---
title: "法苑珠林 · 3 姦偽部"
description: "法苑珠林由唐代高僧道世编纂，成书于唐高宗总章元年（668年），是佛教重要的类书典籍。全书共一百卷，系统分类整理了佛教经律论三藏中的典故、名相、教义及因果故事，内容涵盖佛教宇宙观、修行方法、戒律仪轨等，被誉为佛教百科全书。道世以严谨的学术态度广引经典，保存了大量唐代以前的佛教文献，具有极高的史料价值。该书不仅对唐代佛教研究影响深远，更为后世学者提供了系统研究佛教教义的重要依据，在中国佛教文献史上占据重要地位。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cmcy5b0co08hpl404nw6rrrm2"
---

### 姦偽部第三

> 第三部 偽りの心

又舊雜譬喻經云。昔有大姓家子端正。以金作女像語父母言。有女似此者。兒乃當取。時他國有女。貌亦端正。亦作金男。白父母言。有男似此。乃當嫁之。父母各聞便遠娉合。時國王舉鏡自照。謂群臣曰。天下人顏有如我不。諸臣答曰。臣聞彼國有男端正無比。則遣使請之。使至告之。王欲見賢者。則嚴車進去已自念。王以我明達故來相呼。則還取書而見婦與奴為姦悵然懷憾。為之結氣。顏色衰醜。臣見如此。謂行道消瘦。馬厩安之。夜於厩中見王正大夫人與馬下人私通。心乃自寤。王大夫人尚當如此。何況我婦。意解心悅顏色如故。則與王相見。王曰。何因止外三日。答曰。臣來有忘。還歸取之。而見婦與奴為姦。意忿顏色衰變。故住厩中三日。昨見王正夫人來與養馬兒私通。夫人乃爾。何況餘人。意解顏色復故。王言。我婦尚爾。何況凡女。兩人俱捨。便入山中。𩮜髮作沙門。思惟女人不可從事。精進不懈俱得辟支佛道。

> また、『旧雑譬喩経』にはこうある。 昔、ある大金持ちの家に、端正な顔立ちの息子がいた。彼は金で女の像を作り、両親に言った。「この像のような娘がいたら、娶りたい」。一方、別の国にもやはり美しい娘がおり、金の男像を作って父母に言った。「この像のような男性がいたら、嫁ぎたい」。両家はこれを聞き、遠くから縁談を取り結んだ。 その頃、ある国の王が鏡を見て自らの顔を眺め、群臣に尋ねた。「世の中に、私のように美しい顔の者がいるだろうか」。臣下たちは答えた。「あの国に、この上なく端正な男がいると聞きました」。王は使いを遣わし、「王があなたに会いたがっている」と伝えさせた。使者はその男のもとへ行き、告げた。 男は「王は私の賢明さを聞いて、お呼びになったのだ」と思い、車を整えて出発した。ところが途中で「そうだ、書物を忘れた」と引き返すと、家で妻が奴隷と密通しているのを目撃してしまった。彼は深く心を痛め、恨みの気持ちがこもり、顔色は衰え、醜くなってしまった。 臣下たちはそれを見て、「旅の疲れでやつれたのだろう」と思い、彼を馬小屋に泊めた。その夜、彼は馬小屋で、王の正夫人が馬丁と密通しているのを偶然見てしまった。そこで彼ははっと悟った。「王の正夫人でさえこうなのだ。ましてや我が妻はなおさらだ」。そう思い至ると、心が晴れて顔色も元に戻った。 やがて王と対面した。王は「なぜ三日も外で滞在したのか」と尋ねた。彼は答えた。「参上する際、忘れ物をして取りに戻りました。その時、妻が奴隷と密通しているのを見てしまい、気分が沈んで顔色が悪くなりました。そこで三日間、馬小屋で過ごしました。ところが昨晩、王の正夫人が馬丁と密通しているのを見て、『あの方ですらそうなのだから、他の者はなおさらだ』と思い、心が晴れて顔色も戻ったのです」。 王は言った。「私の妃ですらそうなのだ。ましてや普通の女はなおさらだ」。二人はともに、世の女性への執着を捨て去り、山中に入った。そこで髪を剃り、沙門となり、女というものに関わるべきではないと深く考え、精進を怠ることなく、ついに二人揃って辟支仏（独覚）の境地に達したのである。

又舊雜譬喻經云。昔有婦人生一女。端正無比。年始三歲。國王取視呼道人相。後堪為夫人不。道人報王。此女有夫。王後得之。王言。我當牢藏。豈可後得。便呼鶴來。汝處在何。鶴白王言。我止大山。半腹有樹。人畜不歷。下有洄水。船所不行。王言。我以此女寄汝將養。便撮持去。日日從王。取飯與女。如是久後。上有一聚卒為水漂去。有一樹枝逐水下流。有一男子得抱持樹。墮洄水中不得去洄。岸有蒲桃樹。踊出住倚山傍。男子尋之。得上鶴樹。與女私通。女便藏之。鶴覺女身重。左右求得男子。舉撮棄之。如事白王。王曰。前道人善巧相人也。師曰。人有宿對非力所制。逢對則可。畜生亦爾。

> 昔々、あるところに一人の婦人がいました。娘を産みました。その娘は、この上なく美しい姿をしていました。年はわずか三歳でした。国王がその娘を見て、占い師を呼び、こう尋ねました。「この娘は、後に妃となるにふさわしいだろうか。」占い師は国王に答えました。「この娘には、すでに夫が決まっております。王は後にお手にされるでしょう。」王は言いました。「私がしっかりと隠しておけば、後から手に入れられないことはあるまい。」そこで王は鶴を呼び、尋ねました。「お前はどこに住んでいるのか。」鶴は王に申し上げました。「私は大きな山に住んでおります。その山の中腹に木があり、人も獣も近づきません。その下には渦を巻く川があり、舟も通うことができません。」王は言いました。「この娘をお前に預けて、養育してもらいたい。」すると鶴は娘をくわえて連れて行きました。以来、毎日王のもとから食事をとり、娘に与えました。そうして長い年月が過ぎました。ところがある時、上のほうの村が突然、水に流されてしまいました。一本の枝が川の流れに沿って流れてきました。ある男がその枝に抱きつきました。彼は渦を巻く川に落ちてしまい、そこから逃げ出せずにいました。岸辺には葡萄の木が生えており、それは山のふもとに寄りかかって突き出ていました。男はその葡萄の木を伝って、ついに鶴の住む木にたどり着きました。そして娘と密通しました。娘は男を隠しました。すると鶴は娘の体が重くなっていることに気づき、あちこち探し回って男を見つけ出し、くわえて捨ててしまいました。そしてこの一部始終を王に申し上げました。王は言いました。「あの占い師は実によく相を見たものだ。」師は言いました。「人には前世からの定め（宿対）があり、力で抑えられるものではない。その定めに出会えば避けられない。それは畜生も同じである。」

又舊雜譬喻經云。昔有國王護持女急。王夫人語太子曰。我為汝母。生來不見國中。欲一迴出。汝可白王。如是至三。太子白王。王則聽可。太子自為御車。群臣於路奉迎設拜。夫人出手開張令人得見。太子見女人面如是。便詐腹痛而還。夫人言曰。我無相甚矣。太子自念。我母尚當如此。何況餘乎。夜便委國捨去入山游觀。時道邊有樹。下有泉水。太子上樹逢見梵志。獨行入水池浴。出已飯食作術。吐出一壺。壺中有女。與屏處室。梵志得臥。女人復吐一壺。壺中有男。復與共臥。臥已吞壺。須臾之頃梵志起已。復內婦著壺中。吞已杖持而去。太子歸國白王。請梵志及諸臣下。作三人食。持著一邊。梵志既至。言我獨自。太子曰。梵志汝當出婦共食。梵志不得已出婦。太子曰。婦汝當出夫共食。如是至三。不得已出男共食。食已便去。王問太子。汝何因知之。答曰。我母觀國。我為御車。母開出手令人見之。我念女人能多樂欲。便詐腹痛。還入山中。見梵志藏婦。腹中如是女人姦不可絕。願太王放赦宮中自在行來。王勅後宮。其欲行者任從志也。師曰。天下不可信者。女人是也。

> また、『旧雑譬喩経』にはこうある。 昔々、ある国王が女性を厳しく監視していた。ある日、王の夫人が太子に言った。「私はあなたの母であるのに、生まれてから一度も国の外を見たことがない。どうか一度、外に出たいので、王様に話してほしい。」こうして三度願い出ると、太子が王に伝え、王はそれを許した。太子自らが御者となって車を走らせると、道中では群臣が迎えに出て拝礼した。夫人は手を車の外に出して、人々に手を見せた。太子はこの様子を見て、女性の心の軽さに気づき、偽って腹痛を訴え、引き返した。夫人は言った。「私は本当に見苦しいことをしてしまった。」太子は心に思った。「我が母でさえこうなのだ。ましてや他の女性ならなおさらだ。」その夜、太子は国を捨てて山へ入り、遊行した。 道端に木があり、その下に泉があった。太子が木に登って見ていると、一人の梵志（バラモン）が独りでやって来て水浴びをした。出てきて食事をし、術を使うと、口から一つの壺を吐き出した。壺の中には女がいて、彼は彼女と隠れたところで共に臥した。梵志が横になると、今度は女が一つの壺を吐き出した。壺の中には男がいて、彼女はその男と共に臥した。臥した後、女は男の入った壺を飲み込んだ。しばらくして梵志が起き上がると、女を再び壺の中に入れ、それを飲み込み、杖をついて去って行った。 太子は国に帰り、王にこの話をした。そして、梵志と群臣を招き、三人分の食事を用意して脇に置いた。梵志が来て言った。「私は一人者です。」太子は言った。「梵志よ、あなたの妻を呼び出して共に食事をしなさい。」梵志はやむを得ず妻を出した。太子はまた言った。「妻よ、あなたの夫を呼び出して共に食事をしなさい。」こうして三度促され、やむを得ず男を出して共に食事をした。食事が終わると彼らは去って行った。 王が太子に問うた。「なぜお前はそのことを知っているのだ。」太子は答えた。「母が国を見たいと言い、私が御者を務めました。母が手を車の外に出して人に見せました。その時、私は思いました。『女というものは欲深いものだ』と。そこで偽って腹痛を訴え、山に帰りました。その時、梵志が自分の腹の中に妻を隠しているのを見ました。このように、女の奸計は絶えることがありません。どうか大王よ、後宮の者たちを自由に出入りさせてあげてください。」王は後宮に命じた。「出たい者は、思うままに出て行ってよい。」 ※師の教え曰く、「この世で最も信頼できないものは、女である。」

又舊譬喻經云。昔有四姓。藏婦不使人見。婦值青衣人。作地突與琢銀兒私通。夫後覺婦。婦言。我生不邪行。卿莫妄語。夫言。吾不信汝。當將汝至神樹所立誓。婦言。甚佳。夫持齋七日。始入齋室。婦密語琢銀兒。汝詐作狂亂頭。於市逢人抱持。牽引棄之。夫齋竟便將婦出。婦言。我不見市。卿將我過市。琢銀兒便來抱持。詐狂臥地。婦便號呼其夫。何為使人抱持我耶。夫言。此是狂人。何須記錄。夫婦俱到神所叩頭言。我生來不作惡。但為狂人所抱。婦便得活。夫默然而慚。佛言。當知一切女人姦詐如是。不可信也。

> 昔の譬喩経典にこう説かれている。 昔、ある家柄の者が妻を外から見えないように隠して住まわせていた。妻はある下男と通じ、穴を掘って忍び込み、銀細工師と密通していた。夫が後にそのことを察すると、妻は言った。「私は生まれてこのかた不品行などしたことがありません。どうか妄りに言わないでください」と。夫は「お前の言うことは信じられない。神の樹の下に連れて行き、誓いを立てさせよう」と言った。妻は「それは良いですね」と答えた。 そこで夫は七日間の斎戒を始めた。妻はその間にこっそりと銀細工師に言い含めた。「あなたは狂人のふりをして、髪を振り乱し、町中で会った人に抱きついたり、引きずり回したりしなさい」と。 夫の斎戒が終わると、妻を連れ出した。妻は「私は町を見たことがありません。どうか町の中を通ってください」と言った。すると銀細工師がやって来て妻に抱きつき、狂ったふりをして地面に転がった。妻は夫に向かって大声で叫んだ。「どうして私にあんな男を抱きつかせるのですか！」夫は「あれは狂人だ。気にする必要はない」と言った。 夫婦は共に神の樹の下に着き、額を地面に付けて言った。「私は生まれてこのかた悪いことをしたことがありません。ただ、狂人に抱きつかれただけです」。こうして妻は無事に疑いを晴らし、夫は黙り込んでしまい、恥じ入った。 仏は言われた。「知るがよい。すべての女はこのように狡賢く、信用してはならないのだ」と。

又十誦律云。佛在舍衛國。有一婆羅門生女。面貌端正顏色清淨。名曰妙光。相師占曰。是女後當與五百男共通。諸人聞已。女年十二無有求者。時婆羅門有隣比估客。常入海採寶。是估客於樓上遙見是女。即生欲心。問餘人言。是誰女耶。答是某甲婆羅門女。有取者耶。答言。無有求者。問何故無人求耶。答曰。此女有一過罪。相師占曰。是女後當與五百男子共通。所以無求者。時估客念言。除沙門釋子。無入我舍者。即往求取。女到未久。估客結伴欲入海中。喚守門者語言。我欲入海。莫聽男子強入我舍。除沙門釋子。此是無過人。答言爾。去後沙門於舍乞食。是女見已語言。共我行欲。諸比丘不知白佛。佛言。此舍必有非梵行。汝不應往。此女後得病。於夜命終。其家人以莊嚴具。合棄屍處。時有五百群賊。於此處行。見是死女。即生欲心。便就行欲。是女先語沙門婆羅門。共我行欲。以此因緣故墮惡道。彼國北方生作婬龍。名毘摩達多。

> 『十誦律』にもこうあります。 昔、仏が舎衛国におられたときのこと。一人のバラモン（司祭階級）の娘が生まれました。娘は顔立ちが整い、肌は清らかで、妙光と名付けられました。相士が占って言いました。「この娘は後に五百人の男と関係を持つでしょう。」これを聞いた人々は、娘が十二歳になっても求婚する者はいませんでした。 そのバラモンの隣には、海で宝を採る行商人がいました。ある日、この行商人が楼上から娘を遠くに見かけ、欲心を起こしました。他人に尋ねます。「あの娘は誰か？」答えて言う。「あのバラモンの娘です。」「もう娶った者がいるのか？」「いいえ、求婚者はおりません。」「なぜ誰も求めないのか？」「この娘には一つの過ちがあります。相士が占って『後に五百人の男と関係を持つ』と言ったので、求婚者がいないのです。」 行商人は考えました。「沙門（修行者）の釈迦の弟子たち以外に、私の家に入る者はいない。」そしてすぐに娘を娶りました。娘が来て間もなく、行商人は仲間と共に海に入ろうと計画しました。門番を呼んで言いました。「私は海に入る。私がいない間、沙門の釈迦の弟子以外の男を、無理にでも家に入れてはならない。これらの人々には落ち度がないからだ。」門番は承知しました。 行商人が出かけた後、沙門たちが家に托鉢に来ました。娘は彼らを見て言いました。「私と交わりなさい。」比丘たちはこれを仏に告げました。仏は言われました。「この家には必ず不浄行がある。お前たちは近づくべきではない。」 その後、娘は病気になり、夜中に命を落としました。家族は彼女を装飾品で飾ったまま、遺体を捨てました。そこへ五百人の盗賊が通りかかり、死んだ娘を見て欲心を起こし、交わりました。 この娘は以前、沙門やバラモンに「私と交われ」と言ったことが原因で、悪道に落ちました。そしてその国の北方で、姦淫の竜（ナーガ）となりました。その名を毘摩達多といいます。

正報頌曰。

> 正報の讃歌に曰く。

邪婬入地獄 登彼刀葉林熱鐵釘其口 洋銅灌入心毒龍碎骨髓 金剛鼠食陰銅柱緣上下 鐵床臥隱深

> 邪淫の者は地獄に堕ちる その荊の林を登らされる 焼けた鉄の釘で口を打たれ 溶けた銅を心臓に注がれる 毒の龍が骨の髄を砕き 金剛の鼠が陰部を食い尽くす 銅の柱を昇り降りさせられ 鉄の寝台に苦しみ伏すことになる

習報頌曰。

> 学びと報いについて、このように説かれています。

昏婬亂情色 受苦無表裏餘業得人身 自妻常背己彼此懷猜忌 孰肯順情旨稍有性靈人 寧得無慚恥

> 情欲に溺れ乱れると、 苦しみは表裏なく訪れる。 残った業によって人間の身を得ても、 自分の妻は常に自分に背く。 互いに疑い合って、 喜んで心のままに従う者などいるだろうか。 もし少しでも心のある人間なら、 恥ずかしくないはずがあるだろうか。