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title: "一切經音義 · 9 卷第九"
description: "一切經音義由唐代高僧慧琳撰寫於貞元至元和年間。該書是佛經音義的集大成之作，系統收錄了玄應、慧苑等多位前代學者的音義內容並加以擴充，對佛經中的難字、異讀、詞義進行詳細注音和釋義。全書共一百卷，涵蓋一千三百部佛典，兼具文字學、音韻學和訓詁學價值。作為中國佛教史上規模最大、影響最深遠的音義著作，它不僅是解讀漢譯佛經的重要工具，也為研究中古漢語提供了權威資料，在佛教文獻學和語言學領域享有崇高地位。"
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### 第九卷

> 第9巻

羖芋上孤鄔反下正羊字鄭箋詩云羊牝牝有𧢲曰羖也說文云從羊殳聲也。

> コウ（呉音で「く」、漢音で「こう」）<note place="inline">「羖」の字は、上は「孤」と「鄔」の中間音（ku）、下は「正羊」の字です。『詩経』の鄭玄の注釈では、「羊の牝（めす）で角があるものを羖という」とあり、『説文解字』には「羊の偏に殳（しゅ）の声」と記されています。</note>。

毛𣯟博莽反埤蒼云𣯟方言𣯅也考聲云毛布也文字典說從毛旁聲亦作𣮧𣯅音紀例反也。

> 毛氈（もうせん）

稗子上白賣反杜注左傳云稗草之似穀者從禾卑說文禾別也從禾卑聲也。

> ひえ。

誅戮留竹反鄭注周禮云戮猶辱也賈注國語殺也說文從戈翏聲翏音力又反。

> 殺戮（『周礼』鄭注に「戮は猶お辱しむるなり」とあり、賈注の『国語』に「殺すなり」とあり、『説文』に「戈に従い翏の声」とあり、翏の音は力又反）。

獵師上廉󰪑反鄭箋詩云霄田曰獵賈逵獵取也說文効獵逐禽也從犬巤聲經作󲛤俗字後但有如此字不音者準此鼠者同上。

> 猟師。

頸瓔上經郢反說文頸項也從頁巠聲下亦盈反說文云賏頸餙也古文從二貝頁音賢結反巠音經貝音杯妹反也。

> 頸飾り（けい、くびかざり）についての注釈です。上の字「頸」は経の音が反する読みで、説文には「頸は項なり」とあり、頁編に巠の声符がつきます。下の字「瓔」は亦た盈の反する読みで、説文には「賏は頸の飾りなり」とあり、古くは二つの貝に頁の形で書かれました。頁の音は賢の反する読みで、巠の音は経、貝の音は杯妹の反する読みです。

臂釧上卑寐反下川戀反義已具釋金光明最勝王經中也。

> 腕輪（臂釧）

釵鋷上筞皆反文字集略云釵叉髻也文字典說婦人頭飾也或以金玉為之從金叉聲下女輒反釋名云鋷攝也拔取髮也說文鉆也從金取聲字書作鑷與經本同取音同上鉆音其廉反中字也。

> 釵（かんざし）<note place="inline">「上」は「筞」の音、反切は全て同じ。『文字集略』に「釵は髻（もとどり）を叉すもの」とあり、『文字典説』には「婦人の頭飾り。金や玉で作ることもある。旁は金、音は叉の意」と説く。「下」は「女」の反切、音は輒（ちょう）に同じ。『釈名』に「鋷は摂（とる）こと。髪を抜き取るもの」とあり、『説文』には「鉆（けん）なり。旁は金、音は取の意」とある。字書では「鑷（じょう）」とし、経本と同じ。取音は上に同じく、鉆（けん）は其廉反、中字なり。</note

鹹滷上音咸下星亦反爾雅云滷苦也周禮作瀉古今正字義同從水舃聲。

> 鹹の水と鹵の水（鹹滷）

澆𣿙上晈堯反下資賜反正體字。

> 水が汚れ濁っている。

洗盪上西禮反下堂朗反說文云盪滌器也從皿湯聲滌之音亭歷反。

> 洗い清めること（洗の字は「サイ」と読み、西の音と禮の反切を用いる。盪の字は「トウ」と読み、堂の音と朗の反切を用いる。『説文解字』に「盪は器を洗い清めること」とあり、皿を部首とし湯が音を表す。滌の音は「テキ」で、亭の音と歷の反切を用いる）。

仾寐梵語魚名也經中自音迷私反下旬亦同此訓。

> 低く眠る（梵語で「魚」の名。経典中に自ら音を注して「メイシ」と反し、下旬もこれと同じ訓じ方である）。

簿漠上傍榑反下音莫也。

> はくばく。

攢酪上徂巒反考聲云欑聚也說文義同從木贊聲下音洛釋名云酪乳汁所作也古今正字從酉各聲。

吮已上旋兖反說文云呪欶也從口允聲欶音朔亦作嗽也。

> 飲み終えたところで、

軀體上曲迃反尚書大傅云軀身也說文體也從身區聲。