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title: "大梵天王問佛決疑經 · 序品第一"
description: "大梵天王問佛決疑經是一部漢傳佛教經典，相傳由宋代僧人施護等譯出，但亦有疑為後世託名之作。經文以神話形式，記載大梵天王向佛陀獻上金色波羅花，佛陀拈花示眾，唯摩訶迦葉破顏微笑，從而開啟禪宗以心傳心、教外別傳的法脈。此經雖未被列入傳統大藏經，但其記述的拈花公案被禪宗奉為傳法源頭的關鍵依據，對中國禪宗思想與傳承譜系的建立具有深遠影響，是理解禪宗起源的重要文獻之一。"
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### 序品第一

> 序章

如是我聞：一時，佛在大靈鷲山，與大比丘八萬人俱，尊者□、尊者舍利弗、尊者摩訶目連、尊者摩訶迦葉而為上首；與菩薩眾八萬人俱，觀世音菩薩、阿逸陀菩薩、行願普賢菩薩、文殊師利菩薩而為上首；諸大梵王、釋提桓因、毗沙門王、大持國王，無量天眾俱；海龍王、夜叉王、阿修羅王，無量神眾俱；阿闍世王、波斯耨王、宰官波羅門，無量人眾俱；達多地獄、焰口餓鬼、金色師子、六牙象王，無量非人俱。各禮佛足，退坐一面。

> 私は以下のように聞きました。ある時、仏は大霊鷲山にいらっしゃいました。そこには大比丘八万人が共に集い、尊者の□尊者、舎利弗尊者、摩訶目連尊者、摩訶迦葉尊者を上座としていました。また、菩薩衆八万人が共に集い、観世音菩薩、阿逸陀菩薩、行願普賢菩薩、文殊師利菩薩を上座としていました。さらに、大梵王、釈提桓因、毘沙門王、大持国王など無量の天の衆生たち、海龍王、夜叉王、阿修羅王など無量の神々の衆生たち、阿闍世王、波斯耨王、宰官バラモンなど無量の人間たち、そして地獄の多くの者たち、焰口餓鬼、金色の獅子、六牙の象王など無量の非人間たちも共に集っていました。彼らは皆、仏の足に礼拝し、それぞれ退いて一方に座りました。

爾時，世尊從多寶佛入塔下，大眾圍繞，飛行東方百千里程，有一國土，名大七寶震旦。其國中央有一高山，名五寶臺，文殊師利常在說法，至於此山，告大眾言：昔於此國，觀世音菩薩化作三禪初梵王，化人間故，沒梵宮殿，下生王宮。大德龍身，說示天理，五行氣變，作吉凶法，地沒還天，作春天主。觀世音菩薩化作初禪二大梵王，化人間故，沒天宮殿，下生王宮。火德牛頭，說示地利，百藥醫毒，助人間氣，地沒還天，作夏天主。觀世音菩薩化作帝釋，化人間故，沒天宮，下生王宮。土德人質，說示人倫，心法大道，身法五倫，地沒還天，作土用主。是三王者，成強三才，說人性德，依俗說法，示第一義，皆是觀音大悲應化故。此國觀音有緣，末法世中，我法流布，餘佛緣滅，唯存觀音，化益永世。說是語已，三王出現，頂禮佛足，而白佛言：世尊！如今佛說如是。

> 時に、世尊は多宝仏と共に塔から下りられ、大衆に囲まれながら、東方へ百千里を飛行して、ある国に到着された。その国は大七宝震旦と名付けられ、中央には五宝台という高い山があった。文殊師利は常にそこで説法していたが、この山に至って、大衆に告げられた。 「昔、この国において、観世音菩薩は三禅の初梵王に化身し、人間を教化するために、梵天の宮殿を後にして、王宮に生まれ落ちた。その者は大徳の龍身を持ち、天の理を示し、五行の気の変化によって吉凶の法を説いた後、地に姿を消して天に還り、春の主となった。次に、観世音菩薩は初禅の二大梵王に化身し、同じく人間を教化するために、天の宮殿を後にして、王宮に生まれた。その者は火徳の牛頭を持ち、地の利を説き、百種の薬や毒の治療法を示して、人間の気を助けた後、地に消えて天に還り、夏の主となった。また、観世音菩薩は帝釈天に化身し、人間を教化するために、天を去って王宮に生まれた。その者は土徳の人質を持ち、人倫を説き、心の法としての大道と、身の法としての五倫を示した後、地に消えて天に還り、土用の主となった。 これらの三王は、見事に三才を成し、人間の性徳を説き、世俗に従って法を伝え、第一義を示した。これはすべて、観音の大悲による応化である。ゆえに、この国は観音と深い縁があり、末法の世にあっても、私の教えは流布し、他の仏の縁は尽きるが、ただ観音のみが永遠に教化の利益をもたらし続けるであろう。」 この言葉が終わると、三王が現れて、仏の足に礼拝し、申し上げた。「世尊よ、今、仏がお説きになった通りでございます。」

爾時，世尊從座而起，為三王及大眾等，亦行東方萬里海上，海中有國，名大日發；東西南北海中有國，是眷屬國。世尊至於此國海邊，告大眾言：往昔劫初，觀世音菩薩化作色界第十梵王，告初梵王：汝下空中欲界、天界，及下造、地造。觀世音菩薩化初梵王，奉其四禪大梵王勅，王及妃供下下空中，次第造天，下造大地，最後造斯國及眷屬。海中國山河草木，有一天女，名妙辨財，是亦觀世音菩薩，無量劫來，以女像作大福田，來為王女，即成日輪及月光輪，主四天下，眷屬無量，住此國中，或主或伴，是故其國觀音有緣。末法世中，我法流布，餘佛緣滅，唯存觀音，化益永世。說是語已，天女出現，頂禮佛足，而白佛言：世尊！如今佛說如是。

> 時に世尊は座を立ち、三人の王と大衆と共に、東方の万里の海の上を行かれた。その海の中に国があり、名を大日発という。東西南北の海の中にある国々は、皆この国の眷属である。世尊がこの国の海辺に至り、大衆に告げられた。 「昔、劫の初めに、観世音菩薩が色界の第十梵天の王に化身し、初めの梵天に告げた。『汝は空中の欲界と天界、さらに下界の造物や地の造物を造れ』と。観世音菩薩は初めの梵天に化現し、その第四禅の大梵天の勅命を奉じた。王と妃は共に下の空中に降り、順を追って天を造り、さらに下って大地を造り、最後にこの国とその眷属を造った。」 海の中の国々、山河、草木の中に、一人の天女がいる。名を妙辨財という。これもまた観世音菩薩であり、無量劫の間、女の姿をもって大いなる福田を作り、来たって王女となり、日輪と月輪を成し、四つの天下を統べた。眷属は無量で、この国に住み、ある者は主となり、ある者は伴となる。ゆえにこの国は観音と縁が深い。 末法の世に、私の教法は流布され、他の仏の縁は滅びるが、ただ観音だけが残り、教化の益は永く続く。」 この言葉を聞くと、天女が現れ、仏の足を頂いて言った。「世尊よ、今、仏がお説きになられた通りでございます。」

爾時，世尊從座而起，為天女及諸大眾等亦行東方，於其海中有諸國土，此國眾生質近畜生，雖我正法漸漸流布難有悟入，但作結緣為成佛緣。

> その時、世尊は座を立ち、天女や多くの人々とともに東方へと向かわれました。その海の中には様々な国々があり、その国の人々は畜生に近い性質を持っていました。私の正法が少しずつ広まっても、悟りを得ることは難しいでしょう。しかし、縁を結ぶことが、将来の成仏のきっかけとなるのです。

爾時，世尊為諸大眾還至本處靈鷲山頂，敷座而坐，告諸大眾：我不久當般涅槃。諸大眾意有欲問法，自恣為問。時諸大眾默然而坐，一切無聲。

> その時、世尊（お釈迦様）は大勢の人々と共に元の場所である霊鷲山（りょうじゅせん）の頂上に戻られ、座を整えてお座りになり、皆に告げられました。 「私はまもなく涅槃（ねはん）に入るでしょう。皆さんの中で、もし法（教え）について質問したいことがあれば、自由に問いなさい。」 しかし、その時、大勢の人々は皆、静かに座ったままで、一切の声は聞こえませんでした。

爾時，世尊非現神而示妙相，成就妙大方廣佛心真如蓮華，成就五百□□劫前受用法身，成就佛佛能盡究竟諸法實相，成就華嚴、阿含、方等、般若、一實及多寶佛成法妙法蓮華，證明真如大願，成就過去無量劫前入滅不滅成就寶塔，是法界塔常寂光土成就分座，是即理智自他法身，如是成就二躬世尊牟尼如來面座靈鷲華藏世界，多寶如來已還寶成就寂光世界，二土融通成就一土，是即開見凡夫心中元有佛心，凡夫成佛至大妙法，是即欲以此妙法藏而付後師摩訶迦葉所由相也。爾時，世尊不起法華妙道法座。

> その時、世尊は神通を用いずに妙なる相を示し、見事な大いなる方広の仏心・真如の蓮華を成就された。五百劫の昔から法身を受用してきたことを成就し、諸仏が諸法実相をことごとく究め尽くすことを成就し、華厳・阿含・方等・般若・一実、そして多宝仏が成就した妙法蓮華を成就された。真如の大願を証明し、過去無量劫の昔に入滅したにもかかわらず滅することなく宝塔を成就した。この宝塔は法界の塔であり、常寂光土において席を分かち合うことを成就したものである。すなわち、これが理と智、自と他の法身である。このようにして二身を成就された世尊・牟尼如来は、霊鷲山の華蔵世界に座し、多宝如来は既に宝を成就して寂光世界へ還った。しかし、二つの土は融け合い、一つの土となる。これは、凡夫の心の中に本来、仏心が具わっていることを開き示し、凡夫が仏となるための最も素晴らしい妙法である。すなわち、この妙法蔵を後の師である摩訶迦葉に付嘱しようとされた所以の相である。その時、世尊は法華の妙道の法座からお上がりにならなかった。