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title: "法苑珠林 · 4 濟難部"
description: "法苑珠林由唐代高僧道世编纂，成书于唐高宗总章元年（668年），是佛教重要的类书典籍。全书共一百卷，系统分类整理了佛教经律论三藏中的典故、名相、教义及因果故事，内容涵盖佛教宇宙观、修行方法、戒律仪轨等，被誉为佛教百科全书。道世以严谨的学术态度广引经典，保存了大量唐代以前的佛教文献，具有极高的史料价值。该书不仅对唐代佛教研究影响深远，更为后世学者提供了系统研究佛教教义的重要依据，在中国佛教文献史上占据重要地位。"
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### 濟難部第四

> 第四 難を済う部

如僧祇律云。昔佛在世時。尊者達尼迦闇取官材罪在不捨。時瓶沙王信敬三寶。見達尼迦身著袈裟。雖取官材釋然不問。比丘見已而白佛言。此達尼迦宿殖何業。為瓶沙王原恕乃爾。佛告比丘。乃往過去。爾時有一金翅鳥王。其身極大。兩翅相去六千餘里。常入海中取龍食之。諸龍常法畏金翅鳥。常求袈裟著宮門上。鳥見袈裟生恭敬心。便不復前行食彼諸龍。鳥食龍時。以翅博海水擗龍現而取食之。時有一龍為鳥所逐。即取袈裟戴著頂上。尋岸而走。時金翅鳥化作婆羅門。追逐龍後種種罵言。汝今何不放此袈裟。龍畏死故急捉不捨。爾時海邊有一仙人。龍時恐悑投趣仙人。鳥見仙人不敢復前。仙人即出為鳥說法。教鳥向龍共相懺悔已各去。佛告比丘。昔仙人者今我身是。金翅鳥者瓶沙王是。爾時龍者達尼迦是。昔蒙袈裟得免鳥食。今復蒙我袈裟因緣得脫王難。出家修道獲阿羅漢。是故當知。袈裟威力不可思議。

> 『僧祇律』にこうある。昔、仏が世にいらっしゃったころ、尊者のダニカ（達尼迦）が官の材木を盗み取り、その罪は許されないものであった。その時、瓶沙王（ビンビサーラ王）は三宝を深く敬っていた。ダニカが袈裟を身につけているのを見ると、官材を取ったことを問いたださず、咎めることなく見逃した。比丘たちはこれを見て仏に申し上げた。「このダニカは前世でどのような業を積んだのでしょう。瓶沙王がこれほどまでに許されたのはなぜですか」。仏は比丘たちに告げられた。「過去の話をしよう。その昔、一羽の金翅鳥（ガルダ）の王がいた。その体は極めて大きく、両翼を広げると六千里余りもあった。常に海に入って龍を捕らえ、食べていた。龍たちは常に金翅鳥を恐れていた。そこで常に袈裟を求めて宮門の上に掲げた。鳥は袈裟を見ると恭敬の心を生じ、それ以上進んで龍を食べることをしなかった。鳥が龍を食べるときは、翼で海の水をかき分け、龍を現わして捕らえ、食べたものだ。その時、一匹の龍が鳥に追われ、すぐに袈裟を取って頭の上に載せ、岸に沿って走った。金翅鳥は婆羅門に変化して、龍の後を追いかけ、さまざまに罵った。『お前はどうしてこの袈裟を捨てないのだ』。龍は死を恐れたので、しっかりと握って離さなかった。その頃、海辺に一人の仙人がいた。龍は恐れおののき、仙人のもとへ逃げ込んだ。鳥は仙人を見ると、それ以上近づくことができなかった。仙人は出てきて鳥のために法を説き、鳥に龍と共に互いに懺悔するよう教えた。そして、それぞれが去っていった」。仏は比丘たちに告げられた。「昔の仙人は、今の私である。金翅鳥は瓶沙王である。その時の龍はダニカである。彼は昔、袈裟のおかげで鳥に食べられるのを免れた。今また私の袈裟の縁によって王難を免れ、出家して道を修め、阿羅漢の果てを得たのだ。ゆえに知るべきである。袈裟の威力は、思いはかることのできないものであると」。

又海龍王經云。爾時有龍王。而白世尊曰。於此海中無數種龍。有四種金翅鳥。常食斯龍及龍妻子。願佛擁護常得安隱。於是世尊脫身皂衣。告海龍王。汝取是衣分與諸龍。皆令周遍。有值一縷者。金翅鳥王不能犯觸。持禁戒者所願必得。爾時諸龍各懷驚懼。各心念言。是佛皂衣甚為小少。安得周遍大海諸龍。時佛則知龍心所疑。告龍王言。假使三千大千世界所有人民。各分如來皂衣終不減盡。譬如虛空。隨其所欲則自然生。時龍即取佛衣。而分作無鞅數百千萬段。各各分與。隨其所乏。廣狹大小自然給與。其衣如故給不知盡。當敬此衣。如敬世尊。如敬塔寺。佛言。觀如來衣者即脫龍身。於是賢劫中皆得無著當般泥洹。爾時四金翅鳥王各與千眷屬俱白佛言。今日吾等自歸三寶。悔過前犯奉持禁戒。從今日始常以無畏施一切龍。擁護正法到于滅盡。不違佛教。佛告四金翅鳥王。汝等先於金仁佛時。為四比丘。名曰欣樂大欣樂上勝上友。是四比丘違犯戒法。貪於供養不護身口意。作惡眾多。供養金仁佛亦不可計。以是之故不墮地獄。墮此禽獸。前後殺生不可稱計。佛現神足令識宿命。所作罪福普悉念之。我等寧沒身命不敢犯惡。佛為說經授其決言。彌勒佛時在第一會皆當得度。

> 『海龍王経』にまた次のように説かれています。 そのとき、一頭の龍王が世尊に申し上げました。 「この大海の中には、数えきれないほどの龍が住んでおります。しかし、四種の金翅鳥（こんじちょう）が常にこれらの龍やその妻・子らを捕らえて食べております。どうか仏さま、われわれを護り、いつも安らかでありますように。」 そこで世尊は、ご自身の黒い衣を脱がれて、海龍王に告げられました。 「あなたはこの衣を取り、龍たちに分け与えなさい。すべての龍に行き渡るようにしなさい。もし、ほんの一本の糸でも受けることができたなら、その龍を金翅鳥の王でさえ犯すことはできません。戒律を護り持つ者の願いは、必ず叶うのです。」 そのとき、龍たちはそれぞれ恐れおののき、「この仏さまの黒い衣は、とても小さい。どうして大海のすべての龍に行き渡るだろうか」と思いました。 すると仏は、龍たちの心の疑いを知って、龍王に告げられました。 「たとえ三千大千世界にあるすべての人々が、それぞれ如来の黒い衣を分け取ろうとしても、決して尽きることはありません。虚空のようなもので、その欲するままに、自然に生じてくるのです。」 そこで龍王は仏の衣を取り、無数の百千万の切れ端に分けました。そして、それぞれに分け与えました。各々の必要に応じて、広さや狭さ、大きさや小ささが自然に与えられました。それでも衣はもとのままで、与えても尽きることがありませんでした。 「この衣を敬いなさい。世尊を敬うように、塔寺を敬うように。」 仏は言われました。 「如来の衣を観じる者は、即座に龍の身を脱するでしょう。そして、賢劫の中において皆、執着のない境地に達し、やがて涅槃に入るでしょう。」 そのとき、四匹の金翅鳥の王は、それぞれ一千の眷属とともに仏に申し上げました。 「今日、われわれは三宝に帰依いたします。これまでの過ちを悔い改め、戒律を護り持ちます。今日から常に、すべての龍に恐れのない安心を与え、仏法を護り、法が滅び尽きるその時まで、仏の教えに背くことはありません。」 仏は四匹の金翅鳥の王に告げられました。 「あなたたちは昔、金仁仏の時代に四人の比丘でありました。名を欣楽、大欣楽、上勝、上友といいました。この四人の比丘は戒律を犯し、供養を貪り、身・口・意を護らず、多くの悪を行いました。しかし、金仁仏を供養した功徳も計り知れないものがありました。その功徳によって地獄に堕ちることなく、この鳥類に生まれたのです。それまでに殺生した命の数は計り知れません。仏は神力を現して、あなたたちに過去世を覚らせ、行った罪と福をすべて思い出させたのです。」 「われわれは命を賭しても、決して悪を犯すことはいたしません。」 仏は彼らのために経を説き、こうお告げになりました。 「弥勒仏の時代、最初の仏の説法の集いにおいて、あなたたちはみな救われるでしょう。」