---
title: "雜譬喻經 · 29"
description: "雜譬喻經是一部漢譯佛教經典，具體作者已不可考，相傳由古代印度佛教僧侶所集結。該經於東漢至魏晉時期傳入中國，並由多位譯師逐步譯出，是早期譬喻類佛經的重要代表。全經通過大量生動的寓言故事和譬喻，深入淺出地闡釋佛教因果、無常、修行等核心教義，旨在引導眾生覺悟。該經不僅具有極高的文學價值，其內容貼近生活、易於理解，在佛教通俗教化與義理傳播中佔有獨特地位，對漢傳佛教民間信仰與文化影響深遠。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cmczljw4b0udojj04wrehdufq"
---

### （二九）

> （二九）

昔有長者子，新迎婦，甚相愛敬。夫語婦言：「卿入厨中取蒲桃酒來共飲之。」婦往開瓮，自見身影在此瓮中，謂更有女人，大恚。還語夫言：「汝自有婦藏著瓮中，復迎我為？」夫自入厨視之，開瓮見己身影，逆恚其婦，謂藏男子。二人更相忿恚，各自呼實。有一梵志與此長者子素情親厚，過與相，見夫婦鬪，問其所由。復往視之，亦見身影，恚恨長者：「自有親厚藏瓮中，而陽共鬪乎？」即便捨去。復有一比丘尼，長者所奉，聞其所諍如是，便往視，瓮中有比丘尼，亦恚捨去。須臾有道人亦往視之，知為是影耳，喟然歎曰：「世人愚惑，以空為實也！」呼婦共入視之。道人曰：「吾當為汝出瓮中人。」取一大石打壞瓮，酒盡，了無所有。二人意解，知定身影，各懷慚愧。比丘為說諸要法言，夫婦共得阿惟越致。佛以為喻：「見影鬪者，譬三界人，不識五陰、四大、苦、空、身三毒，生死不絕」。佛說是時，無數千人皆得無身之決也。

> 昔、ある長者の息子が新しく妻を迎え、とても仲睦まじく暮らしていました。ある時、夫が妻に言いました。「台所に行って、葡萄酒を取ってきてくれ。一緒に飲もう。」妻が台所に行き、甕を開けると、自分の姿が甕の中に映っていました。それを見た妻は「別の女がいる！」と大いに怒り、夫のところに戻って言いました。「あなたは既に女を甕の中に隠しているのに、なぜ私を迎えたのですか？」夫は自分で台所に行き、甕を開けて自分の姿を見ると、逆に妻を怒り、「男を隠している！」と言いました。二人は互いに腹を立て、それぞれが自分の言い分を主張しました。 そこに、この長者の息子と以前から親しい修行者が訪ねて来て、夫婦が争っているのを見て、理由を尋ねました。そして自ら甕を覗いてみると、そこに自分の姿が映っているのを見て、「この長者め、親しい友人を甕の中に隠しておいて、表面上は争っているふりをしているのか！」と怒って去って行きました。次に、長者が帰依していた比丘尼がこの争いを聞きつけてやって来ました。彼女も甕を覗き、中に比丘尼の姿を見て怒り、去って行きました。 しばらくして、一人の道人がやって来て同じように甕を覗きましたが、それが影であるとすぐに悟り、嘆息して言いました。「世の人々は愚かで惑わされ、虚ろなものを実体だと思い込む。」そして妻を呼び、共に甕を覗きに行きました。道人は言いました。「あなた方のために甕の中の人を取り出して見せましょう。」そして大きな石で甕を打ち壊すと、酒が流れ出て、中には何もありませんでした。夫婦はようやく理解し、それが自分の影であると知り、それぞれが恥じ入りました。 比丘は彼らに大切な教えを説き、夫婦は共に阿惟越致（不退転の境地）を得ました。 仏はこれを譬えとして言われました。「影を見て争うのは、三界の衆生が五陰・四大・苦・空・身の三毒を認識できず、生死の輪廻から逃れられないのと同じである。」仏がこの教えを説かれた時、数え切れないほどの人々が「無身」の悟りを得ました。