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title: "釋迦氏譜 · 4 羅雲出家緣"
description: "唐代律宗高僧道宣律师所撰《釋迦氏譜》是研究佛陀生平的重要典籍。该书成书于唐初佛教鼎盛时期旨在系统梳理释迦牟尼的世系源流与生平事迹。内容涵盖佛陀族姓传承降生修道成佛弘法直至涅槃的完整谱录并涉及年代考据与教法流传。作为汉传佛教早期祖师所著的佛陀传记本书以严谨的史传笔法确立了佛陀世系的权威框架为后世研究佛陀生平提供了经典范本在佛教史学与传记文学领域具有开创性地位。"
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### 羅雲出家緣

> 羅雲出家の因縁

未曾有云。佛令目連往本城。問父母三叔并耶輸。令割愛放子。得聖道已當還度母。絕死生本並隨佛語。父母又勅豪族五十。各捨一子隨羅睺往。時年九歲。佛令阿難剃髮。并五十人一時出家。舍利弗為和上目連闍梨授十戒。因說扇提羅等。無行食施後受罪報。便欲捨道。重為說法心開意解。普曜云。佛還入宮。瞿夷携羅雲來稽首。時王臣懷疑。佛出家十二年何從出子。佛言。此吾之子。緣吾化生勿咎瞿夷。彌沙塞云。佛自將羅睺還。令舍利弗度。王聞懊惱國嗣永絕。請勅比丘勿輒度人。

> 未曾有経にはこうある。仏が目連に命じて故郷に遣わし、父母・三叔・耶輸に「愛執を断ち切って子を出家させよ。聖道を得た後には必ず母を救済するであろう。生死の根本を絶ち、すべて仏の教えに従え」と伝えさせた。父母はまた、豪族の五十人に命じて、各々一人の子を羅睺羅と共に旅立たせた。その時、羅睺羅は九歳であった。仏は阿難に命じて剃髪させ、五十人と共に一時に出家させた。舎利弗を和尚とし、目連を阿闍梨として十戒を授けた。そこで扇提羅などの話が説かれた。「無戒の者が食を施しても、後に罪報を受ける」と聞き、羅睺羅は道を捨てようと思った。しかし、再び説法を受けて心が開け、意味を悟った。 普曜経にはこうある。仏が還って宮中に入ると、瞿夷が羅睺羅を連れて来て頭を礼した。その時、王も臣下も疑いを抱いた。「仏が出家して十二年、どこから子が生まれたのか」と。仏は言われた。「これはわが子である。わが身が化生したものゆえ、瞿夷を責めてはならない」と。 弥沙塞律にはこうある。仏は自ら羅睺羅を連れ帰り、舎利弗に命じて出家させた。王はこれを聞いて国の後継ぎが絶えたことを嘆き、比丘たちに「みだりに人を出家させてはならない」と命じるよう請うた。

祐尋。律與經事緣碩反。良以對情不同。故兩存其說。又觀釋族為盛雲布赤澤。雖法俗誠異。而獲道斯同。難陀棄榮欲以從道。羅雲捨輪位而乃襲法。栴檀圍遶龍象成群。靡親靡疎隨應而度。調御之美於茲可見。

> 祐尋よ。律と経とは、その事の謂いが大きく異なる。そもそも、情に臨んでその対応が異なるから、二説が併存するのである。また、釈迦の一族の盛えんを見ると、雲が布くように、赤い沢のように広がっている。法と俗とは誠に異なるが、道を得ることは同じである。難陀は栄華や欲望を捨てて道に従い、羅雲は輪位を捨てて法を受け継いだ。栴檀の香りのように戒律に囲まれ、龍象の如き修行者が群れを成す。親しみも疎ましさもなく、機に応じて導く。調御の妙なることは、ここに見ることができる。