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title: "佛說立世阿毘曇論 · 2 第二黑繩地獄並大巷地獄"
description: "佛說立世阿毘曇論由真諦三藏於南朝陳代譯出，屬阿毘曇類論典。該論以佛教宇宙觀為核心，系統闡述世間與出世間的結構、眾生業力與輪迴關係，並詳釋世界成住壞空過程。其內容融合說一切有部思想，兼具經律論三藏特質，為研究早期佛教宇宙論與哲學體系的重要文獻。該論不僅助益修行者理解因果法則，亦為漢傳阿毘曇學發展奠定基礎，在佛教思想史與典籍傳承中具有承先啟後的地位。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cmcwz7lvo021jjl040a5bad27"
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### 第二黑繩地獄

> 第二大縄地獄

「復次地獄名為黑繩，一切皆鐵，晝夜燒燃火恒光炎，長多由旬廣亦如是。是中罪人，獄卒捉持撲令臥地，如㺗生樹，隨黑繩界斫以鐇斧，或為八角、或復六角、或復四稜。有諸罪人從其足跟乃至頸項，斤斧斬斫如蔗節長；復有罪人從項至足，斧斤細斷亦如蔗節。是地獄人受此殘戮，上上品苦難可堪忍，極堅極強最為痛惱，乃至惡業受用未盡求死不得。是何行業起此果報，令諸眾生於彼中生？昔在人中作如此業，隨世律制、隨世量決，自作教他如是重罰——如是多量斬斫其手、如是量者斬斫其脚，劓鼻刵耳亦復如是；如是多量割其背肉或割二髀，或五兩或十兩——由此業報，是諸眾生於中受生；復有種種諸惡不善業報於彼中生，復次有增上業感彼中生。彼中生已，受用種種惡不善業報。

> 「次に、黒縄という地獄がある。すべてが鉄でできており、昼も夜も燃え続け、火は常に光り輝いている。その長さは何由旬もあり、広さもまた同じである。この地獄の罪人たちは、獄卒に捕まえられて地面に押し倒され、生きた木を裂くように、黒縄の印に沿って斧で切り刻まれる。八角形に、あるいは六角形に、あるいは四角形に切られる者もいる。罪人たちの中には、かかとから首まで、サトウキビの節のように、斤や斧で切り刻まれる者もいる。また、首から足まで、細かく切り刻まれる者もいる。この地獄の者たちは、このような残忍な責め苦を受ける。それは最高度の苦しみで、耐えがたく、極めて強固で、最も苦痛である。悪業の報いが尽きるまで、死ぬことさえ許されない。どのような業がこのような結果を生み出し、衆生をそこに生まれさせるのか？昔、人の世でこのような行いをしたのだ。世間の法や決まりに従い、自ら行い、また他人に教えて、このような重い罰を与えたのだ。このような分量で手を切り、このような分量で足を切り、鼻を削ぎ、耳を切り取った。また、このような分量で背中の肉を切り、あるいは二つの腿を切り、五両や十両の肉を切り取った。この業の報いによって、これらの衆生はそこに生まれるのである。さらに、さまざまな悪しき不善の業の報いがそこに生じる。さらに、増上業がそこに生まれる原因となる。そこに生まれた後、さまざまな悪しき不善の業の報いを受けるのである。」

「彼中有時獄卒罵詈，怖畏受罪之人：『惡人起起莫動。』時無量罪人心大驚怖，一時竦倚猶如幡林。是時鐵衣鐵袈裟，火恒燒燃出大光炎，無數千萬赤鐵袈裟及赤鐵衣從空來下。時諸罪人作是叫喚：『是衣來！是衣來！』是衣至已，隨一一人各各纏裹，皮肉筋骨悉皆焦爛，焦爛盡已，鐵衣自去。是地獄人受此燒炙，上上品苦難可堪忍，極堅極強最為痛辣，乃至惡業受報未盡求死不得。是何行業受此果報，令諸眾生於彼中生？昔在人中，捉持鞭杖捶撻有命眾生，或以皮杖、或用萪藤、或復魚尾鞭枷眾生。復有出家破戒，受用國土衣服及與腰繩，以此業報於中受生。復次種種諸惡不善果報於彼中生。復次有增上業感彼中生。彼中生已，受用種種不善業報。有諸罪人獄卒剝皮，從足跟至頸則止，不令都離；又獄卒從頸項剝皮至足跟而止，亦不都離。復有罪人從頸剝皮至腰而止，或從腰剝皮至跟而止，令諸罪人身所帶皮，垂拕披曳皆至於地，自他踐履痛苦難當。譬如世人所著衣服，縱橫長短不能整齊，在其身皮亦復如是。此地獄人受自㓟剝，上上品苦難可堪忍，極堅極強最為痛辣，乃至惡業受報未盡求死不得。是何行業受此果報，令諸眾生於彼中生？昔在人中作如是業，有命眾生生剝其皮，令皮不脫猶著其身，似如衣服為戲樂等；復次昔在人中鞭撻眾生，或自作為他所教；復次出家破戒，受用國土衣服、臥具等，由此業報於彼受生；復有種種諸惡不善業報於彼中生，復次有增上業感彼中生。彼中生已，受用種種不善業報。

> その地獄の中には、時折、獄卒が罵りながら、苦しみを受ける罪人たちを恐れさせる。 「悪人よ、立ち上がれ、動くな。」 その時、無数の罪人の心は大きな恐怖に包まれ、一斉に震え上がり、あたかも旗が並ぶ林のようであった。 その時、鉄の衣と鉄の袈裟が、常に燃え盛る大いなる炎の光を放ちながら、無数千万の赤い鉄の袈裟や赤い鉄の衣となって、空から降り注いだ。 罪人たちは叫び声を上げた。「衣が来る！ 衣が来る！」 衣が届くと、一人ひとりに巻き付き、皮も肉も骨もすっかり焼け焦げてしまう。焼け焦げ尽くすと、鉄の衣は自然に去っていく。 この地獄の者たちは、この焼き焦がされる苦しみを受ける。最上級の苦しみは耐え難く、非常に強固で極めて激しく、最も痛ましいものである。悪業の報いを尽くし終えるまでは、死のうとしても死ぬことはできない。 どのような行いがこのような果報を生み、衆生をそこに生まれさせたのか。 かつて人間であった時に、鞭や杖を握り、命ある生き物を打ち叩いた者たち。あるいは皮の鞭を使い、あるいは萪（つる）を用い、またあるいは魚の尾のような形の鞭で衆生を打ち懲らしめた者たち。 また、出家して戒を破りながら、国の布施する衣服や腰縄を受けて用いた者たち。この業の報いにより、その地獄に生まれるのである。 さらに、さまざまな不善の業の果報が、そこに生まれる原因となる。 また、殊勝なまでの強い業が、そこに生まれることを感じさせる。 そこに生まれてからは、さまざまな不善の業の報いを受けるのである。 ある罪人たちは、獄卒に皮を剥がれる。かかとから首までで止められ、完全には剥がされない。また、獄卒は首からかかとまで皮を剥ぎ、それもまた完全には剥がさない。 またある罪人は、首から腰まで皮を剥がれて止められ、あるいは腰からかかとまで皮を剥がれて止められる。罪人たちの身体にまとわりつく皮は、垂れ下がって地面を引きずり、自分や他の者に踏まれて、その苦しみは耐えがたい。 ちょうど世の人が着る衣服が、縦横長短、整わないのと同じように、彼らの身体の皮もまたそうである。 この地獄の者たちは、この皮を剥がされる苦しみを受ける。最上級の苦しみは耐え難く、非常に強固で極めて激しく、最も痛ましいものである。悪業の報いを尽くし終えるまでは、死のうとしても死ぬことはできない。 どのような行いがこのような果報を生み、衆生をそこに生まれさせたのか。 昔、人間として次のような業を行った者たちがいる。命ある生き物の皮を生きたまま剥ぎ、その皮を身体から離さずに衣服のようにまとわせ、遊びや楽しみのためなどにした者たち。 また、昔、人間として生き物を鞭で打った者たち。自ら行い、あるいは他人に教えて行わせた者たち。 また、出家して戒を破りながら、国の布施する衣服や寝具などを受けて用いた者たち。この業の報いにより、そこに生まれるのである。 さらに、さまざまな不善の業の果報が、そこに生まれる原因となる。 また、殊勝なまでの強い業が、そこに生まれることを感じさせる。 そこに生まれてからは、さまざまな不善の業の報いを受けるのである。

「是地獄中極大黑暗，密烟充滿烟氣燥辣，裂皮破肉徹骨至髓。此烟毒觸遍身內外，獄卒驅逼令入烟中，然後方置。是諸罪人畏避此烟，周章馳走無數由旬，互蹋身皮更相困苦。是地獄人受此烟毒，上上品苦難可堪忍，極堅極強最為痛辣，乃至惡業受報未盡求死不得。是何行業受此果報，令諸眾生於彼中生？昔在人中作高密室以烟殺人，或作牢獄人以烟苦，或豪猪或鯪鯉、或獺或狐或狸或鼠、或猾、蜜蜂之屬皆在坎中，於其穴中作烟燻取，乃至蚊蚋以烟燻逐，以此業報於中受生；復有種種諸惡不善業報於彼中生，復次以增上業感彼中生。彼中生已，受用種種不善業報。

> この地獄は極めて暗黒で、立ちこめる煙は乾燥して熱く、皮膚を裂き、肉を破り、骨を貫き、髄にまで達します。この煙の毒は全身の内外に触れ、獄卒たちは罪人たちを追い立てて煙の中に入れ、それからようやくそこに置くのです。これらの罪人たちは、この煙を避けようとして、方々に慌てふためいて無数の由旬（ゆじゅん）を走り回り、互いに相手の皮膚を踏みつけ合い、苦しみ合います。この地獄の者たちはこの煙の毒を受け、最上級の苦しみに耐え難く、極めて強く、最も激しい痛みと辛さがあります。そして悪業の報いを受け終えるまで、死のうとしても死ぬことができません。 どのような業行（ごうぎょう）がこのような果報をもたらし、众生（しゅじょう）をそこに生まれ変わらせるのでしょうか。昔、人間であったときに、密室を作って煙で人を殺した者、あるいは牢獄を作って煙で人を苦しめた者、あるいはイノシシ、センザンコウ、カワウソ、キツネ、タヌキ、ネズミ、ハリネズミ、ミツバチといった生き物を穴の中で煙で燻（いぶ）して捕らえた者、さらには蚊やブユなどを煙で追い払った者、これらの業の報いによってその地獄に生まれます。また、その他にも様々な悪しき不善の業の報いが、そこに生まれさせる原因となります。さらに、強い業が特にその地獄に生まれる感応を引き起こします。そこに生まれた者は、様々な不善の業の報いを受けるのです。

「云何此獄名為黑繩？是中罪人隨黑繩界，斬斫困苦，故名黑繩。又復自性本名黑繩。」欲重宣此義，而說偈言：

> 問う、なぜこの地獄を黒縄というのか。ここでは罪人たちが黒い縄の境界に沿って切り刻まれ、苦しめられる。ゆえに黒縄と名づける。また、その本質そのものがもともと黒縄と呼ばれるのである。この意味を重ねて説き示すため、偈を述べる。

「黑繩中獄卒， 㺗罪人如樹，隨黑繩界道， 執持鐇斧斫。復次赤鐵衣， 晝夜恒燒熱，纏壓諸罪人， 血肉流及燥。剝足皮至頸， 從頸腰亦然，黑繩中罪人， 多無皮赤肉。可畏黑暗中， 毒煙悉充滿，獄卒逼驅入， 入已方捨置，馳走多由旬， 煙暗無所見，更互履身皮， 自他俱困苦。此中因及果， 如實佛自知，如是說黑繩， 惡人所住處。」

> 黒縄地獄では、獄卒が罪人たちを 木々のように裁断する。 黒縄が引かれた道に沿って、 鉞（まさかり）を手に振るい、打ち砕く。 また、赤く焼けた鉄の衣が 昼夜絶えず熱せられ、 罪人たちを巻きつけては押しつけ、 血肉が流れ、さらには乾き尽くす。 足の皮をはいで首に至らせ、 首から腰にかけても同じようにする。 黒縄地獄の罪人たちは、 ほとんど皮がなく、肉はむき出しで真っ赤だ。 恐ろしい暗闇の中は、 毒の煙で満ちている。 獄卒が無理やり追い込み、 入れ終わるとそのまま放置する。 多くの由旬を走り回っても、 煙と闇で何も見えない。 互いに自分の皮を踏み合い、 誰もが苦しみに苛まれる。 この地獄の原因と結果を、 如実に知るのは仏のみ。 こうして黒縄地獄は、 悪人が住まう場所と説かれた。

黑繩地獄品究竟。

> 黒縄地獄の章、ここに終わる。

### 大巷地獄

> 大巷地獄

「在更生、黑繩二獄中間，其有地獄名曰大巷，如大市巷。是中罪人，或時仰眠、或時覆眠、或置臼中，鐵杵舂擣。或有罪人，從脚至頸分分斬斫。或有罪人，褫皮布地，還割其肉以積皮上。復有罪人，下劍手斷，舉劍手生，以是因緣，積其手聚猶如山高。脚耳鼻頭，下劍即斷，舉劍還生，頭鼻等聚，亦如山高。乃至惡業受報未盡，求死不得。是何行業受此果報，令諸眾生於彼中生？昔在人中屠膾為業，殺羊猪牛鹿以自活命，或捕魚鳥、或辯決牢獄，或自為劫盜、或刑剪罪人，由此業報彼中受生；復有種種諸惡業於彼中生，復次有增上業感彼中生。彼中生已，受用種種不善業報。是地獄人，頭如象頭、身似人身；復有罪人，頭如馬頭、身如人身；復有罪人，頭如牛頭、身亦似人：如是等類，種種不同。

> 更生と黒縄、二つの地獄の間には、大巷と名付けられた地獄がある。まるで街の大きな市場通りのようだ。ここにいる罪人たちは、ある時は仰向けに、ある時はうつ伏せに横たわり、あるいは臼の中に入れられ、鉄の杵で搗き潰される者もいる。 また、ある罪人は足の先から首の先まで、寸分に断ち切られる者もいる。ある罪人は皮をはがれて地面に敷かれ、その皮の上にさらに自身の肉を切り積まれる。また、ある罪人は剣を下ろせば手が断ち切られ、剣を上げれば手が元通りになる。この因縁によって、積み重なった手の山はまるで高い山のようになる。足、耳、鼻、頭も同様で、剣を下ろせば即座に断ち切られ、剣を上げれば元通りになり、頭や鼻の山もまた山のように高く積まれる。悪業の報いが尽きるまで、死のうとしても死ぬことはできない。 どのような行いがこのような果報をもたらし、衆生をそこに生まれさせたのか？かつて人間の世界で、屠殺を業とし、羊、豚、牛、鹿を殺して生計を立てていた者。あるいは魚や鳥を捕らえていた者。裁判で判決を下していた者。自ら強盗を働いた者。罪人を刑罰で切り刻んだ者。そのような業の報いによって、そこに生まれるのである。さらに、様々な悪業によってもそこに生まれ、さらに強力な業によってもそこに生まれる。そこに生まれた者は、あらゆる不善の業報を受けることになる。 この地獄の者たちは、頭は象のようで体は人間のようである。また、頭は馬のようで体は人間のようである者もいる。また、頭は牛のようで体も人間のようである者もいる。このように、様々で一様ではない。

「是中獄卒取諸罪人駕以鐵車，晝夜燒燃恒有光炎，赤鐵為枙、赤鐵為繩。是中路地一切皆鐵，長多由旬，廣亦如是，是中獄卒執赤鐵錐驅蹙來去。受如此害，上上品苦難可堪忍，極堅極強最為痛辣，乃至惡業受用未盡求死不得。彼是何業受此果報，令諸眾生於此中生？昔在人中，或調象師、或調馬師、或復調牛諸騎乘師等，由此業報彼中受生；復次種種諸惡業報於彼中生，彼有增上業報感彼中生。彼中生已，受用種種不善果報。彼中復有眾生，頭作牛頭、身是人身，亦有鹿頭人身、復有猪頭人身：如是等類種種無數。獄卒眾多聚集圍遶，執持弓刀種種器仗斫刺罪人。受此殘害，上上品苦難可堪忍，極堅極強最為痛辣，乃至惡業受用未盡求死不得。是何行業受此果報，令諸眾生於彼中生？昔在人中持捉刀杖，田獵網捕有命眾生，多人圍遶或斫或刺、或殺或害，由此等業彼中受生；復次種種諸惡業報於彼中生，復有增上業報感彼中生。彼中生已，受用種種不善業報。

> \*\*鉄の牢獄（地獄）\*\* その地獄の中では、獄卒たちが罪人を捕らえ、鉄の車に乗せます。その車は昼夜燃え続け、常に炎が輝いています。轅（ながえ）は赤熱した鉄で、綱も赤熱した鉄でできています。道の一帯はすべて鉄で、その長さは数百キロメートル、幅も同様です。獄卒たちは赤熱した鉄の錐（きり）を持って罪人を追い立て、行ったり来たりさせます。このような苦しみを受け、最も厳しい苦しみは耐え難く、非常に強固で激しく、最も痛烈です。悪業の報いが尽きるまでは、死んでも死に切れません。 どのような業がこのような果報をもたらし、衆生をここに生まれさせるのでしょうか？ 昔、人の世で、象使いや馬使い、牛使い、あるいは乗り物の御者などであった者が、この業によってその地獄に生まれます。さらに、様々な悪業の報いによってそこに生まれ、増上業（特に強い業）によってそこに生まれ変わります。そこに生まれた者は、様々な不善の果報を受けます。 \*\*獣頭人身の地獄\*\* さらにその地獄には、牛の頭で人の身体を持つ者、鹿の頭で人の身体を持つ者、猪の頭で人の身体を持つ者など、無数の種類の衆生がいます。多数の獄卒が集まって周りを取り囲み、弓や刀など様々な武器を持って罪人を切り刻み刺し貫きます。このような害を受け、最も厳しい苦しみは耐え難く、非常に強固で激しく、最も痛烈です。悪業の報いが尽きるまでは、死んでも死に切れません。 どのような業がこのような果報をもたらし、衆生をそこに生まれさせるのでしょうか？ 昔、人の世で刀や杖を持ち、狩猟や網漁を行い、生きとし生けるものを捕らえ、大勢で取り囲んで切り刻んだり刺し殺したりした者が、この業によってその地獄に生まれます。さらに、様々な悪業の報いによってそこに生まれ、増上業によってそこに生まれ変わります。そこに生まれた者は、様々な不善の業の報いを受けます。

「彼中有樹名逆刺睒浮利，一切皆鐵，晝夜燒燃恒有光炎。樹高一由旬，刺長十六寸。彼中獄卒捉罪人臂，牽上刺樹而復牽下。若牽上時刺低向下，若牽下時刺仰向上。牽上下時，腹若著樹，皮肉即盡；若背著樹，皮肉亦盡。其腹皮肉還復更生，脇背皮肉盡生亦爾，由此事故，隨腹脇背牽上牽下。如是罪人受此殘害，上上品苦難可堪忍，極堅極強最為痛劇，乃至惡業受用未盡求死不得。昔行何業受此果報，令諸眾生於彼中生？昔在人中邪婬他婦，或有婦人欺背夫主，由此等業於彼中生，復次種種諸惡業報於彼中生，復有增上業報於彼中生。彼中生已，受用種種不善業報。

> そこの中には「逆刺しゃんふり」という名の木があり、全てが鉄でできていて、昼夜燃え続け、常に炎の光を放っています。木の高さは一由旬、刺の長さは十六寸です。そこでの獄卒は罪人の腕を掴み、この刺の木の上へ引き上げ、また引き下ろします。引き上げる時には刺は下を向き、引き下ろす時には刺は上を向きます。引き上げたり引き下ろしたりする時、腹が木に触れれば皮や肉は全て剥け落ち、背中が木に触れれば同様に皮や肉は全て剥け落ちます。しかし、腹の皮や肉は再び生え、脇や背中の皮や肉もまた同じように生え変わります。このような理由から、腹、脇、背中に従って引き上げたり引き下ろされたりするのです。このように罪人はこの凄まじい苦しみを受けます。最も甚大で耐え難い苦しみで、極めて強固で劇的な痛みであり、悪業の報いを受け尽くすまでは死を望んでも得られません。 かつてどのような業を積んだために、このような果報を受け、多くの者がそこに生まれるのでしょうか。昔、人間として他の者の妻と不道徳な交わりをした者、あるいは夫を欺いた妻などが、このような業によってそこに生まれます。さらに、様々な悪業の報いによってそこに生まれ、また殊更に重い業の報いによってそこに生まれます。そこに生まれた者は、様々な不善の業報を受けることになります。

「於彼獄中復有眾多赤鐵炭山，晝夜燒燃恒有光炎。是中獄卒捉罪人臂牽上牽下，隨腹著山，皮肉焦盡；若背著山皮肉亦盡。腹還復故，背脇皮肉盡生亦爾，由此事故，隨腹脇背牽上牽下。如是罪人受此殘害，上上品苦難可堪忍，極堅極強最為痛辣，乃至惡業受用未盡求死不得。昔行何業受此果報，令諸眾生於彼中生？昔在人中，取有命眾生擲置火中，或熱砂中或熱灰中，或擲不淨穢中，或以牛馬駕於車乘熱砂中行，由此等業彼中受生；復次種種諸惡業報於彼中生，復有增上業報感彼中生。彼中生已，受用種種不善業報。

> その地獄の中には、さらに多くの赤い鉄の炭山がある。昼夜焼け燃え、常に光と炎を放っている。そこでは、地獄の役人が罪人の腕を掴んで、引き上げたり引き下ろしたりする。腹を山に付ければ、皮や肉は焼け焦げて尽きる。背中を山に付けても、皮や肉は同じように尽きる。腹が再び元に戻れば、背中や脇の皮肉もまた生えてきて、同じ苦しみが繰り返される。こうした原因によって、腹や脇や背を山に付けられ、引き上げられたり下ろされたりする。このような罪人は、この残虐な扱いを受け、最も上等で激しい苦しみに耐え難く、極めて強固で最も痛烈である。悪業の報いを受け尽くさない限り、死を願っても叶わない。 かつてどのような業を行ったために、このような果報を受け、この場所に生まれることになったのか。かつて人間であった時、命ある生き物を捕まえて火の中に投げ入れたり、熱い砂の中や熱い灰の中に投げ入れたり、あるいは汚物の中に投げ入れたりした。また、牛や馬を車に繋いで熱い砂の上を走らせた。これらの業によって、彼らはその地獄に生まれるのである。さらに、様々な悪業の報いによってそこに生まれ、より重い業の報いに感応してそこに生まれる。そこに生まれてからは、様々な不善の業の報いを受けるのである。