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title: "根本說一切有部毘奈耶 · 35 勸他足食學處"
description: "根本说一切有部毗奈耶是唐代高僧义净翻译的佛教律典，属于说一切有部的根本律藏。义净于7世纪赴印度求法，归国后系统译介有部律典，此部毗奈耶是其重要成果。内容涵盖比丘、比丘尼戒律条文及制戒因缘，详细规定僧团衣食住行等日常规范，是有部律学的核心文献。该典籍反映了印度佛教僧团的组织形态与戒律思想，对研究部派佛教及中国律宗发展具有重要价值，在汉传佛教律藏体系中占有权威地位。"
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### 勸他足食學處第三十五

> 第三十五 勧他満食学処

爾時佛在室羅伐城逝多林給孤獨園。時此城中有一長者，娶妻既久竟無男女，所有親戚亦並喪亡。家道日貧年將衰邁，報其婦曰：「賢首！我今年老，不復更能營辦生業，欲捨俗務而為出家。」其婦報曰：「必有信心可隨意去。」長者遂去至逝多林，見一年少苾芻就禮足已，白言：「大德！我欲出家，唯願慈悲隨我所欲。」苾芻答曰：「我今年少不應為人作出家事。」長者曰：「我今創來至大德所，幸願將導指授餘人，得遂本心為出家事。」時少年苾芻有親教師，常修寂定住空林野，便將長者往詣師處，禮足已白言：「鄔波馱耶！此善男子欲於善說法律而為出家，願親教師與其出家并授圓具，慈愍故！」時親教師報弟子曰：「具壽！我無容暇。如世尊說：『寧作屠兒常為殺害，不與他出家、受圓具已而不教授。』」弟子白言：「願親教師與其出家并受圓具，我當教授讀誦作業。」師聞是語便許可之，即問難法知清淨已，遂與出家并受圓具，告言：「賢首！此是汝阿遮利耶！汝當就其受諸學業，所有進止並須諮問。」時阿遮利耶教彼讀誦及諸事業，時老弟子年既衰邁不能記憶，數有所犯。其教授師頻令長跪發露罪咎，時老弟子作如是念：「此阿遮利耶日日令我當前長跪說其罪過，作何方便令彼對我長跪說過？」時有長者，請佛及僧就舍而食。爾時世尊著衣持鉢，將諸大眾詣長者家。飯食訖為彼長者說妙法已，并諸大眾從座而去。時教授師與老弟子相隨而出，往親識家，到已，主人白言：「聖者！可食。」苾芻曰：「我已食訖。」長者曰：「若如是者日時未過，隨意持去，作餘食法慈愍食之。」師問老者曰：「汝欲得不？」答言：「欲得。」即持二分至寺外池邊，時教授師報老弟子曰：「汝為濾水？為作餘食法耶？」老弟子曰：「我作餘食法。」師便取水，彼即入寺詣未足食苾芻處，便將己分作餘食法，師分不作。師取水已來入寺中，問言：「具壽！作餘食法未？」報言：「已作。」即便取食。師既食已，老者白言：「願見容許，欲詰犯事。」報言：「隨意。」老者曰：「師今有罪，應如法悔。」師曰：「我不見罪。」答曰：「不作餘食法食。」報言：「具壽！我豈不問汝：『作餘食法未？』汝云：『已作。』何意食已方云不作？」答曰：「我分已作，非阿遮利耶分。」師曰：「具壽！我實無罪，准斯道理，汝當有過。」即以此事告諸苾芻，苾芻聞已共生嫌賤作如是語：「云何苾芻知餘食不作餘食法，故令他食？」時諸苾芻以此因緣具白世尊。世尊以緣集苾芻眾，問答因緣廣如上說，乃至：「云何苾芻知食未作餘食法故令他食？」世尊種種呵責已，告諸苾芻，乃至「為十利故，制其學處，應如是說：

> ある時、世尊は室羅伐城の逝多林の給孤独園におられた。この町に一人の長者がいた。妻を娶って長らく経つが、子どもはできず、親族もことごとく亡くなっていた。家計は日ごとに貧しくなり、年も老いに向かっていたので、妻に言った。「賢き方よ、私はもう年老いた。もはや家業を営むこともできない。俗務を捨てて出家しようと思う。」妻は答えた。「もし信心がおありなら、お好きなようにお行きください。」そこで長者は逝多林へ行き、若い比丘を見つけて足に礼をし、言った。「大徳よ、私は出家したいと願っています。どうか慈悲をもって、私の望みを叶えてください。」比丘は答えた。「私は若輩で、人の出家を導くべきではありません。」長者は言った。「私は初めて大徳のもとへ参りました。どうか他の方へお導きいただき、私の出家の志が叶いますように。」その若い比丘には親教師がおり、常に寂静の境地を修めて、林の中で暮らしていた。そこで長者を連れて師のもとへ行き、足に礼をして言った。「邬波馱耶（師）よ、この善男子は、善く説かれた法と律における出家を望んでいます。親教師よ、慈しみをもって、どうかこの者を出家させ、具足戒をお授けください。」すると親教師は弟子に答えた。「具寿よ、私は暇がない。世尊がこうおっしゃったのだ。『むしろ屠児となって常に殺生をせよ。それよりも、他人を出家させ、具足戒を授けながら、後に教え導かない方がよい。』」弟子は言った。「親教師よ、どうかこの者を出家させ、具足戒をお授けください。私が読誦や修行を教えます。」師はこの言葉を聞いて許した。そして具足戒を授ける前に障りがないか尋ね、清らかであると知って、出家させ、具足戒を授けた。そして告げた。「善き方よ、これがあなたの阿遮利耶（教授師）である。あなたはこの方について、すべての学問を修めなさい。進むことも止まることも、すべて尋ねなさい。」そこで阿遮利耶は彼に読誦やさまざまな修行を教えた。しかし年老いた弟子は衰えていたため、覚えられず、たびたび過ちを犯した。その教授師は度々彼に長跪させ、罪を告白させた。年老いた弟子はこう思った。「この阿遮利耶は毎日私を長跪させて、罪過を言わせる。どうにかして、彼を私に長跪させて、罪過を言わせる方法はないものか。」ある時、ある長者が仏と僧伽を家に招いて食事を供養した。世尊は衣を着け、鉢を持ち、大衆と共に長者の家へ行かれた。食事が終わり、長者に妙法を説き終えると、大衆と共に座を立たれた。その時、教授師は年老いた弟子と連れ立って外に出て、知人の家へ向かった。到着すると、主人が言った。「聖者の方々、どうぞお召し上がりください。」比丘は言った。「もう食事を済ませました。」長者は言った。「それならば、まだ時刻もあります。お好きなようにお持ち帰りになり、余食法（残食の処理法）となさって、慈悲をもってお召し上がりください。」師は年老いた弟子に尋ねた。「あなたは欲しいか。」「欲しいです。」と答えた。そこで師は二つの分を取り、寺の外の池のほとりへ持って行った。すると教授師は年老いた弟子に言った。「お前は水を漉すか？ それとも余食法をするか？」年老いた弟子は言った。「私が余食法をします。」師は水を取りに行き、弟子は寺へ入り、まだ満腹でない比丘のところへ行き、自分の分を余食法として扱わせた。師の分は行われなかった。師は水を取って寺に戻り、尋ねた。「具寿よ、余食法をしたか。」「しました。」と答えた。そこで師はそれを食べた。師が食べ終わると、年老いた弟子は言った。「お許しください。過ちを問いたいのです。」「好きにしなさい。」と言うと、年老いた者は言った。「師には罪があります。法に従って悔い改めるべきです。」師は言った。「私は罪を見ない。」「余食法をしないで食べました。」と答えた。すると師は言った。「具寿よ、私はお前に尋ねたではないか。『余食法をしたか？』と。お前は『しました』と言った。食べ終わってから『していない』と言うとは、どういうことだ？」「私の分はしました。阿遮利耶の分はしていません。」と答えた。師は言った。「具寿よ、私は実際に罪はない。道理からいえば、お前に過ちがあるのだ。」すぐにこのことを比丘たちに告げた。比丘たちはこれを聞いて、嫌悪し、こう言った。「どうして比丘が、余食法をしていないと知りながら、故意に他人に食べさせるのか。」比丘たちはこの因縁を世尊に詳しく告げた。世尊はこの因縁によって比丘たちを集め、問答をされた。詳しくは前述の通りである。ついにこう言われた。「どうして比丘が、食べ物が余食法されていないと知りながら、他人に食べさせるのか。」世尊はさまざまに叱責された後、比丘たちに告げた。さらには「十の利益のため、学処を制定する。次のように説くべきである。」

「若復苾芻，知他苾芻足食竟，不作餘食法勸令更食，告言：『具壽！當噉此食。』以此因緣欲使他犯生憂惱者，波逸底迦。」

> もし、ある比丘が、他の比丘がすでに食事を終えて満腹しているのを知りながら、残食法（食事を再開する許可）をとらずに「尊者よ、この食べ物を召し上がれ」と勧め、そのために相手を違反させて悩ませようとするならば、波逸底迦（懺悔すべき罪）となる。

若復苾芻者，謂老苾芻，餘義如上。

> 比丘とは、古参の比丘を指します。その他の意味は上に同じです。

知者，或自覺知、或因他告。

> ある人は自ら気づき、またある人は他者から教えられて知る。

他苾芻者，謂此法中人。

足食竟者，謂飽食已。

不作餘食法者，謂不對於人他不取食。

勸者，謂遣更食。

以此為緣欲令他犯，結罪釋義並廣如前。

此中犯相其事云何？若苾芻知他足食，不作餘食法勸他令食此可噉嚼者，波逸底迦。又無犯者，廣說如前。