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title: "根本說一切有部毘奈耶 · 58 著不壞色衣學處"
description: "根本说一切有部毗奈耶是唐代高僧义净翻译的佛教律典，属于说一切有部的根本律藏。义净于7世纪赴印度求法，归国后系统译介有部律典，此部毗奈耶是其重要成果。内容涵盖比丘、比丘尼戒律条文及制戒因缘，详细规定僧团衣食住行等日常规范，是有部律学的核心文献。该典籍反映了印度佛教僧团的组织形态与戒律思想，对研究部派佛教及中国律宗发展具有重要价值，在汉传佛教律藏体系中占有权威地位。"
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### 著不壞色衣學處第五十八

> 著不壞色衣学処第五十八

佛在王舍城住竹林園。時此城中有二龍王，一名祇利，一名跋窶。由此二龍威神力故，於王舍城有五百溫泉及諸池沼常流不絕，時降甘雨五穀熟成。爾時世尊調伏難陀、鄔波難陀二龍王已，此二龍王每於月八日、十五日、二十三日、月盡日，從大海出昇妙高峯，來詣佛所為欲供養及聽法故。時祇利、跋窶二龍王，見難陀、鄔波難陀來至佛所而申供養，自相謂曰：「此二龍王每月於四齋日，遠從餘處來至此城，承事世尊并聞妙法。我等云何在此城中不申禮敬？我今宜往供養世尊。」是時二龍王來詣佛所，禮雙足已在一面坐。爾時世尊為彼二龍宣說法要，令歸三寶受五學處，從此已後身及貲財並皆增盛。既增盛已即共議曰：「我等宜可往大海中，隨廣博處而為居止。」作是議已往詣佛所，致敬既畢在一面坐，白佛言：「大德！我從世尊受歸戒已，身及資財並皆增盛。若大悲世尊哀憐許者，我等今欲往大海中隨寬而住。」佛見請已告二龍曰：「影勝大王是國之主，汝等欲去，宜可白知。」時二龍王辭佛而去，便相謂曰：「如佛所言似不容許。」便依舊住。然二龍王若於夜中來見佛者，依本形狀，若於晝日作長者形。

> 仏は王舎城の竹林園に住んでおられた。その時、この城には祇利（ぎり）と跋窶（ばく）という二匹の龍王がいた。この二龍王の神通力によって、王舎城には五百もの温泉や池が常に絶えることなく湧き出て、時に応じて甘い雨が降り、五穀が豊かに実った。さて、世尊が難陀（なんだ）と鄔波難陀（うばなんだ）の二龍王を調伏した後、この二龍王は毎月八日、十五日、二十三日、月末の日に、大海から出て妙高山の頂に昇り、仏のもとへ来ては供養と説法を聞くようになった。その時、祇利と跋窶の二龍王は、難陀と鄔波難陀が仏のもとに来て供養をしているのを見て、互いに言い合った。「この二龍王は毎月四つの斎日に、遠く離れた場所からこの城に来て、世尊に仕え、妙法を聞いている。我々はこの城中でどうして礼拝をしないでいられようか。今こそ世尊のもとへ参り、供養を捧げよう。」 そこで二龍王は仏のもとに来て、両足に礼拝し、一方に座った。その時、世尊はその二龍王のために法の要を説き、三宝に帰依させ、五つの学処を受けさせられた。それ以後、二龍王の身体も財産も共に増大した。増大した後、彼らは共に話し合った。「我々は大海の中へ行き、広々とした場所に住むのがよいだろう。」そう話し合ってから、仏のもとへ赴き、礼拝を終えて一方に座り、こう申し上げた。「大徳よ、我々は世尊から帰依と戒を受け、そのおかげで身体も財産も増大しました。もし大悲の世尊が哀れみ許してくださるなら、今から大海の中へ行き、広い場所に住みたいと願います。」仏はその願いを聞いて、二龍王に言われた。「影勝大王はこの国の主である。そなたたちが去りたいなら、彼に知らせるべきである。」二龍王は仏に別れを告げ、互いに言い合った。「仏の言葉は、お許しにならないように思える。」そのまま以前のように住み続けた。しかし、二龍王が夜に仏のもとを訪れる時は元の姿であり、昼間は長者の姿であった。

後異時中龍於晝日在世尊所聽佛說法，影勝大王亦於彼時往竹林園，既至門所命左右曰：「汝往佛所觀有何人？」時彼左右奉教而去，既至佛所禮佛足已，見二長者在世尊處，即還王所，白言：「大天！有二長者在世尊處。」王作是念：「彼二長者是我國人，見我來至敢不起耶？」時影勝王欲至佛所，彼二龍王見大王來，白世尊曰：「大德！我今先且敬法？為敬王耶？」世尊告曰：「諸佛世尊及阿羅漢等咸敬於法。」以此因緣說三伽他曰：

> その後、ある時、二人の龍が昼間に世尊のもとで説法を聞いていました。同じ頃、影勝大王も竹林園に赴きました。門に着くと、側近に命じて言いました。「あなたは仏のもとへ行き、誰がいるか見てきなさい。」側近は命を受けて出かけ、仏のもとに着いて足に礼拝し、二人の長者が世尊のそばにいるのを見て、王のもとに戻り報告しました。「大王よ、二人の長者が世尊のもとにおります。」王は考えました。「あの二人の長者はわが国の者である。我が来るのを見て、敢えて立ち上がらぬとは。」影勝王が仏のもとに近づこうとした時、その二人の龍王は大王が来るのを見て、世尊に申し上げました。「尊師よ。私たちは今、まず法を敬うべきでしょうか？それとも王を敬うべきでしょうか？」世尊はお告げになりました。「諸仏世尊や阿羅漢たちは皆、法を敬うのである。」この因縁によって、三つの偈（ガーター）が説かれました。

「若過去諸佛， 及以未來者；現在諸世尊， 能斷一切憂。皆共尊敬法， 言說及行住；常於一切時， 尊重於正法。是故求益者， 欲希富盛樂；應當尊敬法， 常思諸佛教。」

> 過去のすべての仏さまも、 未来に現れる仏さまも、 そして今この世にいる尊い方々も、 みな、あらゆる悩みを断ち切ることができました。 それらの仏さまはみな、ひとしく教え（法）を敬い、 その教えを語り、実践し、そのままに生きてこられました。 常に、いかなる時も、 正しい教え（正法）を大切にされてきました。 ですから、自らの向上を願い、 豊かで幸福な人生を望む人は、 教え（法）を敬い尊び、 常に仏さまの教えを心に留めなければなりません。

時彼二龍聞佛世尊說敬法事，雖見王來而不修敬。王既見已便作是念：「此二長者是我國人，見我來至不相敬重。」便生瞋恨。至世尊所禮雙足已在一面坐，佛知王意有瞋恚心，別作餘言不為說法。時影勝王請世尊曰：「唯願大師為我說法。」爾時世尊以此因緣說伽他曰：

> その時、二匹の龍は、仏陀が法を敬う事について説かれるのを聞き、王が来るのを見ても、敬いの礼をしませんでした。王はこれを見て、こう考えました。「この二人の長者は我が国の者である。それなのに、私が来ても敬わないとは。」と。そして怒りの心を起こしました。（王は）世尊のもとに行き、両足に礼をしてから片隅に座りました。仏は王の心に怒りがあるのを知り、別の話をして、法を説かれませんでした。その時、影勝王は世尊に請いました。「どうか大師よ、私のために法を説いてください。」と。その時、世尊はこの因縁をもって、ガーターを説かれました。

「若無清淨心， 而懷瞋恨意，不能解諸佛， 所說微妙法。降伏鬪諍心， 及無不淨意，能除於忿害， 方解微妙法。」

> 清らかな心がなく、怒りや恨みの思いを抱いていれば、諸仏が説かれた微妙な法を理解することはできません。 争い心や、清らかでない思いを抑え、怒りや害意を取り除くことによって、初めて微妙な法を理解できるのです。

時影勝王聞伽陀已作如是念：「由二長者遂令世尊不時為我演說法要。」便從座起禮佛而去，命左右曰：「汝可伺彼佛邊長者辭佛去時，應告之曰：『大王有教，爾等二人宜當速去，勿居我國。』」于時使人奉命而往。彼二龍王既聞妙法，禮佛而去將出竹園。使人報曰：「大王有教，爾等二人宜當速去，勿居我國。」二龍聞已便作是念：「我比長夜情所樂者，今不為勞而能遂願。」即起密雲降注洪雨，從諸渠澗次入江河，展轉隨流至于大海，身及資財轉更增盛。

> その時、影勝王はガーター（偈）を聞いて、こう考えました。「あの二人の長者のおかげで、今、世尊が折に触れて私に法の要を説いてくださるのだ。」そこで王は座を立ち、仏に礼をして退出しました。そして側近に命じました。「お前たちは、仏のもとからあの長者たちが辞去するのを見張っていなさい。その時、彼らにこう告げるのだ。『王がお命じになる。お前たち二人は、速やかに去り、我が国に留まってはならない。』」 そこで、使いの者は命を受け、その場に向かいました。あの二人の龍王は、妙なる法を聞き、仏に礼をして竹園を出ようとしていました。すると使いの者が告げました。「王がお命じになる。お前たち二人は、速やかに去り、我が国に留まってはならない。」 これを聞いて、二人の龍はこう思いました。「我々が長きにわたり心から望んでいたことが、今、労せずして叶えられる。」そこで彼らは密かな雲を起こし、大雨を降らせました。その雨は、様々な水路や小川から次々と川や大河へと流れ込み、やがて海へと至りました。その結果、彼らの身体も財宝も、ますます盛んに増えていったのです。

龍去之後，王舍城側五百溫泉並皆枯涸，於時時中不降甘雨，五穀不成人懷憂慼。時影勝王見此事已便作是念：「王舍城內有二龍王，一名山，二名勝，常居此城。由彼威力能令五百溫泉及諸池沼常流不絕，於時時中每降甘澤，五穀熟成無所乏少。忽於今時溫泉池沼並皆乾竭，多時無雨五穀不成，豈二龍王而命過耶？或復逃竄向餘方國，或呪龍者之所攝持，或金翅鳥王之所噉食。然佛世尊具一切智無不觀察，我今宜往問彼所由。」時影勝王往竹林中，禮佛足已在一面坐，白佛言：「大德！有二龍王在此城住，具述威力盛衰所由，不委今時居止何處？」爾時世尊告影勝王曰：「大王當知！非彼二龍身死命過，乃至亦無金翅所食，然是大王自為驅擯。」王曰：「我曾不憶與彼相見，況驅擯乎？」世尊告曰：「我為大王憶驅擯事。王豈不憶，曾於一時來至我所，見二長者在我邊坐，大王于時共作何語？」影勝白佛言：「世尊！我不共語，遣使留言報二長者：『勿居我國。』」佛言：「彼二長者即是龍王，化作人身來聽法要。」王曰：「彼二龍王今向何處？」佛言：「往大海中。」王聞語已便帶憂色而白佛言：「大德！我之國界將衰損耶？」佛言：「王之國界未至衰損，然可愧謝彼二龍王。」王曰：「彼在海中我住城邑，既不相見，求謝無由。」佛言：「每於四齋日來至我所而申禮敬，王至此日宜可自來，我指示之當申懺謝。」王曰：「我懺謝時為禮彼足耶？」佛言：「不應禮足，宜申右手告龍王曰：『願容恕我，勿恨前言。』彼二龍王自當容忍。」

後於異時至褒灑陀日，彼二龍王來至佛所，禮佛足已在一面坐；其影勝王，亦於是日來禮佛足一面而坐。爾時世尊即便現相示其處所，此是二大龍王。時影勝王便舒右手告二龍曰：「龍王！於我願見懺摩。」龍王報曰：「懺摩。大王！」王曰：「若容恕者，願還來此住我國中。」二龍告曰：「我從此處至大海已，身及資財非常廣大，若來此者無處相容。」王曰：「若如是者當失我國。」龍曰：「唯願大王勿憂失國，可於城外造二神堂，一名祇利龍神堂，二名跋窶龍神堂。我令眷屬住此堂中，六月一時盛興大會，我等自來觀王國土不令闕乏。」王曰：「善！當如是作。」時影勝王即於城外林泉之所造二神堂，每年二時至節會日，遍六大城所有諸人並皆雲集。

曾於一時至節會日，有南方樂者來至王城，時彼樂人自相謂曰：「我等作何方便得使眾人情生歡愛，多獲財利以自供身？」時有一人作如是議：「若說大人殊勝行迹，可使眾人情生歡愛多獲財物。」諸人報曰：「若如是者世間殊勝無過於佛，一切有情共所欽敬。我若讚歎攝引眾人，因此得財永無闕乏。」時彼樂人俱共往詣六眾之所，禮足而白：「唯願聖者為我宣說，如佛往昔為菩薩時，在覩史天宮將欲下生贍部洲內，作四種觀察。欲界六天隨應作事咸皆為作，降神母腹及誕生時，漸至童年出門遊觀見老病死等，遂適林中苦行六年，將為無益道成正覺普濟群迷，如是等緣願皆為說。」六眾報曰：「汝等聞此，欲何所為？」樂人告曰：「我欲修入管絃緝為歌曲。」時鄔陀夷聞已告曰：「癡人！汝將我佛法勝事奏入絃歌，汝可即行，不能為說。」時諸樂人默然捨去，詣尼寺中至吐羅難陀一芻尼處，禮而告曰：「唯願聖者為我宣說，如佛往昔為菩薩時，在覩史天上來此下生，乃至普濟群迷，願為我說。」吐羅難陀聞而告曰：「汝樂聞此欲作何事？」樂人答曰：「我今欲取其事奏入管絃欲為舞曲。」尼便報曰：「共作要契，方可為陳。汝若與我餅果直者，當為汝說。」樂人曰：「此是小事，必當奉與。」其吐羅難陀尼具足多聞善閑三藏，即為宣說始從生位終至菩提，樂人聞已咸取其事修入絃歌。樂人于時共相告曰：「此之勝事令信敬人情發歡喜，作何方便令不信者亦起歡心？我當一時俱呈兩伎，令信不信咸唱善哉！」遂即遍覓希奇還入僧寺，見闡陀苾芻飽食已訖復捨威儀，忽有施主持妙飲食來與闡陀。于時闡陀情希更食，洗手受已往鄔陀夷所。其鄔陀夷食尚未起，即對其前蹲踞而住，作如是語：「大德鄔陀夷存念！我苾芻闡陀已足食訖，復得如是美好飲食，今欲更食，願與我作餘食法。」時鄔陀夷取兩三口食已，告曰：「去，此是汝食，隨意餐噉。」時彼樂人見斯事已便作是念：「此好緣由，我若作者能令不信之輩亦發歡心。」即便往彼作樂之處，手振鼗鼓廣集諸人作眾伎樂，始從菩薩覩史天下迄至普濟群迷，並悉奏入管絃盛為舞樂。敬信之類生希有心，皆云：「奇哉！樂人善為歌唱。」多贈錢賄，有異常倫。于時樂者復更思惟：「不信之人終須汲引。」遂令一人作闡陀形，復遣一人作鄔陀夷狀，却坐而食。其闡陀形者，即以瓦椀盛灰滿中上置沙糖，至鄔陀夷處蹲踞而住，報言：「大德鄔陀夷存念！我闌陀苾芻已飽足食，復得如是美好飲食，情希更食，願與我作餘食之法。」時鄔陀夷樂人取沙糖食，便以灰椀覆彼頭上，告云：「此是汝物，隨意飡噉。」時不信人見其希有，並皆大笑唱言美樂，多遺珍財。時諸看人戲散之後，隨所至處如前次第話向餘人。

> ある時、大きな祭りの日に、南方の楽師たちが王城にやって来ました。その楽師たちは互いに相談しました。「どうすれば人々の心を喜ばせ、多くの財を得て生計を立てられるだろうか。」一人がこう提案しました。「もし高貴な方の優れた行いを語れば、人々の心を喜ばせ、多くの財を得られるだろう。」一同が答えました。「それならば、この世で最も優れた方は仏陀に他ならない。全ての生きとし生けるものが敬う方だ。我々が仏陀を讃えれば人々を引きつけ、それによって財を得て、欠乏することはないだろう。」 そこで楽師たちは共に六衆の比丘のところへ行き、足に礼して申し上げました。「どうか聖者の方々、仏陀がかつて菩薩であった時、兜率天の宮殿で、まさに閻浮提に降誕しようとされた際に、四種の観察をなされたこと。また、欲界の六天において、なすべきことを全てなされ、母の胎内に降り立ち、誕生され、幼少から青年に至り、門を出て遊覧し、老・病・死を見られ、林中に入って六年の苦行をされ、やがて無益であると悟り、正覚を成就して全ての迷える者を救済されたこと、これらの因縁をお聞かせください。」 六衆は答えました。「汝ら、これを聞いて何をしようというのか。」楽師は申しました。「我々はこれを楽曲に編んで歌にしたいのです。」それを聞いたウダーインは言いました。「愚か者よ！お前は我々の仏法の素晴らしい事柄を弦歌にしようというのか。立ち去れ、教えてはやれぬ。」楽師たちは黙って去り、尼寺へ行き、比丘尼のトローラナンダのもとへ赴き、礼して申し上げました。「どうか聖者の方、仏陀がかつて菩薩であった時、兜率天からこの世に降誕され、乃至、全ての迷える者を救済されたことをお聞かせください。」トローラナンダは聞いて言いました。「汝らはこれを聞いて何をしようというのか。」楽師は答えました。「我々はこれらの出来事を取り、弦歌に編んで舞曲にしたいのです。」尼は言いました。「約束をするならば話してあげよう。もし私に果物や菓子をくれるなら、話してあげよう。」楽師は言いました。「それは小事です。必ず差し上げましょう。」 トローラナンダ比丘尼は多聞で三蔵に通じていたため、誕生から悟りに至るまでを語りました。楽師たちはそれを聞き、全て弦歌に作りました。そこで楽師たちは互いに言いました。「この素晴らしい出来事は、信心ある人々の心を喜ばせる。どうすれば信心のない者も喜ばせられるだろうか。我々は一つの場で二つの芸を同時に披露し、信ある者もなき者も皆『善きかな』と唱えるようにしよう。」そこで珍しいものを探し求め、再び僧寺に入りました。 すると、チャンダ比丘が食事を終え、威儀を崩しているところでした。そこへ施主が素晴らしい飲食を持ってチャンダに与えました。チャンダはさらにもう食べたいと思い、手を洗ってからウダーインのところへ行きました。ウダーインはまだ食事を終えずに座っていました。チャンダはその前でしゃがみ込み、こう言いました。「大徳ウダーインよ、私、比丘チャンダはすでに食事を終えましたが、さらにこのような素晴らしい飲食を得ました。もう一度食べたいと思います。私に『余食の法』をお授けください。」ウダーインは二、三口食べてから言いました。「去れ。これはお前のものだ。好きに食べよ。」 楽師たちはこれを見て考えました。「これも良い機会だ。これを演じれば、信心のない者たちも喜ぶだろう。」そこで彼らは楽を演じる場所へ行き、鼓を打ち鳴らして大勢の人々を集め、様々な伎楽を奏でました。菩薩が兜率天から降誕されてから、全ての迷える者を救済されるまでを、全て弦歌に乗せ、盛大に舞楽を演じました。信心深い人々は稀有の思いを抱き、皆「ああ、不思議だ！楽師はよく歌う」と言って、多くの金品を与えました。 すると楽師たちはさらに考えました。「信心のない者たちもなお導かねばならない。」そこで一人をチャンダの姿に、もう一人をウダーインの姿に作り、向かい合って座らせました。チャンダの姿の者が、灰を満たし砂糖を上に置いた土の椀を持って、ウダーインのところへ行き、しゃがみ込んで言いました。「大徳ウダーインよ、私、比丘チャンダはすでに食事を終え、再びこのような素晴らしい飲食を得ました。もう一度食べたいと思います。『余食の法』をお授けください。」ウダーイン役の楽師が砂糖を食べると、灰の椀を相手の頭に覆いかぶせて言いました。「これはお前のものだ。好きに食べよ。」信心のない人々はその珍しさを見て大笑いし、「素晴らしい芸だ」と言って、多くの宝物を贈りました。 群衆が散った後、彼らは行く先々で、この一部始終を人々に語りました。

六眾苾芻展轉聞說，共相議曰：「無識倡優摸我形狀，戲場之內用作希奇。我今宜可與彼樂兒作無益事。」即相謂曰：「我等宜應向姊妹邊共憶戲事。」即便至彼而告之曰：「姊妹！如我世尊為菩薩時所有行迹，當時有一樂者名高臘婆，取菩薩行歌入管絃。我等雖看有憶不憶，即便共歌，其事無有遺失。」遂即往至二神堂所，去其不遠張設戲場，青布傍遮紅禪上覆，既布置已六眾俱來。時鄔波難陀即著俗服，以彩疊纏頭手拍鼗鼓，自餘諸伴皆為舞樂。鼓聲纔發大眾雲奔，棄彼戲場皆集斯處。時彼樂人聞音奇絕，亦並俱來觀其所為，咸成絕代。共相謂曰：「此等為是天？為龍、藥叉、乾闥婆等來此歌戲？」各生奇異共捨資財。于時六眾戲訖散場，所有錢財並收將去。時諸樂人亦隨其後觀知住處，便見六眾入竹園中，樂人在門伺看其事。時鄔陀夷出寺門外，於其耳側尚有雌黃，樂人見之問言：「向為伎樂豈聖者耶？」答言：「是我故欲辱汝癡人！豈容汝等假我威光以為活命，反相調弄，作我形儀對眾人前以當訶笑。若汝去處我必隨行，令汝長時一無所獲。我等不將戲具借覓權充。汝等擎持諸事辛苦。」見是語已樂人請曰：「唯願聖者恕我一愆。」鄔陀夷曰：「若汝得財悉當與我，共為盟要即我不隨行。」樂人議曰：「我若不與相惱未休。」是故今時得者皆與，遂還本處咸共憂愁。彼有知識來問之曰：「仁等何因各懷憂色？」答曰：「我今被罰，豈得不憂？」問曰：「是誰？」答言：「釋子。」問言：「何意？」即以上事具悉告知。時彼知識俱生嫌賤：「云何苾芻著俗白衣躬為伎弄，雖諸樂人並不免輸物？」時諸苾芻聞是語已具白世尊。世尊爾時集苾芻眾，如俗譏嫌問知虛實，乃至「我觀十利，為諸苾芻制其學處，應如是說：若復苾芻得新衣，當作三種染壞色：若青、若泥、若赤，隨一而壞。若不作三種壞色而受用者，波逸底迦。」

若復苾芻者，謂六眾也，餘義如上。

> もし再び僧侶というなら、それは六衆のことを指します。その他の意味は上記の通りです。

新衣者，有二種新：一謂衣體是新，二謂新從他得。此中新者，謂是新衣。

> 新しい衣には、二つの「新しさ」があります。第一に、その衣自体が新しいこと、第二に、他の人から新たに受け取ったことによる新しさです。ここで言う「新しい」とは、新しい衣のことを指します。

衣有七種，具如上說。

> 衣には七種類あり、詳細はすでに述べた通りです。

青者，謂青色。泥者，謂赤石。赤者，謂樹赤皮。

> \- \*\*青\*\*とは、青色を指す。 - \*\*泥\*\*とは、赤い石を指す。 - \*\*赤\*\*とは、木の赤い皮を指す。

染壞色者，謂壞其白色。

> 染めた色とは、白い色を染め変えたものをいう。

若不染壞而受用者，得罪同前。

> もし、それを汚れや損傷なく受け使用するならば、得る罪は同じである。

此中犯相其事云何？若諸苾芻得新衣，於三種色中不隨一而壞者，皆得墮罪。無犯者，謂最初犯人，或癡狂、心亂、痛惱所纏。

> ここでいう違反の様相とはどのようなものか。僧侶たちが新しい衣を得たならば、三種の色のうちのどれか一つで染めなければ、みな堕落の罪を得る。ただし、違反に当たらないのは、最初の犯人の場合、または心が乱れている者、精神が錯乱している者、苦痛に悩まされている者である。

## 根本說一切有部毘奈耶卷第三十九

> 根本説一切有部毘奈耶　第三十九巻