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title: "雜譬喻經 · 16"
description: "雜譬喻經是一部漢譯佛教經典，具體作者已不可考，相傳由古代印度佛教僧侶所集結。該經於東漢至魏晉時期傳入中國，並由多位譯師逐步譯出，是早期譬喻類佛經的重要代表。全經通過大量生動的寓言故事和譬喻，深入淺出地闡釋佛教因果、無常、修行等核心教義，旨在引導眾生覺悟。該經不僅具有極高的文學價值，其內容貼近生活、易於理解，在佛教通俗教化與義理傳播中佔有獨特地位，對漢傳佛教民間信仰與文化影響深遠。"
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### （一六）

> （一六）

昔有一國豐熟饒人，他國欲來取之，即興兵往。國中已知便大發兵，十五以上、六十已下盡當征行。時有一人為織㲲音𭪱公，年向六十，其婦端正，常輕慢夫主，聟每敬難丈夫事之。聟語婦言：「今應行，被勅自具兵仗及資糧器物。願時發遣。」婦與夫一五升器以用盛糧，織㲲杼木一枚——長丈一尺。婦言：「汝持是行鬪，無有餘物也，設令破是器、失是杼木，不復共汝作居家。」夫便辭去，不念當為軍所傷害，但畏二物差錯失於婦矣！道逢彼兵共鬪，軍不如即退，㲲公恐二物差錯則失婦意，眾人皆走，便舉執杼著頭上向賊而獨住。彼軍見之，謂呼：「勇猛！」不敢復進却退。於是國軍更得整陣，并力進戰即大得勝；彼軍不如，死散略盡。王大歡喜當賞有功，眾人白王：「織㲲者應與上功。」王因呼見，問其意故：「汝何緣獨得却大軍乎？」對曰：「實非武士，家婦見給從軍二物，設當失此二物者，婦則委去不成家居，是以分死欲成二物，因之却軍，實非勇健所致也！」王謂諸臣：「此人本雖畏婦，要濟國難，當與上功，即拜為臣，賜其寶貨、宅舍、婇女，其次於王，子孫承福世世相繫。」此世間示現因緣所得。佛借以為喻，婦與夫五升器、丈一尺杼木者，譬佛授弟子五戒十善也！屬夫言堅守二物不毀失者可得與吾共居也，此謂持法死死不犯者則得與佛俱昇道堂矣！既得當敵却軍復見封賞者，譬守戒人現世怨家橫對為之消滅，後世受福天堂自然者矣！

> 昔、ある国は豊かで人民も多く、他国がこれを奪おうと軍を送って攻めて来た。国中の者はこれを知り、大いに兵を集め、十五歳以上六十歳以下の者はすべて出征することとなった。 その時、一人の機織りの老人がいた。年は六十近くであったが、その妻は美しく、いつも夫を軽んじていた。それでも夫は妻を敬い、難しくも大切に扱っていた。夫は妻に言った。「今、出征しなければならない。武具や食料の準備を命じられたので、どうか早く整えてほしい。」すると妻は夫に、五升の器一つと、機織りの杼（ひ）一本——長さ一丈一尺——を渡して言った。「これを持って戦いに行きなさい。他に持たせるものはない。もしこの器を壊したり、この杼を失くしたりしたら、二度と夫婦としては暮らさないからね。」夫は別れを告げたが、戦場で傷つくことなど気にもせず、ただこの二つの品を無くして妻の機嫌を損ねることだけを恐れた。 道中、敵軍と出会い戦闘となったが、自軍は敗れて退却した。機織りの老人は、この二つの品を無くせば妻の心を失うことを恐れ、皆が逃げる中、杼を頭の上に掲げて独りで立ち向かった。敵軍はこれを見て、「あれは勇猛な戦士だ！」と叫び、それ以上進むことができずに退却した。こうして自軍は再び陣を立て直し、力を合わせて戦い、大勝利を収めた。敵軍は打ち負かされ、ほとんどが戦死した。 王は非常に喜び、功績のある者に褒美を与えようとした。人々は王に申し上げた。「機織りの老人に最高の功績を与えるべきです。」王は彼を呼び出し、その理由を尋ねた。「どのようにして、お前独りで大軍を退けたのか？」老人は答えた。「実は私は武士ではございません。家内が軍に持たせたこの二つの品を、もし失くせば妻は家を出て行き、もはや家庭は成り立たないと申しました。そこで、この二つの品を守り抜こうと必死になり、その結果、敵を退けることとなりました。決して私の勇気や力によるものではございません。」 王は家臣たちに言った。「この者は、もとは妻を恐れていたにせよ、国の難を救ったのだ。最高の功績を与えよ。」こうして彼は臣下に取り立てられ、宝物、邸宅、女官を賜り、王に次ぐ位となった。その子孫も代々福を受け継いだのである。 これは世の中に見られる因縁による結果である。仏はこれをたとえとして用いられた。妻が夫に五升の器と一丈一尺の杼を渡したのは、仏が弟子に五戒と十善を授けることに喩えられる。夫に「この二つのものを堅く守り、壊したり失くしたりしなければ、共に暮らしてやろう」と言ったのは、法を守って死んでも犯さない者は、仏と共に悟りの境地に至ることができるということを示している。また、敵を退けて褒美や位を得たのは、戒を守る者は現世において怨みや災いが消え去り、後の世には天界で自然に福報を受けるということを喩えているのである。