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title: "眾經撰雜譬喻 · 31"
description: "眾經撰雜譬喻由後秦高僧鳩摩羅什翻譯，道略集錄。該書成書於姚秦時期，是佛教譬喻類經典的重要彙編，收錄了諸多以譬喻故事闡釋佛理的短篇，內容涉及因果、修行、慈悲智慧等核心教義。這些故事生動淺白，旨在化深奧哲理為通俗實踐，助人覺悟。該經典在漢傳佛教中具有重要地位，既是初學者的入門指引，也是弘法利生的方便法門，對佛教文學與思想傳播影響深遠。"
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### （三一）

> 第三十一章

昔有賈客，入海採寶，逢大龍神舉船欲飜，諸人恐怖。龍曰：「汝等頗遊行彼國不？」報言：「曾行過之。」龍與一大卵如五升瓶，「汝持此卵埋彼國市中大樹下，若不爾者後當殺汝。」其人許之。後過彼國埋卵著市中大樹下。從是以後，國多災疾疫氣。國王召道術占之，云有蟒卵在國中，故令有災疫。輒推掘燒之，病悉除愈。賈客人後入海故，見龍神重問事狀，賈人曰：「昔如神教埋卵市中，國中多有疾疫，王召梵志占之，推得焚燒病者悉除。」神曰：「恨不殺奴輩。」船人問神：「何故乃爾也？」神曰：「卿曾聞某國有健兒某甲不？」曰：「聞之，已終亡矣！」神曰：「我是也！我平存時喜陵擽國中人民，初無教呵我者，但獎我，使我墮蟒蛇中，悉欲盡殺之耳！」是以人當相諫從善相順，莫自恃勢力陵擽於人，坐招其患三惡道苦，但可聞聲不可形處。

> 昔、ある商人たちが海に寶を求めに入りました。すると大きな龍の神が現れて、船をひっくり返そうとしました。皆は大変恐れました。 龍が言いました。「お前たちは、あの國に行ったことがあるか。」 商人たちは答えました。「かつて通ったことがあります。」 龍は五升の瓶ほどの大きな卵を一つ渡して言いました。「この卵を、その國の町の大樹の下に埋めなさい。もし従わなければ、後でお前たちを殺すであろう。」 商人はこれを承諾しました。 その後、その國に行ったとき、商人は言われたとおり、町の大樹の下に卵を埋めました。 それ以來、その國では災いや疫病がはやりました。國王は道士を呼んで占わせたところ、「國の中に大蛇の卵があるために、災いや疫病が起きている」と言いました。すぐに探し出して掘り起こし、焼き捨てると、病はすべて治まりました。 それからまた海に出た商人は、龍の神に會って、その後のことを詳しく尋ねられました。商人が言いました。「以前、お告げの通りに卵を町の大樹の下に埋めましたところ、國中で疫病がはやりました。國王は修行者を呼んで占わせ、卵を見つけ出して焼き捨てたところ、病人はみな治りました。」 龍は言いました。「あの者どもを殺さなかったのが恨めしい。」 舟の者たちが尋ねました。「どうしてそこまでなさるのですか。」 龍は答えました。「お前たちは、あの國にいた勇者・某という者を知っているか。」 「知っていますが、もう亡くなったと聞きました。」 龍は言いました。「私こそ、その者である。私は生きていたとき、國中の人々をいじめていた。しかし、私を戒め諭す者は一人もおらず、ただ褒めそやすだけであった。そのために、私は大蛇に生まれ変わってしまったのだ。だから、あの者たちもすべて殺してしまいたいのだ。 このように、人は互いに諫め合い、善へ導き、互いに従い合うべきである。自分の力や勢いを恃んで、人をいじめてはならない。そうすると、自らの行いによって苦しみを招き、三悪道の苦しみを受けることになる。その苦しみは、その聲を聞くことはできても、その場所に身を置くことはできないほど厳しいものである。」