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title: "法苑珠林 · 10 鬼神部"
description: "法苑珠林由唐代高僧道世编纂，成书于唐高宗总章元年（668年），是佛教重要的类书典籍。全书共一百卷，系统分类整理了佛教经律论三藏中的典故、名相、教义及因果故事，内容涵盖佛教宇宙观、修行方法、戒律仪轨等，被誉为佛教百科全书。道世以严谨的学术态度广引经典，保存了大量唐代以前的佛教文献，具有极高的史料价值。该书不仅对唐代佛教研究影响深远，更为后世学者提供了系统研究佛教教义的重要依据，在中国佛教文献史上占据重要地位。"
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### 鬼神部第十

> 鬼神部第十

如大集經云。爾時一切諸天。一切諸龍。乃至一切迦吒富單那等。於三寶中得增上信。作如是言。我等一切從今以往護持正法。若諸國王見有如是為佛出家受持禁戒。乃至為佛𩮜鬚髮不受禁戒。受而毀犯。無可積聚。如其事緣。治其身罪鞭打之者。我等不復護持養育。如是國王捨離彼國。以捨離故令其國土而有種種諂詐鬪諍疫病飢饉三兵俱起。非時風雨亢旱毒熱傷害苗稼。令其國土所有世尊聲聞弟子悉向他國。使其國土空無福田。若有世尊聲聞弟子乃至但著袈裟片者。若有宰官鞭打彼等。其剎利王不遮護者。我等亦當出其國土。

> 『大集経』にはこう説かれている。 「その時、すべての天、すべての龍、さらにはすべてのガータ（鬼）やブータナ（餓鬼）などに至るまで、三宝に対して深い信仰を培った。彼らはこう言った。 『私たちは皆、今よりこの先、正しい教えを守り護っていこう。もし王たちの中に、このように仏のために出家し戒律を守る者、あるいは仏のために髪やひげを剃りながら戒律を守らない者、戒律を受けた後に破る者、蓄えのない者などを見つけ、その事情に基づいて彼らの罪を罰し鞭打つ者がいるならば、私たちはもはやそのような国を護り育てることはしない。そのような王を捨ててその国を離れる。離れることによって、その国にはさまざまな偽りや諍い、疫病、飢饉、そして三種類の戦乱が同時に起こるだろう。季節はずれの風雨や干ばつ、毒や暑さが農作物を傷つけ、その国にいる世尊の声聞の弟子たちはみな他国へ去っていく。その国にはもはや福田（福を生む田）は空っぽとなる。もし世尊の声聞の弟子たち、あるいはただ袈裟の一片をまとっている者たちを、役人が鞭打っても、その国の王が彼らを守り庇わないなら、私たちもまたその国を出ていこう』」

又大集經云。爾時世尊以震旦國付囑毘首羯磨天子五千眷屬。迦毘羅夜叉大將五千眷屬。乃至雙瞳目大天女十七大將各領五千眷屬。汝等賢首皆共護持震旦國土。於彼所有一切觸惱鬪諍怨讎忿競言訟兩陣交戰飢饉疫病非時風雨氷寒毒熱。悉令休息。遮障不善諸惡眾生。瞋恚麁獷苦辛惱觸無味等物。悉令休息。令我法眼得久住故。紹三寶種不斷絕故。

> また『大集経』にはこう説かれています。 その時、世尊は震旦国を毘首羯磨天子とその五千の眷属、迦毘羅夜叉大将とその五千の眷属、さらに双瞳目大天女ら十七人の大将とそのそれぞれ五千の眷属に委ねられた。 「あなたがたは皆、共に震旦の国土を守り護りなさい。 その地にある全ての悩みや争い、恨みや憎しみ、競い合いや言い争い、両軍の戦い、飢饉や疫病、季節外れの風雨、氷や寒さ、毒や暑さなどを、全て消え去らせなさい。 また、不善な諸々の悪い衆生、怒りや荒々しさ、苦しみや悩み、味のないものなどを、全て止めさせなさい。 私の法の眼が長く久しく住むために、また三宝の種が絶えることなく続くために。」と。

頌曰。

> 偈に曰く。

於赫大聖 種覺圓明 無非不察如響酬聲 弗資延慶 孰寤歸誠良道可仰 寔引迷生 百川邪浪一味吞并 物有取捨 善惡虧盈八邪馳銳 四句爭名 識非鑒是法住安寧

> ああ、偉大なる聖者よ。 すべてを悟り、完全な智慧に達し、 明らかに照らし、見逃すことのない方。 まるで音に応じて響きが返るように、 祈りを捧げる者に応えてくださる。 その加護がなければ、誰が真心を捧げる意味を知り得ようか。 尊く仰ぐべき道こそ、 迷える者を真実へ導くのだ。 あたかも百の川が勢いよく流れても、 海という一味にすべてを呑み込むように。 人は物事に取捨選択をし、 善悪・損得にこだわる。 八つの邪見は激しく動き、 四句の議論は名分を争う。 しかし、識がすべてを正しく見極める時、 法は静かに安らかにとどまるのだ。

## 法苑珠林卷第三十

> 法苑珠林 第三十巻