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title: "法苑珠林 · 皐辛氏時有狗怪"
description: "法苑珠林由唐代高僧道世编纂，成书于唐高宗总章元年（668年），是佛教重要的类书典籍。全书共一百卷，系统分类整理了佛教经律论三藏中的典故、名相、教义及因果故事，内容涵盖佛教宇宙观、修行方法、戒律仪轨等，被誉为佛教百科全书。道世以严谨的学术态度广引经典，保存了大量唐代以前的佛教文献，具有极高的史料价值。该书不仅对唐代佛教研究影响深远，更为后世学者提供了系统研究佛教教义的重要依据，在中国佛教文献史上占据重要地位。"
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高辛氏有老婦人居於王宮。得耳疾曆時醫為挑治。出頂蟲大如繭。婦人去後。置以瓠籬。覆之以盤。俄爾頂蟲乃化為犬。其文五色。因名盤瓠。遂畜之。時戎吳盛強數侵邊境。遣將征討不能禽勝。乃募天下有能得戎吳將軍首者。購金千斤封邑萬戶。又賜以少女。後盤瓠銜得一頭將造王闕。王診視之即是戎吳。為之柰何。群臣皆曰。盤瓠是畜不可官秩。又不可妻。雖有功無施也。少女聞之啟王曰。大王既以我許天下矣。盤瓠銜首而來為國除害。此天命使然。豈狗之智力哉。王者重言。󰊉者重信。不可以子女微軀而負明約於天下。國之禍也。王懼而從之。令少女隨。盤瓠將女上南山。山草木茂盛無人行迹。於是女解去上衣為僕豎之紛。著獨拘之叉。隨盤瓠昇山入谷止于石室之中。王悲思之遣往視覓。天輒風雨嶺震雲晦往者莫至。蓋經三年產六男六女。盤瓠死後自相配偶為夫妻。織績木皮染以草實。好五色衣服裁制著用。經後母歸以語王。王遣追之男女。天不復雨衣服𮂝褳言語侏離。飲食蹲踞好山惡都。王順其意有詔賜以名山廣澤。號曰蠻夷。蠻夷者。外癡內黠。安土重賜以其受異氣於天命故。待以不常之伴。田作價販無開濕符傳租稅之賦。有邑君長皆賜印綬。冠用獺皮。取其游食於水。今即梁漢巴蜀武陵長沙廬江群夷是也。周糝雜魚肉叩槽而號。每祭盤瓠。其俗至今。故世稱赤𩨫橫頵盤瓠子孫右六條出搜神記。

> 高辛氏の時代、王宮に老いた女性が住んでいた。彼女は長年耳の病気を患い、医者が治療したところ、繭のような大きな虫が耳から出てきた。女性が去った後、その虫を瓢箪の器に入れ、皿で覆っておいた。するとすぐに、その虫は犬へと変わった。毛並みは五色に輝いていたので、「盤瓠」と名付けられ、飼いならされた。 その頃、戎呉という国が勢力を強め、度々国境に侵入していた。将軍を遣わして征討したが、打ち勝つことができなかった。そこで王は天下に布告した。「戎呉の将軍の首級を取った者には、黄金千斤と一万戸の領地を与え、さらに末娘を娶わせよう。」 その後、盤瓠が一つの首をくわえて王宮にやって来た。王が確認すると、それはまさに戎呉の将軍の首であった。王は対応に困り、「どうすればよいのか」と群臣に相談した。家来たちは皆、「盤瓠は獣であり、官位を与えることも、娘を娶わせることもできません。功績はあっても、施すべき報いはありません」と答えた。 それを聞いた末娘は王に申し出た。「父上は既に天下にお約束されました。盤瓠が首をくわえて来たのは、国から害を取り除くためです。これは天命であり、犬の知恵や力によるものではありません。王は言葉を重んじ、受賞者は約束を重んじるべきです。私のような幼い身命ゆえに、天下に対する明白な約束を違えてはなりません。それは国の禍いとなります。」 王は恐れ、娘の言う通りにした。娘は盤瓠に従い南山へ向かった。山は草木が茂り、人の足跡もない。そこで娘は上着を脱ぎ、召使いのような服装に変え、独りで働く格好をして、盤瓠と共に山を登り谷を越え、岩の洞窟に住んだ。 王は悲しみ、娘を想って使者を遣わしたが、その度に天は風雨を起こし、山嶺は震え、雲は暗く、誰も辿り着くことができなかった。三年の後、六人の男の子と六人の女の子が生まれた。盤瓠が死んだ後、彼らは互いに夫婦となり、木の皮を織って布とし、草の実で染めた。五色の衣服を好み、裁断して着用した。 後に、母が娘のもとから帰り、その話を王に伝えた。王は追跡を命じたが、天は再び雨を降らせず、衣服は乱れ、言葉は通じず、食事はしゃがんで取り、山を好み都を嫌った。王は彼らの意志に従い、名山と広い湿地を与えるよう詔を下し、「蛮夷」と名付けた。 蛮夷とは、外は愚かだが内は賢く、土地に安んじ、賜物を重んじる。彼らは天命によって異なる気を受けているため、通常とは異なる扱いを受ける。耕作や交易には関所の通行証や租税が課されず、村や邑の長には印章と綬が与えられた。冠にはカワウソの皮を用い、これは水中で魚を追う習性に因んでいる。今の梁漢、巴蜀、武陵、長沙、廬江の諸々の蛮夷がこれに当たる。 彼らは魚肉を混ぜた粥を作り、飼い葉桶を叩いて叫び、毎回盤瓠を祭る。その風習は今も続く。世にいう「赤い脛、横たわる顎」は盤瓠の子孫である。 <note>以上の六条は『捜神記』より出づ。</note>