---
title: "雲臥紀譚 · 佛心才"
description: "雲臥紀譚由宋代高僧曉瑩錄撰，成書於南宋初期。該書屬佛教筆記體裁，主要記錄了作者雲遊期間的所見所聞，包括禪門軼事、高僧語錄及叢林規制等內容。全書反映了南宋佛教尤其是禪宗的發展狀況，具有重要的史料價值。作為佛教史傳文獻，它為研究宋代禪宗思想、僧團生活及社會互動提供了珍貴的一手資料，在佛教典籍中佔有獨特地位，是了解當時佛教生態的重要參考。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cmcwpd8mf1w9ejs041xfedvxb"
---

佛心禪師才公。始於受業院襲聲梵。應時俗。因如城置法器。遇一叟語之曰。汝自是法器。何用更佗覔。才忽猛省。即趨西禪法席。聞方丈海印隆禪師云。平生睡不落人前。起不落人後。遂竊慕焉。及見老宿達道者看經。至一毛頭獅子。百億毛頭一時現。才指問曰。一毛頭獅子作麼生得百億毛頭一時現。達曰。汝乍入叢林。豈可便理會許事。尋又問以。不在內．不在外．不在中間。此何理哉。達使其自看。才由是凡出入門。必跨定其限。默思。不在內．外．中間。却在那裏。其純誠若此。于時西禪眾逾萬指。才發心領淨頭職。一夕汛掃次。隆適夜參。至則遇結座。擲拄杖云。了即毛端吞巨海。始知大地一微塵。才豁然有省。及出閩。造豫章黃龍山。與死心禪師機不契。乃參靈源禪師。凡入室。出必揮淚自訟曰。此事我見得甚分明。只是臨機吐不出。若為奈何。靈源知其勤篤。告以。須是大徹。方得自在也。居無何。竊觀鄰案僧讀曹洞廣錄。至藥山採薪歸。有僧問。甚麼處來。山曰。討柴來。僧指山腰下刀曰。鳴剝剝是箇甚麼。山󳫠刀作斫勢。才忽欣然摑鄰案僧一掌。揭簾趨出寮門。衝口說偈曰。徹。徹。大海乾枯。虗空迸裂。四方八面絕遮欄。萬象森羅齊漏泄。才之生緣長谿縣。出世南嶽上封。歸閩。住東山．大乘．福清．靈石。後遷鼓山而示寂。其為人褊急。叢林蚤目之為才煎云。

> 佛心禅師・才公は、最初、得度した寺で梵唄を唱え、世俗に応じる役目を務めていた。ある時、城のような所で法具を整えていたところ、一人の老翁に出会って言われた。「お前は元々、法の器である。どうして他に求めることがあろうか」。才公はこの言葉に忽然と悟るところがあり、すぐに西禅の法席へ向かった。 方丈の海印隆禅師が、「平生、眠るときには人の後にならず、起きるときには人の後にならない」とおっしゃるのを聞いて、ひそかにこの言葉を慕った。その後、老宿の達道者が経を読んでいるのを見たとき、「一毛頭の獅子が、百億の毛頭に一時に現ずる」という文に出会った。才公は指さして尋ねた。「一毛頭の獅子が、どうして百億の毛頭に一時に現ずるのでしょうか」。達道者は言った。「お前はまだ叢林に入ったばかりではないか。そんなことをすぐに理解しようとするものではない」。続けて才公が、「内に在らず、外に在らず、中間に在らず――これはどういう道理でしょうか」と問うと、達道者は自分で工夫してみよと言った。それ以来、才公は門を出入りするたびに、必ず敷居の上に立ってじっと考え込んだ。「内にも外にも中間にもないのなら、いったいどこにあるのか」。その純真な誠実さはこのようなものであった。 当時、西禅の修行者は一万人を超えていた。才公は浄頭（掃除担当）の役を志願した。ある夜、掃除をしていると、ちょうど隆禅師が夜参を行っていた。行ってみると、すでに結座しようとしていた。隆禅師が柱杖を投げて言った。「了すれば、すなわち毛端に巨海を呑み、始めて知る、大地の一微塵なることを」。才公はこの言葉に豁然として悟るところがあった。 その後、福建を出て豫章の黄龍山に向かい、死心禅師と参じたが機縁が合わなかった。そこで霊源禅師を訪ねた。入室のたびに、出る時には必ず涙を流して自らを責めて言った。「この事柄はよく分かっているのですが、いざ機に臨むとどうしても言葉に出せません。どうしたらよいのでしょうか」。霊源禅師はその勤勉で篤実な様子を知って、「まさに大悟しなければならない。そうして初めて自在を得るのだ」と告げた。 しばらくして、隣の席の僧が『曹洞広録』を読んでいるのを何気なく見た。そこに薬山禅師が薪を取って帰り、僧が「どちらから来られましたか」と尋ねると、薬山が「薪を取ってきた」と答え、僧が薬山の腰に下げた刀を指して「音を立てているこれは何ですか」と言うと、薬山が刀を抜いて斬る真似をした、という話があった。才公はこの話を読んで、忽然と喜び、隣の僧の頬を一発打ち、簾を掲げて寮の外に飛び出した。そして口を衝いて偈を詠んだ。 「徹、徹、大海は乾き枯れ、 虚空は迸り裂ける。 四方八面、遮るもの絶えてなく、 万象森羅、みな漏れ顕わる」 才公は長谿県の生まれで、南嶽の上封寺で出世した。福建に帰り、東山・大乗・福清・霊石の諸寺に住した。後に鼓山に移って、そこで寂した。その性格は偏屈でせっかちであったので、叢林では早くから「才煎」と呼んだ。