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title: "大薩遮尼乾子所說經 · 之三"
description: "大薩遮尼乾子所說經由元魏時期北印度僧人菩提留支翻譯。該經屬大乘佛教經典，記錄了尼乾子大薩遮與佛陀的對話，闡述菩薩行的核心教義，包括發菩提心、修六度萬行及如來藏思想。經文強調眾生本具佛性，並深入探討了菩薩如何於世間實踐慈悲與智慧。此經對漢傳佛教如來藏學說的發展具有重要影響，為研究南北朝時期佛教思想與實踐提供了關鍵文獻，在佛教哲學體系中佔有崇高地位。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cmdzqdqyc0175ih04wen1ki45"
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## 大薩遮尼乾子所說經卷第五

> 大薩遮尼乾子所説経　巻第五

元魏天竺三藏菩提留支譯

> 元魏天竺三藏菩提留支訳

### 王論品第五之三

> 王論品 第五の三

王言：「大師！如是不放逸行法行王成就幾法，得名行法行王？」

> 王が言いました。「大師よ、そのように慎み深く努める法行王は、どのような徳を成就したときに『法行王』と呼ばれるのでしょうか。」

答言：「大王！成就十法，而得名為行法行王。何等為十？一者、自性成就；二者、眷屬有禮；三者、智慧成就；四者、常勤精進；五者、尊重法；六者、猛利；七者、恩厚；八者、善解世間所行法；九者、能忍諸苦；十者、不取顛倒法。

> 答えて言う。「大王、十の法を成就するからこそ、法に従って行う王と呼ばれるのです。その十とは何か。第一に、自らの性質が円満であること。第二に、家来たちが礼儀正しいこと。第三に、智慧が優れていること。第四に、常に努力を怠らないこと。第五に、教えを尊重すること。第六に、行動が力強いこと。第七に、情け深いこと。第八に、世の中の道理をよく理解していること。第九に、様々な苦しみに耐えられること。第十に、間違った考え方に惑わされないこと、です。」

「大王當知！自性成就王者，有於二種功德成就：一者、王子、大臣、長者、居士、城邑聚落所有人民，皆愛重王；二者、無諸一切疾病。

> 「大王よ、お聞きください。自らの本性を成就した王者には、二つの功徳が備わっています。 一つには、王子や大臣、長者、居士、町や村の人々すべてが王を敬い慕うこと。 二つには、あらゆる病気にかかることがないこと。」

「大王當知！眷屬有禮王者，亦有二種功德成就：一者、於王所作事中，即各競辦，不須王憂；二者、謹慎不犯王法。

> 大王よ、知るがよい。家臣たちが礼儀をわきまえている王者には、二つの功徳が成就する。第一に、王の命じた事柄を、それぞれが進んで成し遂げ、王を煩わせることがない。第二に、慎重であり、王の法を犯すことがない。

「大王當知！智慧成就王者，亦有二種功德成就：一者、善知方便，依法善護眾生；二者、於欲所作之事自智能知，不依他作。

> 大王よ、知るがよい。智慧をそなえた王者には、二つの功徳が備わっている。第一は、巧みな方便を知り、法に従ってよく民を守ること。第二は、なすべきことを自らの智慧で見極め、他人に頼らず行動すること。

「大王當知！常勤精進王者，亦有二種功德成就：一者、一切庫藏滿足；二者、無諸一切怨賊，歡喜安住。

> 大王よ、知るがよい。常に精進する王者には、二つの功徳が成就する。第一は、すべての蔵が満ち足りること。第二は、怨みや賊といったあらゆる敵がなく、安らかに喜び住すことである。

「大王當知！尊重法王者，亦有二種功德成就：一者、常行一切善法無有休息；二者、能化惡行眾生。

> 大王よ、知るがよい。法を尊ぶ王には、二つの功徳の成就がある。第一に、常に一切の善を行い、決して休むことがないこと。第二に、悪行の衆生を教化することができること。

「大王當知！猛利王者，亦有二種功德成就：一者、於心所欲求事速能滿足；二者、發心所欲作事，不久思惟即成如法。

> 「大王よ、知るべきです。猛利の王にもまた、二種の功徳の成就があります。一つは、心に望む事柄を速やかに満たすことができること。二つは、心に発した行おうとすることを、長く考えずとも、ただちに如法（正しい道筋）に成し遂げることです。」

「大王當知！恩厚王者，亦有二種功德成就：一者、所有眷屬樂王；二者、大臣、一切人民皆信重王。

> 大王よ、知るがよい。慈愛深き王にもまた、二つの功徳が備わっている。第一に、すべての家来たちが王を慕うこと。第二に、大臣やすべての民が王を敬い信頼することである。

「大王當知！善解世間所行法王者，亦有二種功德成就：一者、能知惡行眾生、善行眾生；二者、王應民邊得物不令有失。

> 「大王よ、お聞きください。世の中の行き方をよく知っている為政者にも、二つの立派な徳があるのです。第一は、悪い行いをする者と善い行いをする者を見分けられること。第二は、民から得た物を無駄にしないことです。」

「大王當知！能忍諸苦王者，亦有二種功德成就：一者、於王所欲行事能滿成就；二者、不畏諸苦惱事。

> 「大王、お聞きください。苦しみに耐えることのできる王者には、二つの功徳が備わっています。第一に、王の望むことを成し遂げられること。第二に、苦しいことに直面しても恐れないことです。」

「大王當知！不取顛倒法王者，亦有二種功德成就：一者、自能進趣勝道；二者、常不離善知識。

> 大王よ、知るがよい。倒錯した見解に囚われない法の王にも、二つの功徳の成就がある。第一は、自らすぐれた道へ進むことができること。第二は、常に善き知識から離れないことである。

「大王當知！成就如是十種功德者，名為成就行法行王。」

> 「大王、次のような十の功徳を成就する者を『行法行王（法に従って行動する王）』と呼びます。」

王言：「大師！成就如是十種功德，而得名為行法行王者，若其國內有逆賊主，具四種兵，與法行王鬪諍國土，及外國王來相侵奪，欲與大鬪，集四部兵一切現前，行法行王云何與彼而共鬪戰？」

> 王が問うた。「大師よ、この十の功徳を成就して『法を行ずる王』と呼ばれる者がいるとします。もしその国に、四種の兵を備えた反逆の賊を主とする者が現れ、法を行ずる王と国土を争い、また外国の王が攻め入って奪い取ろうとし、大戦を企て、四部の兵を集めて全て目前に迫ったならば、法を行ずる王は、どのように彼らと戦うべきなのでしょうか。」

答言：「大王！行法行王當應思惟，於三時中出三方便，入陣鬪戰。何等三時？謂初入時、中入時、後入時。大王當知！初欲入時作方便者，行法行王若見逆王，爾時復作三種思惟：一者、思惟此返逆王所有兵馬為與我等，為當勝我？若與我等共鬪戰者，俱損無益；若其勝我，彼活我死。如是念已，應覓逆王所有親友及善知識，當令和解滅此鬪諍。二者、行法行王，見彼逆王與己平等及勝己力者，心自思惟，不應與戰，當與其物求滅鬪諍。三者、若見逆王多有士眾、眷屬、朋黨、象馬車步四兵力勝，行法行王士眾雖少，能以方便現大勇健難敵之相，令彼逆王生驚畏心以滅鬪諍，如是名為於初時中思惟三種方便之用。

> 王はお答えになりました。「大王よ、法に従って統治を行う王は、よくよく考えるべきです。三つの時に応じて三つの方便を用いて、戦陣に入り戦うのです。その三つの時とは、初めに入る時、中ほどに入る時、後に入る時です。大王、知るべきです。初めに入ろうとする時に方便を用いるとは、法に従う王が反逆の王を目にしたなら、その時にさらに三つのことを考えます。第一に、この反逆の王の兵馬が、自分と同等であるか、あるいは自分に勝るかを考えます。もし自分と同等であれば、共に戦えば双方に損害があって利益はありません。もし自分より勝るならば、彼が生きて私が死ぬことになります。このように考えたならば、反逆の王の親しい友人や善き指導者を探し出し、彼らに和解させてこの争いを収めるべきです。第二に、法に従う王は、反逆の王が自分と同等か、あるいは自分より力が勝っていると見たならば、心の中で戦うべきではないと考え、品物を与えて争いを収めるよう求めるべきです。第三に、もし反逆の王に多くの兵士、一族、仲間、象・馬・車・歩兵の四つの兵種の力が勝っているのを見て、法に従う王は自らの兵士は少ないけれども、方便を用いて大きく勇敢で敵し難い様子を示し、反逆の王に驚き恐れる心を生じさせて争いを収めることができます。これを、初めの時において三つの方便を用いることと言います。」

「大王當知！若以親友與物驚怖，如此三事，不能滅彼鬪諍事者，行法行王爾時復起三種思惟入陣鬪戰。何等三種：一者、思惟此返逆王無慈悲心，自殺眾生，餘人殺者亦不遮護，我今不令如此相殺，此是初心護諸眾生。二者、思惟當以方便降伏逆王，士、馬、兵眾不與鬪戰。三者、思惟當以方便活繫、縛取不作殺害。生此三種慈悲心已，然後莊嚴四種兵眾，分布士馬唱說號令，簡選兵眾分作三品，於上品中有上、中、下，以上品中下勇猛者列在於前，次列第二中品健者，次列上品最健兵馬分在兩廂，令護步眾不生畏心。行法行王處在軍中，與最上品象馬車步猛健眾俱，如是入鬪。何以故？有五種事能令大軍競進不退。何等為五？一者、慚愧王；二者、畏王；三者、取王意；四者、令眾背後無畏；五者、令念報國王恩，如力如分，不生退轉，能勇戰鬪。大王當知！行法行王設是方便入陣鬪戰，爾時雖復殺害眾生，而彼王得輕微少罪，非決定受，懺悔能滅。何以故？彼法行王為欲入戰，先生三種慈悲心故，雖作此惡得罪輕微，非決定受。

> 大王、お聞きください。もし親しい者や物を与えること、あるいは脅かすことによっても、その三つの方法で争いを鎮めることができないならば、法に従って統治する王（行法行王）は、そのときさらに三つの思いを起こして戦いに臨みます。その三つとは何か。 第一に、「この反逆の王には慈悲の心がなく、自ら殺生し、他人が殺すのを防ぐこともない。私はこのような殺し合いをさせてはならない」と考える。これが、最初に衆生を守ろうとする心である。 第二に、「方便を用いて逆王を降伏させ、兵士や馬、軍勢と戦うことなく収めよう」と考える。 第三に、「方便を用いて、殺さずに生きたまま縛り捕らえよう」と考える。 この三つの慈悲の心を起こした後に、四種の兵（象・馬・車・歩兵）を整え、配置を決め号令を発し、兵を三つの等級に分ける。そして上等の軍の中のさらに下位の勇猛な者を先陣に立て、続いて中位の強い者を置き、最上位の最も強い軍馬を両脇に配し、歩兵が恐れを抱かないようにする。 行法行王は自ら軍中にあって、最上級の象・馬・車・歩兵の猛き者たちと共に、かくして戦いに臨む。なぜか。五つの事柄が大軍を奮い進ませ退かせないからである。その五つとは、第一に王を恥じること、第二に王を畏れること、第三に王の意をくむこと、第四に背後に不安がないようにさせること、第五に王の恩に報いようと心に念じ、力の限り分に応じて退くことなく勇んで戦うことである。 大王、お聞きください。行法行王はこのような方便をもって戦いに臨む。そのとき、たとえ衆生を殺すことがあっても、その王の罪はごく軽微であり、必ず受けねばならない罪ではなく、懺悔によって滅することができる。なぜか。その法に従う王は戦いに臨むに先立ち、三種の慈悲の心を起こしているからである。このような理由により、悪を犯しても罪は軽く、必ず受けるべき定まった罪とはならないのである。

「大王當知！彼法行王為令眾生，為護沙門、護沙門法，為護妻子、族姓、知識，能捨自身及資生物，作如是業，因此事故，彼法行王得無量福。大王當知！若為護國、養活人民，興兵鬪戰，彼時國王應當先發如上三心，勅令主將一依王教，如是鬪者有福無罪。」

> 「王よ、知るがよい。その正しい法に従って治める王は、生きとし生けるもののため、沙門を守り、沙門の教えを守るため、妻や子、一族や友人を守るため、自らの身命や財産をも惜しまず施し行う。その行いにより、正法の王は限りない福徳を得るのである。 また、王よ、知るがよい。もし国を守り、民を養うために戦を起こすならば、その時、王はまず先に、先に述べた三つの心を起こし、将軍に王の命令通りに従うよう命じなければならない。このように戦う者は、福徳を得て罪とはならないのである。」

王言：「大師！行法行王生幾種心，常能如是護諸眾生？」

> 王が問うた。「大師よ！法の行いを行う王は、どのような心をいくつか持ち、常にこのように眾生を護ることができるのですか？」

答言：「大王！行法行王於諸眾生生八種心。何等八種？一者、念諸一切眾生如念子想；二者、念於惡行眾生如病子想；三者、常念受苦眾生生大慈心；四者、念受勝樂眾生生歡喜心；五者、念於怨家眾生生護過想；六者、能於親友眾生生覆護想；七者、能於資生之中生如藥想；八者、能於自身生無我想。

> 答えよう。「大王よ。法の道を行う王は、あらゆる生きとし生けるものに対して八つの心を起こします。その八つとは何か。第一に、全ての生きとし生けるものを、わが子を思うように思う心。第二に、悪しき行いをする生きとし生けるものを、病む子のように思う心。第三に、常に苦しみを受ける生きとし生けるものを思い、大いなる慈しみの心を起こすこと。第四に、優れた楽を受ける生きとし生けるものを思い、歓喜の心を起こすこと。第五に、怨みある生きとし生けるものに対して、その過ちを包み隠そうと思う心。第六に、親しい友である生きとし生けるものを、しっかり守ろうと思う心。第七に、生活のための財物を、薬のように思う心。第八に、自分の身体に対して、私というものがないと観じる心。これら八つであります。」

「大王當知！念諸眾生如念子想者，起二種心：一者、能如父母念子遮護諸惡；二者、常於一切眾生不捨慈心。

> 「大王、知るべきです。すべての衆生を子を思うように想うとは、二つの心を起こすことです。第一に、父母が子を思って諸々の悪から守るようにできること。第二に、常にあらゆる衆生に対して慈しみの心を捨てないことです。」

「大王當知！念惡行眾生如病子想者，起二種心：一者、能忍如世病人罵諸良師，良師不生瞋恨之心；二者、為斷一切過失行如是心。

> 「大王、知るべきです。悪しき行いを為す衆生を病にある子のように思うことには、二つの心が生じます。一つには、世間の病人が良き医師を罵っても、その医師が怒りの心を起こさないように耐えること。二つには、全ての過ちを断ち切るために、そのような心を持つこと。」

「大王當知！念受苦眾生生大慈心者，起二種心：一者、能於諸急難中救免其苦；二者、能與勝安隱樂。

> 「大王よ、知るがよい。苦しむ生きとし生けるものに対して大いなる慈しみの心を起こす者は、二つの心を生じる。第一には、さまざまな危急の難からその苦しみを救い除くこと。第二には、優れた安らぎの楽しみを与えることである。」

「大王當知！於受樂眾生生歡喜心者，起二種心：一者、能於他財物中、他資生中不生貪心；二者、於他富貴勝樂不生嫉心。

> 王よ、知るがよい。楽を受ける者に対して喜びの心を起こすと、二つの心が生じる。一つは、他人の財物や生活の糧に対して貪りの心を起こさないこと。二つは、他人の富貴や優れた楽しみに対して嫉みの心を起こさないこと。

「大王當知！於怨家眾生生護過想者，起二種心：一者、常念斷彼過因遠離怨家；二者、能於怨家眾生生親友心，何況其餘非怨家者。

> 大王よ、知るがよい。 怨みを抱く者に対して「相手の過ちを守ろう」という考えを起こす者には、二つの心が生じる。 一つには、常にその過ちの原因を断ち切り、怨みの者から遠ざかろうとすること。 二つには、怨みを抱く者に対してすらも親しい友のように思う心が生まれることである。 ましてや、怨みではない他の者たちについては、なおさらのことである。

「大王當知！於親友眾生生覆護想者，起二種心：一者、念令親友堅固；二者、念令一切眾生不生怨憎。

> 大王よ、知るがよい。 親しい者たちを覆い守ろうと思う心には、二つの心が生まれる。 一つは、親しい者たちが確かに結ばれるように願う心。 もう一つは、すべての生きとし生けるものに、怨みや憎しみが起こらぬようにと願う心である。

「大王當知！於資生中生藥想者，起二種心：一者、有欲不行邪婬；二者、能於色香味中隨世受用不生貪著。

> 大王、お聞きください。 暮らしの中で「薬」という考え方を育む時、心には二つの働きが生じます。 第一に、欲望があっても、邪な行いをしないこと。 第二に、色や香り、味などの感覚的なものに対しても、世の中に従ってこれを受け入れ使いながらも、それに執着しないことです。

「大王當知！於自身中無我想者，起二種心：一者、往詣沙門大智人邊問法；二者、聞法如說修行。

> 「大王よ、知るがよい。この身体のうちに「我」という実体はないと知ると、二つの心が生じる。一つは、智慧ある修行者のもとへ行き、教えを問う心。二つは、教えを聞き、その通りに修行する心である。」

「大王當知！行法行王常念思惟如是八法故，不求資生，而世間人自然奉獻珍奇異物國內無者，庫藏盈溢；而諸世間非法惡王，鞭打百姓逼惱索者，了無其一。大王當知！行法行王行此八法者，於所作業，歲時日月、星宿、節朔常與吉會。一切非人、諸惡邪鬼欲覓其便，無能得者。於其國內風雨以時，五穀豐熟，人民飽足無飢渴想，一切諸虫、雀鼠、龍雹能與世間作無利者，悉皆息滅。若有怨賊在其國內，一切即依自業罪過受諸苦惱，依自業盡、依自業滅。

> 大王、お聞きください。正しい法に従って統治する王は、常にこの八つの教えを心に留め、思いを巡らせています。そのため、自ら財産を求めなくても、世の人々は自然と珍しい宝や国内にない品々を献上し、宝物庫は溢れかえります。ところが、世の悪しき王は、民を鞭打ち、苦しめて無理に財物を奪い求めても、そのような品々はただの一つも手に入れることはできません。 大王、お聞きください。正しい法に従って統治する王がこの八つの教えを実践すれば、その王の行う事柄は、季節や年月、日々、星宿、節句など常に良い巡り合わせに恵まれます。また、すべての人ならざるものや、邪悪な鬼たちが隙を狙っても、決して害を加えることはできません。その国内では、風雨が適時に訪れ、五穀は豊かに実り、人々は満ち足りて飢えや渇きの思いを持つことがありません。世の中に害をもたらす虫や雀、鼠、龍や雹なども、すべて消え去ります。もし国内に怨みを持つ賊が現れても、その者たちは自らの悪業の報いによって苦しみを受け、自らの業が尽きることで苦しみも尽き、自らの業が滅びることで苦しみも滅び去るのです。

「大王當知！行法行王若能如是護諸眾生、護器世間者，不負一切世間眾生、諸善行人、智慧人、聖人，一切眾生無能呵責者。何以故？無罪過故。大王當知！如是善行王若命終時，當生天上，受彼諸天妙境界樂。」而說偈言：

「重法不放逸， 常念利眾生，眷屬有禮法， 善能知他行，自身常清淨， 離諸無益業，彼王勝世間， 名行法行王。貌重言常和， 於善勤精進，善能知世間， 一切諸伎藝。以常不懈怠， 方便護世間，眾生得安樂， 無有苦惱者。常樂利益他， 將護一切心，出口說愛語， 安隱決定言。知過有功德， 知勝知不如，如是王能共， 眾生受安樂。於他平等心， 能捨物解義，諸臣及眷屬， 一切愛樂王。具足善眾集， 常有大勢力，如是正法王， 能久住王位。慈心離殺生， 布施斷偷盜，正欲防邪婬， 實言止妄語，和合除兩舌， 軟語遮惡口，正說治綺語， 淨命對飲酒，淨心捨三毒， 受妙天王位，大王應當知， 常善護諸戒。」

> 「仏法を重んじ、怠らず、常に衆生の利益を思い、 家来や家族には礼儀作法があり、人の心の動きをよく理解する。 自らは常に清らかで、無意味な行いから遠ざかる。 そのような王は、世の中において優れており、正しい法を行う王と呼ばれる。 威厳ある姿で言葉は常に穏やか、善い行いに努め怠らず、 世の中のあらゆる技芸に精通している。 常に怠ることなく、巧みに世の中を守り、 人々は安らぎと喜びを得て、苦しむ者はいない。 常に他者を利することを喜び、すべての人の心を大切に扱い、 口に出しては愛のある言葉を話し、安心で確かなことを語る。 過ちと功徳を知り、優れたものと劣るものを見分ける。 このような王であれば、ともに人々と安らぎを享受できる。 全てに対して平等な心を持ち、物惜しみせず物事の道理を解し、 家来や家族は皆、王を敬い愛する。 優れた善い行いを集め、常に大きな力を持つ。 このような正しい法の王は、長く王位に留まることができる。 慈しみの心で殺生を遠ざけ、施しによって盗みを断ち、 正しい欲望で邪な淫らを防ぎ、真実の言葉で虚偽の言葉を止め、 和を尊び仲違いを除き、柔和な言葉で悪口を遮り、 正しい教えで無駄話を治め、清らかな暮らしで飲酒に対抗し、 清らかな心で三毒を捨てれば、素晴らしい天の王位を得る。 大王はよく知るべきだ。常に善なる戒めをよく守りなさい。」