---
title: "大威力烏樞瑟摩明王經 · 第二"
description: "大威力烏樞瑟摩明王經，唐代天竺沙門阿質達霰譯。本經屬密教典籍，出自唐代密宗興盛時期，主要闡述大威力烏樞瑟摩明王的咒法、儀軌及護國除障之功用。經中強調此明王能降伏諸魔、消除災厄，為密教修行中的重要護法神。該經反映了唐代密教對明王信仰的推崇，在漢傳密教中具有重要地位，是研究唐密思想與實踐的關鍵文獻之一。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cmcwugm7v03ivle04shg5xb5g"
---

## 大威力烏樞瑟摩明王經卷中

> 大威力烏樞瑟摩明王經 中卷

北天竺三藏阿質達霰譯

> 北天竺三蔵阿質達霰訳

「若粳米和牛蘇，進火中十萬遍，生有相之子。若杉木脂和酥，進火中十萬遍，增七寶財。若以飲食香華供養像，像前地上畫人或王，行者形心上坐，誦十萬遍，彼并族貴敬。

> 粳米と牛酥を混ぜて、火の中に十万回捧げれば、相好を備えた子が生まれるでしょう。杉の脂と酥を混ぜて、火の中に十万回捧げれば、七宝の財が増えていきます。もし飲食や香華で像を供養し、像の前の地面に人の姿や王を描き、その心の上に修行者が座って十万回念誦すれば、その人も一族も貴く敬われるようになるでしょう。

「若白芥子、欝金華和，進迦赦若火中，日三時，時一千八，滿七日，王族貴敬。

> もし白芥子と鬱金華を混ぜ合わせ、それを火の中に投じるならば、それを1日3回、1回につき1080回行い、7日間満行すれば、王族や貴人から敬われ、尊ばれるであろう。

「若麼沙、末芥子油和，塐為囉形，從初夜割進鉢囉奢薪火中令盡，彼貴敬。

> もしこのようにするなら、からし油を混ぜて、羅刹の形を作り、初夜の間、鉢囉奢の薪火の中で焼き尽くしなさい。そうすれば、その人は尊ばれ、敬われるでしょう。

「若烏油麻、粳米和煮，又以烏麻油和，進火中，日三時，時一千八，滿七日，首陀貴敬。

> もしゴマ油ともち米を混ぜて煮て、さらにゴマ油を加えて火の中に供え、一日に三回、毎回千八回、七日間満たせば、シュードラ（最下層の民）からも敬われるようになる。

「若烏麻柤進火中一千八，迦那貴敬。

> 烏のごまを火の中に一千八回投げ入れなさい。そうすれば、尊い人々から敬いを得られるでしょう。

「若粳米粉成捨覩嚕，取脂俱吒枝為橛，加持一千八遍釘口，不能語。

> 粳米粉で作った捨睹嚕（シャドゥル）という像を用い、脂俱吒（シクタ）の枝を杭として、それに一千八回の呪文を加持して口に打ち込めば、その者は言葉を発することができなくなる。

「若寒林炭盡梵羅剎，誦一萬，令捨覩嚕麼羅寧。若解彼呪法者，以香華飲食供養像，像面向北，人對之，芥子、毒藥、血和，進味達迦多薪火中一千八，彼當失驗。

> もし寒林の炭が尽きるまで梵羅刹を一万回誦え。それにより、覩嚕麼羅寧を捨てさせよ。もしその呪法を解する者があれば、香や花、飲食をもって像を供養し、像は北を向き、人はそれに向かう。芥子、毒薬、血を混ぜ合わせ、それを味達迦多の薪の火の中に一千八回投じよ。その者は効験を失うであろう。

「復次羯磨壇，先對像面東念誦畢，便作此壇，於大河海側或大寒林中或高山上，如法摩地訖，准前畫院，開一門，正方八肘，當中畫大威力烏芻瑟麼明王。於右畫若稜多者哩嚀明王，怒形斜目。右於左畫阿吒吒僧伽明王。入門門右角內畫大自在天王并妃，又於門左角內畫那羅延天王，四臂皆執器杖。又於北方畫伽那，一角內金剛杵。西方赤索，一角阿跛邏攞龍王印畫一小階，階上畫一蛇頭，蒙出項以來，南方一口黑色劍。壇內諸尊並坐，以心密言加持灰，於壇外正方作梵界道，以飲食香華供養。凡入壇物，皆以心密言加持之。取雄黃以石研成粉，牛乳和為丸，五布阿說他葉於壇中，以藥丸置上。行者以忿怒形加持之，焰起，取一丸施與諸天，以一丸施與先成持明者，以一丸施給侍者，餘丸研塗額上、喉及心，成天明仙，身生瓔珞，其髮右旋婉轉紺色，異常貌，同諸天，壽一千歲。若煙生，王諸隱形仙。若熱，能令一切眾生喜見柔伏，供給財寶，壽年百歲。若三相不現，塗額，眾人貴敬。若以雌黃或牛黃代雄黃，亦得驗。

> 次に羯磨壇の作法についてお話しします。まず、像に向かい東側で念誦を終えた後、この壇を造ります。大きな河や海のほとり、あるいは大きな林の中、または高い山の上で、教えの通りに地面を整え、先ほどと同じように院を描き、門を一つ開けます。一辺が八肘の正方形です。 中央には大いなる威力を持つ烏芻瑟麼明王を描きます。その右側には若稜多者哩嚀明王を、怒りの形相で目を斜めに向けて描きます。その右側、つまり中央の左側には阿吒吒僧伽明王を描きます。 門を入って右側の角の内側には大自在天王とその妃を描きます。門の左側の角の内側には那羅延天王を描きます。彼は四本の腕で全て武器や法具を持っています。 北方には伽那を描き、その一角には金剛杵を置きます。西方には赤い索を描き、その一角には阿跛邏羅龍王の印を置きます。小さな階段を描き、その上に蛇の頭を描いて、項から首を出している形にします。南方には一本の黒い剣を描きます。 壇の中の全ての尊像は座った姿で表します。心密言で灰を加持し、壇の外側の正方形に梵界の道を作り、食べ物や香、花を供えます。壇に入れるものすべて、心密言で加持します。 雄黄を取り、石で粉にし、牛乳と混ぜて丸薬にします。阿説他樹の葉を五枚、壇の中央に敷き、その上に薬丸を置きます。 行者は忿怒の形相で加持します。炎が立ち上ったら、一丸を取り諸天に供え、一丸を先に成就した持明者に施し、一丸を給仕の者に与えます。残りの丸薬を粉にして額、喉、心臓に塗ると、天仙となり、身体に瓔珞が生じ、髪は右に巻き、美しい紺色となり、容貌は普通の人とは異なり、諸天のようになり、寿命は千歳となります。 もし煙が生じたなら、全ての隠形仙の王となります。もし熱が生じたなら、全ての衆生を喜ばせ、柔らかく従わせ、財宝を供給させ、寿命は百歳となります。もし三つの相が現れなければ、額に塗って、人々の尊敬と尊重を得ます。 もし雄黄の代わりに雌黄や牛黄を用いても、同じく効験があります。

「若黃丹和己身血，置淨髑髏中，安前壇上加持，焰起，取少塗額，王一切天仙，餘相准前。

> もし黄土丹（おうどたん）に自分の血を混ぜ、清らかな髑髏の中に入れ、前の壇上に安置して加持し、焔が立ち上ったならば、少々を取って額に塗ると、すべての天仙を統べることができる。他の相は前に準ずる。

「若沐浴衣。邏結差囉細曩緤熏香，壇中坐持明，身上焰或起煙、生熱等，功力准前。

> その身に沐浴し、衣服をまとい、香を焚きしめて壇の中央に坐して真言（マントラ）を唱えるならば、身の上に炎が起こり、あるいは煙が立ち、あるいは熱を帯びるなどといった現象が現れることがある。その効力は先に述べたのと同様である。

「若取紅蓮鬚、龍華鬚末之，酥蜜和之，金椀盛置壇中加持，焰起，藥成甘露，服之成自在天，身壽遠劫，不復飢渴；煙生，藏形；熱，總持不忘，壽千歲無病，一切眾生貴敬。

> もし紅蓮の花の雄しべや龍華の花の先を取って、酥や蜜と混ぜ合わせ、金の器に盛って壇の上に置き、加持すれば、炎が立ち上り、薬が甘露となる。これを飲めば自在天となり、身は長い劫の間生き続け、再び飢えや渇きに苦しむことはない。煙が生じれば、姿を隠すことができ、熱を持てば、陀羅尼を保ち忘れることなく、千年の寿命を得て病むことなく、すべての生きとし生けるものから敬い尊ばれる。

「若月蝕時立壇，赤銅椀盛羖羊乳加持之，焰起，服之，王一切天仙，壽如日月。焰不起，壽一百歲，得大勝。

> 月食の時に壇を設け、赤銅の椀に羖羊の乳を盛って加持する。もし炎が立ち上ったなら、それを飲めば、すべての天仙の王となり、寿命は日月のように長くなる。もし炎が立ち上らなければ、寿命は百歳となり、大いなる勝利を得る。

「若補沙鐵作三股叉，或佉馱囉木長十二指作，行者澡浴、遍體塗灰、禁語，加持叉三十萬。候月蝕以置壇中加持，焰起，持叉，身成大自在天王，面有三目，威力亦等；煙生之，王諸隱形仙；熱，有大威力。

> もし補沙鐵（金属の一種）で三叉の戟を作り、あるいは佉馱囉木（ある種の硬い木）で長さ十二指のものを作るなら、行者は沐浴し、全身に灰を塗り、言葉を慎んで沈黙し、その戟に三十万回の真言を加持する。月食の時を待って、これを壇の中に置いて加持し、焰が立ち上ったなら、その戟を手に取る。すると身体は大自在天王となり、顔には三つの目が現れ、その威力もまた同じくする。もし煙が生じたなら、諸々の見えざる仙人の王となる。もし熱を持ったならば、大いなる威力を有する存在となる。

「若補沙鐵作杵長十六指，以紫檀遍塗之。黑月八日或十四日，月蝕時立前壇，於道路取少淨草布中，置杵於草上，取黃牛酥一加持一澆杵上，滿一千八，諸鬼神及毘那夜迦并阿吒吒訶僧見，勿畏，結那拏印持明，彼皆退散。然執之加持，焰起，持之，得帝釋位，具足千目，王三十三天，阿脩羅眾皆來頂禮，納其女子，力伏魔王；煙生，王隱形仙；熱，壽百年，天龍順伏。若作三金輪，大寒林中立前壇，准前置輪，澆酥一千八，壇中右手執輪加持，焰起，成諸仙輪王，威力倍勝首羅及帝釋，神仙歸仰，命終生阿拏迦嚩典宮。若佉馱囉木作劍，以三金鍱裹三處，山頂布前壇，以右手持之加持之，加持令劍作青色，便住立其地。先布少淨灰，以劍頭當灰中拄之，一切隱身諸仙並現，作禮旋遶而去。取其灰少少分布與人，彼得灰者皆成天仙。

> もし補沙鐵（砂鉄）で杵を作り、長さが十六指（約三十センチ）になるようにし、紫檀で全体を塗る。黒月の八日または十四日、月食の時に前の壇を設け、道ばたから清らかな草を少量取ってその上に敷き、杵を草の上に置く。黄牛の酥（精製バター）を取り、一度真言を唱えては杵に注ぐことを千八回繰り返す。すると、あらゆる鬼神や毘那夜迦（障害を起こす神）、さらには阿吒吒訶僧までもが現れても、恐れてはならない。「那拏印」を結んで真言を唱えれば、彼らはみな退散する。そして杵を手に取り、真言を唱えれば、炎が立ち昇る。その杵を持つ者は帝釈天の位を得て、千の目を備え、三十三天の王となり、阿修羅の衆もみな來て頂礼し、その娘を差し出す。その力は魔王をも打ち負かす。煙が出るようなら、その者は姿を隠す仙人となる。熱を帯びるなら、寿命は百年となり、天竜もみな従い従う。もし三つの金輪を作り、大きな寒林（墓地）の中で前の壇を設け、前に輪を置いて、酥を千八回注ぎ、壇の中で右手で輪を持って真言を唱えれば、炎が立ち昇り、あらゆる仙人の輪王となる。威力はシヴァ神や帝釈天に倍して勝り、神仙もみな仰ぎ従う。命終われば、阿拏迦嚩典宮に生まれる。もし佉馱囉木（没薬の木）で剣を作り、三つの金の薄板で三か所を包み、山の頂上で前の壇を設け、右手でその剣を持って真言を唱え、剣を青色に変えれば、その場に立ち止まる。まず清らかな灰を少し敷き、剣の先でその灰の中を突くと、すべての隱身の仙人たちが現れ、禮拝し、繞ってから去っていく。その灰を少し取って人々に分け与えれば、その灰を得た者はみな天仙となる。

「若佉馱羅木作伽那，以赤色華鬘掛於伽那上，准前置執加持，焰起，成毘沙門天王大力夜叉之主，無量鬼神而為給侍，便往阿拏嚩典宮，壽一大劫。若素嚕二合但引戰曩末，以麼囉二合頷銘二合花及葉掌中和末，候乾和擣，津又泮滿一千遍和之又擣為末，以金椀盛之，又以金椀蓋之，准前澆酥滿千，乃置椀於掌中加持，焰起，末塗目中，飛騰自在，諸天圍遶給侍，壽遠劫。

> 「もし佉馱羅の木で伽那（祀りの像）を作り、赤い花の鬘をその伽那の上に掛け、前の手順に従って手に持って加持し、焰が起こったなら、毘沙門天王となり、大力夜叉の主となって、無量の鬼神が侍り仕える。そして阿拏嚩典の宮殿に行き、寿命は一劫に及ぶ。 もし素嚕但戦曩末（別の薬物）を用いるなら、麼囉頷銘の花と葉を掌中で混ぜて粉末にし、乾くのを待ってから、さらに搗いて混ぜ、津液を加えて満千遍こねる。それを再び粉末にして、金の椀に盛り、また金の椀で蓋をする。前のように酥（酥油）を満千遍注ぎかけ、そして椀を掌中に置いて加持する。焰が起こったならば、その粉末を目に塗ると、飛騰して自在になり、諸天が周りを囲んで給侍し、寿命は遠い劫に及ぶ。」

「復次阿毘遮嚕迦法。大寒林中立壇，以心密言加持己血一遍灑其地，候乾又灑清水，又以寒林灰塗之。寒林灰界壇院，三角三肘開北門，門外畫羅剎，髮上竪怒形，以人骨莊嚴之。右手掌一髑髏盛血，作向口飲勢，壇心晝娜拏印，焰起。三角各畫佉吒望伽及毘舍遮眾，以犬肉祀。羅剎、毘舍遮前置酒。行者裸形被髮，以頭中無名三指塗己血於額、兩肩、心、喉，大怒心左遶壇行一匝立，稱烏芻瑟麼名，更灑己血於壇，以華鬘遶壇院一匝。粳米飯和血置髑髏中，安壇中。人骨和髮為焚香。又一髑髏滿盛血，赤華鬘纏之。又以三髑髏壇前支纏華者煎之。行者蹲踞坐，持人脛骨攪血，仍咬牙嚙齒大怒形持密言。血中焰起，有無量聲喧空，必不損人，慎勿怖。其阿吒吒訶僧及諸鬼神身皆焰起，以種種惡形來現，云：『須何願？』隨意乞之。若國家有大陣敵或惡人毀除三寶，令繫之，皆大喪敗。

> また、阿毘遮嚕迦法についてお教えします。大寒林の中に壇を設けます。心の密言で自分の血を加持し、その血を一度その地に撒きます。乾いたら清水を撒き、さらに寒林の灰を塗ります。寒林の灰で壇の院を囲み、三角形で三肘の大きさにし、北に門を開けます。門の外には羅刹を描きます。髪を逆立てて怒りの形相をし、人骨で荘厳します。右手に髑髏を一つ持ち、血を盛り、口に飲もうとする勢いで描きます。壇の中心には娜拏印を描き、炎が立ち上る様にします。三角形の各角には佉吒望伽と毘舎遮の衆を描き、犬の肉をお供えします。羅刹と毘舎遮の前には酒を置きます。 行者は裸形で髪を振り乱し、頭の中央と無名指の三本の指で自分の血を取り、額、両肩、心臓、喉に塗ります。大いなる怒りの心で壇の周りを左回りに一周して立ち、烏芻瑟麼の名を唱えます。再び自分の血を壇に撒き、花鬘で壇の院を一周します。粳米の飯を血と混ぜて髑髏の中に入れ、壇の中に置きます。人骨と髪を合わせて焚香とします。もう一つの髑髏には血を満たし、赤い花鬘で巻きます。また三つの髑髏を壇の前に置き、花を巻いたものを煎じます。行者はしゃがんで座り、人の脛骨を持って血をかき混ぜ、歯を食いしばって怒りの形相で密言を唱えます。 血の中から炎が立ち上り、無量の声が空に響きます。しかし必ず人を害することはありません。決して恐れてはなりません。その阿吒吒訶僧や諸々の鬼神の身は皆炎を発し、様々な恐ろしい形を現して言います。「どんな願いを望むのか」と。そのまま思いのままに願いを乞うことができます。もし国家に大軍の敵があったり、悪人によって三宝が破壊されるようなことがあれば、これを結びつければ、皆大きな敗北を喫することになります。

「若不擇時日依前作三角壇，唯除華鬘纏髑髏并支者，以建吒迦唐言棘也薪作火壇，髑髏末、毒藥末和血，進火中一千八，捨覩嚕摩囉寧。

> もし時日を選ばずに、先のように三角壇を作るならば、ただ華鬘と髑髏の纏めと支柱を除き、建吒迦（唐の言葉で棘のこと）の薪をもって火壇を作り、髑髏の粉末と毒薬の粉末を血に混ぜて、火の中に一千八度投じれば、捨覩嚕摩囉寧を成就する。

「復次寒林衣應肘量者，寒林中或路上作壇，以血灑之，壇北布之，以己血畫之。髮上竪怒形，四臂，一手掌髑髏、第二手娜拏、第三手人頭、第四手杵，衣虎皮褌。黑月八日大寒林中布像，以黑飲食赤花供養。行者蹲踞坐，以灰畫捨覩嚕。血和芥子置一髑髏中。行者於捨覩嚕上蹲踞坐，以建吒迦薪棘也作火壇，進血芥子於中晝夜，非支麼囉寧。三夜作一家，七夜作七族，一月夜尾曬也。

> また、屍林の衣についてですが、その大きさは肘で測ります。屍林または道端に壇を築き、血を撒き、壇の北側に布を敷き、自分の血で絵を描きます。髪を逆立てて怒りの形相を現し、四本の腕を持ちます。第一の手は髑髏を、第二の手は杖を、第三の手は人間の頭を、第四の手は金剛杵を握ります。虎の皮の腰巻きを身に着けます。 黒月の八日、大きな屍林に像を安置し、黒い食べ物と赤い花を供養します。行者はしゃがんで座り、灰で敵の像を描きます。血と芥子を混ぜて髑髏の中に入れます。行者はその敵の像の上にしゃがんで座り、建吒迦の薪（いばらの木）で火壇を作り、その中に血と芥子を捧げます。昼も夜も「キンチャマラニン」と唱えます。三夜で一家を、七夜で七つの家族を、一ヶ月の夜にはヴィシャヤ（敵全体）を破壊します。

「若墓田或殯宮布之，蹲踞坐，進鹽和血於建吒迦火中一千八，摩囉寧。

> もし墓所や仮の安置所にこれを敷く場合は、うずくまって座り、塩と血を混ぜたものを建吒迦の火の中に一千八回投げ入れ、摩囉寧と唱えます。

「若布像，像前以灰或炭或稻糠灰畫彼形，心上坐，進血和灰於寒林殘薪火中晝夜，家摩囉寧惹七夜。

> もし人の形を描くならば、像の前に灰、または炭、または籾殻の灰でその形を描き、心の上に座らせ、血と灰を混ぜて、寒林の残り薪の火の中に昼夜、家摩囉寧惹を七夜の間、投じるのです。

「若寒林中布像，取其炭末和水作捨覩嚕。佉馱羅木橛長兩握塗血，於釘花仡哩娜，乃坐橛上持明一千八，日三時，滿三日，摩羅寧。

> 寒林の場所に布像を用意し、その灰を水に混ぜて捨睹嚕（シャドゥル）を作る。佉馱羅（カタラ）の木の杭を二握りの長さに切り、血を塗る。花の上に釘を打ち、その杭の上に座って真言を千八回唱える。それを一日三回、三日間続ければ、魔羅（マーラ）を調伏することができる。

「若行者內衣於血中披之，水立至臍，持明血乾，披亦然。

> 修行者が血の中で衣を着て、そのまま水の中に入ると、水はすぐに臍の高さまで達する。しかし、真言を唱えて血を乾かせば、水に入っても同じようにはならない。

「若寒林中布像，犬肉、芥子油和、進火中一千八、經十五日、摩囉寧。

> 寒林にて、布の像に犬肉と芥子油を混ぜ合わせ、火の中に一千八回投じて十五日間行えば、魔を調伏する。

「復次扇底迦壇。於淨室或河岸作，方四肘，准前壇樣圖之。當中畫金剛部母，右畫金剛拳明妃，左畫金剛鎖明妃。部母前一角內大威力烏芻瑟麼明王，一角內金剛手菩薩。四角內及壇心皆布阿樞迦葉，葉上各安一水瓶，以香花飲食供養。用鉢羅奢薪作火壇，進酥稱麼雞明滿一千八，又進牛乳，每遍稱烏芻瑟麼莎嚩訶一千八，官事散，病愈矣。

> 次に、扇底迦の壇について説きます。清らかな部屋、または川岸に、一辺が四肘の壇を作り、先ほどの壇の様式に従って図を描きます。壇の中央には金剛部母を描き、右には金剛拳明妃、左には金剛鎖明妃を描きます。部母の前方の一角には大威力の烏芻瑟麼明王、もう一方の角には金剛手菩薩を配置します。四隅と壇の中心には阿樞迦の葉を敷き、その葉の上にそれぞれ水瓶を一つ置き、香花や飲食を供養します。鉢羅奢の薪で火壇を作り、酥を投入して「麼雞」という真言を一千八回唱え、さらに牛乳を投入して、毎回「烏芻瑟麼莎嚩訶」と一千八回唱えます。これにより、訴訟事は解決し、病気は治癒します。

「若准前七日作，國內疫差。若壇前油麻油酪蜜酥和進前火中，日一千八，七日病差事散。

> もし前述の七日間の修行に従って行うならば、国内の疫病は治まるでしょう。また、壇の前で、ごま油、乳、蜂蜜、酥（バター）を混ぜ合わせ、これを火の中に投じ、毎日千八回供養すれば、七日で病は癒え、その災いも消え去るでしょう。

「若依前立壇布像，取像內牛乳中，出之又布，進牛酥於前薪火中一千八。瓶盛少香水加持七遍，將瓶就彼病人處以灑彼面，云：『願汝即差。』其瓶滿盛清水置壇中，持一千八，令浴之，差矣。若烏曇跛羅木作匙，先三誦三策酥，乃進阿說他薪火中。次一誦一進，稱彼病者名，一千八，差矣。

> もし先のように壇を設けて像を安置するならば、その像を取り出して牛乳の中に入れ、取り出して再び安置する。そして牛酥（バター）を前の薪の火の中に一千八回投入する。瓶に少量の香水を入れて七回真言を唱え、その瓶を病人のところへ持って行き、その水を彼の顔に振りかけて、こう唱える：「あなたはすぐに治りますように。」その瓶に清水を満たして壇の中に置き、一千八回真言を唱えて、それで沐浴させれば、治るであろう。もし優曇華の木で匙を作り、まず三回唱えながら三度酥を取り、それから阿説他（アショーカ）の木の薪の火の中に入れる。次に一回唱えるごとに一回入れ、その病人の名前を唱えながら、一千八回行えば、治るであろう。

「若加持粳米飯和乳與食，經七日差矣。

> もし粳米の飯に乳を混ぜて加持し、それを食べさせれば、七日経てば必ず治癒するであろう。

「若依前布壇像，截烏曇跛羅枝一內乳，進審銘薪火中一千八，經七日彼差。

> もし前述の壇の儀式に従い、烏曇跋羅（うどんばら）の枝を一本、乳の中に入れ、それを審銘の薪の火の中に投じること一千八回。七日を経れば、その病は癒えるであろう。

「若布像，取油麻油酥蜜酪和，進審銘薪火中，一日一千八，經七日摩囉寧。

> もし仏像を描いて、ごま油や酥・蜜・酪（ちず）を混ぜ合わせ、それを持って薪の火の中に投じ、一日に千八回、七日間続けて行うならば、摩囉寧（まらにょう）という災いを除くことができる。

「若進乳於審銘薪火中滿萬摩囉寧。

> もし、審銘という薪の火の中に乳を注ぐならば、たとえ一万の摩囉寧を満たしても、

「若內像於乳或酥布之，進乳審銘火中，又加持香水灑彼面，差。

> もし、その像の内側に乳や酥（バター）を塗り、その乳を火の中に入れてよく確認しながら、さらに真言を唱えた香水をその顔に振りかけるなら、悪いものは除かれるであろう。

「若酥煎美餅及酪蜜酥乳等供養像，以粳米飯和酪或酥乳蜜和，進阿說他火中，日三時，時一千八，滿七日致富。

> もし美味な酥油で煎った菓子や、酪・蜜・酥・乳などを像に供養し、粳米の飯を酪や酥乳、蜜と混ぜ合わせて、アシュヴァッタ樹の火の中に投じる。毎日三回、一度につき千八回、七日間満行すれば、富を得ることができる。

「若佛殿或神廟中，依前供養像，進龍腦香於穀木火中，日三時，時一百八，滿七日，七寶六畜增長。

> もし仏殿や神社の中であれば、従来どおり像を供養し、その際に龍脳香を穀木の火の中に入れ、毎日三回、一回につき百八回、七日間満たすならば、七宝や家畜は増え成長するでしょう。

「復次以白檀香木刻本尊長六指，行者頂戴水中立至項，盡日持密言，家內行疫鬼死。三日作，城內疫差鬼去。七日作，境內差鬼去。若以阿說他木與前壇像作座，以牛糞於路上作壇，安像供養。然牛酥燈，像面向西，行者面東坐草團上，捧白檀香水以奉請，密言加持七遍，迎本尊降入像中。惹底華一名蘇末那一內乳中，進火中晝夜，當莊內疫差。七夜作，國內差。

> さらに、白檀の香木で本尊の像を長さ六指（約十二センチ）に刻みます。行者はその像を頭上にいただき、水の中に首まで浸かって立ち、終日密言（真言）を唱え続けます。こうすることで、家の中の疫病の鬼は死に絶えます。 これを三日間行えば、城の内外で疫病が治まり、鬼は去っていきます。七日間行えば、領地全域から疫病が治まり、鬼は去ります。 もし阿説他木（アーシュヴァッタ樹）で、前に作った壇上の像の座を作り、牛糞を道に塗って壇を作り、その像を安置して供養します。そして牛の酥（バター）で灯明を灯します。像は西を向き、行者は東を向いて草の座の上に座り、白檀の香水を捧げて本尊を請じ、密言で七回加持し、本尊を像の中に迎え入れます。 惹底華（ジャーティ花、ジャスミン）を乳の中に入れ、それを昼夜炎の中に投じれば、荘（村）全体の疫病が治まります。これを七夜行えば、国中の疫病が治まります。

「復次以欝金畫本尊，行者受八戒持齋，頂戴像，設幡花燒香供養，引之右遶莊一匝，疫差。

> また、鬱金（うこん）で本尊を描き、行者は八戒を受けて斎（とき）を保ち、その像を頂（いただ）き、幡（はた）や花を飾り、香を焚いて供養し、その像を引いて右に繞（めぐ）らせて村を一周すれば、疫病は治まる。

「復次按俱咤木或阿說他木刻本尊，於四衢路以香花飲食供養。人髮并骨末之，進按俱咤火中，日三時，時一百八遍，當莊疫差。

> また、俱咤木（くたぼく）または阿説他木（あせたぼく）で本尊を刻み、四つ辻の道端で香や花、飲食を供養します。人の髪の毛と骨の粉を混ぜて、その俱咤火の中に投じます。これを一日に三回、毎回百八回ずつ行えば、流行病は必ず治まります。

「復次補沙宿直日唐云鬼宿，飲食香花供養。阿說他樹用取其北引根，牛五淨和少清水，持莖草揩洗之。或鬼宿直日市紫檀木，依前洗之。日日初摩一方壇，置木及所刻像刀斧等於中，以根本密言加持紫壇木，香水七遍洗之。行者八戒十善，壇西進酥於火中七遍，結根本及娜拏印，令匠於壇中速刻本尊，左手持杵、右執娜拏，怒形右視如立勢，如立根本印。行者在側持明勿絕。令白月畢，以檀香水浴之，以飲食香花供養，以彩色嚴之。像額間點赤或黃，至來月一日開目立壇，以飲食安悉香花供養三寶。其日於壇像前起首，持明十萬。乃候月蝕立壇布像，像面西，飲食紫檀香花供養之，燒安悉香、結娜拏印加持之。印焰起入行者頂，持明王有聲，見用。若或河側供養本像，作佛手一磔量佛手一磔今人之三磔，以二尺四寸准也，制帝十萬，誦密言三十萬遍。乃以黑月八日或十四日供養加持，焰起，為明王。

> 次に、補沙宿直日（唐の言葉で鬼宿という）には、飲食や香花で供養する。阿説他樹を用い、その北に伸びている根を取る。牛の五浄に少量の清水を加え、茎草を持ってこすり洗う。あるいは鬼宿直日に紫檀木を市で求め、先と同じように洗う。毎日初めに一方の壇を塗り、木や刻むべき像、刀や斧などをその中に置き、根本密言で紫檀木に加持し、香水で七回洗う。行者は八戒十善を保ち、壇の西で酥を火に七回投じ、根本印と娜拏印を結び、匠に壇の中で速やかに本尊を刻ませる。左手に杵を持ち、右手に娜拏を執り、怒りの形相で右を見据える立ち姿とし、根本印を立てるようにする。行者は側で明呪を唱え続け、絶やしてはならない。白月が終わるのを待って、檀香水で像を浴びせ、飲食・香花で供養し、彩色で飾る。像の額の間には赤または黄を点じる。来月の一日に開眼し、壇を立て、飲食・安悉香・香花で三宝を供養する。その日、壇の像の前で始め、明呪を十万回唱える。そして月食の時を待って壇を立て像を安置し、像の面を西に向ける。飲食・紫檀・香花で供養し、安悉香を焼き、娜拏印を結んで加持する。印に焔が起こり、行者のかしら頂に入る。持明王が声を発するのを見たら、用いることができる。あるいは河の辺りで本像を供養し、仏手の一磔の量（仏手の一磔は、今の人の三磔にあたり、二尺四寸を基準とする）の製帝を作り、十万回を唱え、密言を三十万回唱える。そして黒月の八日または十四日に供養・加持し、焔が起こったなら、これを明王とする。

「復次黑月八日，依儀供養，按俱咤樹取其根，本尊右手舒五指以掌拓心，左手持杵，左足踏毘那夜迦，右足踏娜拏，令娜拏一頭押毘那夜迦。取按俱咤花和芥子油，進按俱咤火中，晝夜令滿一萬遍，夜半作大聲現。候至午，佉馱羅木和芥子油中，進按俱咤火中一千八，滿七日，毘那夜迦死。若進乳於火中一千八，寂災。

> また、黒月の八日には、儀軌に従って供養し、阿摩羅樹（あまらじゅ）の根を取ります。本尊は右手の五指を伸ばして掌を心臓に当て、左手で金剛杵を持ち、左足で毘那夜迦（びなやか）を踏み、右足で娜拏（なだ）を踏みます。娜拏の一端を毘那夜迦に押し付けます。阿摩羅花と芥子油を取り、それを阿摩羅火の中に投じて、昼夜で満一万遍を唱えます。真夜中になると大きな音が現れます。正午を待ち、佉馱羅（かだら）の木と芥子油を合わせて、阿摩羅火の中に一千八回投じます。七日間満行すると、毘那夜迦は死にます。もし火の中に乳を一千八回投じれば、災いが静まります。

「若以蟻墳土作毘那夜迦形，應肘量。大寒林中立壇，置形於佉馱羅木長十指，和毒藥及血，進佉馱羅木火中，滿萬遍。夜半形作大聲，得其悉地。後作毘那夜迦法皆成就，不被惱亂。

> もし蟻塚の土をもって毘那夜迦（ビナヤカ）の像を作るならば、その大きさは肘（ひじ）の長さを単位とせよ。大寒林の中に壇を設け、その像を佉馱羅木（カダラの木）の長さ十指のものに置き、毒薬と血を混ぜて、佉馱羅木を火に投じ、満一萬回を修する。夜半になると、その像が大きな声を発する。そこにおいて、その悉地（成就）を得る。その後、毘那夜迦の法を修するならば、すべて成就し、惱まされることもない。

「復次於應肘量緤上畫大威力明王，左上手掌髑髏、下手竪頭指擬勢，右上手持那拏、下手執杵。像前畫一毘那夜迦䠒跪合掌，左足下踏一毘那夜迦。立壇布像，以赤花飲食紫檀香供養。取一內進苦練火，當乃諸惡鬼神以種種形見，作吒訶吒訶聲，慎勿懼。毘那夜迦啟言：『有何事喚我？』勿與語，得毘那夜迦悉地，後無畏難。若被毘那夜迦作障難者，像前誦一千八，難止。若水立至項，結娜拏印誦一千八，彼眾退散。

> また、肘の長さの布に大威力明王を描く。左上の手のひらには髑髏を持ち、下の手は頭の指を立てて威圧する形をとる。右上の手には那拏を持ち、下の手には杵を執る。像の前には一匹の毘那夜迦を描き、跪いて合掌させる。左足の下には別の毘那夜迦を踏む。壇を設けて像を安置し、赤い花、飲食、紫檀の香で供養する。苦練の木を一つ取り入れ火を起こすと、諸々の悪鬼神が様々な姿を現し、吒訶吒訶と声を発するが、決して恐れてはならない。毘那夜迦が「何の用で我を呼んだのか」と問いかけてきても、言葉を交わしてはならない。毘那夜迦の悉地を得れば、その後は畏れや難はない。もし毘那夜迦による障難を受けたならば、像の前で千八回誦えれば、その難は止む。もし水が首の高さまで達したなら、那拏の印を結んで千八回誦えれば、彼らは退散する。

「若取五穀及新菓并名香置一瓶中，滿盛清水，以菴羅葉塞口。牛糞摩壇，置瓶於中，加持一百八遍。若毘那夜迦為病、或遭鬼魅、或年十六已下人諸鬼神所中者，浴差。婦人過月不生，浴之即產。薄福之人浴之，罪滅致富。

> 「五穀や新しい果物、それに良い香りの香を一つ瓶に入れ、瓶いっぱいに清らかな水を満たし、口をアムラの葉で塞ぎます。牛の糞で壇を塗り、その中に瓶を置いて、真言を一百八回唱えます。もし毘那夜迦の病気にかかったり、鬼に取り憑かれたり、十六歳以下の子供が鬼神に憑かれた場合、この水で沐浴すれば治ります。また、月を過ぎても出産しない女性がこの水で沐浴すれば、すぐに安産します。福の薄い人でも、この水で沐浴すれば罪が滅され、富み栄えます。」

「若加持菖蒲根一千八，口含，訴訟得理。

> もし菖蒲の根を千八回加持し、口に含めば、訴訟に勝つことができるでしょう。

「若進阿鉢羅指多花火中，滿一萬，辟兵。若誦密言七遍，以頂上少髮作一結，辟兵。若童女合緤花作七結，繫臂，不為諸毒所中。

> もし阿鉢羅指多の花を火の中に投じ、満一万回行えば、兵難を避けることができる。もし密言を七回唱え、頭頂の少しの髪で一つの結び目を作れば、兵難を避けられる。もし童女が緤花を合わせて七つの結び目を作り、腕に結べば、あらゆる毒に侵されることはない。

「若鬼魅所中，加持水灑其面，結娜拏印持明，差矣。

> もし鬼や魔物に取り憑かれたなら、加持した水をその者の顔に振りかけ、ナーダ印を結んで真言を唱えれば、その災いは除かれるであろう。

「若治毒，加持清水灑彼面，差。或加持苦練葉七遍掃彼身，差。

> 毒を治すには、清水に念力を込めてその顔に吹きかけると治る。あるいは、苦練の葉に七回念力を込めてその体を払うと治る。

「若為諸龍所傷者，加持清水一百八，令服之，差。

> 龍に傷つけられた場合には、清水に一百八回の加持を施し、それを飲ませると治癒する。

「若惡瘡丁瘡，加持土七遍，和水塗之，差。

> 悪いできものや腫れ物には、土を七回お経を唱えて加持し、水と混ぜて塗れば、治ります。

「若遇怨敵，結娜拏印，明一百八，彼發善心相向。若止惡官，亦爾。

> もし怨みの敵に遭ったならば、ナンダ印を結び、一百八遍の明を唱えれば、その敵は善い心を起こして相対するであろう。もし悪い役人を止めようとするならば、同じようにせよ。

「若為人抵犯者，結娜拏印，彼不能語。

> もし人に責められ、罪に問われるようなことがあれば、ナンダ印（結娜拏印）を結べば、その者は言葉を発することができなくなるでしょう。

「若恆憶念此密言者，本尊隨逐，眾魔不近，止盜賊水火、辟五兵、延年。

> もし常にこの密言を心に念じるならば、本尊が身に寄り添い、あらゆる魔は近づくことができません。盗賊や水害・火災を防ぎ、武器や戦いの災いを遠ざけ、寿命を延ばすことができます。

「若欲食，先加持之七遍服之，辟眾毒。

> もし食べたいと思うなら、まず七回お唱えしてからお召し上がりなさい。そうすれば、すべての毒を避けられます。

「若人患心狂或為人厭令爾者，結娜拏印，彼耳邊誦七遍。

> もし、人が心を病んで狂ってしまったり、あるいは人に嫌われてしまうようなことがあれば、ナンダ印を結び、その人の耳元で七回唱えなさい。

「若療前狂病，以二瓦椀相合，結娜拏印，彼耳邊誦七遍，撲破其椀，差。

> もし以前からの狂気の病を治そうとするならば、二つの瓦の碗を合わせて、ナンダ印を結び、その病人の耳元で七回唱え、その碗を打ち破れば、治るであろう。

「若療痃癖，加持烏麻油七遍塗腹，差。

> 痃癖（けんぺき）の病を治すには、烏麻油（うまゆ）に七回お呪いを唱えてから、その油を腹に塗りなさい。そうすれば治ります。

「若加持淨水散於十方，一誦一結練線滿七，繫臂，自護護他。

> もし清らかな水を加持して十方にまき、一度唱えるごとに練った糸を結んで七回に満たし、その糸を腕に結ぶならば、自らを守り他をも守ることになるだろう。

「若自經穢，但誦之，解矣。

> もし自分が汚れていても、ただ読誦すれば、理解できるのです。

「若加持右大母指七遍，以其印額誦一遍，次右肩、次左肩、次心、次喉，成護身，辟師子虎狼及諸怖畏。

> 右の親指に七回、加持（お呪いをかけること）を行い、その印（手の形）のままで額に一度お呪いを唱えます。次に右肩、左肩、心臓、喉の順に唱えると、身を守る力が完成します。これによって、獅子や虎、狼などの猛獣や、あらゆる畏れや危難を避けることができるのです。

「若晨朝沐浴，以華供養本尊，誦一百八，辟兵災橫，見歡喜。

> 朝の沐浴を済ませ、花を本尊に供え、一〇八回の読経を行えば、兵難や災厄を避け、心に喜びが生じるでしょう。

「若有官事或怖畏，依前供養持明，止矣。

> もし官事（お役目）や恐れがあるならば、先のように供養し、真言を保ちなさい。それで済むのです。

「若國家大兵敵者，布像，內阿波末哩迦牛膝子酥蜜酪中，進阿波末哩迦薪火中，滿萬，敵退。

> 国家に大軍が攻め寄せたならば、その像をアパーマールガ（牛膝）の子を酥・蜜・酪（牛乳から作る三つの浄められた食品）に混ぜたものに浸し、そのアパーマールガの薪を火にくべて、満一万回まで続ければ、敵は退いていく。

「若療藥毒，牛糞作壇布像，截佉馱羅木二十一枚，加持七遍，點芥子油進火中。

> もし毒を癒やすならば、牛糞で壇を作り、像を安置し、佉馱羅木を二十一枚切り、七回呪文を唱え、芥子油をつけて火の中に投じる。

「若中鬼魅，加持一瓶清水，一百八，令浴，差。

> もし中に鬼魅（こび）があるなら、一瓶の清水に加持を施し、百八回、それで沐浴させれば、治るだろう。

「若被禁繫，持密言，枷鎖解脫。

> もしも捕らえられて繋がれているような時、この密言（みつごん）を唱えれば、枷（かせ）や鎖（くさり）は解け放たれるでしょう。

「若療癩，加持紫檀香一千八，塗之，差。

> もしらい病を治療するならば、紫檀の香りを一千八回の加持を施し、それを塗れば治癒する。

「若菖蒲根末和蜜，加持一千八，服之，療冷癥。

> 菖蒲の根の粉末を蜜と混ぜ、一千八回の真言を唱えて加持し、それを飲めば、冷えの病を治すことができる。

「若患瘧，加持恒山花一千八，令頂戴，差。

> マラリア（おか）を患ったならば、恒山の花を千八回、真言で加持し、頭に頂いて戴けば、治癒するであろう。

「若患癩癎或及惡風者，進萎花於佉馱羅木火中一千八，差。

> もし、癩病（らいびょう）や悪風（重い皮膚病）を患う者がいたならば、萎花（いか）を佉馱羅木（かだらぼく）の火の中に一千八回投じて焼き、その煙を浴びれば、その病は治るであろう。

「若令童子沐浴、塗紫檀香、衣以新衣瓔珞。牛糞塗壇，遍散赤花，令頭戴赤花鬘。加持赤花七遍，令捧而掩目，焚安悉香，結娜拏印加持，本尊降問事。

> 子供を沐浴させ、紫檀の香を塗り、新しい衣と瓔珞を着せます。牛糞を塗った壇を設け、その周りに赤い花をまき散らし、子供の頭には赤い花の髪飾りを付けさせます。赤い花を七回加持し、それを子供に捧げ持たせて目を覆わせ、安悉香を焚きながら、娜拏の印を結んで加持します。すると本尊が降臨して問いかけに応じてくださいます。

「若步多鬼中者，素囉娑藥和香燒，結娜拏印加持，彼被縛赦之，差。

> もし鬼神に取り憑かれた者がいるならば、素囉娑薬や和香を焚き、ナンダ印を結んで加持すれば、その者は縛めが解かれ、癒えるであろう。

「若芥子末塑彼形，割進火中，令形支，七日，摩囉寧。

> もし芥子の粉でその形を作り、それを火の中に入れて、その形を七日間、魔羅（まら）が衰えさせる。

「若寒林灰於髑髏上畫彼人，寒林柴火炙之，持明如火，七日內摩羅寧，諸術不解。

> もし寒林の灰をもって髑髏の上にその人の姿を描き、寒林の薪の火でそれ炙るならば、持明は火のようになり、七日間のうちに魔羅はやすらぎを得る。あらゆる術は解けない。

「若寒林炭和水塑彼形，或以其炭畫之，以釘釘口，加持二十一遍或一百八，不能語。

> もし寒林の炭を水に混ぜてその人の形を塑像し、あるいはその炭で絵を描き、釘で口を打ち、二十一遍または一百八回の真言を唱えれば、その人は言葉を発することができなくなります。

「若依前塑畫，口上燒苦練火，心上坐，毒藥、血、鹽、芥子和進火中一百八，同前。

> もし先のように塑像を描くならば、その口の上で苦しみの業火を焼き、心の上に座って、毒薬、血、塩、芥子を混ぜて火の中に納め、百八回、先ほどと同じように行う。

「若准前塑畫，頭上坐，心上燒火，摩羅寧。

> もし先ほどの像に従って形作るならば、頭の上に座り、心の上で火を燃やす。魔羅はどうして安らかでいられようか。

「若依前塑畫，釘心，脚上坐，澆水於釘上滿一百八，水病摩羅寧。若去釘，加持乳一百八與之浴，復。

> もし以前のように塑像を描き、心に釘を打ち、足の上に坐らせ、その釘の上に水を満たして一百八回注ぐならば、水の病（すいびょう）の魔羅（まら）は静まるであろう。もし釘を取り去り、乳に加持して一百八回与えて浴びせれば、再び元のようになるであろう。

「若加持素尾爛戰此藥青色似鐵生末一百八，塗目，見者貴敬。

> 素尾爛戦<note>この薬は青色で、鉄に似て生じる</note>の粉末を一百八回加持し、目に塗れば、見る人から貴ばれ敬われるようになる。

「若加持清水一百八洗面，謁王貴敬。

> もし清水に加持を施し、一百八回で顔を洗うならば、王や高貴な方々に謁見する際、敬われ尊重されるであろう。

「若加持清水一百八洗面，訴訟得理。

> もし清らかな水を一百八回まじないをかけて顔を洗えば、訴訟は道理を得て勝つことができるでしょう。

「若蛇皮進苦練根火中，或佉馱囉木火中，日三時亦一千八，滿七日，摩囉寧。

> 蛇の皮を苦練根という木の火の中に入れ、または佉馱囉という木の火の中に入れて、毎日三回、一千八回ずつ、満七日間行うことで、魔を退ける力が得られます。

「若於淨室或四衢路中或寒林中，日午截鵶翅進摩訶迦羅火中一千八，如鵶飛。

> 清らかな部屋、あるいは四つ辻の道中、あるいは林の中の寒い場所で、正午に鴉の翼を切って、摩訶迦羅の火の中に一千八度投じれば、鴉が飛ぶように（速やかに効果が現れる）。

「若進乳於火中一千八，復。

> 乳を火の中に千八十回注ぎ入れるならば、再び。

「若離合，三日絕食，午時進蛇肋骨於迦赦惹火中，一千八，滿七日。

> もし離合すれば、三日間断食し、正午に蛇の肋骨を迦赦惹の火の中に投じること、一千八回。七日間満ちれば、成就する。

「若已血、毒藥，夜半進寒林薪火中一千八，經七夜，摩囉寧。

> もしすでに血や毒薬を用いたなら、真夜中に寒林の薪火の中に一千八回投げ入れ、七夜を経れば、魔羅は鎮まるであろう。

「若誦部母密言，進酥火中一千八。又誦根本密言，進牛乳於火中一千八。

> もし「部母」の密言（呪文）を唱えながら、酥（バター）を火の中に一千八回供養しなさい。また、根本の密言を唱えながら、牛乳を火の中に一千八回供養しなさい。

「若先三日不食，大自在天王廟中有名相處布像，先廣設供養，便眠，夢本尊告諸某處有伏藏，可取之。

> もし三日間、先に食事を絶つならば、大自在天王の廟の中にある<note>名のある場所</note>に神像を安置し、まず広く供養を設けてから、眠るがよい。すると夢の中で本尊が告げて、「某所に埋蔵された宝がある、それを取りなさい」と言うであろう。

「若黑月八日夜半，淨室或寒林中，血和毒藥，一內摩咄囉子，進摩咄囉火中一千八，滿七夜，烏嗟娜曩。若進酥於火中一千八，復。

> 黒月の八日の夜半、清められた部屋、あるいは寒林の中で、血と毒薬を混ぜ、一つの摩咄囉子を摩咄囉火の中に千八回投じ、七日間満たすと、烏嗟娜曩となる。また、酥を火の中に千八回投じると、再びそうなる。

「復次像前先誦十萬遍，三日勿食，第四日二時入水中立至喉，結娜拏印、或打車棒印、或杵印、或羂索印、或劍印，持明王至夜半，出於岸側，以莽度迦薪唐云甘草充火壇，先以莽度迦木刻其印，一內木印於酥蜜中燒之，至止後以印印山山碎、印海海竭。

> また、佛像の前でまず十万回の真言を唱えなさい。三日間は食事を取らず、四日目には、一日に二度、水の中に入って喉の深さまで立ちなさい。ナラナの印、あるいは車棒の印、または杵の印、また羂索の印、剣の印を結び、明王を保ちながら夜半まで過ごしなさい。それから岸の側に出て、莽度迦の薪（唐の言葉で甘草という）を火壇に用いなさい。まず莽度迦の木で印を彫り、その木印を酥蜜の中に入れて焼き、その後にその印で山を押せば山は砕け、海を押せば海は枯れ果てるであろう。

「若蛇咬，印之，彼求哀赦之，瘥。

> もし蛇に噛まれたならば、この印を結んで蛇に慈悲を乞うと、その苦しみは治まる。

「若印人，彼被縛。

> もし印を押す人がいれば、その人は縛られる。

「若印枷鎖，即得解脫。

> もしも印と枷鎖を身につけるならば、ただちに解脱を得るであろう。

「若印毒藥，服之無苦。

> もしも毒薬を飲んでも、苦しまないように。

「若欲作一切法，以印助之，速驗。

> あらゆる法を行じたいと思うならば、印をもってこれを助けよ、すぐにその効験が現れるであろう。

「若惡人相向，作瞋心印之，彼吐血或失心。

> もし悪人があなたに向かってきたなら、怒りの心で印を結べば、その人は吐血したり、心を失ったりするでしょう。

「若患鬼魅及風癎，加持黃芥子七遍打面，差。

> もし鬼のたたりやてんかんにかかったなら、黄がらしの種を七回おまじないし、それを顔に打ちつければ、治る。

「若進虎爪火中七遍，不被虎傷。

> 虎の爪に火を七度かざせば、虎に傷つけられることはない。

「若加持苦練根一千八繫臂，無一切畏。

> もし苦行の行者が精進して一千八百回の修行を積み、それを腕に結びつけるならば、一切の恐怖から解放されるでしょう。

「若加持摩訶迦羅根一千八，置門頰上，一切鬼病不入。

> もし大黒天の根を一千八回加持し、門の両側に置くならば、あらゆる鬼の病気が入ってこない。

「若加持頂上少髮作一結，一切處無怖畏。

> 若頂上の少しの髪を加持して一つに結べば、あらゆる場所で怖れることがなくなる。

「若絕食一日，黑月八日或十四日，制底立壇，安像供養。於金剛部母前燒安悉香，誦一千八，便敷草根，吉凶具告。

> もし一日断食し、黒月の八日か十四日に、仏塔（制底）を建立し壇を設け、仏像を安置して供養するならば、金剛部母の前に安悉香を焚き、千八回の真言を誦える。その後、草の根を敷いて、吉凶をすべて告げられるであろう。

「復次止雨，以紫檀作壇，布像，香花飲食供養，持明，止矣。

> 次に、雨を止める方法についてお伝えします。紫檀（したん）の木で壇を設け、その上に仏像を安置し、香や花、飲食を捧げて供養し、真言（まことの言葉）を唱えれば、雨は止みます。

「若惡雨雪雷雹，結杵或娜拏印，持明，止矣。

> もし悪しき雨・雪・雷・雹が降ってきたならば、杵の印または娜拏の印を結び、明呪を唱えれば、それらは止むであろう。

「若祈雨，黑月十四日，大河側以蟻墳土塐龍，籠葉、芥子油和遍傅之。以足加龍首，結娜拏印加持之，盡日止雨足。

> 雨（あめ）を祈るなら、黒月（くろづき）の第十四日、大河（たいが）のそばで、蟻（あり）の塚（つか）の土で龍（りゅう）の像（ぞう）をつくる。その像に、葉（は）や芥子油（からしあぶら）をまぜて、くまなく塗（ぬ）る。足（あし）で龍（りゅう）の頭（あたま）を踏（ふ）み、ナンダ印（いん）を結（むす）んで加持（かじ）すれば、一日中（いちにちじゅう）雨足（あまあし）が止（と）まる。

「若以牛皮，白月五日寒林炭末和水傅皮，白上作龍，籠前一日三時，時一千八，進苦練葉於火中，經七日雨足。

> もし牛皮を取り、白月（はくがつ）の五日に、寒林（さとり）の炭の粉を水に混ぜて皮に塗り、その白い面に龍を描く。籠の前で一日に三回、毎回千八回、苦練（くれん）の葉を火の中にくべて供える。これを七日間続ければ、雨が十分に降るだろう。

「若前法不驗者，寒林中以其炭畫作四肘方壇，開南門。於中畫大威力明王，前畫三五頭龍，龍皆首北。次南畫一池，池中青蓮華。次池南又三五箇龍，龍亦首北。四角內各畫一池，池內青蓮華并三兩箇。龍門內畫一龍，七首首北。以毒藥末和血，內緤花子於中，進火中滿一千八，諸龍以蛇形而現，宛轉于地，語令急下雨。加持水七遍灑龍，赦去，雨足。

> もしも前の方法で効果が得られない場合は、寒林の中でその灰を使って四肘（しちゅう）の大きさの方形の壇を描き、南向きの門を設けます。その中に大威力明王を描き、その前に三五頭の龍を描きます。龍は全て頭を北に向けます。その南に池を一つ描き、池の中に青蓮華を描きます。さらに池の南にまた三五頭の龍を描き、龍はすべて頭を北に向けます。四隅の内側にはそれぞれ池を一つずつ描き、池の中には青蓮華を描き、さらに数本の花を添えます。門の内側には一匹の龍を描き、七つの頭を持ち、すべて北を向いています。毒薬の粉末を血と混ぜ、その中に綿の花の種を入れて、火の中に投じること千八回行います。すると諸々の龍が蛇の姿で現れ、地面にのたうち回ります。その時に龍に向かって「早く雨を降らせよ」と命じます。そしてその水を七回加持して龍に振り掛け、赦して去らせれば、十分な雨が降ります。

「若誦金剛部母密言一千八，白月七日於制帝布根本像，以飲食香花供養，芥子和酥進火中一千八，罪障清淨。

> もし金剛部母の密言（みつごん）を千八回唱え、白月（しろつき）の七日間に、制帝（せいてい）に根本の像を安置し、飲食や香花で供養し、芥子（けし）の実と酥（そ）を火の中に千八回投じて供えれば、罪障（ざいしょう）は清められる。

「若以穢處土和水成彼形，行者每小遺，其上一遺，加持一百八，滿七日，彼貧賤。若勃哩孕迦花、摩勒迦末及清水置瓶中，勃哩孕迦葉塞口，加持一千八今浴，復。

> もし汚れた土を水と混ぜてその形を作り、修行者が小便のたびにその上に一度かけ、百八回の真言を授け、七日間満たせば、その者は貧しくなる。もし布理孕迦の花、摩勒迦の末を清水と共に瓶に入れ、布理孕迦の葉で口を塞ぎ、千八回の真言を授けてから沐浴させれば、さらに効果がある。

「若加持花或菓一千八贈人，貴敬。

> もし花や果物に加持を施し、千八つを人に贈れば、その人は貴く敬われる存在となるでしょう。

「復次應肘量緤畫夜叉女，勿用膠，美白淨色，瓔珞鐺釧天衣嚴飾，右手施願、左手執阿樞迦葉。布此像於阿樞迦樹下，面北立壇，以惹底花或勃哩孕迦花并飲食供養，心密言加持香燒之。行者面南，草團或花葉上坐，加持阿樞迦花一遍擲像上，滿七日。以第七日夜半，於像前一內阿樞迦花酥蜜酪中，進阿樞火中一千八，現，獻紫檀閼伽，如願母打額，姊妹打喉，婁打心。

> また、応肘量で夜叉女を描くべし。膠を用いることなく、美しく清らかな色とし、瓔珞・鐺・釧・天衣で荘厳する。右手は施願の印、左手は阿枢迦の枝を執る。この像を阿枢迦の木の下に安置し、北に向かって壇を設け、惹底花（ジャーティ花）あるいは勃哩孕迦花（プリヤンガ花）と飲食を供養し、心密言（しんみつごん）を誦えて香をたく。行者は南に向かい、草の座あるいは花の葉の上に坐り、阿枢迦の花に加持を施して一返、像の上に投ずる。満七日行う。第七日の夜半に、像の前で阿枢迦の花を酥・蜜・酪（そ・みつ・らく）に浸し、阿枢迦の火中に一千八返投じて供養する。すると現前し、紫檀の閼伽（あか）を献じて、願いのままに成就する<note>母は額を打ち、姉妹は喉を打ち、婁は心を打つ</note>。

「若一日不食，黑月八日或十四日午時，寒林中芥子末成彼呪師所尊形，遍塗毒藥於刀子刃，加持一千八遍，稱彼尊名，因截形為兩段，彼失驗。

> もし一日だけでも食事を断ち、黒月（新月から満月へ向かう半月）の八日目または十四日目の正午に、寒林（墓地）の中で芥子の粉を、その呪い師が敬う尊い姿の形に作り、刃物の刃全体に毒薬を塗り、その尊い名前を唱えながら1080回加持（祈りを込めること）すれば、その形を二つに切断する。すると、その呪い師は力を失う。

「若准前成形，加持乳一千八，俗之如故。

> もし先の形に従い、乳に一千八回の加持を施せば、俗のまま変わることはない。

「若寒林中以生酥成彼尊形，加持五釘各一百八，稱彼尊名，於額及兩肩、喉、心各釘一釘，彼失驗。去釘，如故。

> もし寒林の中で、生酥（なまあぶら）でその尊像を作り、五本の釘にそれぞれ百八回の加持を施し、その尊名を唱えながら、額・両肩・喉・心臓に一本ずつ釘を打てば、その者は験力を失うだろう。釘を抜けば、元の通りに戻る。

「若瓦椀中以寒林炭畫彼形尊形，又以一瓦椀蓋之，取黑羊毛線纏椀，加持一千八遍，彼呪師身如被縛，失驗。

> もし瓦の椀の中に、寒林の炭でその尊形を描き、さらに別の瓦の椀で蓋をし、黒い羊毛の糸で椀を縛り、一千八回の加持を行うならば、その呪師の身は縛られたかのようになり、験力を失うであろう。

「若有諸呪師能為大神通者，寒林中寒林炭和毒藥末之，進其薪火中一千八遍，稱彼名，失驗。

> もし呪い師たちの中で、大いなる神通力を持つ者がいるならば、寒林の地の炭に毒薬の粉末を混ぜ合わせ、その薪の火の中に千八回投じつつ、その者の名を唱えれば、その呪力は失われるであろう。

「若誦金剛部母密言，進酥於火中一百八，稱彼名，如故。

> もし金剛部母の真言を唱え、さらに酥（蘇）を火の中に百八度投じ、その名を称えれば、もとのように（功徳を）得られるであろう。

「若先三日不食，寒林中或淨室或四衢中，紫檀香青木香末和水塐迦那，以寒林炭和毒藥，充火炙形加持一百八，相親彼。障患癩，依前加持水瓶令浴，差。

> もしも先に三日間、食事を断つならば、寒林の中、あるいは清らかな部屋、あるいは四つ辻の道において、紫檀の香や青木香の粉末を水に混ぜて「塐迦那」を作り、寒林の炭と毒薬を加えて、火に炙って形を作り、百八回の加持を行う。その人に親しく施すならば、その者は癩病の障害を除かれる。同じように先の方法で水瓶に加持して、その水で沐浴させれば、病は治る。

「若旗旛上寫密言，持之入陣，辟兵。

> もし旗やのぼりに秘密の呪文を書き、それを持って戦場に入れば、兵（武器や敵の攻撃）を退けることができる。

「若以樺皮寫密言，置髻中入陣，刀箭及身猶如散花，有何患也。

> もし樺の皮に密呪を書き、髪の上に置いて戦場に入れば、刀や矢が身に当たっても、まるで花が散るかのようであり、何の害もないでしょう。

「若紫礦末和水，一內勃羅得迦子於中，進竹火中一千八，諸呪師欽伏。

> 紫礦の粉末を水に混ぜ、その中に勃羅得迦の実を一つ入れ、竹の火の中に入れて一千八回行うと、すべての呪師が敬服する。

「若以人骨代勃羅得迦緤，准前行者，身安寧。

> もし人の骨を使ってブラフマー神の骨の代わりにするならば、前の方法に従って行えば、身体は安らかで穏やかになるでしょう。

「若紙或樹皮寫密言，頭戴，辟兵。

> もし紙か樹皮に密言（真言）を書き写し、それを頭に戴くならば、兵難（戦いの災い）を避けることができるでしょう。

「若加持土塊一百八，擲於水中然涉之，水性之屬不能傷人。

> もし土の塊を百八回加持して、それを水中に投じ、その水を渡るならば、水の中の生き物は人を傷つけることができない。

「若加持緤花線一百八，次誦一結，滿七，繫臂，路行辟劫盜。

> もし花の糸を一百八回加持し、次に一結びごとに唱え、七回満たしたならば、それを腕に結びつけると、旅の途中で盗賊や災難を避けることができるでしょう。

「若以木刻金剛杵一千八，先一日不食，進火中令盡，一切金剛部法成驗。

> もし木で彫った金剛杵を千八十本用意し、前日に食事を断って、火の中にすべて投じて燃やし尽くせば、あらゆる金剛部の法が成就するであろう。

「若霹靂木刻作三股杵，有大雪雷雹降，右手持杵，降山或他境，雪等移往其處。

> もし霹靂木（へきれきぼく）で三股の杵（こま）を彫り作り、大雪や雷、雹（ひょう）が降ってきたなら、右手にその杵を持ち、山や他の場所に向けて降らせれば、雪などはその場所へ移っていく。

「若以摩咄羅莖刻杵，立壇置中，人髮供養之。取一樹菓一千八顆，以其樹充薪，進菓令盡，炬瑟吒。

> もし摩咄羅の茎で刻んだ杵を用い、壇の中央に立て、人の髪を供養として捧げなさい。一本の木の果実を千八個取り、その木を薪として使い、果実をすべて焚き尽くしなさい。これが炬瑟吒である。

「若以猫糞代，進摩咄羅花於草麻火中一千八，去白佃風。

> もし猫の糞を代わりに用いるならば、麻の火の中に摩咄羅の花を一千八回供えれば、白癬（しらくも）の風症を除くことができる。

「若鹵土酪和置鎗，用摩娜那薪火煮之，去鎗，進粥於鎗，下火中一千八，留殘粥，後取少分和食，與之同前。

> もし塩分を含む土と酪（ヨーグルト）を鍋に入れ、マナナという薪の火で煮て、その鍋を取り去り、その中に粥を入れて、火の中に置いて千八回、残った粥を取って少量を食べ物に混ぜ、これを同じように与える。

## 大威力烏樞瑟摩明王經卷中

> 大威力烏樞瑟摩明王經 中卷