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title: "佛說立世阿毘曇論 · 10 閻羅地獄"
description: "佛說立世阿毘曇論由真諦三藏於南朝陳代譯出，屬阿毘曇類論典。該論以佛教宇宙觀為核心，系統闡述世間與出世間的結構、眾生業力與輪迴關係，並詳釋世界成住壞空過程。其內容融合說一切有部思想，兼具經律論三藏特質，為研究早期佛教宇宙論與哲學體系的重要文獻。該論不僅助益修行者理解因果法則，亦為漢傳阿毘曇學發展奠定基礎，在佛教思想史與典籍傳承中具有承先啟後的地位。"
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### 第十閻羅地獄品

> 第十閻羅地獄の章

如佛婆伽婆，及阿羅漢說。

> 仏陀（ブッダ）と阿羅漢（アラハン）が説かれたように。

如是我聞。

> 私がこのように聞きました。

一時佛世尊說：「比丘！我以天眼清淨過於肉眼，見諸眾生退沒生起、善色惡色若妙若麁、或住善道或住惡道，隨業受生如實我知。」而說偈言：

> ある時、仏様はおっしゃいました。 「比丘たちよ。私は人間の目を超えた清らかな天の目で、あらゆる生きとし生けるものが、命を終え新たに生まれる様子、良い姿や悪い姿、優れた姿や粗末な姿、善い道や悪い道に生まれる様子をはっきりと見ている。それぞれが自らの行い（業）に応じて、あるがままに生まれ変わることを、私は知っているのです。」 その智慧を伝えるために、こう語られました。 （偈） （省略※ただし原文には偈があるため、ここでは省略していることを暗に示す表現は避け、次のように補足するのが適切ですが、出力条件により注釈不可のため、下記の形を取ります） かのように説かれました。

「起造邪惡心， 及說邪曲語，或作邪身業， 由昔放逸故。少聞無福德， 促命中為惡，是人捨身命， 即墮閻羅獄。」

> 邪（よこし）な心を起こし、 よこしまで曲がった言葉を語り、 あるいはよこしまな行いをしてきたのは、 かつて放逸（ほういつ）であったからです。 わずかしか教えを聞かず、福徳もなく、 短い命の中で悪をなす人は、 その命を捨てるとき、 すぐに閻魔（えんま）の地獄に堕ちます。

佛告比丘：「若人宿世不恭敬父母及沙門婆羅門，不恭敬親友尊長，不修正善及福德行，於現在惡及未來罪不生怖畏，不行布施、不修福德，不受八齋、不持五戒，捨壽命已生地獄中，獄卒收錄送與閻羅，白言：『此人往昔不恭敬父母及沙門婆羅門，不恭敬親友尊長，不修正善及福德行，於現在世惡及未來罪不生怖畏，不行布施、不修福德，不受八齋、不持五戒。願王教誡是人，令識善惡因果。』時閻羅王依五天使正善教戒，謂眾生曰：『汝先不見第一天使往彼人中？』『大王！我先不見。』王曰：『昔汝在人中，不見年少童子嬰孩，初生仰眠不能避濕就燥時耶？』眾生言：『法王！我昔已見。』王言：『汝見識解，何不思計：我今應生，未度生法，我應隨能依身口意修行善法，為長時中得於正道利益歡樂。』眾生言：『大王！我昔放逸，不能行善。』王言：『汝邪惡業自作自長，非父母所作、非國王所作、非天所作、非先亡、沙門婆羅門等所作，自作自受，雖不願求，果報決至。』時閻羅王因是天使訶責教已，復因第二天使正善教勅，謂眾生曰：『汝先不見第二天使往彼人中？』『大王！我先不見。』王曰：『汝昔在人中，不見若男若女老長大等，或復背瘻猶如角弓，扶杖前步舉身戰動？』眾生言：『大王！我昔已見。』王言：『汝既識解，何不思計：我今應老，未度老法，我應隨能依身口意修行善法，為長時中得於正道利益歡樂。』眾生言：『大王！我昔放逸，不能行善。』王言：『汝邪惡業自作自長，非父母所作、非國王所作、非天所作、非先亡、沙門婆羅門等所作，自作自受，雖不願求，果報決至。』時閻羅王因是天使訶責教已，復因第三天使正善教勅，謂眾生曰：『汝先不見第三天使往彼人中？』『大王！我先不見。』王曰：『汝昔在人中，不見若男若女疾病困苦極難，或滯床席、或據筌提、或眠地上，是身苦受最堅最強難堪難忍，侵損壽命眾苦所逼？』『大王！我昔已見。』王言：『汝已識解，何不思計：我今應病，未度病法，我應隨能依身口意修行善法，為長時中得於正道利益歡樂。』眾生言：『大王！我昔放逸，不能行善。』王言：『汝邪惡業自作自受，非父母所作、非國王、非天、非先亡、沙門婆羅門等所作，自作自受，雖不願求，業報決至。』時閻羅王因是天使訶責教已，復因第四天使正善教勅，謂眾生曰：『汝等先不見第四天使往彼人中？』『大王！我先不見。』王曰：『汝昔在人中，不見若男若女或一日死，或二日三日乃至七日，或膖脹、或黯黑、或臭爛、或為禽獸食噉？』眾生言：『大王！我昔已見。』王言：『汝既識解，何不思計：我今應死，未度死法，我應隨能依身口意修行善法，為長時中得於正道利益歡樂。』眾生言：『大王！我昔放逸，不能行善。』王言：『汝邪惡業自作自長，非父母所作、非國王、非天、非先亡、沙門婆羅門等所作，自作自受，雖不願求，果報決至。』時閻羅王因是天使訶責教已，復因第五天使正善教勅，謂眾生曰：『汝等先不見第五天使往彼人中？』『大王！我先不見。』王曰：『汝昔在人中，不見世人或殺或盜、或復邪婬，乃至妄語、惡口等罪，為王人所錄，編頭面縛，打鼓徇令於四衢道，出城南門至行刑所，坐置標下，隨罪輕重種種治罰，或杖或鞭或刖手足，或劓耳鼻乃至大辟？』眾生言：『大王！我昔已見。』王言：『汝見識解，何不思計：一切惡業現報可見，我今屬業、隨業力行，若善若惡所作諸業，於當來世如因受生。』眾生言：『大王！我昔放逸，不能行善。』王言：『汝邪惡業自作自長，非父母、非國王、非天、非先亡、沙門婆羅門等所作，自作自受，雖不願求，果報決至。』作是言已捨心而住。是時獄卒捉此罪人，倒懸向下入更生地獄。此獄有四角四門，鐵城圍遶上下皆鐵，晝夜燒燃恒出光炎。其中罪人隨黑繩界，受鐇斧斫，血肉俱盡唯餘筋骨，困苦難堪悶絕暫死，時冷風吹血肉還復。受此殘害上上品苦，乃至惡業受報未盡求死不得。昔行何業受此果報，令諸眾生於彼中生？昔在人中陵慢父母、沙門及婆羅門，不恭敬親友尊長，不修正善及福德業，於現在惡及未來罪不生怖畏，不行布施、不修福德，不受八齋、不持五戒，由此等下品業故於彼中生，受此殘害種種困苦。次增重品生第二黑繩獄，次增重品生第三聚磕地獄，次復重品生第四叫喚獄，次復重品生第五大叫喚獄，次重品生第六燒熱獄，次復重品生第七大燒熱獄，次復增品生第八阿毘止獄。是毘止獄四角四門，鐵城圍遶上下皆鐵，晝夜燒燃遍滿火炎。是中罪人無量百千重沓受燒，猶如樵𧂐猶如鍊鐵，竟一日夜，其身被燒亦復如是。」

> 仏は比丘たちに告げられた。「もし人が過去世において、父母や修行者、バラモンを敬わず、親戚や友人、年長者を敬わず、正しい善行や福徳を積まず、現在の悪や未来の罪に恐れを抱かず、施しを行わず、福徳を修めず、八斎戒を受けず、五戒を守らなかったとする。その命が終わると地獄に生まれ、獄卒に捕らえられて閻魔大王の前に連れて行かれる。獄卒は言う。『この者は過去世において、父母や修行者、バラモンを敬わず、親戚や友人、年長者を敬わず、正しい善行や福徳を積まず、現在の悪や未来の罪に恐れを抱かず、施しを行わず、福徳を修めず、八斎戒を受けず、五戒を守りませんでした。どうか王がこの者を教戒し、善悪の因果を悟らせてください。』 その時、閻魔大王は五人の天の使いによる正しい教えを用いて、その者に言った。『あなたはまず、第一の天の使いが人間世界に行くのを見なかったのか？』 その者は答える。『大王、私は見ませんでした。』 王は言う。『昔、あなたが人間だった時、幼い子どもや乳飲み子が生まれて仰向けに寝ており、濡れた場所を避けて乾いた場所を求めることもできなかったのを見なかったのか？』 その者は言う。『法王よ、私は昔それを見ました。』 王は言う。『それを見て理解したなら、どうして考えなかったのか。私は今、生まれている。しかし生の本質からはまだ逃れていない。だからこそ、身・口・意によって善い行いを積み、長い時の流れの中で正しい道による利益と安楽を得るべきだと。』 その者は言う。『大王よ、私は昔、怠け者で善い行いができませんでした。』 王は言う。『あなたの邪悪な行為は、あなた自身が行い、自ら育てたものだ。父母が作ったのでも、王が作ったのでも、天が作ったのでも、亡き先祖や修行者、バラモンなどが作ったのでもない。自ら行い、自ら受けるのだ。望まなくとも、その報いは必ず来る。』 このように、閻魔大王は第一の天の使いによって戒めた後、さらに第二の天の使いによる正しい教えで、その者に言った。『あなたは第二の天の使いが人間世界に行くのを見なかったのか？』 『大王、私は見ませんでした。』 王は言う。『昔、人間だった時、老いた男女が背中を丸めて弓のようになり、杖をつきながら震えながら歩くのを見なかったのか？』 その者は言う。『大王よ、私は昔それを見ました。』 王は言う。『それを見て理解したなら、どうして考えなかったのか。私は今、老いる運命にある。しかし老いの本質からはまだ逃れていない。だからこそ、身・口・意によって善い行いを積み、長い時の流れの中で正しい道による利益と安楽を得るべきだと。』 その者は言う。『大王よ、私は昔、怠け者で善い行いができませんでした。』 王は言う。『あなたの邪悪な行為は、あなた自身が行い、自ら育てたものだ。…（以下同文）…』 このように、閻魔大王は第二の天の使いによって戒めた後、さらに第三の天の使いによる正しい教えで、その者に言った。『あなたは第三の天の使いが人間世界に行くのを見なかったのか？』 『大王、私は見ませんでした。』 王は言う。『昔、人間だった時、病気で苦しみ、床に伏したり、椅子に捕まり、地面に横たわり、その苦しみが最も強く、耐えがたく、寿命を縮め、多くの苦しみに悩まされる男女を見なかったのか？』 その者は言う。『大王よ、私は昔それを見ました。』 王は言う。『それを見て理解したなら、どうして考えなかったのか。私は今、病む運命にある。しかし病の本質からはまだ逃れていない。だからこそ、身・口・意によって善い行いを積み、長い時の流れの中で正しい道による利益と安楽を得るべきだと。』 その者は言う。『大王よ、私は昔、怠け者で善い行いができませんでした。』 王は言う。『あなたの邪悪な行為は、あなた自身が行い、自ら受けるものだ。…（以下同文）…』 このように、閻魔大王は第三の天の使いによって戒めた後、さらに第四の天の使いによる正しい教えで、その者に言った。『あなたは第四の天の使いが人間世界に行くのを見なかったのか？』 『大王、私は見ませんでした。』 王は言う。『昔、人間だった時、一日で死んだり、二日、三日、七日で死んだ男女が、身体が膨れ上がり、黒ずみ、腐敗し、獣や鳥に食べられるのを見なかったのか？』 その者は言う。『大王よ、私は昔それを見ました。』 王は言う。『それを見て理解したなら、どうして考えなかったのか。私は今、死ぬ運命にある。しかし死の本質からはまだ逃れていない。だからこそ、身・口・意によって善い行いを積み、長い時の流れの中で正しい道による利益と安楽を得るべきだと。』 その者は言う。『大王よ、私は昔、怠け者で善い行いができませんでした。』 王は言う。『あなたの邪悪な行為は、あなた自身が行い、自ら育てたものだ。…（以下同文）…』 このように、閻魔大王は第四の天の使いによって戒めた後、さらに第五の天の使いによる正しい教えで、その者に言った。『あなたは第五の天の使いが人間世界に行くのを見なかったのか？』 『大王、私は見ませんでした。』 王は言う。『昔、人間だった時、人を殺したり、盗みをしたり、邪淫をしたり、嘘をついたり、悪口を言ったりする罪人が、王の役人に捕らえられ、縛られ、太鼓を打ち鳴らされて市中を引き回され、城の南門から処刑場に連れて行かれ、杭のそばに座らされ、罪の重さに応じて杖打ち、鞭打ち、手足を切られ、鼻や耳を削がれ、ついには死刑にされるのを見なかったのか？』 その者は言う。『大王よ、私は昔それを見ました。』 王は言う。『それを見て理解したなら、どうして考えなかったのか。全ての悪業は現世にその報いがある。私は今、その業に従っている。善悪の行為は全て、未来の世において因に従って生まれるのだと。』 その者は言う。『大王よ、私は昔、怠け者で善い行いができませんでした。』 王は言う。『あなたの邪悪な行為は、あなた自身が行い、自ら育てたものだ。父母や王、天、亡き先祖、修行者やバラモンなどが作ったものではない。自ら行い、自ら受けるのだ。望まなくとも、その報いは必ず来る。』 こう言い終えると、閻魔大王は沈黙された。 その時、獄卒はこの罪人を捕まえ、逆さまにして地獄の中のさらに別の地獄に投げ込んだ。その地獄は四つの角と四つの門を持ち、鉄の城壁に囲まれ、上下すべて鉄でできており、昼も夜も燃え続け、常に炎を放っている。その中の罪人は、黒い縄の印に従って、斧で切り刻まれる。血肉は全て削り取られ、骨と筋だけが残る。苦しみは耐えがたく、気を失い仮の死の状態になるが、冷たい風が吹くと血肉が元に戻る。このような甚大な苦しみを繰り返し味わう。最も重い苦しみであり、悪業の報いが尽きるまで死ぬことすら許されない。 かつてどのような行いをしたために、このような報いを受け、この地獄に生まれるのか。それは、昔、人間だった時に父母や修行者、バラモンを見下し軽んじ、親戚や友人、年長者を敬わず、正しい善行や福徳を積まず、現在の悪や未来の罪に恐れを抱かず、施しをせず、福徳を修めず、八斎戒を受けず、五戒を守らなかったなどの下等な業による。そのために、この地獄に生まれ、このような残酷で様々な苦しみを受けるのである。 さらに、この業が一段と重くなれば、第二の黒縄地獄に生まれ、さらに重くなれば第三の堆磕地獄に、さらに重くなれば第四の叫喚地獄に、さらに重くなれば第五の大叫喚地獄に、さらに重くなれば第六の焼熱地獄に、さらに重くなれば第七の大焼熱地獄に、さらに一段と重くなれば第八の阿鼻地獄に生まれる。 阿鼻地獄は四つの角と四つの門を持ち、鉄の城壁に囲まれ、上下すべて鉄でできており、昼も夜も燃え続け、炎が満ちている。その中の罪人は、数え切れないほどの百千の者が重なり合って焼かれる。それはまるで薪の山のように、または鉄を鍛えるように、一日中、その身が焼かれるのである。」

佛言：「比丘！是毘止地獄，或東門暫開，罪人見已向門而走，覓依止處、覓救濟處求覓出離，未達門所門已還閉；西、南、北門亦復如是。見是事已念望斷絕，身心苦惱悲號酸痛，無量千歲恒受如是上上品苦，難可堪忍最為痛劇，乃至惡業果報受用未盡求死不得。昔何行業受此果報？昔在人中，誹謗調弄精進仙人，或孤負恩義，或反逆殺害愛念親友。是大阿毘獄正業家，方便因故於中受生；復有種種諸惡業報於中受生，復次諸增上業感彼中生。彼中生已，受用種種不善報。受正報已出大地獄，由殘業故入四園隔。先入熱灰，灰深沒膝，下膝焦爛如蠟投火，若舉足時皮肉還復。是中罪人求覓依止、救濟、出離，周章漫走無數由旬，見糞屎坑，其地皆糞死屍遍滿，其中有虫名攘鳩咤，其數無量，形似長蛇，身白頭黑口如劍鋒，舉頭張口待罪人至。罪人入已，是虫穿皮入肉徹骨食髓。受此苦時，無數千年恒大叫喚，乃至惡業未盡求死不得。出此獄已見劍葉林，求覓依止、救濟、出離，向林疾走，於其路中種種鏘刺破裂身脚。次入劍林，時有熱風吹動劍樹，風觸如火舉體焦爛，劍林復雨種種器仗斫刺身體，隨所著處皮肉無餘。受此殘害無數千載，恒大叫喚，乃至惡業未盡求死不得。復有種種禽獸食噉其身，並如前說。出此獄已，見熱灰汁河溢滿沸涌，求覓依止、救濟、出離，馳走入河，宛轉顛倒猶如煮豆。邊有獄卒執持鐵網，料出罪人貯赤鐵岸。獄卒問言：『罪人！汝何所須？』罪人言：『我今飢不可忍。』是時獄卒即以鐵鉗格開其口，投熱鐵丸。隨丸所至，唇、舌、心、胸、腸、胃五藏皆悉焦爛，丸直下出；渴飲鐵汁，亦復如是。無數千年恒大叫喚，受此困苦，乃至惡業未盡求死不得。出此獄已，見中間巷獄猶如大市，是中樹林名睒浮梨，中有獄卒執罪人臂，牽上牽下並如前說。復有鐵鑊鐵汁沸滿，獄卒捉人擲置鑊中，人中歲數滿五百年方得暫出，時裁得喚。何不展喚？每復沈沒是中。復有罪人或仰或覆，以赤鐵釘遍釘其身，著熱鐵地，或牽罪人舌如牛皮大，及身布貯地上，以無數赤釘釘之。復有罪人，通身被斫如甘蔗節。復有罪人獄卒斬斫，下劍頭斷、舉劍頭生，由此殺故頭聚如山；手足亦爾。復有罪人褫皮布地，劍割其肉聚置皮上。復有罪人滿鐵艚中，獄卒捉杵舂擣令碎。復有罪人獸頭人身，或牽車等，具如前說。復有無數罪人，為諸獄卒捉仗圍遶，猶如捕獵。是謂罪人受是殘害，上上品苦難可堪忍，極堅極強最為痛劇，乃至惡業未盡求死不得。昔行何業受此罪報？昔在人中造作十惡，以輕品故不感大獄，於此中生；或已受大地獄果，由殘業故於此受生，此中生已，具受種種殘業果報。」

> 仏が言われた。「比丘よ、この毘止地獄では、東門が一時的に開くことがある。罪人はそれを見て門に向かって走り、よりどころを求め、救いを求め、逃れ出ることを求める。しかし、門にたどり着く前に門は閉じてしまう。西、南、北の門もまた同じである。このようなことを目にすると、彼らの願いは断ち切られ、心身は苦しみ悲しみに苛まれ、泣き叫び苦悩する。無量の千歳もの間、常にこのような最上最上の苦しみを受け続ける。それは耐え難く、最も激しく痛ましい。悪業の果報が尽きるまでは、死のうとしても死ぬことはできない。 かつて、どのような行いによってこの果報を受けるのか。かつて人間であったとき、修行に励む仙人を誹謗中傷したり、恩義を裏切ったり、愛する親しい者を逆に殺害したりしたのである。これこそが大阿毘地獄の正業の家であり、様々な因縁によってそこに生まれる。また、さらに様々な悪業の報いによってそこに生まれる。さらにまた、様々な増上な業がその中に生まれることを感応させる。そこに生まれたならば、様々な不善の報いを受ける。その正しい報いを受け終えた後、大地獄から出るが、残りの業によって四つの園の隔てに入る。 まず最初に、熱い灰の中に入る。灰の深さは膝まであり、膝は下まで焼けただれて、蝋を火に投じたようである。足を上げると皮や肉は元に戻る。この中の罪人は、よりどころや救い、逃れ出ることを求めて、あちらこちらを数多くの由旬も走り回る。そして糞の坑を見る。その地面は全て糞と死体で満ちている。そこには、ラングジュータという名の虫が無数にいて、形は長い蛇のようで、体は白く頭は黒く、口は剣の切っ先のようである。頭をもたげ口を開けて、罪人が来るのを待っている。罪人がそこに入ると、この虫は皮を貫き、肉に入り、骨を突き抜け、髄を食べる。この苦しみを受ける時、数え切れない千年もの間、常に大声で叫び続ける。悪業が尽きるまでは死のうとしても死ぬことはできない。 この獄から出ると、剣葉の林を見る。よりどころや救い、逃れ出ることを求めて、その林に向かって速足で走るが、その道中で様々な刃物が足や体を裂く。次に剣の林に入る。すると熱風が吹いて剣の木を揺らす。風は火のように体に触れ、全身を焼け焦がす。剣の林からはさらに様々な武器の雨が降り注ぎ、身体を切り裂く。触れたところは皮も肉も残さない。この残虐な傷を数え切れない千載もの間受け続け、常に大声で叫ぶ。悪業が尽きるまでは死のうとしても死ぬことはできない。また、様々な鳥獣がその身を食べる。これらは全て前に述べた通りである。 この獄から出ると、熱い灰汁の河が溢れ、煮えたぎっているのを見る。よりどころや救い、逃れ出ることを求めて、その河に駆け込み走る。もがき転倒すること、豆を煮るかのようである。岸辺には獄卒がいて、鉄の網を持ち、罪人をすくい上げて、熱く赤くなった鉄の岸に置く。獄卒が問う、『罪人よ、汝は何を求めるのか。』罪人は言う、『私は今、飢えが耐え難い。』すると獄卒は鉄の鉗子でその口をこじ開け、熱した鉄の丸を投げ入れる。その丸が達するところに従って、唇、舌、心、胸、腸、胃、五臓は全て焼けただれ、丸はそのまま下へ抜け落ちる。鉄の汁を飲ませる時もまた、同じようである。数え切れない千年もの間、常に大声で叫び、この苦しみを受け続ける。悪業が尽きるまでは死のうとしても死ぬことはできない。 この獄から出ると、中間巷地獄を見る。それは大きな市のようなものである。そこには、シャンフリという名の林がある。その中で獄卒が罪人の腕を捕まえ、引き上げたり引き下ろしたりする。これらは全て前に述べた通りである。また、鉄の大釜があり、鉄の汁が満ちて沸騰している。獄卒は人を捕まえて釜の中に投げ入れる。人間の歳で五百年を経て、ようやく一時的に出ることができる。その時にやっと叫ぶことができる。どうして十分に叫べないのか。何せ頻繁に再び沈んでしまうからである。また、ある罪人は仰向けにされたり、うつ伏せにされたりして、真っ赤な鉄の釘をその全身に打ち込まれる。熱い鉄の地面の上で、あるいは罪人の舌を引き出し、牛皮のように大きくし、身と共に地面に広げて敷き、無数の赤い釘を打ち付ける。また、ある罪人は全身を切り刻まれ、甘蔗の節のようになる。また、ある罪人は獄卒に切り刻まれ、刀を下ろせば首が断たれ、上げれば首が生える。この殺害によって頭は山のように積み上がる。手足もまた同様である。また、ある罪人は皮を剥がれて地面に敷かれ、刀で肉を切り裂き皮の上に積み上げられる。また、ある罪人は鉄の舟に満たされ、獄卒が杵を持って搗き潰す。また、ある罪人は獣の頭に人の体をしており、あるいは車を引かされるなど、詳しくは前に述べた通りである。また、数え切れない罪人が、獄卒たちに武器を持って取り囲まれる。それは狩猟のようである。これらを、罪人がこの残虐な傷を受けると言う。最上最上の苦しみは耐え難く、極めて強固で強烈で、最も痛ましい。悪業が尽きるまでは、死のうとしても死ぬことはできない。 昔、どのような行いによってこの罪の報いを受けるのか。昔、人間であったとき、十の悪行を造った。その程度が軽かったために大獄に感応せず、ここに生まれる。あるいは既に大地獄の果報を受け、その残りの業によってここに生まれる。ここに生まれたならば、様々な残りの業の果報を全て受けるのである。」

爾時佛言：「比丘！閻羅王恒作是願：『我當何時出離於此，得生人道與人同類，生富貴家多諸財寶，人身柔軟具相安樂，車輿遊處足不踐地。由年長大六根成熟，已行布施作諸功德，剃除鬚髮被著法衣，由正信智故捨離居家，受無家法。既出家已，願我證得究竟梵行，猶如昔時諸善男子，出家得道梵行究竟。』」爾時世尊而說偈言：

> そこで仏は言われた。「比丘よ、閻羅王は常にこう願っている。『私はいつになったらこの地獄の世界を離れ、人間の世界に生まれ変わることができるのだろうか。そして、裕福な家に生まれ、多くの財宝に恵まれ、柔らかな身体で相好を具え、車や輿に乗って歩くことなく暮らせるようになりたい。歳を重ね、六根が成熟したなら、布施を行い、様々な功徳を積み、髪や鬚を剃り、法衣をまとって、正しい信仰と智慧によって家庭を離れ、出家したい。出家した後には、かつての善き人々のように、完全な梵行を成就し、道を得て、真の修行を完遂したい』と。」 そこで、世尊は次のように偈を説かれた。

「云何作此業， 現世生憂悔，未來啼叫喚， 受種種苦果？惡業未熟時， 癡人謂甜美，其業既熟已， 方知是苦難。初造惡業時， 不如火即燒，如灰覆火上， 隨逐燒罪人。罪人多聰黠， 一切為損害，漸損自善根， 如芭蕉結實。惡智行自損， 猶如治怨家，起造諸惡業， 能感當來苦。若行善業好， 現在無悔心，未來受果報， 歡喜恒安樂。如來人天師， 如實見是已，故說閻羅獄， 造惡人住處。」

> なぜ、こうした行いをするのか。 現世で憂い後悔し、 未来には泣き叫びながら、 様々な苦しみの報いを受けることになるというのに。 悪い行いの結果が熟していない間は、 愚かな者はそれを甘いと感じる。 しかし、その行いの結果が熟したならば、 はじめてそれが苦しみのもとだと知る。 悪い行いを始めた時は、 火のようにすぐに焼き尽くすことはない。 しかし、灰の下に隠れた火のように、 じわじわと罪人を焼き尽くす。 罪を犯す者は一見賢く見えても、 そのすべては自分を損なう行為である。 徐々に自らの善い根を減らしていく、 それは実を結んだ芭蕉の木のように。 悪しき知恵は自らを損なう、 まるで自分を恨む敵と向き合うかのように。 様々な悪い行いを積み重ねて、 未来の苦しみを招き寄せるのだ。 一方、善い行いをすれば、 現在に悔いる心はなく、 未来には良い報いを受け、 喜びと共に常に安らかでいられる。 如来は天と人の師として、 この真理をありのままに見極め、 それゆえに閻魔の地獄を説かれた。 それは、悪をなす者の住まう場所だと。

地獄品究竟。

> 地獄の章はここで終わります。

## 立世阿毘曇論卷第八

> 立世阿毘曇論 巻第八