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title: "法苑珠林 · 5 典主部"
description: "法苑珠林由唐代高僧道世编纂，成书于唐高宗总章元年（668年），是佛教重要的类书典籍。全书共一百卷，系统分类整理了佛教经律论三藏中的典故、名相、教义及因果故事，内容涵盖佛教宇宙观、修行方法、戒律仪轨等，被誉为佛教百科全书。道世以严谨的学术态度广引经典，保存了大量唐代以前的佛教文献，具有极高的史料价值。该书不仅对唐代佛教研究影响深远，更为后世学者提供了系统研究佛教教义的重要依据，在中国佛教文献史上占据重要地位。"
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### 典主部第五

> 第五 教主と眷属の章

如問地獄經及淨度三昧經云。總括地獄有一百三十四界。先述獄主名字處所。閻羅王者。昔為毘沙國王。與維陀始生王共戰。兵力不敵。因立誓願為地獄主。臣佐十八人領百萬之眾。頭有角耳皆悉忿懟。同立誓曰。後當奉助治此罪人。毘沙王者今閻羅王是。十八大臣者今諸小王是。百萬之眾諸阿傍是。

> 『如問地獄経』と『浄度三昧経』によると、地獄は全部で134の世界があるとされています。まず、地獄の主の名前とその場所について述べます。 閻羅王（えんらおう）は、かつて毘沙国（びしゃこく）の王でした。維陀始生王（いたししょうおう）と戦いましたが、兵力が及ばず、そこで誓いを立てて地獄の主となりました。その臣下18人は百万人の兵を率い、頭には角、耳は獣のような姿で、皆激しく怒っていました。彼らも共に誓いました。「後（のち）に主を助けて、この罪人たちを裁きましょう」と。 毘沙国の王こそが、今の閻羅王です。18人の大臣たちは、今の地獄の諸王たちです。百万人の兵たちは、地獄の鬼（阿傍＝あぼう）たちです。

又長阿含經云。閻浮提南有金剛。內有閻羅王宮。縱廣六千由旬問地獄經云。住獄間城縱廣三萬里金銀所成。

> また、長阿含経にはこう説かれています。「閻浮提（南の人間世界）の南には金剛という場所があり、その中に閻羅王の宮殿がある。その宮殿は縦横六千由旬ある。」<note>問地獄経には「獄間城は縦横三万里あり、金や銀でできている」とあります。</note>

晝夜三時有大銅鑊自然在前。若鑊入宮內。王見怖畏。捨出宮外。若鑊出宮外王入宮內。有大獄卒臥王熱鐵上。鐵鉤擗口洋銅灌之。從咽徹下無不燋爛。事竟還與婇女共相娛樂。彼諸大臣同受福者亦復如是。

> 昼夜を通じて、いつも大きな銅の釜が王の前に現れました。 その釜が宮殿の中に入ると、王は恐ろしさのあまり外へ逃げ出しました。 釜が外に出ると、王はまた宮殿の中へ戻りました。 やがて、大勢の獄卒たちが王を熱した鉄の上に寝かせました。 鉄の鉤で口をこじ開け、銅の溶けたものを注ぎ込むと、それは喉を通って体中に及び、焼け爛れないところはありませんでした。 それが終わると、また女官たちと一緒に楽しみました。 同じように福報を受ける多くの大臣たちも、同様の体験をしました。

問地獄經云。十八王者。即主領十八地獄。一迦延典泥犁。二屈遵典刀山。三沸進壽典沸沙。四沸典沸屎。五迦世典黑耳。六𡻘嵯典火車。七湯謂典鑊湯。八鐵迦然典鐵床。九惡生典𡻘山。十寒氷經闕王名。十一毘迦典剝皮。十二遙頭典畜生。十三提薄典刀兵。十四夷大典鐵磨。十五悅頭典水地獄。十六鐵󰔼經闕王名。十七身典𦚭蟲。十八觀身典洋銅。又淨度三昧經云。復有三十地獄。各有主典不煩具錄。但列五官名字者。一者鮮官禁殺。二者水官禁盜。三者鐵官禁婬。四者土官禁兩舌。五者天官禁酒。

> 『問地獄経』にはこう説かれています。十八人の王がおり、それぞれ十八の地獄を統治しています。 第一は迦延（かえん）で泥犁地獄を、第二は屈遵（くつじゅん）で刀山地獄を、第三は沸進寿（ふつしんじゅ）で沸沙地獄を、第四は沸典（ふってん）で沸屎地獄を、第五は迦世（かせい）で黒耳地獄を、第六は𡻘嵯（がっさ）で火車地獄を、第七は湯謂（とうい）で鑊湯地獄を、第八は鉄迦然（てつかねん）で鉄床地獄を、第九は悪生（あくしょう）で𡻘山地獄を、第十は寒氷（かんぴょう）※経典に王の名は欠けている、第十一は毘迦（びか）で剥皮地獄を、第十二は遙頭（ようとう）で畜生地獄を、第十三は提薄（だいはく）で刀兵地獄を、第十四は夷大（いだい）で鉄磨地獄を、第十五は悦頭（えっとう）で水地獄を、第十六は鉄󰔼（てつ…）※経典に王の名は欠けている、第十七は身典（しんてん）で𦚭虫地獄を、第十八は観身（かんじん）で洋銅地獄を、それぞれ主管しています。 また、『浄度三昧経』にはこうあります。「さらに三十の地獄があるが、それぞれに主管の者がいて、ここで全てを書き記すことはしない。ただ、五人の官の名前だけを挙げよう。 第一は鮮官（せんかん）で殺生を禁じ、第二は水官（すいかん）で盗みを禁じ、第三は鉄官（てっかん）で婬欲を禁じ、第四は土官（どかん）で両舌を禁じ、第五は天官（てんかん）で酒を禁じる。」

問地獄經云。閻羅王城之東西南北面列諸地獄。有日月光而不明淨唯黑耳獄光所不照。人命終時生中陰。中陰者已捨死陰未及生陰。其罪人乘中陰身入泥犁城泥犁城者梁言密條城又云閉城也是諸罪人未受罪之間。共聚是處。巧風所吹。隨業輕重受大小身。臭風所吹。成就罪人麁醜之形。香風所吹成就福人微細之體。

> 『問地獄経』にはこう説かれています。 閻羅王の城の東西南北には、それぞれ地獄が並んでいる。そこには太陽や月の光があるが、明るく清らかではない。ただ「黒耳地獄」だけは、光がまったく届かない。 人が命を終えると、中陰（ちゅういん）の状態になる。中陰とは、死んだ姿（死陰）を捨て、まだ次の生（生陰）を受ける前の間の状態である。 その罪人は、中陰の身で泥犁城（ないりじょう）に入る。泥犁城とは、『梁』の言葉で「密条城」といい、また「閉城」ともいう。ここは、罪人たちがまだ罰を受けていない間、共に集まる場所である。 ここでは「巧風」が吹き、業の軽重に応じて、大きな身体や小さな身体を与えられる。「臭風」が吹けば、罪人には粗く醜い姿が与えられ、「香風」が吹けば、福ある者には微細な体が与えられる。