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title: "一切經音義 · 手杖論"
description: "一切經音義由唐代高僧慧琳撰寫於貞元至元和年間。該書是佛經音義的集大成之作，系統收錄了玄應、慧苑等多位前代學者的音義內容並加以擴充，對佛經中的難字、異讀、詞義進行詳細注音和釋義。全書共一百卷，涵蓋一千三百部佛典，兼具文字學、音韻學和訓詁學價值。作為中國佛教史上規模最大、影響最深遠的音義著作，它不僅是解讀漢譯佛經的重要工具，也為研究中古漢語提供了權威資料，在佛教文獻學和語言學領域享有崇高地位。"
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### 手杖論

> 杖の論

慧琳撰

> 慧琳撰

為無上于偽反。

> 偽りがないので、これ以上ないものです。

沈淪上直林反孔注尚書沈沒也大乘百法論已具釋下律唇反孔注尚書淪沒也廣雅漬也爾雅小波為淪說文亦作陯。

> 沈淪。

坦道上湯嬾反周易履道坦坦廣雅平也說文安也從土從旦。

> 平坦な道<note place="inline">「坦」は反切「上湯嬾反」で読む。『周易』に「履道坦坦」とあり、『廣雅』では「平」とある。『說文』では「安」とあり、「土」と「旦」に従う。</note>。

顛蹷上典年反考聲顛殞也廣雅倒也或作傎論文作顛俗字也下卷月反廣雅󲟧敗也說文僵也從足厥聲。

> 倒れて失敗する。

斷割上端亂反鄭仕禮記斷猶史也說文截也從斤從㡭㡭音絕古絕字也論文作斷俗字也下哥渴反孔注尚書割剝也鄭注爾雅裂也廣雅裁也說文從刀從害。

> 断ち切り、裁ち割くことです。

數量上色句反下力丈反論作量俗通用也。

> 数。

一分下扶問反說文從八從刀。

> 一分。

摧殘巳上藏雷反顧野王摧猶折也下藏蘭反廣雅殘滅也蒼頡篇敗也說文從歺從戔也歺音同上戔亦音同上也。

> 打ち砕かれ、滅びてしまいました。

添數上忝拈反廣雅添益也下霜句反。

> 数を増やすこと。

阿陀那識梵語也即含藏識也。

> アーダナ識<note>サンスクリット語で、含蔵識のことです。</note>。

羯剌羅古譯云羯羅藍即初受胎也。

> 羯剌羅<note place="inline">古い訳では羯羅藍といい、最初に受胎した瞬間のことです</note>。

僧去聲。

> 僧。

塞迦二合。

> セーカ。

囉八底也梵語法名也。

> ラッタヤー（これは梵語の法名です）。

毘若南婆薄八底也社底梵語文義之名也。

> ヴァイローチャナ・バガヴァト・シュッダ・ヤシャス。

強逼上渠良反埤蒼強壯也廣雅健也說文從弘從虫下氷力反孔注尚書逼迫也愽雅近也說文從辵畐聲辵音丑略反畐音丕碧反。

> 強く迫る。

增乘上則登反考聲增重也廣雅加也爾雅益也杜注左傳增眾也下繩證反杜注左傳乘車之總名也。

> 増乗。

其減甲斬反杜注左傳減輕也廣雅少也說文損也從水咸聲。

> その減<note place="inline">甲斬反。杜の左伝注に「減は軽んずるなり」とある。広雅には「少なり」とある。説文には「損なり。水に従い咸の声」とある。</note>。

無費妃未反考聲費耗也埤蒼損也說文散財物也從貝從弗。

> 無駄遣いはしない。

慳人上坑間反蒼頡篇愛財不捨日慳說文從堅或作𩋆也。

> 物惜しみする人は、財を愛して手放さないことを慳（けち）といいます。

嗢波拕上塢骨反拕音他梵語也。

> ウパダ（ウパダという言葉は梵語です）。

難遭早勞反埤蒼遭逢也愽雅云橫及也說文從辵從曹聲也。

> 出会うことは難しい。

易得上移地反蒼頡篇易不難也。

> 簡単に手に入ります。

五个哥餓反亦作箇。

> 五つ。

開篋下謙頰反方言篋箱類鄭注禮記盛物之椷也從竹從匧匧音同上。

> 箱を開ける。

八暇下遐嫁反賈注國語云暇閑也說文從日從叚。

> 八暇。

大窄下音責考聲窄陿也聲類迫也或作迮亦作厏。

> 大変狭い<note place="inline">「窄」は「責」の音で、『考声』では窄や陿のことである。『声類』では迫るとあり、「迮」や「厏」とも書く。</note>。

藉餘上情夜反愽雅籍薦席心也周易藉用白茅。

> <note place="inline">「藉」は「しゃく」と読み、「博雅」では「籍」は「むしろ」と読み、席を薦める心のことです。『周易』に「藉用白茅」とあります。</note>

劬勞上具于反廣雅劬勤也鄭注禮記劬亦勞也下老刀反賈注國語勞疲也爾雅勤也說文劇也從力言用力者即勞苦。

> 苦労<note>「劬」は勤めるという意味で、「労」も疲れること、勤めることを表します。つまり、力を尽くして働くことが苦しみとなるということです。</note>。

阿笈摩中鉗業反梵語也唐云教法或云傳為展轉傳授法教也。

> 阿笈摩<note place="inline">「中鉗」は業の反切で、梵語です。漢訳では「教法」といい、「伝」ともいい、法と教えが次々と伝え授けられることを表します。</note>。