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title: "法苑珠林 · 6 貧富部"
description: "法苑珠林由唐代高僧道世编纂，成书于唐高宗总章元年（668年），是佛教重要的类书典籍。全书共一百卷，系统分类整理了佛教经律论三藏中的典故、名相、教义及因果故事，内容涵盖佛教宇宙观、修行方法、戒律仪轨等，被誉为佛教百科全书。道世以严谨的学术态度广引经典，保存了大量唐代以前的佛教文献，具有极高的史料价值。该书不仅对唐代佛教研究影响深远，更为后世学者提供了系统研究佛教教义的重要依据，在中国佛教文献史上占据重要地位。"
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### 貧富部第六

> 第六部 貧富

若以四方言之。則北欝單越最富平等。東西二方處中。然有優劣。南閻浮提最貧。四方不同。如經具述。又閻浮提人貧富不定。各有三品。上者如轉輪王。總攝四方富包四海。一切所須無不備足。即如經說。輪王福力最大。若出世時。感五奇特。七寶來應。五奇特者。一者感於世界之中平正清淨流泉浴池處處皆有。二者感天甘露生於殿庭。王渴飲之身輕愈病。三者感大海水減一由旬。各於內畔涌出金沙之道。使王行之游四天下。四者感於牛頭之香生於海岸。王取燒之香氣劣盛。逆風遠聞四十里香。死者聞之悉皆還活。五者於迦真隣陀之鳥生於海中。王抱觸之身心猗適。勝過六欲天之樂。以斯義故。往生論說偈云。

> 四方について言えば、北の鬱単越が最も豊かで平等です。東と西は中程度で、優劣があります。南の閻浮提が最も貧しく、四方の違いは経典にある通り様々です。また、閻浮提の人々の貧富は定まらず、それぞれ三つの等級があります。上の者は転輪聖王のような存在で、四方を統べ四海を治め、必要なものは全て備わっています。経典に説かれる通り、輪王の福力は最も大きく、世に現れる時には五つの奇特なことが現れ、七つの宝が応じます。五つの奇特とは、第一に世界中が平らで清らかとなり、流れる泉や浴池が至る所に現れること。第二に天の甘露が宮殿の庭に生じ、王がそれを飲めば身が軽くなり病が癒えること。第三に大海の水が一由旬減り、その内側に金の砂の道が現れ、王がその道を歩いて四つの天下を巡ることができること。第四に牛頭栴檀の香りが海岸に生じ、王がそれを焚けば香りは強く盛んに放たれ、風に逆らっても四十里先まで届き、死者がこの香りを嗅げば皆生き返ること。第五に迦真隣陀という鳥が海の中に生じ、王が抱き触れれば身心ともに心地良く、六欲天の楽しみを超えること。このような理由から、『往生論』の偈には次のように説かれています。

寶性功德草 柔軟左右旋觸者生勝樂 過迦真隣陀

> 宝性の功徳の草は、柔らかく左右に揺れ、 触れる者には最高の楽しみを生じさせる。それは迦真隣陀の楽しみを超えている。

七寶具足千子雄猛如前經說。第二富中者。謂如粟散王等。第三富中下者。謂如樹提伽等貧亦有三思之可解。

> 七宝を完全に備え、千人の勇猛な王子を持つ王<note>前の経典で説かれた通り</note>。 第二の富の中程度の者とは、例えば粟散王などのような者である。 第三の富の中でも下位の者とは、樹提伽などのような者である<note>貧乏にも三つの階層があることは、考えればわかるだろう</note>。