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title: "法華統略 · 釋妙莊嚴王品第二十七"
description: "法華統略是中國隋唐時期高僧吉藏撰寫的對《妙法蓮華經》的注疏。吉藏作為三論宗的集大成者，該書誕生於南北朝佛教義學興盛、諸師競相注釋《法華經》的背景下。其主要內容是運用中觀學派的般若思想和三論宗的二諦、八不中道等核心教義，系統闡釋《法華經》的深層義理，尤其著重於會通諸經、判釋教相，並開顯一乘真實的佛果境界。此注疏代表了三論宗對《法華經》的權威解讀，在佛教思想史上具有重要地位，是研究中國佛教宗派思想與法華學發展的關鍵文獻。"
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### 妙莊嚴王品

> 妙荘厳王品

亦二義故來：一、上品明菩薩見機故說神呪，今品是佛見眾中八萬四千人得法眼淨故，應機說於古事，故佛菩薩共聚靈山弘道利物。二、望流通法華意者，弘一乘有三留難：一、凡夫二乘；二、天魔惡鬼；三、外道邪見。上藥王妙音弘通一乘降伏二乘人，次陀羅尼降伏魔邪惡鬼，今降伏外道邪見，伏此三方得弘宣大道。又此品來者，上品護正人令其進行心不退轉，謂說法輪；今品降伏邪人令迴邪入正，現世得記未來成佛，謂神通輪。又此品正歎善知識力，令一切眾生種善根，生生值善知識更相救護，遂致成佛。

> 【現代語訳】 この品が説かれたのには、二つの意味がある。 第一に、前の品では菩薩が人々の機根を見極めて神呪を説いたのに対し、この品では仏が、集まった八万四千人の人々が法眼（真理を見る智慧の目）を得たのを見て、彼らの機根に合わせて昔話を説かれたのである。このように、仏と菩薩はともに霊鷲山に集い、道を弘め、人々を利益された。 第二に、法華経の教えを広く伝えるという観点から見ると、一乗の教えを弘めるには三つの障りがある。すなわち、 一つは凡夫や声聞・縁覚の二乗の人々、 二つ目は天魔や悪鬼、 三つ目は外道の誤った見解である。 前の「薬王菩薩本事品」や「妙音菩薩品」では、一乗を弘めて二乗の人々を調伏し、続く「陀羅尼品」では、魔や邪悪な鬼を調伏した。そして今この品では、外道の誤った見解を調伏する。これら三つの障りを克服してこそ、広く大いなる道を弘められるのである。 また、この品が説かれるもう一つの理由として、前の品では正しい人を護り、その修行を進ませ、心が退転しないようにする、いわゆる「法輪（教えを説く働き）」が説かれた。これに対し、今この品では、誤った人々を正道に導き、彼らが現世で仏から成仏の記別を得て、未来に仏となることを示す、いわゆる「神通輪（不思議な力で導く働き）」が説かれている。 さらに、この品は善知識（善き師、善き友）の力をたたえ、すべての生きとし生けるものに善根を植えさせ、生涯ごとに善知識に出会い、互いに助け合い守り合い、ついには仏となるに至ることを説いているのである。

品中有二：初、明緣起；二、正陳本事。緣起易解。

> この品には二つの部分がある。第一に、因縁（話が生じた背景）を明らかにし、第二に、本来の物語を述べる。因縁については理解しやすい。

爾時彼佛，第二正明本事。於中有二：初說本事，次品未明時眾悟道。本事有二：初明古事；佛告大眾於意云何下，次會古今事。於中有二：初述二善知識共化一邪見王；次王迴邪入正，現世得記未來成佛，嘆二善知識也。初二善知識即二：前明菩薩善知識化王，令迴邪入正以生信心；

> その時、かの仏は、二番目に因縁の物語（ほんじ）を明らかにされた。これには二つの内容がある。まず最初に過去の因縁を説き、次にこの品の終わりに、聴衆が悟りを開いたことが示される。 過去の因縁には二つの部分がある。まず昔の出来事を明らかにし、続いて「仏が大衆に告げて『あなた方はどう思うか』と言われた」以降で、古い出来事と現在の出来事を結びつけて示される。この中でも二つの点がある。初めに、二人の善知識（ぜんちしき）が共に一人の邪見（じゃけん）の王を教化したことを述べ、次に、王が邪見から離れて正しい道に入り、現世で授記（じゅき）を受け、未来において仏となることが告げられ、二人の善知識が称賛される。 この二人の善知識について、まず最初に、菩薩である善知識が王を教化し、王が邪見から離れて正しい道に入り、信心を生じさせたことが示される。

爾時彼佛為王說法下，次、明佛善知識化王滅惑生解。二文各六。初文六者：一、佛逆為集眾說經；二、菩薩現通令迴邪信正；三、菩薩出家；四、勸父母令見佛聽法；五、敘王眷屬有堪聞之德，釋成不虗勸意；六、王眷屬受勸至佛所。初、明為引導。王說一乘者，王有權有實，若是實行則王為邪見之王，以上化下則一切人皆行邪道。今佛欲伐其邪本，則天下皆迴邪入正，同龍樹出世欲弘佛法，前化邪王心也。若是權行者，王初同邪後迴邪入正，亦令一切邪迴也。二子白母下，第二、佛既說經，今菩薩勸往聽也。爾時二子下，第三、請求出家。前引令迴邪入正，今欲引父母令捨家學道，故嘆佛難值及脫難為難。爾時二子白母下，第四、勸至佛所也。當聽我等下，前但私白母，今具啟父母，意欲通化父母令聽法及出家也。妙莊嚴王後宮下，第五、敘王眷屬有堪聞之德，釋成勸意。爾時下，第六、至佛所也。

> 当時、そこの仏が王のために説法をした後の段階です。次に、仏という善知識が王の迷いを滅し、悟りを生じさせる教化について示します。その部分は二つに分かれ、それぞれ六つの項目があります。 最初の六項目は次の通りです。 一、仏が先に人々を集めて経を説く。 二、菩薩が神通力を現し、邪な信仰を正しいものに改めさせる。 三、菩薩が出家する。 四、父母に勧めて仏に会い、法を聞かせる。 五、王の眷属に法を聞くに値する徳があることを述べ、勧めが虚しくない理由を明らかにする。 六、王の眷属が勧めに従って仏のもとへ至る。 最初に、導きについて説明します。王のために一乗を説くとは、王には権（方便）と実（真実）の両面があるからです。もし実の行であるならば、王は邪見の王であり、上の者が下を教化すれば、すべての人が邪道を歩むことになります。そこで仏がその邪見の根本を断とうとすれば、天下の人々は皆、邪から正に帰依します。これは竜樹が世に出て仏法を弘めようとした時に、まず邪見の王の心を教化したのと同じです。もし権の行であるならば、王は初めは邪であっても、後に邪から離れて正に入り、それによってすべての人々の邪をも改めさせるのです。 「時に二子、母に白して」以下の部分は、第二の項目です。仏がすでに経を説いたので、今度は菩薩が勧めて聞きに行かせるという内容です。 「時に二子」以下の部分は、第三の項目であり、出家を請い求める内容です。先に導いて邪から正に帰依させ、今度は父母を導いて家を捨てて道を学ばせようとしています。そのため、仏に遇うことの難しさや、苦しみを脱することの難しさを嘆いているのです。 「時に二子、母に白して」以下の部分は、第四の項目であり、仏のもとへ行くことを勧める内容です。「当に我等の言を聴くべし」以下の部分は、以前はただ密かに母にのみ告げたのですが、今は父母の双方に述べています。これは父母を教化して法を聞かせ、出家させようという意図があるからです。 「妙荘厳王、後宮」以下の部分は、第五の項目であり、王の眷属に法を聞くに値する徳があることを述べ、勧めの意図を説明しています。 「時に」以下の部分は、第六の項目であり、仏のもとへ至る場面です。

爾佛時下，第二、明善知識，亦六：一、為王說法；二、王聞法歡喜捨財供養。化成大臺下，第三、佛現神力，表王行因得成佛相也。爾時王下，第四、王覩相歡喜自發意求佛也。爾時佛下，第五、授記也。其王即時下，第六、敘王出家得益也。

即昇虗空白佛下，第二大段、王得益歎二善知識，即二：前、歎二菩薩；次、歎佛。嘆菩薩中，初、正嘆；二、佛述歎。述歎中，初、通嘆一切善知識，勸人種善根；大王！汝見此二子不下，次、發二子迹，別嘆善知識也。

爾時，大王下，第二、嘆佛，為四：初、嘆佛；爾時，王讚嘆佛；如是下，次、嘆教；於來前下，正嘆法；我爾下，第三、明服藥病差，生心自誓；第四、稱嘆竟，禮佛而退。次、會古今及得益，文易知也。