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title: "大薩遮尼乾子所說經 · 2 問疑品"
description: "大薩遮尼乾子所說經由元魏時期北印度僧人菩提留支翻譯。該經屬大乘佛教經典，記錄了尼乾子大薩遮與佛陀的對話，闡述菩薩行的核心教義，包括發菩提心、修六度萬行及如來藏思想。經文強調眾生本具佛性，並深入探討了菩薩如何於世間實踐慈悲與智慧。此經對漢傳佛教如來藏學說的發展具有重要影響，為研究南北朝時期佛教思想與實踐提供了關鍵文獻，在佛教哲學體系中佔有崇高地位。"
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### 大薩遮尼乾子所說經問疑品第二

> 第二品 疑問の章

爾時，聖者文殊師利法王子菩薩見諸無量大眾雲集，見佛、世尊現大勝妙希有之相，作是思惟：「今者世尊為何事故先現此相？我有疑事今應當問。何以故？如來、世尊處在百千萬福莊嚴師子妙座，威光殊特，照曜顯現，如是無量大眾集會，難可值遇。」作是念已，即從坐起，偏袒右肩，右膝著地，合掌向佛，即以偈頌讚歎如來而說偈言：

> その時、聖者文殊師利法王子（もんじゅしりほうおうじ）菩薩は、数え切れないほどの大衆が雲のように集まり、仏・世尊が素晴らしく稀有な相を示されているのをご覧になり、こう思われました。「今、世尊はどのような理由でこのような相を先に現されたのだろうか？私には疑問があるので、今こそお尋ねすべきであろう。なぜなら、如来・世尊は百千万の福徳で飾られた獅子の妙座に座し、その威光は特別に輝き、このように無量の大衆が集まるということは、めったに会うことのできない出来事だからである。」そう思われた後、ただちに座から立ち上がり、右の肩を露わにし、右の膝を地面につけ、合掌して仏に向かい、偈頌（げじゅ）をもって如来を讃嘆し、次のように偈を唱えられました。

「世尊十力雄， 天人諸世間，三界無與等， 何有能過者。譬如須彌王， 出大海小山，深固不傾動， 諸天蒙安隱；如來須彌王， 過聖生死海，諸功德住持， 安住不可動，功德須彌身， 顯出諸世間，一切依如來， 安隱住涅槃。譬如空無障， 滿月獨明照，一切星宿光， 隱沒不能現；如來十力淨， 智慧月明朗，神通弟子眾， 亦如星宿光。譬如日光輪， 照曜諸世間，除滅一切闇， 諸小光不現；如來智日輪， 照除世間闇，諸梵王等光， 隱沒不能現。譬如夜然火， 置在高山頂，以體明淨故， 十方闇皆見；如來大明火， 智慧山高顯，照煩惱闇界， 法性令開現。譬如師子王， 雄猛蓋諸獸，不現威怒相， 一切獸降伏；如來師子王， 無畏力具足，慈心諸外道， 自然皆降伏。譬如摩尼珠， 放光照世間，隨諸眾生願， 一切雨滿足；如來摩尼珠， 智慧幢照遠，能雨大法雨， 滿足眾生願。譬如轉輪王， 具足七寶福，遊諸四天下， 怨對生親友；如來轉輪王， 具足十力寶，攝諸四魔眾， 皆歸如來道。譬如帝釋王， 三十三天主，布正善法堂， 諸天歡喜受；如來天帝釋， 三界大法王，慈心觀諸趣， 坐涅槃法堂，興大慈悲雲， 雨甘露法雨，天人歡喜受， 修行無上道。」

> 「世尊の十力は雄々しく、 天や人、あらゆる世々において、 三界に並ぶものなく、 それを超える者などいない。 たとえれば、須弥山の王が、 大海より小高い山々を抜き出で、 深く固く、揺るぎなく立つことで、 諸々の天が平安を得るように、 如来という須弥山の王は、 聖者の生死の海を超え、 あらゆる功徳を支えとどめ、 安らかに、動くことなくおられる。 その功徳の須弥山のようなお姿は、 あらゆる世に輝き現れ、 すべてのものは如来に依りて、 安らかに涅槃に住むのである。 たとえば、障りのない虚空に、 満月がただ独り明るく照れば、 すべての星々の光は 隠れて現れないように、 如来の十力は清らかで、 智慧の月は明るくはっきりとし、 神通を備えた弟子たちも また、星々の光のようである。 たとえば、太陽の輪が あらゆる世を照らし出し、 すべての闇を除き滅ぼせば、 小さな光は現れないように、 如来の智慧という太陽の輪は、 世の闇を照らし除き、 梵天などの光々も 隠れて現れないのである。 たとえば、夜に灯りを 高い山の頂に置けば、 その体の清らかさゆえに、 十方の闇も見えるように、 如来という大いなる灯りの火は、 智慧の山に高く顕れて、 煩悩の暗い世界を照らし、 法の性質を開き現すのである。 たとえば、獅子の王は 雄々しく猛々しく、すべての獣を圧倒し、 威嚇の怒りの相を示さずとも、 すべての獣は従うように、 如来という獅子の王は、 恐れない力に満ち足りて、 慈しみの心で、すべての外道を 自然と降伏させるのである。 たとえば、摩尼の宝珠が 光を放って世を照らし、 さまざまな人々の願いに従い、 すべてを満たす雨を降らせるように、 如来という摩尼の宝珠は、 智慧という幢を遠く照らし、 大いなる法の雨を降らせて、 人々の願いを満たすのである。 たとえば、転輪聖王が 七つの宝の福徳を備え、 四つの天下を巡り遊べば、 敵対する者も親友となるように、 如来という転輪聖王は 十力を宝として備え、 四つの魔の群れをすべて摂めて、 皆を如来の道に向かわせるのである。 たとえば、帝釈天の王は 三十三天の主として、 善法堂に正しく座り、 諸天は喜んでその教えを受けるように、 如来という天帝は 三界における大いなる法の王として、 慈しみの心であらゆる生存を見渡し、 涅槃の法堂にお座りになって、 大きな慈悲の雲を起こし、 甘露の法の雨を降らせれば、 天も人も喜んでそれを受け、 無上の道を修行するのである。」

爾時聖者文殊師利法王子菩薩說諸偈頌讚歎佛已，合掌白佛言：「世尊！如來乃能為諸大眾說菩薩行方便境界奮迅法門，以聞此經，諸有信樂無上大乘善根眾生皆發阿耨多羅三藐三菩提心，及信小乘狹劣眾生亦發無上菩提之心，已發無上大心眾生而能增長菩提之念，諸狹劣行小見眾生能發大行，退道眾生而能進取大菩提道，以取菩提勝道眾生能入如來智慧莊嚴深密法中。」

> その時、聖者文殊師利法王子菩薩は、諸々の偈頌を唱えて仏を賛嘆し終えると、合掌して仏に申し上げた。「世尊よ、如来はこのように多くの大衆のために、菩薩の行における方便の境地と奮迅の法門をお説きになりました。この経を聞いて、無上の大乗を信じ喜ぶ善根ある者は皆、阿耨多羅三藐三菩提の心を起こしました。また、小乗を信じる狭い心の者たちも、無上の菩提心を発しました。すでに無上の大心を発した者たちは、その菩提の念をさらに増長させることができました。狭い見解にとらわれた小乗の者たちは、大いなる行いを起こすことができ、菩提の道から退いてしまった者たちも、再び大菩提の道へと進み取ることができました。菩提という勝れた道を得た者たちは、如来の智慧の荘厳なる深遠な教えの中に入ることができるのです。」

爾時世尊告文殊師利法王子菩薩言：「文殊師利！諸佛、如來、應、正遍知所有難信、難知、難覺、難識、難量、難入深密之法，一切天、人不知如來依何意說。文殊師利！如此甚深微妙之法，若有眾生行惡行者，不知此法、不識此法；諸破戒者，不知此法、不識此法；樂小行者，不信此法；破壞心者，不信此法；為惡知識所攝持者，不入此法；諸善知識所不攝者，不入此法；不為諸佛住持眾生，不聞此法——除諸如來加力持者，能聞此法、能信此法，無有是處。」

> その時、世尊は文殊師利法王子菩薩に告げられました。 「文殊師利よ、諸々の仏・如来・応供・正遍知がお説きになる、信じ難く、知り難く、覚り難く、識り難く、量り難く、入り難い深遠なる秘密の法がある。一切の天や人は、如来がどのような意図で説かれたのかを知ることができない。 文殊師利よ、このように甚深で微妙な法について、もしも悪行をなす众生があれば、この法を知らず、この法を識らない。さまざまな戒を破る者も、この法を知らず、この法を識らない。小さな行いを喜ぶ者は、この法を信じない。心が壊れた者は、この法を信じない。悪友に取り巻かれている者は、この法に入れない。善知識に導かれていない者も、この法に入れない。諸仏に護持されていない众生は、この法を聞くことができない。 もし如来の加護の力によって支えられた者でなければ、この法を聞き、この法を信じることなど、ありえないのである。」

爾時世尊重宣此義而說偈言：

> その時、世尊はこの教えを再び述べ、次の詩句で説かれました。

「美妙聲法子， 能問我此事，汝今至心聽， 我當為汝說。眾生無明覆， 唯有信小心，聞此大乘法， 不信故不說。若於無量世， 過去諸佛所，修行諸善行， 善根具成熟，如是諸眾生， 常被如來加，聞說生歡喜， 乃能諦信受。若為惡知識， 毒蛇之所螫，離於善知識， 不聞甘露法，於諸勝法中， 起於放逸心，墮大邪見坑， 聞說不生信。眾生心狹劣， 不堪受大法，聞退生不信， 起於誹謗心，長夜墮惡道， 永不聞佛法，為彼起悲心， 故我不速說。」

> 「素晴らしい法の声をもつ者よ、 あなたがこのことを私に問うてくれました。 今こそ心を込めて聞いてください。 私があなたのために説き明かしましょう。 人々は無明に覆われ、 ただ小さな信心しか持っていません。 この大乗の教えを聞いても、 信じないので、説くことができません。 もしも数えきれないほどの世の中、 過去に仏の下で、 様々な善い行いを修行し、 善根が十分に成熟したなら、 そうした人々は、常に如来の加護を受け、 説法を聞いて喜びを生じ、 ようやく深く信じて受け入れます。 もしも悪い知識に、 毒蛇に噛まれるように害され、 善い知識から離れ、 甘露の法を聞くことがなく、 あらゆる素晴らしい教えに対して、 怠る心を起こし、 大きな邪見の落とし穴に落ちると、 説法を聞いても信じることがありません。 人の心は狭く劣っており、 大いなる教えを受け入れることができません。 聞いても退いてしまい信じることができず、 誹謗の心を起こし、 長い夜の間、悪道に落ち、 永遠に仏法を聞くことができません。 その人たちのために慈悲の心を起こしたからこそ、 私はすぐに説かなかったのです。」

爾時聖者文殊師利法王子菩薩白佛言：「世尊！此會大眾皆善清淨，善行諸行，善能供養諸佛、如來，善能將護諸善知識，善能修集清淨信眼，善入大智信諸境界，善具清淨深心、直心。此會大眾一切善能觀諸境界，能知此法、能識此法。善哉，世尊！唯願為我及時會大眾樂聞之心善說此法。」而說偈言：

> その時、聖者文殊師利法王子菩薩が仏に申し上げた。「世尊よ、この会の大衆はみなよく清らかであり、よく諸々の行いを実践し、よく諸仏・如来を供養し、よく諸々の善知識を護り導き、よく清らかな信の眼を修め集め、よく大いなる智慧に入り諸々の境界を信じ、よく清らかな深い心と直心を備えております。この会の大衆は、みなよく諸々の境界を観察し、この法を知り、この法を識ることができます。どうか、世尊よ、私と、今この会の大衆が法を聴聞したいと願う心のままに、この法をよくお説きください。」そして、偈を唱えた。

「此會諸眾生， 已於無量劫，一切諸佛所， 種善根滿足。如是眾生等， 能入佛境界，為滿法器故， 願佛今速說。一切皆瞻仰， 天人師面門，恭敬合掌觀， 渴仰目不捨。願世尊愍此， 渴仰眾生心，雨大妙法雨， 令生善法牙。我今請如來， 無上大法王，願開甘露門， 轉最勝法輪。是諸眾生等， 若聞佛所說，能行無上道， 究竟涅槃法。」

> この会に集うすべての衆生は、すでに無量の劫（長い時間）のあいだ、 あらゆる仏のもとで善根を満たしてきました。 このような衆生たちは、仏の境地に入ることができ、 法の器を満たすために、どうか仏よ、今すみやかに説いてください。 すべての人々は天人の師である仏のお顔を仰ぎ見て、 敬いの気持ちで手を合わせ、目を離さずに渇望しています。 どうか世尊よ、この渇望する衆生の心を哀れみ、 大いなる妙法の雨を降らせ、善い法の芽を生えさせてください。 私は今、如来である無上の大法王にお願いします。 どうか甘露の門を開き、最も勝れた法輪を転じてください。 これらの衆生たちは、もし仏の説法を聞けば、 無上の道を歩み、究極の涅槃の法を成就することができるでしょう。」