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title: "法華傳記 · 17 無行比丘"
description: "法華傳記由唐代僧人僧詳編撰是一部重要的佛教史傳類著作該書匯集了諸多與法華經相關的靈驗感通故事及高僧大德的持誦事蹟生動反映了法華經在中國早期的傳播與信仰狀況全書內容豐富不僅記載了許多珍貴的歷史資料更展現了法華經作為大乘佛教重要經典其提倡的一佛乘思想和人人皆可成佛的理念對中國佛教各宗派尤其是天台宗的發展產生了深遠影響是研究法華經流傳史和中國佛教社會史不可或缺的重要文獻"
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### 無行比丘十七

> 無行比丘十七

昔外國有一比丘名無行。恒修法供養。所謂佛所說薩達磨芬陀利迦修多羅等。一切世間。難信難解。難受難見。能信能解。受持讀誦。以方便力。為諸眾生。分別解說。顯示分明。守護法藏。是名法之供養。能修此供養。時十方諸佛如星而見。異口同聲而說偈言。

> 昔々、外国に無行という名の僧がいました。 彼は常に法の供養を実践していました。それは、仏が説かれた『薩達磨芬陀利迦修多羅』（サッダルマ・プンダリーカ・スートラ、法華経）などの経典に関するものです。これらの教えは、この世のすべての人にとって、信じ難く、理解し難く、受け入れ難く、見ることが難しいものです。しかし、彼はそれらを信じ、理解し、受け入れ、読誦し、方便の力をもって、様々な人々のために、それぞれに分かりやすく説き、明らかに示し、教えの宝を守りました。これを法の供養といいます。 彼がこの供養を修行した時、十方の仏たちが星のように現れ、異口同音に次の偈を唱えました。

寶滿三千大千界 供養十方諸如來不如法華一句偈 受持讀誦得成佛假使遍滿大千界 斷一切善毛道生若聞法華一句偈 功德薰心速成佛

> 三千大千世界に宝を満たし、 十方のすべての如来に供養するよりも、 法華経の一句の偈（うた）を 受け持ち、読み、唱え、仏となるほうが勝れている。 たとえ大千世界に満ちるほど、 あらゆる善根を断つ毛道の生類であっても、 法華経の一句の偈を聞けば、 その功徳が心に薫じ、速やかに仏となる。

無行比丘。聞佛說偈。深入無生法忍。是為法供養益出覺禪師記。

> 無行比丘は、仏の説かれたこの偈を聞いて、深く無生法忍に入った。これを法の供養の功徳という。

上來已依西域傳記。此土賢聖見聞撰集。梗概而記。其中或有相傳無文。或見親聞自新錄之。雖恐本記虛實。意在勸後信矣。

> 以上は、西域の伝記やこの国の賢聖たちの見聞に基づいて編集し、おおまかに記したものである。その中には、文書として伝わらずに語り継がれてきたものや、直接見聞きして新たに書き留めたものもある。原本の内容に真偽があるかもしれないが、その意図は後の人々の信心を促すことにある。

已依舊記及口傳 現見親聞略撰集麁言細語歸中道 見聞俱證無生忍

> すでに古い記録や口伝に従い、実際に見聞きしたことをもとに、簡略に編集してまとめたものです。 粗い言葉も細やかな言葉も、すべて中道に帰し、見聞きしたすべてが無生法忍を証するものであります。

## 法華經傳記卷第十

> 法華経伝記 巻第十

唐僧祥公。不知其氏族。博聞達識之人。而記法華之應驗。誘愚昧之徒。殊載出傳譯等之科目。該括一化之始終。實維甚奇甚妙也。故盛行于世。為談者之資矣。然轉寫誤於豕亥𠝶有差脫。不可稱計。予甞披僧史傳并眾經錄等。忽覺此記傳之有本據。愈考愈質。輒命工鏤梓。學者幸勿疑惑焉。時

> 唐僧の祥公という方は、その出身については詳らかではありませんが、見聞が広く、深い見識を持つ方でした。そして『法華経』の霊験（不思議なはたらき）を記録し、無知な人々を導くために、特に翻訳や伝承などの項目を集めてまとめ上げ、お釈迦さま一代の教えの始まりから終わりまでを網羅しました。実にこれは非常に奇妙であり、また素晴らしいことです。そのため世に広く行われ、語り合う人々のよりどころとなっています。しかしながら、書き写しのうちに文字の誤り（「豕」を「亥」と書くような誤写）や、脱落・誤りが生じているものも数え切れないほどあります。私はかつて僧史の伝記や多くの経典の目録などを調べて、ふとこの記伝に確かな根拠があることに気づきました。調べれば調べるほど確かになり、すぐに職人に命じて版木に彫らせました。学ぶ人々は、どうか疑いを抱かれませんように。時に

慶長庚子載季春望日　洛陽　釋圓智誌

> 慶長庚子の年、季春望日。洛陽、釋圓智が記す。