。乞食還見即生憂愁，作如是言：「我等辛苦暫行乞食，諸年少輩便壞我舍持材木去。當復更從知識乞索草木作庵舍住。」是時眾中有一比丘名達尼迦，是陶家子，自以巧便即作泥舍、泥戶、泥向，梁椽牛頭、象牙、衣架皆用泥作，集諸草木以火燒成，色赤嚴好。作是舍已囑諸比丘：「二月遊行乞索，欲作入舍飲食。」爾時佛與阿難按行諸房，遙見其舍色赤嚴好，佛知而故問阿難：「是何等物色赤嚴好？」阿難答言：「今王舍城眾多比丘一處安居，其房舍少，是諸比丘隨所知識乞索草木作庵舍住。入城乞食時，取薪人便壞庵舍持材木去，乞食還見生愁憂言：『我等辛苦暫行乞食，諸年少輩便壞我舍持材木去。』是中有比丘名達尼迦，陶家子，自以巧便作是泥舍，集諸草木以火燒成嚴好如是。」佛告阿難：「汝破是達尼迦比丘赤色泥舍，莫使外道譏嫌呵責，佛現在世出如是漏結因緣法。」阿難受教，即往破之。達尼迦比丘二月遊行，還見舍破壞，問所囑比丘：「誰壞我舍？」比丘答言：「是佛大師教令破之。」達尼迦心念：「法王教破，不得有言。今王舍城諸材木師是我知識，可作木舍。」過夜時到著衣持鉢入城乞食，乞食已到木師所：「汝今知不？摩竭國主韋提希子阿闍世王與我材木。」木師答言：「若王與者隨意取之。」是中有大重材中守護城，難持出入不應乞人者，即取斬截藏著一處。時知城統見大重材中守護城斬截覆藏，見已驚怖毛竪生念：「得無怨賊將欲來耶？若已得入？」往問木師：「是大材木用守護城，誰取斬截藏著一處？」答言：「有達尼迦比丘來作是言：『阿闍世王與我材木。』我時答言：『若王與者隨意取之。』即便自取大材木斬截藏著一處。」城統心念：「王今云何乃以大材與此比丘？」即到王所言：「大王！更有餘材，云何乃以守城大材持與比丘？」王言：「不與。」城統言：「王今已與。」「誰言我與？」答言：「木師言與。」王曰：「將木師來。」即受教去將木師來。時木師中道見達尼迦比丘語言：「以汝因緣故我今有事。」比丘言：「且去！我隨後往。」時城統即將木師到王所言：「大王！此是木師。」時達尼迦比丘隨後來，王遙見之便言：「放木師去，將比丘來。」城統即放木師，將達尼迦比丘前到王所。王言：「汝比丘法云何不與而取？」答言：「大王！我非不與取，王先與我。」王言：「我不憶與。」比丘答言：「今令王憶。」王言：「云何？」答言：「王當自念初登位時，作如是言：『若我國內草木及水，隨諸持戒沙門、婆羅門取用。』」王言：「我謂無主草木故作是說。」王言：「汝今墮大罪中。」比丘答言：「我出家人寄住王國。云何殺我？」王言：「比丘去！勿復更取如是大材。」時眾人唱言：「希有此比丘，決定應死，呵責便放。」是比丘從大罪中得出，到眾僧中，食後語諸比丘：「我今日垂為王所殺。」廣說上事。諸比丘以種種因緣呵責：「汝所作事非沙門法，不隨順道無欲樂心作不清淨行，出家之人所不應作。汝不知佛世尊以種種因緣呵責偷奪法，種種因緣稱讚不偷奪法。汝尚不應生心，亦不應說，何況能取？」以種種因緣呵已向佛廣說。佛以是事集比丘僧，知而故問：「汝達尼迦比丘！實作是事不？」答言：「實作。世尊！」佛以種種因緣呵責：「汝所作事非沙門法，不隨順道無欲樂心作不清淨行，出家之人所不應作。」佛言：「汝癡人！不知我以種種因緣呵責偷奪法，種種因緣稱讚不偷奪法。汝尚不應生心，口亦不應說，何況乃取？」種種因緣呵已，語阿難：「將一下坐比丘入王舍城，街巷市里多人眾處，以問眾人，若信、不信者，若賢者、非賢者，若大臣、大官、將帥、官屬：『盜至幾許，摩竭國主阿闍世王與其大罪？』」阿難受教，將一下坐比丘入王舍城，街巷市里多人眾處，以問眾人：「盜至幾許，摩竭國主阿闍世王便與大罪？」眾人答言：「大德阿難！盜至五錢、若五錢直，便與大罪。」阿難聞已，還詣佛所作禮却住，向佛具說：「盜至五錢、若五錢直，阿闍世王便與大罪。」佛即語諸比丘：「以十利故與諸比丘結戒。從今是戒應如是說：若比丘若聚落中、若空地，物不與偷取。以所偷物，若王、王臣，若捉繫縛、若殺、若擯、若輸金罪、若作是言：『汝小兒！汝癡！汝賊！』比丘如是不與取者，得波羅夷不應共住。」

不與取者，他人不與是物。若男、若女、若黃門、若二根人不與，盜取，是名不與取。

> 不與取（盗み）とは、他人が与えていない物を取ることです。 男性であれ、女性であれ、宦官（黄門）であれ、両性具有（二根）であれ、人が与えていないにもかかわらずそれを盗み取る行為、これを不與取と呼びます。

王者，剎利種身受王職吉水灌頂，是名為王，亦名國主，亦名灌頂。若婆羅門、居士、若女人身受王職，亦名為王國主灌頂。

> 王とは、クシャトリヤの種族が王位を受け、祝福の水による灌頂（かんじょう）を受ける者を指します。これを王と呼び、また国主、または灌頂とも称します。たとえバラモン、在家の男性、あるいは女性であっても、王位を受ければ、同じく王、国主、灌頂と呼ばれます。

殺者，名為奪命。

> 殺すとは、命を奪うことです。

繫者，若著杻械枷鎖在獄，皆名為繫。

> 「繫（けい）」とは、手錠や足かせ、枷や鎖をつけられて獄にいる状態すべてを指す。

擯者，驅出國界。

> 擯とは、国境の外へ追い出すことです。

輸金者，輸金等物贖罪。

> 罪を償うために、金やそれに相当する物を差し出す者。

賊者有二種：若劫、若盜。

> 盗人には二種類があります。力ずくで奪う者と、こっそり盗む者です。

汝小兒者，未知法故。

> おまえは幼い子であり、まだ仏法を知らないのだ。

癡者，無所知故。

> 愚かさとは、何も知らないことから生じる。

波羅夷者，名墮不如，是罪極惡深重。作是罪者，不名比丘，非沙門非釋子。

> 波羅夷とは「堕ちて戻れない」という意味であり、この罪は極めて悪逆で深く重いものです。この罪を犯した者は、比丘（僧侶）とは呼ばれず、修行者（沙門）でもなく、仏教者（釋子）でもありません。

失比丘法不共住者，不共作比丘法，所謂白羯磨、白二羯磨、白四羯磨、說戒、自恣，不得入十四人數，是名波羅夷不共住。

> 比丘の法を失い共に住まない者とは、比丘としての作法を共に行わない者である。すなわち、白羯磨・白二羯磨・白四羯磨、説戒、自恣などの行事に参加できず、十四人の僧団の数に入ることができない。これを波羅夷（破門）の罪といい、共に住むことはできない。

是中犯者有三種取人重物犯波羅夷：一者自取，二者教他人，三者遣使。自取者，手自取、自手舉離本處，波羅夷。教他者，若比丘教人盜他物，是人隨語即偷奪取離本處，是時比丘得波羅夷。遣使者，若比丘語人言：「汝知某甲重物處不？」若言：「知處。」遣往盜取，是人隨語即偷奪，取離本處時，比丘得波羅夷。

> この戒律において、重い他人の物を盗む行為には三つのケースがあり、いずれも波羅夷（破門）の罪となる。第一に自ら盗む場合、第二に他人に教えて盗ませる場合、第三に使者を遣わして盗ませる場合である。 自ら盗む場合とは、自分の手で直接取り上げ、元の場所から移動させることであり、その時点で波羅夷となる。 他人に教えて盗ませる場合とは、比丘が他人に物を盗むよう教え、その教えを受けた者がすぐに盗み取って元の場所から移動させた時、その比丘は波羅夷となる。 使者を遣わす場合とは、比丘が誰かに「あなたはあの人の大切な物の場所を知っていますか？」と言い、もし「知っています」と答えたなら、そこへ行って盗むよう命じる。命じられた者がその言葉通りに盗み取って元の場所から移動させた時、その比丘は波羅夷となる。

復有三種取人重物波羅夷：一者用心，二者用身，三者離本處。用心者，發心思惟欲偷奪取。用身者，若手若脚若頭若餘身分取他人物。離本處者，隨物所在處舉著餘處。

> さらに、人の重い物を取ることで波羅夷となる三つの場合があります。第一は心を使うこと、第二は体を使うこと、第三は元の場所から動かすことです。 心を使うとは、盗もうと思いを巡らすことです。体を使うとは、手や足や頭、または他の体の部分で他人の物を取ることです。元の場所から動かすとは、物があった場所から別の場所に移すことです。

復有三種取人重物波羅夷：一者他不與，二者重物，三者離本處。他不與者，若男、若女、若黃門、若二根人不與。重物者，物直五錢、若過五錢。離本處者，隨物所在處舉著餘處。

> さらに、人の重い物を取って波羅夷となる場合が三通りある。第一に、相手が与えないこと。第二に、重い物であること。第三に、元の場所から動かすこと。 「相手が与えない」とは、男性であれ、女性であれ、黄門（中性者）であれ、両性具有者であれ、その人が与えない場合を指す。 「重い物」とは、品物の価値が五銭、またはそれを超えるものを言う。 「元の場所から動かす」とは、その物がある場所から、別の場所へ持ち上げて移すことをいう。

復有三種取人重物波羅夷：一者盜心，二者重物，三者離本處。盜心者，他不與自盜心取。重物、離本處，亦如上說。

> さらに三つの条件が揃うと、他人の貴重品を盗んだことになり、僧団から追放される重大な罪（波羅夷）となります。 第一に「盗む心」、第二に「高価な品物」、第三に「元あった場所から動かすこと」です。 「盗む心」とは、相手が与えていないのに、自ら盗もうという気持ちで取ることです。 「高価な品物」と「元あった場所から動かすこと」については、すでに上で述べた通りです。

復有三種取人重物波羅夷：一者是物屬他，二者重物，三者離本處。屬他者，是物有主，若男、若女、若黃門、若二根人。重物、離本處，如上說。復有三種取人重物波羅夷：一者屬他想，二者重物，三者離本處。屬他想者，知是物有主人。重物、離本處，如上說。若男、若女、黃門、二根人。重物、離本處，如上說。

> さらに、他人の貴重品を取ることで波羅夷（重罪）となる三つの条件があります。第一に、その品物が他人のものであること。第二に、それが貴重品であること。第三に、元の場所から持ち去ることです。 「他人のもの」とは、その品物に持ち主がいることです。持ち主は男性、女性、黄門（宦官）、または両性具有者である場合も含まれます。「貴重品」と「元の場所から持ち去ること」については、先の説明と同じです。 さらに、他人の貴重品を取ることで波羅夷となる、別の三つの条件があります。第一に、それが他人のものだと認識していること。第二に、それが貴重品であること。第三に、元の場所から持ち去ることです。 「他人のものだと認識している」とは、その品物に持ち主がいることを知っていることです。「貴重品」と「元の場所から持ち去ること」については、先の説明と同じです。持ち主が男性、女性、黄門、両性具有者のいずれであっても同様です。「貴重品」と「元の場所から持ち去ること」については、先の説明の通りです。

復有四種取人重物波羅夷：一者他不與，二者偷奪心取，三者重物，四者離本處，皆如上說。

> また、次の四つの条件をすべて満たすとき、他人の大切な物を取ることで波羅夷（僧団からの追放）となります。 一つ目は、相手が与えていないこと。 二つ目は、盗む心で取ること。 三つ目は、それが価値ある重い物であること。 四つ目は、物が元の場所から移動すること。 これらはすべて、すでに述べたとおりです。

復有四種取人重物波羅夷：是物屬他、偷奪心取、重物、離本處，波羅夷。知物屬他、偷奪心取、重物、離本處，皆如上說。

> さらに、人が重い物を盗んで波羅夷となる四つの条件がある。その物が他人のものであること、盗む心で取ること、重い物であること、元の場所から移動させること、これらが揃えば波羅夷となる。物が他人のものであると知り、盗む心で重い物を取って元の場所から移動させること、それぞれ先に述べた通りである。

復有四種取人重物波羅夷：一者有守護，二者有主，三者重物，四者離本處。有守護者，如人有象馬、牛羊、妻子、奴婢，若在自國、若在他國有人守護，有我所心，誰為我所、心隨誰物。復有田、甘蔗田、稻田、麥田、麻田、豆田、葡萄田有人守護，有我所心，誰為我所、心隨誰物。復有象廐、馬廐門間食厨，有人藏物在中，是名守護。有我所心，誰為我所、心隨誰物。重物、離本處，如上說。

> さらに、重い物を盗むことで波羅夷となるには、四つの条件がある。第一に「守護がある」、第二に「持ち主がいる」、第三に「重い物である」、第四に「元の場所から移動させる」である。 「守護がある」とは、例えば人が象や馬、牛や羊、妻や子、奴婢を所有している場合を指す。それが自国にあっても他国にあっても、誰かが見守っており、「これは私のものだ」という意識が働き、その心はその物に付き従う。また、田んぼや、砂糖黍の畑、稲田、麦畑、麻畑、豆畑、葡萄畑なども、誰かが見守っており、「これは私のものだ」という意識が働き、その心はその物に付き従う。さらに、象舎や馬舎、門番の詰め所、台所などに、誰かが物を保管している場合も、「守護がある」という。そこにも「これは私のものだ」という意識が働き、その心はその物に付き従う。「重い物」と「元の場所から移動させる」については、先に述べた通りである。

復有四種取人重物波羅夷：是物無守護，有我所心、重物、離本處。無守護者，如人有象、有馬、妻子，若在自國、若在他國，是物無人守護。有我所心，誰為我所、心隨誰物。復有田地，場上有穀，是物無人守護，有我所心，誰為我所、心隨誰物。復有五寶、若似五寶，藏著地中無人守護。但有我所心，誰有我所心？謂隨所屬主有我所心，是名有主無人守護。重物、離本處，如上說。

> また、誰かが重い物を盗むことで波羅夷となる四つの条件があります。それは、その物に守護者がおらず、「我が物」という心があり、それが重い物であり、本来の場所から移動させられることです。 「守護者がない」とは、例えば人が象や馬、妻子を持っているが、自国にいる場合も他国にいる場合も、その物を守る人がいない状態を言います。「我が物という心がある」とは、「誰が我が物とするのか、心がどの物に従うのか」ということです。また、田畑や収穫場に穀物があっても、同様に守護者がおらず、ただ「我が物」という心があるだけです。「誰がその物を我が物と思うのか」と言えば、その所有者が「我が物」という心を持つので、これが「主はあるが守護者はいない」という状態です。「重い物」と「本来の場所から移動させる」ことについては、前述の通りです。

復有四種取他重物波羅夷：是物有守護、無我所心、重物、離本處。有守護無我所心者，如群賊破他城邑多得財物，若以王力、若聚落力還破是賊，賊捨物走，是物主不守護無我所心，已失故；賊亦不守護無我所心，已奪故。有守護無我所心，誰守護無我所心？奪得者。又如比丘失諸衣鉢，有知識比丘在餘處見，便即奪取。是失衣鉢比丘不守護無我所心，已失故；賊不守護無我所心，已奪故。有守護無我所心，誰守護無我所心？奪得者。重物、離本處如上說。

> さらに、他人の重い物を取ることで波羅夷となる四つの条件がある。それは、その物が守られていること、私のものという心がないこと、重い物であること、元の場所から離されていること、である。 「守られているが私のものという心がない」とは、例えば賊の一団が他国の城を破り多くの財物を奪い、その後、王の力や集落の力でその賊を討ち破ったとする。賊は物を捨てて逃げ、元の持ち主はその物を失ったため、もはや守らず私のものとも思わない。賊も奪った後は守らず私のものとも思わない。では、誰が守りつつ私のものと思わないのか？それを奪い取った者である。 また、例えば比丘が衣や鉢を失い、知り合いの比丘が別の場所でそれを見つけ、すぐに奪い取ったとする。衣鉢を失った比丘は、失ったために守らず私のものとも思わない。賊も奪ったために守らず私のものとも思わない。では、誰が守りつつ私のものと思わないのか？それを奪い取った者である。 「重い物」と「元の場所から離す」ことについては、先に述べた通りである。

處者，地處、上處、虛空處、乘處、車處、船處、水中、田地、僧坊處、身上處、關稅處、共期處、無足、二足、四足、多足。

> 【居住・集合場所】 地面、高い所、虚空の場所、乗り物に乗る場所、馬車の場所、船の場所、水中、田んぼ、寺院の敷地、体の上、関所、約束の場所、足のないもの・二本足・四本足・多足の生き物が集まる場所。

地處者，如人有五寶、若似五寶在地，比丘以偷奪心取、離本處，波羅夷。若選擇時，偷蘭遮。選擇已取五錢直，波羅夷。若以木、瓦、石舉取，雖墮本處，波羅夷。若拽取未出界，偷蘭遮。又如鐵瓶、銅瓶、鐵甕、銅甕，以五寶、若似五寶著此器中，比丘以偷奪心取離本處，波羅夷。若選擇時，偷蘭遮。選擇已取五錢直，波羅夷。若取瓶底物轉出近口，波羅夷。近瓶口物轉著瓶底，亦波羅夷。若穿瓶取五錢直，波羅夷。若比丘偷奪心，在器不在物、若心在物不在器、或心兩在，取五錢直，波羅夷。是名地處。

> 地処とは、例えば人が五宝（金・銀など五種の宝物）あるいは五宝に似たものを持っているとする。それが地面にあるとき、比丘が盗む心でこれらを取って元の場所から離したならば、波羅夷（最重の罪）となる。 選んでいる最中ならば、偷蘭遮（重罪）となる。選び終えて五銭（当時の貨幣単位）の価値に相当するものを取ったならば、波羅夷となる。 木や瓦、石を使って持ち上げた場合、たとえ元の場所に落ちたとしても、波羅夷となる。引きずって、まだその場所の範囲を出ていなければ、偷蘭遮となる。 また、鉄瓶や銅瓶、鉄甕や銅甕があるとする。これらの器の中に五宝あるいは五宝に似たものが入っている。比丘が盗む心でこれらを取って元の場所から離したならば、波羅夷となる。 選んでいる最中ならば、偷蘭遮となる。選び終えて五銭の価値に相当するものを取ったならば、波羅夷となる。 瓶の底にあるものを取り出そうとして口の近くまで動かしたならば、波羅夷となる。口の近くにあるものを底の方へ移した場合も、波羅夷となる。 瓶に穴を開けて五銭の価値に相当するものを取ったならば、波羅夷となる。 もし比丘が盗む心を持ちながらも、心が器にあって物にはなく、あるいは物にあって器にはなく、あるいはその両方に心があったとしても、五銭の価値に相当するものを取ったならば、波羅夷となる。 これを地処という。

上處者，若細陛繩床、麁陛繩床、蓐囊蓐、薄蓐、厚蓐、蓐覆、雜色蓐、雜色綬緣、薄被、厚被、表䩸被、表裏䩸被、緣䩸被、地敷具、樹上處、屋上處、細陛繩床處者，謂脚處、足處、環處、床陛處、上繩床足處、上頭處，若以繩織，異繩名異處。若皮、若衣覆，一色名一處，異色名異處。如是諸處有五寶、若似五寶，比丘以偷奪心取五錢直，波羅夷。若選擇時，偷蘭遮。選擇已取五錢直，波羅夷。麁梐繩床處者，若一板名一處。若皮、若繩、若衣覆，異繩名異處，餘如上說。蓐者，一種毛一種，名一處。表處、裏處一色名一處，異色，名異處。是諸處有五寶、若似五寶，比丘以偷奪心取五錢直，波羅夷。若選擇時，偷蘭遮。選擇已取五錢直，波羅夷。囊蓐、薄蓐、厚蓐、蓐覆雜色、蓐雜色綬緣、薄被、厚被、表䩸被、表裏䩸被、緣䩸被、地敷具處者，一種毛名一處，一色名一處，異色名異處，餘如上說。樹處者，根處、莖處、枝處、葉處、華處、果處，乃至根鬚處，是諸處有五寶、若似五寶，比丘以偷奪心取五錢直，波羅夷。若選擇時，偷蘭遮。選擇已取五錢直，波羅夷。屋上處者，謂門間處、向處、門關處、戶橝處、牛頭、象牙、衣架、梁椽、重閣、梯梐處，一桄名一處，欄楯處一鉤名一處。若未泥舍一墼名一處，若草覆舍一重名一處，若木覆舍一木名一處，若仰泥舍一畫色名一處，是諸處有五寶、若似五寶，比丘以偷奪心取五錢直，波羅夷。若選擇時，偷蘭遮。選擇已取五錢直，波羅夷。是名上處。

> 高所とは、細脚の寝台、粗脚の寝台、毛布の袋、薄い敷物、厚い敷物、敷物の覆い、色とりどりの敷物、色とりどりの縁取り、薄い掛け布団、厚い掛け布団、表が毛皮の掛け布団、表裏が毛皮の掛け布団、縁が毛皮の掛け布団、地面に敷く道具、樹上の場所、屋上の場所を指します。 細脚の寝台における「高所」とは、脚の部分、足の部分、環の部分、寝台の側面、寝台の上の足の部分、頭の部分を指します。もし縄で編まれていれば、異なる縄は異なる場所となります。もし皮や布で覆われていれば、一色は一つの場所、異なる色は異なる場所となります。 これらの様々な場所に五宝またはそれに類するものがあり、比丘が盗む心で五銭相当の価値を取ったならば、波羅夷となります。選んでいる最中であれば、偷蘭遮となります。選び終えて五銭相当の価値を取ったならば、波羅夷となります。 粗脚の寝台における「高所」とは、一枚の板が一つの場所となります。もし皮や縄や布で覆われていれば、異なる縄は異なる場所となり、その他は上記と同様です。 敷物とは、一種類の毛が一種類で、一つの場所となります。表側と裏側、一色は一つの場所、異なる色は異なる場所となります。これらの様々な場所に五宝またはそれに類するものがあり、比丘が盗む心で五銭相当の価値を取ったならば、波羅夷となります。…以下同様。 毛布の袋、薄い敷物、厚い敷物、色とりどりの敷物の覆い、色とりどりの縁取りの敷物、薄い掛け布団、厚い掛け布団、表が毛皮の掛け布団、表裏が毛皮の掛け布団、縁が毛皮の掛け布団、地面に敷く道具における「高所」とは、一種類の毛が一つの場所、一色が一つの場所、異なる色が異なる場所となり、その他は上記と同様です。 樹上の場所とは、根の部分、茎の部分、枝の部分、葉の部分、花の部分、果実の部分、そして根ひげの部分を指します。これらの様々な場所に五宝またはそれに類するものがあり、比丘が盗む心で五銭相当の価値を取ったならば、波羅夷となります。 屋上の場所とは、門の間の部分、窓の部分、門のかんぬきの部分、戸の敷居の部分、牛頭の釘、象牙の釘、衣桁、梁や垂木、楼閣、梯子の段の部分を指します。一段の桟が一つの場所、欄干の一つの鉤が一つの場所です。もし土を塗っていない家ならば、一個の敷き煉瓦が一つの場所。もし草葺きの家ならば、一重ねが一つの場所。もし板葺きの家ならば、一枚の板が一つの場所。もし天井を塗った家ならば、一つの模様の色が一つの場所。これらの様々な場所に五宝またはそれに類するものがあり、比丘が盗む心で五銭相当の価値を取ったならば、波羅夷となります。これらを高所と言います。

虛空處者，如人房舍、殿堂、諸欄楯上，有貴價衣、波頭摩衣、頭求羅衣、鳩羅闍衣懸是諸處，風吹在空衣未墮地，比丘以偷奪心接取，波羅夷。又如比丘、和上、阿闍梨衣，從下至上、從上墮下，衣未至地，比丘以偷奪心接取，波羅夷。又如人門中、向中、閣上、簷下、樓觀處、屋間閣上，以內外莊嚴身具在是諸處，有有主鳥、鵝鴈、孔雀、鸚鵡、猩猩㘅是物去，比丘以偷奪心奪是鳥取，波羅夷。若待鳥時，偷蘭遮。鳥隨比丘所欲至處，波羅夷。若至餘處，偷蘭遮。若有野鳥謂諸鷹鷲㘅是物去，比丘以偷奪心奪是鳥取，偷蘭遮。若待鳥時，突吉羅。鳥隨比丘所欲至處，偷蘭遮。若至餘處，突吉羅。又諸野鳥持是物去。諸有主鳥奪野鳥取，比丘以偷奪心奪是有主鳥，波羅夷。若待鳥時，偷蘭遮。鳥隨比丘所欲至處，波羅夷。若至餘處，偷蘭遮。諸有主鳥持是物去為野鳥所奪，比丘以偷奪心奪野鳥取，偷蘭遮。若待鳥時，突吉羅。鳥隨比丘所欲至處，偷蘭遮。若至餘處，突吉羅。是名虛空處。

> 虚空にある物について――例えば、人が家や殿堂、手すりなどの上に、高価な衣や蓮華の衣、歓喜の衣、吉祥の衣などを掛けておいたところ、風に吹かれて空中にある衣がまだ地面に落ちていない時に、比丘が盗む心でそれを受け取ったならば、波羅夷となる。 また例えば、比丘や和尚、阿闍梨の衣が、上から下へ、あるいは上から落ちてくる途中で、まだ地面に届いていない時に、比丘が盗む心でそれを受け取ったならば、波羅夷となる。 また例えば、人が門の中、通路の中、楼閣の上、軒下、見晴らし台、建物の間の閣上などに、内外の装身具をこれらの場所に置いてあったところ、飼い主のいる鳥――鵞鳥、雁、孔雀、鸚鵡、猩猩などがその物をくわえて行った時、比丘が盗む心でその鳥を奪い取ったならば、波羅夷となる。もし鳥を待っている段階では、偷蘭遮となる。鳥が比丘の望む場所に従ったならば、波羅夷となる。もし他の場所へ行ったならば、偷蘭遮となる。 もし野鳥――例えば鷹や鷲などがその物をくわえて行った場合、比丘が盗む心でその鳥を奪い取ったならば、偷蘭遮となる。もし鳥を待っている段階では、突吉羅となる。鳥が比丘の望む場所に従ったならば、偷蘭遮となる。もし他の場所へ行ったならば、突吉羅となる。 また、ある野鳥がその物を運んでいるのを、飼い主のいる鳥が野鳥から奪い取った時、比丘が盗む心でその飼い主のいる鳥を奪い取ったならば、波羅夷となる。もし鳥を待っている段階では、偷蘭遮となる。鳥が比丘の望む場所に従ったならば、波羅夷となる。もし他の場所へ行ったならば、偷蘭遮となる。 飼い主のいる鳥がその物を運んでいるのを、野鳥が奪い取った時、比丘が盗む心でその野鳥を奪い取ったならば、偷蘭遮となる。もし鳥を待っている段階では、突吉羅となる。鳥が比丘の望む場所に従ったならば、偷蘭遮となる。もし他の場所へ行ったならば、突吉羅となる。 これを虚空処という。

乘處者，象乘、馬乘。象乘處者，謂脚處、膝處、髀處、胯處、肋處、脊處、胸處、頸處、頭處、耳處、鼻處、口處、牙處、尾處，如是諸處有五寶、若似五寶，比丘以偷奪心取，波羅夷。若選擇時，偷蘭遮。選擇已取五錢直，波羅夷。馬乘處者，謂脚處、膝處、髀處、胯處、肋處、脊處、胸處、頸處、頭處、耳處、鼻處、口處、騣毛處、尾處，餘如上說。

> 乗り物の部位とは、象の乗り物と馬の乗り物のことです。 象の乗り物の部位とは、足、膝、太もも、腰、脇腹、背中、胸、首、頭、耳、鼻、口、牙、尾の場所を指します。これらの部位に五宝（金・銀など5つの貴重なもの）またはそれに似たものがあり、比丘が盗む心でそれらを取ると、波羅夷（最も重い戒律違反）となります。もし選んでいる最中であれば、偷蘭遮（重い罪）となり、選んでから五銭の価値分を取ったならば、波羅夷となります。 馬の乗り物の部位とは、足、膝、太もも、腰、脇腹、背中、胸、首、頭、耳、鼻、口、たてがみ、尾の場所を指します。その他の点は上記と同じです。

車處者，犢車、鹿車、麞車、步挽車、輦車。犢車處者，謂輻輞、轅轂、箱處、欄楯處，是諸處有五寶、若似五寶，比丘以偷奪心取，波羅夷。若選擇時，偷蘭遮。選擇已取五錢直，波羅夷。鹿車、麞車、步挽車亦如是。輦車處者。脚處、脚重環處、坐處、板橙處、柱處、覆處。若繩索覆、若衣覆，一色名一處，異色名異處。是諸處有五寶、若似五寶，比丘以偷奪心取，波羅夷。若選擇時，偷蘭遮。選擇已取五錢直，波羅夷。是名乘處。

> \*\*車に関する規定\*\* 車とは、子牛車、鹿車、麞（のろ）車、手押し車、輦（くるま）のことをいいます。 子牛車とは、車輪の輻（や）と轂（こしき）、車体の箱部分、欄干の部分を指します。これらの各部分に五宝またはそれに似たものがある場合、比丘が盗む心でそれを取れば波羅夷（重罪）となります。選択している時は偷蘭遮（中程度の罪）となり、選択して五銭以上の価値があるものを取れば波羅夷となります。鹿車、麞車、手押し車についても同様です。 輦車とは、足の部分、足の輪金の部分、座る部分、板の部分、柱の部分、覆いの部分を指します。覆いが縄で編まれていても布で覆われていても、同じ色ならば一か所、違う色ならば別々の場所と数えます。これらの各部分に五宝またはそれに似たものがある場合、比丘が盗む心でそれを取れば波羅夷となります。選択している時は偷蘭遮となり、選択して五銭以上の価値があるものを取れば波羅夷となります。これらを「乗り物に関する場所」といいます。

船處者。單槽船、舫船、舍船、瓶船、浮囊船、板船、木栰、草栰。單槽船處者，兩舷處、兩頭處、底處、兩箱處、竪桅處、柁樓處，是諸處有五寶、若似五寶，比丘以偷奪心取，波羅夷。選擇時，偷蘭遮。選擇已取五錢直，波羅夷。舫船處者，謂橫梁處、繩縛處，餘如上說。舍船處者，謂板壁處、瓶處、甕處、安瓶甕蓋處、柱處、梁處。若以草覆，一重草名一處，若木枝覆、若板覆，一覆名一處，異色名異處。是諸處有五寶、若似五寶，比丘以偷奪心取，波羅夷。瓶船處者，一切瓶、一切繩縛處、一切皮縛處。浮囊船處者，一切囊處、一切縛處。板船者，一切板處。木栰者，一切木處。草栰處者，一切草處、一切縛處。是諸處有五寶、若似五寶，比丘以偷奪心取，波羅夷。若選擇時，偷蘭遮。選擇已取五錢直，波羅夷。是名船處。

水處者，如人為舍故、車故、薪故，水中浮物來下，比丘以偷奪心取，波羅夷。若選擇時，偷蘭遮。選擇已取五錢直離本處，波羅夷。若從捉留住後水到前，波羅夷。若沈著水底，波羅夷。若舉離水，亦波羅夷。復次有主池中諸有主鳥，比丘以偷奪心取是諸鳥，波羅夷。若選擇時，偷蘭遮。選擇已取五錢直，波羅夷。若沈著水底，偷蘭遮。若舉離水，波羅夷。復有無主池中諸有主鳥，比丘以偷奪心取，波羅夷。若選擇時，偷蘭遮。選擇已取五錢直，波羅夷。若沈著水底，波羅夷。若舉離水亦波羅夷。是名水處。

田處者，有二因緣奪他田地：一者相言、二者作相。比丘為地故言他得勝者，波羅夷。不如者，偷蘭遮。若作異相過分得勝，地直五錢，波羅夷，僧坊舍亦如是。是名田處。

身上處者，如比丘與和上、阿闍梨持衣行，是比丘身上諸處，謂脚處、𨄔處、膝處、髀處、胯處、臗處、肋處、脊處、腹處、胸處、手處、肘處、臂處、肩處、頸處、頭處，比丘以偷奪心取是衣囊，從此處移著彼處，波羅夷。是名身上處。

關稅處者，比丘度關應輸稅物而不輸稅，直五錢，波羅夷。復有賈客至關稅處語比丘言：「與我過是物。」比丘與過，稅直五錢，波羅夷。復有賈客至關稅處語比丘言：「與我過是物，與汝半稅。」比丘與過，得稅物直五錢，波羅夷。復有賈客至關稅處語比丘言：「與我過是物，盡與汝稅。」比丘與過，若稅物直五錢，波羅夷。復有賈客來至關稅處，比丘示異道過，失所稅物，物直五錢，波羅夷。復有賈客未至稅處，比丘示異道過，失所稅物五錢直，偷蘭遮。若稅處有賊、若惡獸、若飢餓故，比丘示異道不犯。是名關稅處。

共期處者，比丘與賊共期，破諸村落得物與比丘分，得五錢直，波羅夷。是名共期處。

無足眾生者，𧓳蟲、千頭羅蟲，有人取之舉著器中，比丘以偷奪心取，波羅夷。若選擇時，偷蘭遮。選擇已取五錢直，波羅夷。若穿器取蟲直五錢，波羅夷。若比丘偷心在器不在蟲、若心在蟲不在器、若心兩在，以偷奪心取得五錢直，波羅夷。是名無足處。

二足處者，如鵝鴈、孔雀、鸚鵡、舍利鳥、拘耆羅鳥、狌狌及人。有人取是物舉著籠中，比丘以偷奪心取，得波羅夷。若選擇時，偷蘭遮。選擇已取五錢直，波羅夷。若穿籠取鳥直五錢，波羅夷。若比丘偷心在籠不在鳥、若心在鳥不在籠、若心兩在，以偷奪心取得五錢直，波羅夷。偷人有二種：一者擔去、二者共要，若比丘以人著脊上過二踔，波羅夷。若共期處行過二踔，波羅夷。是名二足處。

四足處者，象馬、牛羊、驢騾，有人以繩繫在一處，比丘以偷奪心解繩牽去過四踔，波羅夷。若在牆壁籬障內，比丘以偷奪心驅出過四踔，波羅夷。有諸四足共一處臥，比丘以偷奪心驅一令起出過四踔，波羅夷。若在外放，比丘心念：「是放牧人入村去時我當盜取。」偷蘭遮。若殺者，波夜提。殺已取肉直五錢，波羅夷。是名四足處。

多足處者，蜈蚣、百足、蛣蜣，有人舉著器中，比丘偷奪心取，波羅夷。若選擇時，偷蘭遮。選擇已取五錢直，波羅夷。若穿器取蟲直五錢，波羅夷。若偷心在器不在蟲、若心在蟲不在器、若心兩在，以偷心取直五錢，波羅夷。是名多足處。

又有七種取人重物，波羅夷：一非己想、二不同意、三不暫用、四知有主、五不狂、六不心亂、七不病壞心。

又七種取人重物，無犯：一者己想、二者同意、三者暫用、四者謂無主、五者狂、六者心亂、七者病壞心。

又七種取非人重物，偷蘭遮：一非己想、二不同意想、三不暫用、四知有主、五不狂、六不心亂、七不病壞心。

又七種取非人重物，無犯：己想、同意取、暫用、謂無主、狂心、亂心、病壞心。

又有七種取人輕物，偷蘭遮：非己想、不同意、不暫用、知有主、不狂、不心亂、不病壞心。

又有七種取人輕物，無犯：己想、同意取、暫用、謂無主、狂心、亂心、病壞心。

又有七種取非人輕物，突吉羅。非己想、不同意、不暫用、知有主、不狂、心不心亂、不病壞心。

又有七種取非人輕物，無犯：己想、同意取、暫用、謂無主、狂心、亂心、病壞心。

有比丘尼名施越，多知識謂有福德人，喜供養與油、酥、蜜、石蜜。有一賈客見是比丘尼，信敬心喜作如是言：「善女！所須酥、油、蜜、石蜜至我舍取。」答言：「如是。」時有比丘尼聞是語，過後數日便往到其舍言：「施越比丘尼須胡麻油五升。」賈客問言：「用作何等？」答言：「我持是至比丘尼寺中。」賈客即與。是比丘尼持至寺中便自服。過之後數日，賈客見施越比丘尼言：「善女？何以但索麻油，不索餘物？」比丘尼言：「何以說是？」答言：「有一比丘尼來言：『汝須胡麻油。』我即與之。」施越言：「善！若索餘物汝亦當與。」施越即往語彼比丘尼言：「汝是弊惡比丘尼、下賤比丘尼，汝得波羅夷。」彼比丘尼言：「何以爾？」施越言：「賈客不與，詐取他油。」彼比丘尼言：「我非不與取，我以汝名字故取。」即自生疑：「我將無得波羅夷耶？」是事白佛，佛知故問：「汝以何心取？」答言：「我以施越名字取。」佛言：「不得波羅夷，但故妄語，得波夜提。從今日不得詐稱他名取，若取犯罪。」

復有東方比丘尼，與波利比丘尼共一道行。時波利比丘尼在前遺失衣去，東方比丘尼在後得之。共會一處時，東方比丘尼唱言：「誰失是衣？我今地得。」波利比丘尼言：「汝取是衣耶？」答言：「我取。」波利言：「汝得波羅夷罪。」問言：「何故？」答言：「汝以盜心取故。」是比丘尼心疑：「我將無得波羅夷耶？」是事白佛，佛言：「無犯。」

有一居士近祇桓耕地放衣一面，時有比丘求糞掃衣，見是地衣四顧無人便取持去，耕人遙見語比丘言：「莫取我衣。」比丘不聞，耕人即往捉比丘言：「汝比丘法不與取耶？」比丘答言：「我謂糞掃無主故取。」耕人言：「此是我衣。」比丘言：「是汝衣者便自持去。」比丘心疑：「我將無得波羅夷耶？」是事白佛，佛知故問：「汝以何心取？」比丘言：「我謂無主故取。」佛言：「無犯！從今取衣當善籌量，此是他衣物，雖無人守，必自有主。」盜竟

## 十誦律卷第一